イレギュラーは家族と共に 〜ハイスクールD×D'sバタフライエフェクト~   作:シャルルヤ·ハプティズム

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何やら雲行きが怪しくなってきた·········



第38話 テロ対策チーム『D×D』

 

八幡「······さて、ヴァーリチームとディオドラが『禍の団(カオス・ブリゲード)』を無事抜けたわけだ」

 

俺達は冥界の屋敷に集まっている。ここにいるのは、俺の眷属全員とヴァーリチームだ。オーフィスは寝てる。

 

ヴァーリ「······それでどうするんだ? まさかこのまま何もしないわけないだろ」

 

八幡「まあな。·······っと本題に行こう」

 

その言葉に全員が頷く。

 

八幡「ここにいるメンバーで、テロ対策チームを組織したい」

 

俺の提案に、全員が呼ばれた理由に納得したような表情をする。

 

クルル「『禍の団』というテロ組織の台頭。それに伴うテロ活動の活発化。それに対する対抗勢力······ということよ」

 

八幡「ああ······だが、10数人じゃ磨り潰されるのがオチだ。そこでだ」

 

ここにいるのはたった16人。いくら俺が二天龍の力を持ってようが、邪龍だの龍王だのがいようが、数千、数万の敵勢力の数の暴力には勝てない。持久戦になればなるほど、ウチは不利になる。

 

一応、他にもエージェントがいるが、それでも少数であることは変わらない。

 

八幡「ここにいる一部の奴には、方々に散ってもらって、各勢力に俺達の説明、協力か、最悪俺達にも『禍の団(カオス・ブリゲード)』にも不干渉であるよう取り付けて欲しい」

 

黒歌「はいはいしつも〜ん」

 

黒歌がご丁寧に挙手までして質問してくる。

 

八幡「何だ」

 

黒歌「同盟を組むのはいいとして、何処と組むの?」

 

まあ妥当な質問だな。まあもう第一候補は決まっている。

 

八幡「先ずは、北欧神話。それと、美猴」

 

美猴「何だよぅ······? 嫌な予感しかしねぇ」

 

八幡「須弥山······最悪、初代闘戦勝仏だけでもいいから説得してくれ」

 

美猴「·······マジかい」

 

初代闘戦勝仏だけでも相当心強い。美猴本人は初代が苦手らしいが、俺が行くよりかは話は早く進む筈だ。

 

桃花「三竦みではないんですか?」

 

八幡「ああ。三竦みは非協力的な奴も他より多いだろうしな」

 

桃花「そうですか」

 

しかもそれぞれの勢力·····特に天使勢と悪魔勢で古い考えの古参の奴らは、絶対に協力しないだろうしな。俺は色々な所から恨みを買っているし。

 

八幡「······ああ言い忘れてた。俺達の現段階の最大の討伐対象は『禍の団』の派閥の一つ、まだ主だった活動を見せていない『クリフォト』だ」

 

その言葉でヴァーリの顔が険しくなる。

 

クルル「大丈夫?ヴァーリ」

 

ヴァーリ「あ、ああ······」

 

八幡「ならいいが無理だけはしてくれるなよ」

 

ヴァーリには、こんなところで潰れて欲しくない。事情を知りすぎているだけに、強く言えないのが辛いところだが······

 

ヴァーリ「······分かっている」

 

八幡「これからについてだが、ディオドラはまだ暫くは"普通の”若手悪魔として活動してくれ。貴族主義者で不穏な動きがあった時、お前が一番察知しやすい」

 

アスタロト家として活動するなら、こういうことは察知しやすい。独自の情報網はあるにはあるが、一番安全だ。

 

ディオドラ「分かりました」

 

八幡「クロウ、勝永、ヴァーリはオーフィスとここで待機を。クロウは領に何かあった時に。ヴァーリは一番オーフィスに懐かれてるからだな、目を離さないでくれ」

 

クロウ「ああ」

 

勝永「承知しました」

 

ヴァーリ「······分かった」

 

八幡「ティアとミカは今まで通り孤児院の方を頼むぞ」

 

ミカ「うん」

 

ティア「分かったわ」

 

八幡「クルルとギャスパーはまだ学園にいてくれ。現段階で、人間界でテロに狙われる可能性が一番高い」

 

三竦みの首脳陣が出入りする場所だ。俺がテロリストなら、忍び込まないわけがない。

 

クルル「分かったわ」

 

ギャスパー「分かりました。いざと言う時は待機の人に連絡した方がいいですか?」

 

八幡「ああ、その意味も含めて学園にいてくれ。メリオダスと桃花は、明日から俺と北欧に行くぞ。オーディンと話をつけに行く」

 

本当なら俺一人で行ければいいのだが、名目的にも護衛すら付けずに行けば、俺の、ひいては他のやつらの意識を疑われかねない。

 

メリオダス「オーケー」

 

桃花「分かりました」

 

八幡「じゃあ今日のところはここまでだ。集まってくれてありがとな」

 

クルル「八幡、チームの名前はどうするのよ。あった方がしまりがいいわ」

 

八幡「そうだな·······なら『D×D』なんてのはどうだ?」

 

適当に考えた名前だが······まぁその場じゃこんなもんだろ。対外的にはDragon×Downfall、実際の意味合いはDestruction×Devastationで。俺も随分短絡的な発想だな。

 

勝永「いいのではないでしょうか」

 

八幡「よし······これより、俺達はテロ対策チーム『D×D』。殲滅対象はテロ組織『禍の団』だ」

 

 

そして、チーム『D×D』が発足。

 

 

『禍の団』との戦闘は過激化の一途を辿る。

 

 




原作より圧倒的に発足が早いです。尚、リーダーは八幡です。

今作はここまでアニメ基準でやってきたので、7巻があってからの5巻の真ん中くらいです。

念のためタグにストーリー改変のタグを付けてあります。
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