イレギュラーは家族と共に 〜ハイスクールD×D'sバタフライエフェクト~   作:シャルルヤ·ハプティズム

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第1話 巻き込まれ体質(意図的)

 

 

 

八幡side

 

 

 

「·······一緒に行かないか、八幡」

 

八幡「·······ハァ。わあったようるせえなイッセー。3回目だぞそれ」

 

俺の前で騒いでいるのは兵藤一誠。1年の時同じクラスで、それからも若干の交流がある。俺はよく知らんが学内でスケベ3本柱と評されているとかいないとか。俺がこの学校に来た最大の理由でもある。こいつらは知らないと思うが、俺はこいつらを悪魔であることは知っている。因みに、俺の眷属のやつと声がよく似ている。てかそっくり。

 

八幡「·····ええっと、木場だっけ?俺も行っていいのか?」

 

木場祐斗。学内でトップクラスのイケメン、らしい。そんなとこには興味ないけど。偶々イッセーと教室を出たタイミングが被ったらしく、こいつが居てイッセーがオカルト研究部に一緒に行こうと言い出して冒頭に戻る。

 

祐斗「·····ん~まあ良いんじゃないかな。入れるな、とは言われてないしね」

 

あのリーアたんリーアたんなドシスコンから頼まれてることでもあるんだが······別に行かなくても何の問題もないが。

 

八幡「まぁいいや。案内してくれ」

 

まぁ、ここでリアス・グレモリーの顔を見といても損はないだろう。

 

祐斗「ありがとう」

 

にしても、よくイッセーと一緒に居て嫌な顔一つしないものだ。

 

 

 

 

 

リアス「········来たわね祐斗、イッセー······あら?そちらの方は?」

 

こいつがリアス・グレモリーか。

 

イッセー「あ、こいつは俺と同じクラスの友達の······」

 

八幡「比企谷八幡です。イッセーに根負けして来ました」

 

リアス「あら。それは私の眷属がとんだ失礼なことを」

 

こいつよりずっと年上だが、俺は今駒王の2年なので、敬語は使うべきか。それより、普通に眷属とか言ったぞ。俺が一般の人間だったらどうするつもりだ。アザゼルは部下に人間の政治や宗教に干渉するなって言ってるくらいなんだぞ。

 

八幡「いえ、別に」

 

と、リアス・グレモリーの隣の黒髪の姫島朱乃が何か耳打ちする。読唇術で······いいや。どうせ大したことでもないだろうし。

 

リアス「そう·······イッセー、ちょっと来なさい」

 

イッセー「は、はい!」

 

あれか。イッセーがシスターと接触したっていう。

 

リアス「比企谷君だったかしら?突然で悪いのだけど、少し席を外してもいいかしら?」

 

八幡「構いませんよ」

 

リアス「ありがとう。イッセー来なさい」

 

リアス・グレモリーとイッセーが部室から出て行った。

 

 

祐斗「······アハハ。ごめんね、今ちょっと立て込んでて」

 

八幡「いや別に構わん。突然来た俺が悪いからな」

 

と、木場の隣に立っていた塔城小猫が話しかけてくる。俺が一方的に知っているのもそれなりにバレるとめんどいから初対面の体を貫く。

 

小猫「·······比企谷先輩でしたか?」

 

八幡「何だ?······えっと」

 

小猫「塔城小猫です。それで、比企谷先輩とは·····何処かでお会いしませんでしたか?」

 

そういや、この街に来てすぐの時に斬ったはぐれの近くに子供が居たような······というか······まあ今は言わないでおこう。あいつのためにも。

 

八幡「会ってないぞ。人違いだろ」

 

小猫「······そうですか。妙なことを聞いてすいません」

 

八幡「気にしなくていい」

 

 

 

朱乃「あら、部長達が戻って来ませんね。失礼ですが、比企谷君。今日の部活はここまでなのですが·····」

 

八幡「分かりました。まあ、入部する気になったらまた来ますよ」

 

朱乃「あらあらそれは楽しみです」

 

八幡「そうですか。じゃあな。木場、塔城」

 

祐斗「うんまたね」

 

 

 

 

 

 

 

俺は今街の外れにある廃屋に来ている。はぐれ悪魔のバイザーがここに潜伏しているから討伐してくれと、教会から依頼が来た。······昼間会ったグレモリーとその眷属達も来るって聞いたんだよなぁ。あのシスコンから。

 

八幡「······もうそこまで来てんな」

 

念のため黒い外套を羽織る。

 

バイサー「··········うふふふふ。来たわねぇ、可愛い人間さん?」

 

何だ雑魚か。いくら天使と悪魔の力を打ち消しあって気配を消してるとはいえ気付けよ。······今思ったけど、グレモリー眷属は『王』含む全員が俺が人間じゃないことに気付いてなかったような······それで大丈夫なのか?

 

八幡「はぐれ悪魔バイサー、お前に教会から討伐依頼が来ている」

 

バイサー「······どうするのかしらぁ?」

 

八幡「決まってんだろ」

 

家から持ってきた刀を抜く。神器とかそういうのでもなんでもない、ただの刃こぼれしまくった刀だ。

 

バイサー「そんなボロっちい刀で何をしようと言うのかしらぁ?」

 

八幡「·········チッ」

 

時間掛けさせやがって。あいつらが来ちまっただろうが。

 

「「「「「!!!?」」」」」

 

イッセー「部長!何か既に始まってるんですけど!?」

 

流石イッセー。こんな所でも騒げるとは。

 

リアス「·········どちら様かしら?」

 

八幡「·······さぁな」

 

答える必要なし。騒がれたら面倒だ。

 

八幡「·······はぐれ悪魔バイサー。悪いが死ね」

 

バイサーの下までダッシュして跳躍。ボロ刀に魔力を纏わせて横に薙いでバイサーを真っ二つにする。

 

バイサー「ギャァァァァッ!」

 

裕斗「········早い!!」

 

今度は斬りあげで縦に真っ二つにする。

 

バイサー「グギャアッ!」

 

八幡「じゃあな」

 

魔力を塊で放ってバイサーを消し飛ばす。

 

八幡「·······仕事終了っと」

 

······可哀想な奴だったな。悪魔なんかに会わなきゃ人間のままで天寿を全う出来たろうに

 

リアス「待ちなさい!」

 

八幡「それを聞く義理はないと言った」

 

魔法陣を展開してジャンプする。

 

 

はぁ······帰ったら帰ったで山のように仕事あるんだよな······

 

 

八幡sideout

 

 

 

 

 

イッセーside

 

 

 

イッセー「行っちゃいましたね·····」

 

先程、はぐれ悪魔のバイサーを圧倒した黒い外套を被った男は、魔法陣でジャンプして消えてしまった。

 

リアス「······何者なのかしら?」

 

祐斗「すぐに会うだろうって言ってましたね」

 

小猫「······その時になれば分かります。多分」

 

多分って小猫ちゃん。

 

朱乃「では、それを待ちましょう。情報収集は怠らないように」

 

朱乃さんのその言葉でこの場は解散になった。

 

 

······あの声、どっかで聞いた気がするんだよなぁ。

 

 

イッセーsideout

 

 

 

 





書いてて思うことはただ一つ。

「誰だこいつは·······」
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