猫耳つけたヲタクな彼女が僕に迫ってくる。 作:FrangBeat
コロネが家に来てから1週間が経った。
相変わらず、言葉はあまり発しなかった。
「なぁ・・・」
「・・・・なに?」
「いや・・・なんでもない・・・」
「そう・・・・」
‐はぁ・・・・この1週間、なんで帰りたくないか聞こうとしていつもやめてるな・・・僕・・
「悠・・・」
「え?・・・なに・・?」
「どうしたの・・・?ため息なんかついて・・・」
‐誰のせいだ!誰の!
「今度は怒ってる・・・にらめっこ???一人変顔大会??」
「いや・・・・なんでもないよ・・・・・」
‐なんか疲れてきた・・・
「悠。唐突だけど私、行きたいところがある。」
「本当に唐突だね。どこに?」
「アニメとか色々盛んなアキバハラってところ・・・」
「あぁ。秋葉原な。」
「・・・・アキバハラ・・・」
「秋葉原。」
「あきb「故意か。」・・・・・愛じゃないのは確か・・・。」
「はぁ・・・で?なんで行きたいの?」
「ちょっと見たいものがあって。」
「わかった。今度行こうか。」
「うん。ありがとう。悠。今度の日曜日で。」
「OK。じゃあその日に行こうか。」
「ありがと・・・。」
‐一体なんだろう・・見たいものって・・・・・そういえば、自分から意見を言ったのって初めてだよな・・・この1週間。
まだまだ謎だらけの、てか謎しかない猫耳少女コロネは僕が寝てしまって暇だったのか静かに眠りについた。
‐ここはどこだ・・・?白い空間・・・狭いことだけがわかる・・・・あ。長方形なのかな・・・?ところどころ穴があいてる・・・・ここはど・・・こ!?
「いってぇぇぇぇ!!!!!何?!」
頭に痛みが走った僕はびっくりして目が覚めた。僕はまた飛び上がりそうだった。コロネの履いている汚れのない真っ白なパンツが僕の目の前にいるんだもん。痛かったのはきっとお腹に乗られたからだな。丁度コロネの顔が僕の足の方にいる。とりあえずどかすか・・・・ふわっと香ったいい匂いの事は気にせず、コロネを布団に寝かせた。これ以上乗っかられると僕の理性が・・・・ははは・・・・・
起きてしまった、というか起こされた悠は寝れずにいた。
鼻に残るいい香り・・・その余韻に浸っていた。
‐コロネって・・・コロネって・・・いい匂いだ・・・・・。。。僕変態じゃん・・・・
コロネが寝ている事をいいことに長くて黒いコロネの髪をなでていた。
「もうちょっと、自分の事話してくれてもいいんじゃねぇか?コロネ・・・・」
結局その日は寝れることはなく、一日中髪を撫でながら、コロネを眺めていた。