目立ちたくないトラッパーの比企谷八幡   作:春の雪舞い散る

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就学旅行

 

 

 もちろん、行く気はないつか全くなかった

 

 あの日、初めて黒トリガー手にしてトリオン兵と戦ったアタシが攻撃を全く全身傷だらけの女の子らしくない身体のアタシにびびっていじめ出来るヤツはいないけど気持ち悪がられて無視されてた

 

 もっともアタシもクラスの誰一人、小町ちゃんも含めて関心を持つ人はいないから関係ない

 

 でも、日本にいなかったから小学校の就学旅行に行ってないのを気にして皆が行け行けと五月蝿い

 

 ただでさえ団体行動が苦手なのに、あの連中と三日間も一緒にいなきゃ行けないってマジ、罰ゲーム

 

 言わないのは八兄だけでできれば行きたくないのは八兄も一緒だったから

 

 でも、妥協策を見付けた

 

 バスも新幹線も一人で座る

 

 宿は別料金払うから個室を取るか別宿可にするか

 

 グループ行動は取らないし取れないとゆーか下手したら見学しないでバスの中で寝てる

 

 アタシがクラスに溶け込む気がないように、クラスにアタシを受け入れる気はないのにアタシだけを批難する担任のゆー事を聞くつもりはないし…

 

 あまりにもの身勝手な理屈と理不尽さに、ぶちギレてアタシの持つ博士号を見せ付け泣かせてやったからね

 

 「 義務教育じゃない高校に通わなきゃいけない義務はないっ! 」

 

 アタシの義務教育は、通わなきゃいけない義務なのに何一つとして楽しい事ない学校は苦痛でしかなく授業も全く聞かないで大学院のレポートを纏めたりしている

 

 時間は有限なのだから

 

 ナゼ行く気になったかはについては、総武の就学旅行も京都だから緊急事態の際には迎えに行けるし…

 

 もうひとつには可能性は低いけど、関西エリアにトリオン兵が現れても即時に対応できるから

 

 アタシの行動範囲を広げておくのは悪くない、ってそう思ったからでクラスの連中と旅行を楽しむ振りをする気は更々ない

 

 少なくとも同級生… もちろん小町ちゃんも含む誰とも楽しめるとは思わないし、期待もしていない

 

 逆に言えば、ナニを期待したら良いのがかわからないんですけども?

 

 新幹線や移動中のバスの中じゃひたすら参考文献を読み耽っていたし、食事も一人離れて食べていたので平和だった

 

 一度来た事で又いつでもこれるから気になることをメモしてたし中学生の限度額何て知れてるからお土産も厳選した

 

 お菓子は大量に隠し持っているので、小町ちゃんには少し分けている

 

 寺社仏閣を廻っているけど… 無意味に騒がしいから感慨に耽れないからやっぱり無駄だったって思った

 

 宿は結局女性教師の部屋になった

 

 アタシを受け入れる班がない、その現実をやっと認めたから… 本当、バカだよね… この先生

 

 アタシは寝ないで一晩中座禅を組んで過ごしていた

 

 

 二日目も特に代わり映えしなかったけど男子が他県の修学旅行生と揉めたから鬱陶しいので袖を捲り生々しい傷跡を見せボーダーの身分証見せ

 

 「 トリガー使えない野犬の相手は、本当に面倒臭かったな… 」

 

 そう、ボソッ呟いてやったら青い顔をしてこそこそと逃げ出したからアタシもそれ以上関わりたくないから速やかに撤収した

 

 ボーダー隊員二名が素手で野犬の群れから児童を守ったのは当時報道され有名な話だからね

 

 二日目の夜遅く、千葉村付近にトリオン兵が出現したから担任にその旨を伝えて千葉村に向かった… 途中、八重垣隊のメンバーを回収してね

 

 アタシが旅館に戻ったのはクラスの連中がバスに乗り込む直前だった

 

 

 

 

 

 

 




 three pillars of stability
Good technique得意技

Time difference時差



 千葉村出張所所長  :忍田正史本部部長兼任

       所長代理:諏訪光太郎
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