幸せになる番(ごちうさ×Charlotte)   作:森永文太郎

25 / 49
第21話、密着!有宇くんの一日

青山さんが店に姿を現してからしばらく経ったある日のこと。

 

「じゃあ僕は上がるから」

 

ココア達が全員来たので、有宇がバイトから上がる。

 

「お疲れ〜」

 

「お疲れ様です」

 

「あぁ、お疲れ」

 

そして有宇が階段に登っていくのを見計らって、ココアはテスト期間の時に青山さんと立てた計画をリゼに話す。

 

「それで有宇を尾行するんだっけか?」

 

「そうだよ。リゼちゃん得意でしょ?」

 

「まぁな。それにあいつはなかなか手ごわそうだし面白そうだな」

 

すっかりノリノリになっている二人をチノが牽制する。

 

「あの、お二人ともやめといたほうがいいですよ。お兄さん、絶対怒りますよ」

 

「大丈夫だよチノちゃん!それにいざとなったら二人の分まで私がほっぺ引っ張られてあげるから!」

 

「ココア、そこまでの覚悟が……!いいだろう、お前に付き合ってやる。それで、実行はいつにする?」

 

「えっとね、有宇くんが出かけないとわからないから……」

 

「何話してんだ?」

 

ビクッ!×3

 

ココアが言いかけたところで、有宇がいつの間にか下に降りてきていたようだ。

 

「な、何でもないよ。それより有宇くんどうしたの?」

 

「いや、ちょっと出かけるから、店ちゃんと頼んだぞ」

 

「うん、いってらっしゃい〜」

 

「いってらっしゃい」

 

「いってらっしゃいませ」

 

「?あぁ」

 

そうして有宇は店のドアから出ていった。

 

「ふ〜危なかった。たまにああやって外に出かけてるんだよね……ってそうだ!私達もすぐに着替えて後を追わないと!」

 

「今からか!?」

 

「お店はどうするんですか?」

 

「安心して、予めタカヒロさんに言っておいたから」

 

すると二階からタカヒロさんが降りてきて、三人にグッと親指を立てる。

 

「お父さん……」

 

「まぁタカヒロさんの許可が出てるなら、急いで着替えて行こうか」

 

「おお!」

 

「……おお」

 

こうして三人も急いで有宇の後を追った。

 

 

 

 

 

「有宇くん発見!」

 

「本屋さんですね」

 

「立ち読みしてるな……」

 

本屋でようやく有宇を見つけたのだが、ずっと雑誌を立ち読みしているだけで、特に変化はない。

 

「ヒマだね……」

 

「誘ってきたお前が一番に飽きるなよ!」

 

「あ、中に入りましたよ」

 

いつの間にか雑誌を置いて店内に入っていた。

 

「……店員と話してるな」

 

店内に入ると、有宇は何やら若い女性店員と話している。

 

「なんか親しげだね」

 

「そうですね」

 

「お、なんか買ったぞ」

 

何やら分厚そうな本を買ったようだ。

 

「なんの本だろ?」

 

「あいつのことだから小説じゃないか?」

 

「勉強用の参考書かもしれませんね」

 

そして店を出ると、有宇は移動を始めた。

 

「よし、私達も追うぞ」

 

「うん」

 

「はい」

 

 

 

 

 

次に有宇が向かったのは広場だ。

ベンチに座り、腕時計を覗いているようだ。

ココア達は有宇が座るベンチの後ろの方にある木に隠れていた。

 

「誰かと待ち合わせかな?」

 

「そんな感じですね」

 

「あいつ、待ち合わせするような知り合いなんかこの街にいるのか?」

 

するとしばらくして、リゼ達の通うお嬢様学校の制服を着た女の子が有宇の前に現れる。

 

「彼女さんかな?」

 

「いつの間にお付き合いする人を作っていたんでしょうか。リゼさん知ってる人ですか?」

 

「確かパン祭りの時に有宇に誘惑されて来た女性客の一人だったと思うけど……名前まではわからないな」

 

そして有宇はベンチから立ち上がり、自動販売機で缶ジュースを二本買うと、一本を女の子に渡す。

 

「おお、有宇くんジェントルメ〜ンだね」

 

「流石ですね」

 

「どうでもいいけどあいつ、私達以外の女には優しいよな」

 

そしてしばらくベンチで二人で何かを話し合った後、女の子は去っていった。

 

「帰っちゃったね」

 

「デートにしては短かったですね」

 

「何話してたんだろうな」

 

そして有宇は女の子が去っていくのを見届けるとまた移動を始めた。

 

「あ、また移動するみたい」

 

「追うぞ!」

 

三人も有宇の後を再び追う。

 

 

 

 

 

すると追っている途中、有宇がマヤとメグと接触した。

 

「マヤさんとメグさんです」

 

「おお!私の妹たち〜」

 

「何話してるんだろうな」

 

有宇は二人としばらく話すと、二人を連れてまた移動を開始した。

 

「有宇くん!まさか……チノちゃんだけじゃ飽き足らず、マヤちゃんとメグちゃんまで自分の妹に!?」

 

「ココアさんじゃないんですから、お兄さんに限ってそんなことありませんよ」

 

「だな。でもあいつらどこに向かってるんだ?」

 

そしてまたしばらく歩き、着いた場所は甘兎庵だった。

有宇はマヤとメグと一緒に中に入っていった。

 

「まさか……千夜ちゃんまで……?」

 

「ただ甘兎庵に休みに来ただけでは?」

 

「……いや、そのまさかなんじゃないか?」

 

「リゼさんまで!?」

 

リゼがまさかのここで肯定派になる。

 

「だってさっき彼女とデートしたばかりだというのに、別れてすぐに千夜含めて三人の女と接触してるんだぞ。デート前には本屋の店員とも親しげに話していたし……あいつ、まさかこの街でハーレムを築く気なんじゃないか?」

 

「ハーレム!?」

 

「いやいや、流石のお兄さんでもそんな……」

 

「いや、この前のパン祭りの準備期間の時に、シャロと千夜で彼女なしとあいつをバカにしてしまったことがあるからな。もしかしたらそれで思い詰めて……」

 

「そんな!?」

 

「いやいやまさかそんな事で……でもお兄さん、変なところでプライド高いですし……まさか本当に?」

 

「それに確か千夜ちゃんて有宇くんの初恋の人に似てるんだよね。だから甘兎に来たんじゃ……」

 

シーン

 

三人の間に沈黙が流れる。

最初に沈黙を破ったのはリゼだった。

 

「どうするココア。ここで帰るというのも一つの手だぞ。下手をすれば私達も奴のハーレムに入れられるかもしれない」

 

真剣味を帯びた声でココアに問いかける。

だがココアは堂々とこう返す。

 

「ううん、ここで引いたらお姉ちゃん失格だよ。有宇くんがちゃんとした恋愛できるようにお姉ちゃんが導いてあげないと!」

 

「よく言った!よし、三人で突撃するぞ!」

 

「「おお!」」

 

 

 

 

 

「御待ち遠様、〈海に映る月と星々〉よ。マメちゃん達もどうぞ」

 

「わーい!有宇にぃありがとう」

 

「お兄さんアリガトウゴザイマス」

 

「ったく奢らせやがって。給料貰ったばっかだっていうのに」

 

来る途中マヤとメグに会い、甘兎に行くと言ったらずっとついて来て、奢れ奢れうるさいので奢ることにした。

 

「でも何だかんだで奢ってあげるのね」

 

「年上が奢る奢らないで渋ってるのもみっともないしな。ただ無駄に使ってばっかられないし次はこうはいかないさ」

 

するとマヤが有宇に図々しくもこんなことを聞く。

 

「ねぇねぇ有宇にぃ、飲み物も頼んでいい?」

 

「調子のんな、セルフのお茶で我慢しろ。デザート奢ってやるだけありがたく思え」

 

そして自分もやって来たデザートに手を付けようとすると、突然店のドアが開く。

 

「そこまでだ!」

 

リゼがやって来て有宇に銃を向ける。

そしてココアとチノが素早く千夜にベッタリとボディーガードのように寄り添う。

 

「あらあら」

 

「な、なんだ!?」

 

「お、何か始まったねメグ」

 

「ウン、どうしたんだろう?」

 

いきなりの事で戸惑う有宇。

そしてリゼがゆっくりと有宇に近づくと、初めて会った時のように銃口を有宇の額に押し付ける。

 

「さぁ有宇!お前のハーレム計画もここまでだ!」

 

「はぁ?ハーレム?なんの事だよ!?」

 

「とぼけても無駄だ!調べはついてるぞ!」

 

そしてココアとチノも有宇に呼びかける。

 

「有宇くん!恋愛は自由だけど、やっぱり複数の女の子を好きになっちゃうのは良くないよ!ちゃんと心に決めた女の子一人を愛さないと!」

 

「お兄さん、その……マヤさんとメグさんは私の友達で……こ、このままだとお二人が可哀想なのでちゃんと一人を選んであげてください!」

 

そして三人の言葉を聞いて千夜、マヤ、メグも口々に言う。

 

「あら、有宇くんハーレム作るの?応援はできないけど、有宇くんが決めたなら私、止めないわ!」

 

「え、有宇にぃハーレム作るの?じゃあ私ハーレム一号ね」

 

「エー!じゃあ私二号」

 

各々が好き勝手に色々言うのを聞いて、有宇の体がプルプル震える。

 

「お前ら……い」

 

「「「い?」」」

 

「いい加減にしろぉぉぉぉぉ!!」

 

そして有宇の怒りの叫び声が店の中に響いた。

 

 

 

 

 

「えっと……じゃあマヤちゃんとメグちゃんは有宇くんに奢ってもらうために一緒にいたんだね」

 

「そうだよ」

 

「ソウデスー」

 

マヤとメグに事のあらましを説明させた。

 

「でもどうして千夜ちゃんのお店に来たの?」

 

「来ちゃ悪いか?」

 

「そういう訳じゃないけど、有宇くん甘い物好きじゃないって言ってたから」

 

「お前と一緒にここに来てからハマってな。毎週の楽しみに来てんだよ」

 

「有宇くん、結構来てくれてるのよ。うちの新しい常連さんね」

 

「そうなんだ、知らなかったよ。あ、じゃあ本屋の店員さんとあの広場で一緒にいた女の子は何だったの?」

 

「本屋のあの子は前から親切におすすめの本とか探してくれるから仲良くなっただけで、別に何でもない。広場であった彼女のことは……後々話す」

 

有宇は何故か広場であった少女に関しては言葉を濁す。

 

「えぇ、気になるよ〜。ところで有宇くん……いつになったら立てますか?」

 

ココアは一人床に正座させられていた。

 

「罰は一人で受けるとか言ってたそうじゃないか。しばらくそこでそうしてろ」

 

「うわ〜ん!足が痺れてきたよ〜!」

 

「安心しろ、リゼ達にも罰はしっかり与える。というわけでリゼ、ここの勘定頼んだぞ」

 

「え!?」

 

有宇の言葉を聞いてリゼがギョッとする。

 

「確か白玉ぜんざい600円が三人分で1800円だろ。あとガキども、お前ら飲み物欲しいんだったな。頼んでいいぞ」

 

それを聞くと、マヤとメグは目を輝かせた。

 

「え、本当?とれにしようかな〜」

 

「私ラムネがいいな〜」

 

「じゃあ私メロンソーダ」

 

まだ有宇は止まらなかった。

 

「これでガキどものドリンク二人分でプラス400円か。あと千夜、みたらし……〈琥珀色の三宝珠〉をガキどもと合わせて三人分と……あ、あと僕に抹茶ラテ頼む」

 

「は〜い」

 

注文を受けると千夜は奥へ消えていく。

 

「みたらし団子が三人分で600円、抹茶ラテが300円、締めて3100円か。じゃあ支払い頼んだぞ」

 

有宇がそう言うと、リゼは慌てて反論する。

 

「ちょ、ちょっと待て!確かに悪かったけどいくら何でもそれは……」

 

「この前服見てやった時奢ってくれるって言ったよな。今使わせてもらうぞ」

 

有宇はこの前一緒に出かけた時のことを言う。

元々奢らせる気はなかったが、しっかり覚えていた。

 

「た、確かにそう言ったけど、でもそんな高いやつはダメだとも……」

 

「その後ゲーセンでお前がなかなか取れなかった人形も取ってやったよなぁ。あとお前の親父に殺されそうになったりもしたっけ」

 

「うぐっ……」

 

もはやリゼに反論する余地はなく、もう素直に受け入れるしかなかった。

リゼがその場で手をついて四つん這いで項垂れる。

すると有宇がサイフから、項垂れるリゼに紙切れを落とす。

リゼはひらひらと落ちるその紙を手に取ると、そこには全会計10%オフと書かれていた。

 

「僕の大切な甘兎の割引券だ。ありがたく使えよ」

 

ありがたいっちゃありがたいのだが、今のリゼには素直に感謝する程の心の余裕はなかった。

その様子を見ていて流石に可哀想に思ったのか、マヤが有宇に言う。

 

「うわ〜有宇にぃゲスだな〜。流石にちょっと……」

 

「別にリゼが哀れだと思うなら食わなくてもいいんだぞ?」

 

「ありがたく頂きます」

 

「よろしい」

 

「マヤァァァァァ!」

 

リゼの悲痛な叫びが聞こえる。

にしてもマヤのやつ清々しいぐらいに潔く折れたな。

甘味とは斯くも恐ろしいものよ。

そして最後にチノの方を見ると、チノはガグガク震えていた。

 

「あの……お兄さん……本当に申し訳ありませんでした。い、命だけは……命だけは取らないでください……」

 

「取らねぇよ!僕を何だと思ってるんだ!」

 

さて、チノにはどうするか。

この様子じゃあんまり厳しくやると下手すりゃ泣かしちゃいそうだしな……。

流石にそこまでやる気はないし、そうだな……。

 

「チノは、今日の夕飯は人参をたくさん食べてもらうか」

 

「ええ!チノちゃんだけずるい!」

 

チノの罰の軽さにココアが反論する。

 

「うるさい!首謀者のお前らより軽いのは当然だ!お前はそのまま僕らが食べ終わるまで座ってろ!」

 

「うわ〜ん!有宇くんの鬼軍曹〜!」

 

こうして、三人は有宇本人の手によってきっちり罰を受けることとなった。

 

 

 

 

 

甘兎を出た後、ココアもチノも項垂れていた。

リゼは店で別れた。

因みにリゼの会計は、流石に自分で誘ったので責任を感じたのか、半分はココアが出したようだ。

 

「うう、酷い目にあった……」

 

「だからやめといたほうがいいって言ったじゃないですか」

 

「自業自得だ。ったく、わざわざタカヒロさんに仕事変わってもらってきやがって。ちゃんと反省しろよ」

 

「うう、尾行したぐらいでそんなに怒らなくてもいいじゃん。ねぇチノちゃん」

 

「……帰ったら人参……人参……」

 

チノに同意を求めるが、チノの方は心ここにあらずの様だ。

 

「別に尾行されたこと自体は……まぁどうでもいいが、お前らがあらぬ事を店で口にしたせいで、他の客から白い目で見られたんだ。これぐらい当然の罰だ。大体、何してるか知りたいんだったら直接聞けよ。別に隠したりしねぇよ」

 

「だって、尾行した方が面白そうじゃない?」

 

イラッ

 

反省の色が全く見えなかったので、有宇は思いっ切りココアの頬を引っ張った。

 

「いひゃいいひゃい、ごめんなひゃい!(痛い痛い、ごめんなさい!)」

 

「ったく」

 

ココアの頬から手を離してやる。

 

「うう〜痛いよ……。お姉ちゃんに酷いことしちゃいけないんだよ……。」

 

「知るか」

 

そうして歩いていくと、有宇はラビットハウスの方向とは違う道に向けて歩き出した。

 

「お兄さんどこに?家はこっちですよ?」

 

「夕飯の買い物がある。お前らも手伝え。甘兎で金も浮いたし、なんか好きな菓子でも買ってやるから来い」

 

有宇がそう言うと、二人とも先程までの落ち込んだ様子とは打って変わって目を輝かせる。

 

「わ〜い、チノちゃん行こ!」

 

「待ってくださいココアさん〜」

 

すぐに二人は有宇の後を追う。

まったく、現金な奴等だ。

まぁ、鞭と飴は使いようってな。

二人を見て、微かに笑みを浮かべる有宇だった。

 

 

 

 

 

その日の夕食、

 

「さぁ約束だチノ、食え」

 

「本当に……人参いっぱい……」

 

この日の献立は肉じゃが。

だが、チノの皿だけ人参がいっぱい入っており、チノは再び恐怖に震え出した。

 

「頑張ってチノちゃん!ファイトだよ!」

 

「は、はい……」

 

とはいえ、苦手なものは苦手なわけで、なかなか箸をつけることが出来ず、戸惑うチノに有宇が言う。

 

「いいから食べてみろチノ。多分食べれるはずだから」

 

有宇にそう促され、チノは覚悟を決めて人参を口にする。

 

「……あれっ、食べれる?」

 

その反応を見て、ココアも自分の皿にある人参を食べる。

 

「本当だ。いつもよりは食べれるね……完全にOKじゃないけど」

 

流石に完全に大丈夫とまではいかないが、一応食べれるレベルではあるようだ。

すると有宇が答える。

 

「人参は普通よりも小さく切って、その上で予めよく煮て柔らかくして食べやすいようにした。それに肉じゃがの汁は多めにして、人参に味がよく染みるようにしたし、まぁ他の肉とか白滝とかと一緒に食べればそれ程気にならない筈だ」

 

まぁ、リゼに奴らの好き嫌いを何とかするために、以前一緒に出かけた時に聞いといたやつを試してみただけだが、効果はあったようだな。

 

「お兄さん……!」

 

「お母さん……!」

 

「誰がお母さんだ!……いいからさっさと食え」

 

そしてココアもチノも、無事肉じゃがを完食出来た。

 

「やったねチノちゃん!」

 

「はい!お兄さんありがとうございます」

 

「食べれたならそれでいい。じゃあこれからも人参も普通に入れて大丈夫だな」

 

有宇がそう言うと、二人とも息を揃えてこう返す。

 

「それとこれとは話が別です」

 

「だよね〜」

 

「こいつら……」

 

まだ好き嫌いを克服するのはまだ先になりそうだな……。

 

「あっ!」

 

すると突然ココアが声を上げる。

 

「何だ?」

 

「えっと、結局これってチノちゃんの罰になってないんじゃないかって…」

 

「……さっさと皿を片付けろ」

 

「ちょっと有宇くん!?チノちゃんばっかずるいよ〜!お姉ちゃんにも、もっと優しさプリ〜ズ!」

 

ココアが有宇にしがみつく。

 

「あぁもう、うっとおしい!いいから離れろ!片付けが出来ねぇだろうが!」

 

その後もココアにぎゃあぎゃあ喚かれて、食事の片付けが遅れたりと、一日中ココアに振り回された有宇であった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。