ソードアート・オンライン、Soul Device 作:お隣の池の中のプラナリさん
アインズタワー建設によって
生活は情報面で非常に豊かとなった。
更に今回、過去のデータを産み出すという
インブレインの能力をみる。
それではご覧ください。
「では。インブレインにある更なる
能力をお見せ致しましょう。」
先程の男性が幻想タブレットを起動。
すると、黄色い仔猫が彼の肩へ乗る。
「インブレイン。即ち脳内。これは
脳内でイメージしたものをアップし、
この電子現実へと出現させる能力があり、
そして他者とタッチコンタクトをとることで
そのアップイメージを共有できるのです。」
「すげぇーーー!」
キャスターの男性が感嘆を漏らす。
そこでアナウンサーが素朴な質問をする。
「それって......脳内でイメージしたものが
勝手にボンボンと出るんですよね?」
キャスターやアナウンサーが確かにと
疑問を漏らす。
「おおよそ、インブレインには、
デジタルイメージ規定値があり、その数値を
越えることでそれが実体化するのです。
しかし、ここで1つ忠告を。」
彼の一言に黙る一同。
「なにか大きなもの、その膨大なデータを
実体化させるなら、より正確さを求められます。
そうでなければ、そもそもの実体化に
無理があります。」
なるほど。というように頷く一同。
「私からは以上です。」
「以上、矢佐田 秀太氏でした!」
アインズタワー建設運営者、矢佐田秀太と
出て、そのニュース番組は終わった。
「..........アニールブレード。」
先程の黒髪の少年はそう呟くと、
その手に黒い片手剣を出現させる。
「ヤバイな。これ。」
彼はそれを見て苦笑いする。
≧≦
プルルルルル..............
黒髪の少年に電話が掛かる。
その宛名はクライン。と書いてあった。
「おう。クライン。」
「おっすキリの字!」
クラインはとても元気そうな声をだす。
黒髪の少年とは対称的に。
「皆でエギルんところに集まろうぜって
話になってるんだが............」
「わかった。スグもつれてく。」
「話が分かるね~!」
そうクラインの笑みを聞いて電話を
即ぶち切った少年は着替えをし、
スグ........という少女を後ろにのせて
バイクを走らせる。
≧≦
ダイシーカフェ
そのカフェ内部には既に数人集まっていた。
そして各々がわいわいと話している。
「遅くなったな。」
「あっ!キリトくん!」
黒髪の少年......キリトを第1に呼び止めたのは、
栗色の髪をした少女だった。
「アスナも来てたのか。」
「会うのは久々だからね~!」
「キリトさん!はいっ!」
アスナの後ろからひょこっと出てきたのは
とても小柄な少女。
その彼女がキリトの手を握ると、
キリトの目の前に青い体毛をした小さな竜が
現れた。
「シリカもいたか。....インブレインだな。」
「知ってたんですか~!?」
インブレインによる創造能力を見抜かれ
ビックリするシリカ。
「うぅ~!驚いてくれないよピナ~!」
「きゅる~......」
青い竜......ピナと共にがくりとうなだれる
シリカ。
「キリの字はノリ悪いからな~!!」
先程の電話の主......クラインは悪趣味な
バンダナをつけ、風林火山と書かれた
ジャージを着ていた。だっせ。
「キリトもインブレインは使っているのか?」
「エギル。いやぁ........スグはスゴい使ってる
みたいだけどなぁ..........」
エギルと言われた男性は、難いのよい黒人の
ような肌をしている。身長は、キリトたち
一同のなかでもっとも高い。
「そーゆーエギルはどうなんだ?」
「いや......片手間に見るには便利だと思う。」
エギルは少し濁した言い方をした。
別に周りは違和感をもたなかったが。
「でもさ~!特典ないってどうよー?」
アスナ、シリカの肩をグッと掴んで
愚痴をたらたら流しているのは、
赤い髪に赤い瞳に赤い服という赤尽くしの
少女だった。
「でもクーポンも流れてるし、別に........」
「そうですよリズさん!」
「うえぇ~............!!」
リズはその場で項垂れた。
そうした話が続き、暫く時間がたった時、
既に辺りは真っ暗だった。
「じゃあ俺はもういく。スグは?」
「もう少しいようかな..........」
「リーファ(スグ)さんもインブレイン
やりましょー!」
「じゃあなー!キリの字!」
「またね!キリトくん!」
「キリトばいばーい!」
仲間に見送られ、キリトは外へでる。
≧≦
辺りが真っ暗のため、早く帰ろうと
キリトはバイクの場所へ向かう。
「............。」
(怪しい奴だなぁ............)
キリトが目撃したのは、
全身が黒い服で覆われていて、素性が一切
確認できない人が一人で考え事を
しているところだ。ダイシーカフェの壁で。
(気にしても仕方ない。帰るか。)
「..........?」
キリトは気づかれないようにバイクを押し、
その場を離れる。
ソイツの眼光は一瞬だけキリトを捉えた
ようだった。
今回はSAO既存キャラの紹介でした。
まだいるんだけどね..........
紹介すべき人は..........