スパロボVで頑張る   作:白い人

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14ページ目 ガミラスで頑張る

 ☆月@日

 無事にヤマト達と合流に成功した。

 あちらもあちらでかなりの激戦だったらしく、疲労が残った状態ではあったがこの広い宇宙で再開できた事をまずは喜ぼうと思う。

 

 

 ☆月?日

 ELS襲来に大混乱中の俺である。

 影も形もなくてすっかり忘れていたが、OOがいる西暦世界ではなく新正暦世界にいるとは予想外だった。

 原作通り、刹那が対話を試みて失敗。ティエリアは肉体を失うはめになったようだ。これって妖精もといサブパイフラグなんだろうか。他のシリーズじゃ見た事なかったけど。

 みんなも刹那の対話には好意的。うん、これなら成功する確率は高くなりそうだ。……俺もT-LINKシステムを使えば援護出来そうだし、ちょっと調整しておこう。

 他の話と言えば、ガミラスはやはりヤマトに集中攻撃を仕掛けていたようだ。その最中に木星帝国やジオン残党と決着がついたみたい。なんとアンジェロは投降してくれたみたい。

 これもまたスパロボ時空って事なんだろうなぁ。

 さてタランチュラ星雲を越えた先にイスカンダルがあるようだし、もう一踏ん張りだ。

 

 

 ☆月<日

 インベーダー対策会議。

 研究者の一人である隼人さんの推測では波動エンジンの技術を持ったイスカンダルそのものだそうだ。

 俺達の地球を救ってくれる彼等を守る為にも先んじてイスカンダルに到着したい所。

 しかし最短ルートであるタランチュラ星雲、七色星団は濃密な星間物質やイオンの嵐が吹き荒れる厳しい環境だそうだ。

 馬鹿正直に突破するにはヤマトでも厳しいそうで、ワープでも回避不能。迂回ルートを使えば敵に反撃の時間を与えてしまう事になる。

 という事で沖田艦長の一言で七色星団を突破する事に決定。かなり難しい舵取りを強いられる事になりそうだ。

 問題は敵がこちらの狙いに気づいているかいないかか。シンジ達は気づいてないと思っているようだが、そうは問屋がおろさないのがスパロボである。

 何があってもおかしくないように準備はしっかり進めておく事にしよう。

 

 

 ☆月%日

 最短ルートに敵がしっかり迎撃の布陣を敷いてた。ですよね。

 敵の指揮官も相当強く、短距離ワープを利用した攻撃を仕掛けてきた。あれはこっちでも探知しきれないから相当やばい。ボソンジャンプ戦法のデータがあるから七面鳥撃ちにはならないけど。

 だがそれ以上にやばかったのが、あの特攻機だ。こっちの攻撃を掻い潜ってヤマトの伝装系を破壊する一発を撃ちこんで来たのだ。そのせいでヤマトは航行は不可能になってしまった。

 それを防衛しながらの敵艦隊との戦いは正直困難だった。ぶっちゃけまともな一発を喰らったらお陀仏コースだし。

 なんとか敵中枢の艦隊を破壊、撃墜を完了したのはいいがそこにやってきたのはインベーダー。戦いの匂いに引きつけられたらしい。

 迎撃をしていると、ガミラス艦隊の旗艦が襲来。三つ巴になるかと思いきやあちらから一時休戦を申し出てきた。どうやら先にインベーダーを迎撃してくれるようだ。

 後ろから撃たれる不安はあるけど、沖田艦長が相手を信じたのならこっちも信じるだけである。

 そんなかんなで共にインベーダーを迎撃。コーウェン達はいなかったからすんなり叩き潰せた。

 で、一息ついた所でガミラスの増援が到着。

 あの旗艦との決着をつける事になった。

 多分、今までの中で一番激しい攻撃だったが、勝利の女神はこっちに傾いた。

 敵艦隊は全て撃墜。敵旗艦もヤマトがトドメを刺していった。

 敵だったが凄い男だった……。

 

 

 ☆月&日

 無事にガミラスの攻撃をやり過ごせた、と喜んでる暇は全然なかった。

 どうも先日の攻撃の最中に敵部隊がヤマトに進入。なんと森船務長が拉致られて行方不明だそうだ。えーっと、マジで?

 やっぱりイスカンダルの使者ことユリーシャによく似ていたから間違えられたって事だろうか。

 もしあっちで正体がばれたら無事ではすまない可能性が高い。

 俺達が助けに行くまでなんとかやり過ごして欲しい所だ。

 色々な疑問は残るが今はイスカンダルに向かうしかないか。

 古代戦術長も変に思いつめなければいいんだけど……。

 

 

 ☆月/日

 今日は重要な情報が入ってきた。

 こちらの世界に戻ってきてから別れたメルダ少尉から通信が入ってきたのだ。

 どうやら彼女は軍に戻ったのはいいが、政治的な争いに巻き込まれていたとの事。ガミラスも一枚岩ではないという事か。

 そんな彼女から齎された情報がガーディムの部隊についてである。メルダ少尉の父が捕らわれている収容所の星付近に展開してるとの事。

 どうしてそんな所に展開しているのは不明だが、ガーディムがこちらの妨害行動または何かしらの作戦展開をしている可能性が高いとの事で、向かう事になった。

 しかも捕らわれた森船務長もいるとの事。これは行くしかねーな。

 

 

 ☆月★日

 きつい一日だった。

 惑星レプタボーダ付近に展開していたのはガーディムではなくなんとインベーダーどもであった。

 どうやらエネルギー鉱石の鉱脈がある惑星を喰らうつもりでいたらしい。

 勿論そんな事をさせるつもりはなく、片っ端から叩き落す事にした。森船務長を救うのは勿論だけど、こちらの味方をしてくれそうなガミラス人を救えば戦いを終わらせられる可能性が高くなる。

 そんな感じに気合を入れてインベーダー退治をしていたのだが、そこにやってきたのは大物ことコーウェンとスティンガー。合体版である。途中で色々と喰ってきたのかかなりでかくなっていた。

 やはり狙いはレプターボーダのエネルギー鉱石を食い、そして波動エネルギーも喰らうつもりだったようだ。

 そんな様子に頭に来たのかゲッターチームがぶっ放してくれました。真・シャインスパークである。

 ……一瞬、虚無るんじゃないかと心配したけどさ!ってか一瞬、ゲッペラー様が見えた!一瞬だけど見えちゃったよ!

 しかしあっちもあっちでしつこかった。回りのインベーダーを喰らって復活するとか。数も多いからどうしたもんかと思ったが、なんと波動砲解禁である。

 今まで戦闘においては使ってこなかった波動砲だが、インベーダーのような生命の敵相手には遠慮しないという事らしい。

 加えて刹那もなんかクアンタフルセイバーを持ち出していた。持ってきてたのか!まぁ、対話できる相手じゃないし遠慮はいらないって事だろう。

 結果は勿論、こちらの勝ち。回りのインベーダーどもは俺達がきっちり壊滅。

 コーウェンとスティンガーは……ゲッターチームに再び落とされていた。シャインスパーク、ではなくゲッタートマホークで。そう、ファイナルゲッタートマホークである。

 あのゲッタートマホークでかすぎぃ!星一つ真っ二つになっちゃうよ、そりゃあ!

 これでインベーダーは全滅、かな?まぁ、油断できないのがインベーダーなんだけどさ。

 で、とりあえず回りの危険がなくなったので古代戦術長を指揮官にレプタポーダに突入。先行して降りたメルダ少尉の仲間達の支援と森船務長の救出に向かう事になった。

 捕らわれていたガミラスの人達の救出には成功したが、伊藤保安部長が森船務長を救出の際に戦死。森船務長も既に他の部隊に連れられて去った後であった。

 しかしガミラスの情報がかなり手に入ったのは大きい。色々と衝撃的な情報も手に入ったけどなぁ、うん。

 

 

 ☆月#日-1

 数日の通常航海を終え、遂にイスカンダルがある所へとワープを行おうとした直後、まさかの情報が入ってきた。

 ガミラス本星が金属生命体ことELSに襲撃されているというのだ。

 大急ぎでやってきたが巨大ELSマジでけぇ!これはまともに考えたら絶望的ですわ。でもこれでも半分ぐらい減ってるっていうんだから恐ろしい話である。

 こっちの作戦は原作通り、刹那がELSとの対話をする事。問題は容赦なくELSに攻撃を仕掛けてくるガミラスだけど、それはこっち担当もといソウジさん達が担当してくれる事になった。

 俺は刹那と一緒に巨大ELSに突撃。T-LINKシステムでサポートする事になった。実はこの為に妖精ティエリアと色々と調整してたんだよね。

 ガミラスの方がソウジさん達、スーパーロボット部隊が中心に撃退。俺は刹那やMSを中心としたリアルロボット部隊と突撃してたんだけど、そこにガーディムがやってくるとは思わなかった。

 しかも、相手はあのジェイミーだったのだ。あの時、とどめを刺したと思ったんだけど生きてたのか!……って感じだったんだけどな。

 ジェイミーもまたグーリーと同じだったのだ。そう、アンドロイドである。

 なんで分かったのかだって?そりゃあ顔の半分が焼け爛れたようになった機械部品が見えてればな……。

 しかも狂ったようにチトセを取り返そうとし、俺の事を敵視してきたのだ。

 彼女を治した奴がいるとすれば随分と悪趣味な奴だ。

 結局、チトセとの連帯でジェイミーを撃墜。

 俺を殺そうとして、チトセを拉致し洗脳した相手とは言えなんとも後味の悪い気分であった。

 ガミラスもある程度蹴散らした後、大火力持ちで道を作り俺と刹那でELS内部に突入に成功した。

 中枢部に突入した後、クアンタムシステムを起動。ティエリアは膨大な情報をさばく事。

 俺の役目は刹那とELSの意識が上手く共有できるように思念を集中させる事、そして地球艦隊・天駆に所属する人々の意識を集め託す事だ。

 しかしこれがかなり難しかった。膨大すぎる情報はティエリアのサポートがあっても刹那どころか俺の意識すらすっ飛ばしかねない程だったのだ。

 だけど刹那の決死の声、俺が集めた天駆の人々の声。それが上手く通じたのかELSの攻撃衝動がなくなり、無事に対話に成功したのであった。

 とここまで見れば大成功だったんだけどな。

 ガミラスの要塞にガーディムの別働隊が侵入。その要塞には森船務長がいるとの事で、古代戦術長とソウジさんが救出任務として要塞内部に突入。

 森船務長は無事に救出するも、ナインを人質に取られた事によりソウジさんがガーディムに拉致されてしまった。

 チトセの事がある以上、ソウジさんも洗脳される可能性が高い。ナインの事もあるし急いで救出したいんだけどまずはガミラスとの決着をつける事となった。

 

 

 ☆月#日-2

 ELSとの対話を終えてすぐに俺達はガミラス本星へと降り立った。俺達がこの銀河を旅する切欠となった相手との決着をつける為に。

 それはあちらも同じなのか、しっかりと布陣を引いて俺達を待っていた。

 精鋭であろう部隊を引き連れたガミラスとの戦いはかなり激しいものだった。あっちも首都防衛の為、士気は相当高かっただろうし。

 こっちも余計な被害を出さないように注意して戦闘する事になったが、やっぱり建物が多い市街地での戦闘は非常にやり難い。地の利は完全にあっちにあったし。

 とは言え、敵の数は今までに比べるとかなり少なかったので、突破は難しくなかった。

 しかしイレギュラーってのはいつでも起こるもんである。総統が乗ると思われる戦艦を追い詰めた直後にガーディムが乱入。なんと今まで姿を見せなかったガーディムの司令直々にやってきたのだ。

 なんかガミラスと言い争っていたが問題はその後、ガミラスの総統が逃げた後にラグランジュポイントから6000万トンとか言う質量が降ってきたのだ、ここに。

 沖田艦長が市民の避難誘導を呼びかけるも、ガーディムはこれを無視。ガミラスはガミラスでなんか混乱しているようだし困ったもんである。

 しかし会話の中で幾つか分かった事があった。ガーディムの狙いはヤマトの波動エンジンを使い地球を奴等の母星にする事だったのだ。地球狙われすぎだろ。今更だけどさ。

 ソウジさんとナインも利用価値があるとかで返す気は0。歩み寄るつもりも対話するつもりもない連中である。

 数分以内にガーディムを撃退し、落ちてくる構造物の破壊をするとかいう無茶な作戦だがこれをやるのがスーパーロボット大戦!地球艦隊・天駆である。

 途中、ソウジさんが自力で脱出して、ヤマトの格納庫から発進したヴァングレイに乗り込んで死んだ筈のグーリーと戦っていたが、最後は敵艦から脱出したナインとグランヴァングと合流。

 見事にグーリーを撃退していた。

 で、勇んでやってきたガーディム司令も最後はボッコボコにされていた。

 うーん、しかしあっさりと倒せたな。ずっとガーディムがスパロボで言うオリジナル敵だと思っていたんだが違うんだろうか?

 落下してくる構造物の速度をELSが押さえ込んでくれ、その隙にヤマトの波動砲で無事に破壊する事が出来た。

 色々あったが、決着はついた。

 捕らわれていたソウジさんとナインも無事だったし、ガミラスとの決着もついた。

 後はイスカンダルに向かうだけである。

 

 

 ☆月=日

 イスカンダルへと到着した。

 その途中でELSとガミラスの要塞都市が融合したものを見たが、あれって劇場版ラストに出てきたELS花じゃねーか!

 刹那の中にある平和の象徴か。

 しかし刹那はこれからどうするんだろうな。劇場版みたいにメタル刹那になるんだろうか。

 まぁ、これも地球に戻ってからかな。

 イスカンダルへ無事降下。綺麗な星である。……が、どうにも違和感を覚える。トビアやカミーユさん達も同じ意見らしい。

 イスカンダルの代表との面会に行く事になった訳だが、代表はブライト艦長。随伴員として真田副長、古代戦術長、新見情報長が。

 これに加えてユリーシャの希望により森船務長、刹那、ナイン、何故か俺まで一緒に行く事になった。

 で、代表であるスターシャ女王陛下と会見。最初は波動砲について色々あったがちゃんと話をする事が出来た。

 刹那を呼んだのはELSと対話を成功させた事に驚きをもった為。刹那曰く仲介役に過ぎず、分かり合えたのは天駆全体の意志であるとの事。

 俺を呼んだのは念動力を持つ者だかららしい。念動力は今はもういない古代人類、または人類のルーツの一つが残した力。それを受け継ぐ俺を見たかったとの事。

 この話を聞いてそういえばそんな設定だったな、と思った。αシリーズでは渚カヲルが言及していたっけ。確か……黒き月の民が遺した力だったかな。

 だとすると更なる疑問を浮かべる事になる。俺はこの世界の人間ではない。故にこの世界の残された力を受け継いでるのは何故なんだろうか。うーん、分からぬ。

 もしかして元の世界にも彼等はいたんだろうか。……そう考えると余計に怖いな!

 会見の方は女王とナインが会話。そして沖田艦長との会話を得て無事に終了した。

 どうやらあちらも納得してくれたのか、コスモリバースシステムを渡してくれるとの事。というかヤマトをコスモリバースシステムに改造するらしい。

 これで地球を救う手段が手に入った。戦いはまだ終わらないが一息つく事が出来そうだ。

 

 

 ☆月>日

 ヤマトの改造が終わりイスカンダルを出発する事になった。

 ガミラスとも停戦条約が結ばれ、戦争も終わりを告げたと言ってもいいかもしれない。

 後は無事に地球に戻るだけである。

 帰りはバラン星にあるゲートを使えるそうなので、かなり日程を短縮できるとか。

 地球に戻ればエンブリヲやレナード達との戦いが待っている。

 だがまずは無事に帰ろう。そして3つの地球を救うんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……彼等は行きましたか」

「はい、お姉様」

 

 イスカンダルから飛び立って行く地球艦隊・天駆。

 それを見送りながら、スターシャとユリーシャは言葉を重ねていた。

 

「……ねぇ、お姉様。やはり彼は」

「間違いないでしょう。ショウ・タカサカ、彼は間違いなくサイコドライバーと呼ばれた者達の末裔でしょう」

「でも……」

「……ええ、分かっています。ですが彼等は既に滅んだ筈」

 

 スターシャはユリーシャの言葉に頷く。

 高坂翔。地球艦隊・天駆に所属するパイロット。

 本人が知っているかどうかは不明だが、彼女達にはその正体に覚えがあった。

 しかしスターシャが口にした内容が全てだ。

 既にサイコドライバーと呼ばれた者達は滅び去った筈だ。

 まさかあの者達の末裔が未だに生き残っているとは正直、予想外であった。

 

「サイコドライバー、ガンエデン。古い記録にのみ存在すると思っていましたが……」

「実際は存在した。滅びたとされたガーディムと同じ」

 

 ガーディムもまた既に滅び去ったと思われた存在だ。

 彼等と同じように生き延び、地球に流れ着き、その血を残していったのだろう。

 とは言え、既に薄まった血なのだろう。

 記録に残された強大な力を持っているとは思えなかった。

 

(あれ、確かショウは……)

 

 ふと、ユリーシャが思い出す。

 小さな違和感を覚える。

 それが何かを思い出す前に何者かが二人の前に立ちはだかった。

 

「スターシャ・イスカンダル、ユリーシャ・イスカンダル……」

「ガーディムの機械人形……」

 

 それはガーディムが運用するアンドロイドであった。

 どうしてここにいるのかは不明ではあるが、その目的は間違いなく波動エネルギーであろう。

 だが、それを否定するようにアンドロイドは首を横に振った。

 

「既に、この星に価値はない」

「……!」

「我々は大マゼランに別れを告げる。さらばだ、イスカンダル。遠い銀河からこの星が朽ちていく様をみさせてもらう」

 

 その言葉に驚愕する。

 ガーディムの生き残りがいた事も驚きではあるが、波動エネルギーを不要と切り捨てた事。

 そして何もせずにここから立ち去るつもりだという事に。

 しかしそれはまだ終わりではなかった。

 まるで別人になったかのような声色がアンドロイドの口から飛び出してきたのだから。

 

「まぁ、私からも別の言葉を送らせてもらおう」

「っ!?」

「まだ生きていたいのならば、貝のように口を閉じる事だ。さすれば、暗黒の星々からやってくるモノ達相手でも生き残る事が可能だろう」

 

 何を、とは問えない雰囲気。

 目の前にいるのはガーディムの機械人形などではない。

 ただ死を撒き散らすモノである。

 

「……」

「そう、それでいい」

 

 それだけ言うと役割は終わったとばかりに二人の前から姿を消していった。

 沈黙。

 スターシャもユリーシャも何を話せばいいか分からぬまま、イスカンダルの空を見上げる。

 

(まだ、試練は続く……。負けないで地球艦隊・天駆……。守の想いがきっと貴方達を救うから……)

 

 もう見えない彼等を想い、祈りを捧げる。

 彼等が無事に地球を救う事を願いながら。

 スターシャはそっとお腹に手を当てるのであった。

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