嘘です。
注意事項については次回から表示しません。
智花「あ、転校生さん、戻って来られたんですね!えっと...夏海ちゃんは?」
一馬「まだ風紀委員室に居ます。」
怜「委員長は厳しいからな...本当にすまない...」
鳴子「いや、神凪君は悪くないさ、正直なのはいいことだし、何よりその状況を作り出したのは夏海本人さ。」
一馬「南さんに神凪さんは岸田さんを待っているんですか?」
怜「そんなところだ、私にも非はあるからな、多少なりとも力を貸そうと思ってな。」
智花「私も手伝わないとですね!」
鳴子「夏海に良くしてくれるのは嬉しいけど無理しないでくれよ。」
無理はするつもりはないけど本気で朝とかに終わったらどうしようと今更後悔をしてしまった。
どちらにせよ帰り道が分からないから...ね?
夏海「ただいまっ!」
鳴子「思ったより早かったね。」
怜「すまない、巻き込んでしまって...」
智花「私達も夏海ちゃんを手伝うから頑張りましょう!」
夏海「あ、ありがとう...その、転校生も。」
鳴子「美しい友情もいいが夏海が記事を提出してくれないとボクも帰れないんだ。」
この人意地悪好きだなぁ...
夏海「すぐ終わらせます!転校生!購買部であんぱんと牛乳買ってきて!」
一馬「パシリ!?」
現実は酷だった。
というか購買部って何処だろう?
鳴子「教室を出て右奥に案内の全体図があるからそれを見て行くといいよ。MOMOYAってところだ、アルファベットで表記されているよ。」
この人はエスパーか何かなのだろうか。
一馬「分かりました。」
とりあえず案内のお陰で道はわかったけどそういえばお金貰ってない...
まぁ、別にいいかな。
?「いらっしゃいませー!」
購買部に行くと学生服を着た女の子が出てきた。
この学校にアルバイトがあるのだろうか。
一馬「あんパンと牛乳下さい。」
?「はい!と言うことは岸田さんのお使いですか?」
パシリの事だろうか。
一馬「はい。」
?「遅くまでお疲れ様です、そういえば貴方見ない方ですね、と言うことは転校生さんですか?」
一馬「はい、今日転校してきた高宮一馬です。」
?「私は桃世ももと申します、宜しくお願いします。」
一馬「桃世さんはアルバイトしているんですか?」
もも「はい、この他にも。」
この人の方がお疲れなのではないのだろうか。
一馬「凄いですね、相当頑張っているみたいで。」
もも「自分の為でもあり、誰かの役に立っているんだって思うと頑張れるんです!...所で届けてあげないと不味いんじゃないですか?」
一馬「そうでした、仕事中すみません。」
もも「いえ、またお越し下さいませ。」
-報道部部室-
一馬「岸田さん買って来たよー。」
怜「ま、待て夏海!これは私達風紀委員が...」
夏海「ふふん、卸さないっていうつもりね!残念だけどネタはもう挙がってんのよ!」
良く聞く悪役台詞を吐いていた。
智花「これは怜ちゃんが可哀想だよ。」
怜「ありがとう智花。と言うことだ、まだ広まらない内に...」
夏海「もう遅いわ!部長!」
鳴子「ボツ。」
夏海「そんな!見てすらないのに!」
鳴子「少しだが聞かせてもらったが、余りにも無理がありすぎる。面白いけど没。」
夏海「orz」
結構ショックを受けている。
何これ?風紀委員長逢い引き?
これさっき尋問を受けていた風紀委員室での出来事じゃないか。
随分と話を盛って書くんだなぁ...
怜「!て、転校生...その違うのだ風紀委員長はそういう人じゃないぞ?」
まぁ、知ってますが。
智花「早かったですね。」
一馬「混んでいなかったからかな。はい、これ。」
夏海「うぅ...ありがと...ならばもう転校生について書くしかないわ。」
一馬「僕は構わないけど。」
鳴子「そういう事なら耳寄り情報があるよ、先程宍戸君の研究所にお邪魔したんだ。そうしたら彼女は転校生君の体質を記事にしてくれと言っていたよ。」
智花「先程居なくなったのはその為だったんですね。」
鳴子「それと資料も貰ったよ。恐らくこれだけみればわかるだろう。」
夏海「!これは!?転校生が受けた診断結果!?」
智花「計測不能...」
怜「成る程、とてつもない魔力の持ち主という訳か。」
そこには見覚えのある白紙があった。
智花「でも何でこれが機密なんですか?」
怜「考えてみろ、魔力が無限に近いと言うことは私達と違って即戦力だ。そして、そんな例は今までなかったしな。踏み留まるのも無理はないだろう。」
鳴子「正直ボクも目を疑ったよ。」
夏海「これはいいネタ書けそうだわ!」
智花「凄いです!転校生さん!」
怜「当に期待の新人ってことだな。」
そう言われると照れ臭い。
夏海「部長!出来ました!」
鳴子「うん、これなら大丈夫だ。お疲れ、皆。」
智花「良かったね、夏海ちゃん!」
怜「お疲れ。」
一馬「お疲れ様。」
夏海「ありがとう、智花、怜、転校生。」
鳴子「この記事は明日学園に掲載される。転校生君...いや高宮君。君はこれで注目されると共に何時か危険に晒される可能性もある。気を付けなよ。」
遊佐さんが不吉な事を言い出した。僕にだけ聞こえる位で。
一馬「?」
しかし僕には理解出来なかった。
夏海「学生寮の場所が分からない?いいわよ、それくらい。」
話せば快く承諾してくれた。
怜「それで戻って来たって...遅くまですまなかったな。」
智花「初日から大変でしたね。」
夏海「まぁ、あたしとしては嬉しかったけどね。」
一馬「ごめん...」
夏海「何で謝るのよ、むしろ此方が謝りたい位だわ。」
智花「着きました、此処です。」
一馬「ありがとう。」
怜「それじゃあまた明日。」
一馬「うん。」
夏海「助かったわ。」
3人に別れを告げて部屋に戻ると急に脱力感にみまわれた。
一馬「しかし、生活空間もよく整ってあるんだなぁ。」
ベッドからキッチン、風呂まで完備されている。
あらかた片付けて明日に備えて寝るとしよう。
ん?玄関に何か挟まっている?
そこには紙切れにこう書いてあった。
『アンタがさっき報道部で魔力云々を話してた転校生ね!私は守谷月詠!アンタに決闘を申し込むわ!これを見たらこの連絡先に都合のいい日を連絡して!逃げるなんて無しだからね!』
どうしよう、見なかった事にするのは簡単だけど連絡先まで丁寧に書いてあるから変に捨てれない。
しかも名乗っているものの相手が誰だか分からない。名前から察するに女性なのだろうが何故こうなっているんだろう。
しかも、内容は果たし状。まだ僕戦えないんだけど。
とりあえずこの人には明日会って説明しよう。
『分かりました、明日でどうですか?』っと...
すぐ返信があった。
月詠『言ったわね!それじゃあ明日コロシアムで待っているわ!』
...コロシアムって何処?
To be continued ...
後1話程一馬君の1日は残っています。
やっと長かった1日が終わります。