取り敢えず日記的なカルデア   作:名状しがたい魔王

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おっ膝〜

「こよりはじごく、以下略!『マリアザリッパー』!」

 

防具とはいえない水着の様な極めて肌色面積の多い服を着た銀髪碧眼の幼女はかなりテキトーに宝具名を叫ぶと敵性体で有る『金のノッブ』を切り刻んだ。

 

「ジャックちゃん!さすがに宝具詠唱省略は危険だぜ?」

 

「だいじょーぶ、だいじょーぶ。」

 

解体できてご機嫌なのか、自惚れかもしれないが俺に撫でられて嬉しいのか笑顔のジャックはノッブの中身を俺に渡すとまた次のノッブを探しに行くのだった。

 

 

 

「ちょっと待て。」

 

「どうしたんです?先輩?」

 

「ん?どうしたのおかあさん?」

 

ノッブを狩る仕事をし始めジャックの宝具を何度も発動させているうちに俺はあることに気づいてしまったのだ。ソレが恐ろしく面倒な事態を引き起こす可能性を秘めているのを知りながら。

 

「なんでジャックの女性特攻がノッブに入らないんだ?」

 

ふとした、と言うかかなり細かい事だ。しかし考えて見ると奇妙である。ノッブ(でかノブとかちびノブのこと)と言う敵性体は確実にサーヴァント織田信長との関連性が有るのは間違いないのだ。しかもあんな曖昧な肉体のくせに人体特攻は効く、つまりあれは人間判定なのだ!

 

「ンー?おかあさんじゃないから?」

 

「それは女性ではないと言うことなのでしょうか?・・・難しいです。」

 

と言うか個人的にはあの口から放つなんちゃら尾張砲が有る以上人間とは思えない…いや、人体特攻は人型なんだっけ?・・・いやいや、人型じゃねえから、百歩譲ってアレが人型なら狼男とかエキドナの方がまだましだわ。

 

「無論!儂は女じゃがのう。」

 

だからソレが疑問を生んでんだよ!知ってるよ!くそ、もっと考えるんだ。・・・そうだ、奴らの習性を調べよう。

 

 

「と言うわけで!イベントも終盤だが急遽ノブの真実探求隊を結成する!」

 

『・・・また妙な事を・・・でも僕も気になるなぁ〜、コッチでは基本敵かどうかとか、魔力量とか位しか注目しないし、何より聖杯の暴走で生まれた謎生物という時点で探究心をそそるね!』

 

呼んでいないのに来るポニテソロマンは置いておいてメインメンバーは検証班にジャックちゃん、一応本人として織田信長、補助マシュマロで有る。

 

「何か失礼な表記法をされた気がします!」

 

「キニスルナ!」

 

臨時のというか最近聞いた驚くべき情報を確かめるべく別の世界からプロトアーサーを拝借して検証スタートで有る。

 

 

飽きた。というかそういう真面目なことする場所じゃねえから、結論だけ言うとでかノブは巨獣特攻が有効で、相変わらず人型特攻は有効だった。で、何故女性判定ではないのかについては、なのだが…個人的にはデオンくんちゃんに男性特攻も女性特攻も効かないのと同じで実は中性、若しくは性別という概念の無いナマモノなのかも知れない、と言う感じだ。まあ、別にどっちでも良いんだけどね!

 

 

 

 

 

 

平蜘蛛がたりん!首を出せ!

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