イレギュラーは家族と共に 〜ハイスクールD×D'sバタフライエフェクト~ 作:シャルルヤ·ハプティズム
八幡「······さて、ヴァーリチームとディオドラが『
俺達は冥界の屋敷に集まっている。ここにいるのは、俺の眷属全員とヴァーリチームだ。オーフィスは寝てる。
ヴァーリ「······それでどうするんだ? まさかこのまま何もしないわけないだろ」
八幡「まあな。·······っと本題に行こう」
その言葉に全員が頷く。
八幡「ここにいるメンバーで、テロ対策チームを組織したい」
俺の提案に、全員が呼ばれた理由に納得したような表情をする。
クルル「『禍の団』というテロ組織の台頭。それに伴うテロ活動の活発化。それに対する対抗勢力······ということよ」
八幡「ああ······だが、10数人じゃ磨り潰されるのがオチだ。そこでだ」
ここにいるのはたった16人。いくら俺が二天龍の力を持ってようが、邪龍だの龍王だのがいようが、数千、数万の敵勢力の数の暴力には勝てない。持久戦になればなるほど、ウチは不利になる。
一応、他にもエージェントがいるが、それでも少数であることは変わらない。
八幡「ここにいる一部の奴には、方々に散ってもらって、各勢力に俺達の説明、協力か、最悪俺達にも『
黒歌「はいはいしつも〜ん」
黒歌がご丁寧に挙手までして質問してくる。
八幡「何だ」
黒歌「同盟を組むのはいいとして、何処と組むの?」
まあ妥当な質問だな。まあもう第一候補は決まっている。
八幡「先ずは、北欧神話。それと、美猴」
美猴「何だよぅ······? 嫌な予感しかしねぇ」
八幡「須弥山······最悪、初代闘戦勝仏だけでもいいから説得してくれ」
美猴「·······マジかい」
初代闘戦勝仏だけでも相当心強い。美猴本人は初代が苦手らしいが、俺が行くよりかは話は早く進む筈だ。
桃花「三竦みではないんですか?」
八幡「ああ。三竦みは非協力的な奴も他より多いだろうしな」
桃花「そうですか」
しかもそれぞれの勢力·····特に天使勢と悪魔勢で古い考えの古参の奴らは、絶対に協力しないだろうしな。俺は色々な所から恨みを買っているし。
八幡「······ああ言い忘れてた。俺達の現段階の最大の討伐対象は『禍の団』の派閥の一つ、まだ主だった活動を見せていない『クリフォト』だ」
その言葉でヴァーリの顔が険しくなる。
クルル「大丈夫?ヴァーリ」
ヴァーリ「あ、ああ······」
八幡「ならいいが無理だけはしてくれるなよ」
ヴァーリには、こんなところで潰れて欲しくない。事情を知りすぎているだけに、強く言えないのが辛いところだが······
ヴァーリ「······分かっている」
八幡「これからについてだが、ディオドラはまだ暫くは"普通の”若手悪魔として活動してくれ。貴族主義者で不穏な動きがあった時、お前が一番察知しやすい」
アスタロト家として活動するなら、こういうことは察知しやすい。独自の情報網はあるにはあるが、一番安全だ。
ディオドラ「分かりました」
八幡「クロウ、勝永、ヴァーリはオーフィスとここで待機を。クロウは領に何かあった時に。ヴァーリは一番オーフィスに懐かれてるからだな、目を離さないでくれ」
クロウ「ああ」
勝永「承知しました」
ヴァーリ「······分かった」
八幡「ティアとミカは今まで通り孤児院の方を頼むぞ」
ミカ「うん」
ティア「分かったわ」
八幡「クルルとギャスパーはまだ学園にいてくれ。現段階で、人間界でテロに狙われる可能性が一番高い」
三竦みの首脳陣が出入りする場所だ。俺がテロリストなら、忍び込まないわけがない。
クルル「分かったわ」
ギャスパー「分かりました。いざと言う時は待機の人に連絡した方がいいですか?」
八幡「ああ、その意味も含めて学園にいてくれ。メリオダスと桃花は、明日から俺と北欧に行くぞ。オーディンと話をつけに行く」
本当なら俺一人で行ければいいのだが、名目的にも護衛すら付けずに行けば、俺の、ひいては他のやつらの意識を疑われかねない。
メリオダス「オーケー」
桃花「分かりました」
八幡「じゃあ今日のところはここまでだ。集まってくれてありがとな」
クルル「八幡、チームの名前はどうするのよ。あった方がしまりがいいわ」
八幡「そうだな·······なら『D×D』なんてのはどうだ?」
適当に考えた名前だが······まぁその場じゃこんなもんだろ。対外的にはDragon×Downfall、実際の意味合いはDestruction×Devastationで。俺も随分短絡的な発想だな。
勝永「いいのではないでしょうか」
八幡「よし······これより、俺達はテロ対策チーム『D×D』。殲滅対象はテロ組織『禍の団』だ」
そして、チーム『D×D』が発足。
『禍の団』との戦闘は過激化の一途を辿る。
原作より圧倒的に発足が早いです。尚、リーダーは八幡です。
今作はここまでアニメ基準でやってきたので、7巻があってからの5巻の真ん中くらいです。
念のためタグにストーリー改変のタグを付けてあります。