魔法少女リリカルなのは~世界を破壊せし者たち~   作:暗黒の影

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兵器が真実を語る時・・・

兵器に思いを向ける少女は何を思い、何をするのか・・・

少年少女たちは、一体どうするのか・・・

刻一刻と迫る物語の針は止まる事を知らない・・・



第15話 兵器は真実を語る。

 

 

フォルテSide

 

 

シャアァーーー

 

 

俺は今自室に設備されてるシャワールームで汗を流していた。

 

 

俺の体中には、小さな傷跡から大きな傷跡まで沢山ある。

 

あの研究施設での実験中に負った傷であり、大きな傷跡は言わずとも分かると思うが、合成獣に負わされたのが多い。

 

 

俺は、自分のそんな傷跡を見ながら思っていた。

 

 

拓斗の事を教える事は俺の真実を教える事になる。

 

出来れば、全員には真実を知って欲しいのだが、果たして全員が許してくれるだろうか?

 

今俺の部屋で寝ているユイリィは、俺の真実を知ったら、どう言うだろうか?どう思うだろうか・・・

 

 

キュッキュッ

 

 

俺はシャワーを止めて下を向いた。

 

 

フォルテ「悩んでも意味ないか・・・・・・」

 

 

リヴァイブ〔マスター。真実を語るのですか?〕

 

 

俺が悩んでいると、首に下げていた。リヴァイブが話しかけてきた。

 

 

フォルテ「ああ。真実を知って欲しいからな・・・」

 

 

リヴァイブ〔そうですか・・・〕

 

 

フォルテ「ああ。そろそろ出るか・・・」

 

 

俺がシャワールームから出ようとした瞬間、体の内側から何かが込み上げて来る感触がし・・・

 

 

フォルテ「がふっ!!ゲホッゲホッ!!」

 

 

ビチャァァー

 

 

俺は、吐血した。

 

 

リヴァイブ〔っ!?マスター!!〕

 

 

フォルテ「・・・ガフッ・・・少し・・・ガハッ・・・ヤバいな・・・」

 

フォルテ「リヴァイブ・・・済まんがユイリィを・・・起こしてNPを・・・俺に刺してくれ・・・」

 

 

リヴァイブ〔分かりました。少しだけ待っていて下さい!!〕

 

 

フォルテ「ああ・・・」

 

 

早めにしてくれよ・・・目眩がしてきてるから長く保たないぞ・・・

 

 

俺はシャワールームの壁に背中を合わせて座り込んだ。

 

 

フォルテ「ガハッ!!・・・ゲホッゲホッ!!」

 

 

意識・・・が・・・朦朧と・・・する。

 

 

「――――――っ!?」

 

 

誰かの声が聞こえるが、前が見え・・・な・・・い・・・

 

 

俺は首に何かを刺された感覚があった後、気を失った。

 

 

 

 

フェニックス・ハルバード

フォルテの自室

 

 

フォルテ「・・・ぅ・・・?」

 

 

目が覚めたらベッドで寝ていた。

 

 

何だ?俺は確かシャワーを浴びて・・・

 

 

そうか…体の症状が発症したのか・・・

 

 

俺は、重い体を起こした。

 

 

ビチャ

 

 

起きた反動で頭に乗っかっていた濡れたタオルがベッドに落ちた。

 

 

フォルテ「タオル?誰が・・・」

 

 

バシャー!!カランカランカランッ!!

 

 

フォルテ「・・・?」

 

 

俺がタオルを見ていると自室の入り口付近で何かを落とした音がした為、振り向くと水が入った桶を倒したユイリィがいた。

 

 

ユイリィ「・・・フォ・・・・・・ルテ・・・?」

 

 

フォルテ「ああ」

 

 

俺が返事をすると、ユイリィが駆け寄って来て抱き付いた。

 

 

ユイリィ「よがっだ~目を覚まさないかと思っだ~」グスッ

 

 

心配を掛けたようだな・・・

 

 

フォルテ「すまない・・・心配を掛けたな」

 

 

俺は抱き付いたユイリィの頭を撫でながら言った。

 

 

ユイリィ「うん。体は大丈夫?」

 

 

フォルテ「ああ、少し体が重いがな・・・」

 

 

良く体を見たら服を着てる

 

 

ユイリィ「良かった~」

 

 

フォルテ「ユイリィ。俺はいつ服を着た?」

 

 

ユイリィ「私が着させたよ?」

 

 

俺が聞くと、『当然でしょ?』の様に言うユイリィ。

 

 

フォルテ「そ。そうか・・・」

 

 

ユイリィ「?」

 

 

フォルテ「今の時間は?」

 

 

ユイリィ「17:50だよ?」

 

 

残り時間は10分か・・・

 

 

フォルテ「ユイリィ。少し離れてくれ、服を着替える」

 

 

ユイリィ「うん。フォルテ・・・本当に大丈夫?」

 

 

ユイリィ「なんなら、着替え手伝うよ!?」

 

 

目が血走りながら寄って来るユイリィ。

 

 

フォルテ「だ。大丈夫だ。すまないが少し一人にしてくれ・・・」

 

 

俺も後ずさりながら言った。

 

 

ユイリィ「うん・・・」

 

 

少し落ち込み気味で部屋から出たユイリィ。

 

 

フォルテ「発症が早いか・・・」

 

 

研究施設から逃れてから発症速度が徐々に早くなっている。

 

 

リヴァイブ〔大丈夫ですか。マスター〕

 

 

フォルテ「うあ!!」

 

 

今まで何処にいたのか、分からなかったリヴァイブがいきなり横に現れた。

 

 

フォルテ「何処にいた?」

 

 

リヴァイブ〔アナタの首にずっといましたが?〕

 

 

フォルテ「気付かなかった・・・」

 

 

リヴァイブ〔疲れていますからね・・・〕

 

 

フォルテ「すまん」

 

 

リヴァイブ〔おきなさらずに〕

 

 

フォルテ「…着替えて医務室に向かうぞ」

 

 

リヴァイブ〔はい〕

 

 

俺は、直ぐ正装に着替えて部屋から出た。

 

すると、部屋の前でユイリィが待っていた。

 

 

フォルテ「待っていたのか?」

 

 

ユイリィ「うん」

 

 

フォルテ「そうか・・・」

 

 

俺はそれだけ言い拓斗がいる医務室に向かった。

 

 

医務室

18:00

そこには、6人の男女がいた。

 

タクトSide

 

 

今、俺は悠の戦艦、フェニックス・ハルバードに設備されてる医務室のベッドにいた。

 

 

フォルテ「よし、全員いるな?」

 

 

悠が全員を確認を取った。

 

ツカサ「それで、報告したい事とは?」

 

 

マスミ「つまんない事じゃないだろうな?」

 

 

あ。俺を此処まで運んでくれた2人だ。

 

フォルテ「その事を話す前に俺の事を知って貰う」

 

 

悠の事って・・・まさか!?転生した事を言うのか!?

 

 

ユイリィ「フォルテの事?」

 

 

ツカサ「?」

 

 

マスミ「どういう事だ?」

 

 

フォルテ「コレを聞いて一緒にいたくない無いなら出て行って良い・・・」

 

 

ユイリィ「フォルテ?」

 

 

フォルテ「まず、俺たちはこの世界の人間じゃない・・・」

 

 

ツカサ「この世界って、そりゃあ皆違う世界の人間ですよ?」

 

 

そう言えば、この世界は色んな次元世界があるんだっけ?

でも、ツカサ・・・

俺達はパラレルワールドの世界から来たんだよ。

 

 

俺がそう思っていると悠が首を横に振った。

 

 

フォルテ「違うそう言う事じゃない。俺達はパラレルワールドの世界から来たんだ」

 

 

マスミ「じゃあ"次元漂流者"なのか?」

 

 

次元漂流者・・・

 

確か、この世界だと次元振が起きたり次元の亀裂が起きて、別の世界と一瞬繋ぎ合う、その時に巻き込まれた人間が"次元漂流者"と呼ばれる。

フォルテ「違う。俺と拓斗は次元漂流者でも無い」

 

 

リエラ「訳分からないよ~マスター」

 

 

フォルテ「今から、言う事は全部本当の話しだ」

 

そう言うと悠は自分と俺が転生者であり、自分達が元の世界では死んでいる事を全部、皆に伝えた。

 

 

ユイリィ「じゃあ、フォルテは元の世界で一回死んでるの?」

 

 

フォルテ「ああ」

 

 

ツカサ「僕たちがマンガやアニメのキャラクターと?」

 

 

フォルテ「ああ」

 

 

リエラ「何でこの世界に転生したの?」

 

 

それは、俺も気になっていた。何故悠が、このリリカルなのはの世界に転生したのか・・・

 

 

フォルテ「俺が知る限り、この先に不幸に見回れる少女がいる」

 

 

悠が一人でに語り始め全員が静かに聞く。俺も悠の言葉を聞いていた。

 

 

フォルテ「俺は、アニメを見ていて思った『助けたい』ってな」

 

 

俺は偽善者が嫌いだ・・・

無駄に正義やら平和やらで争いを好まないと言う奴が・・・

 

 

フォルテ「俺は、世界全員が幸せになれとまでは言わない」

 

 

フォルテ「俺は、俺の手が届く範囲で可能な限り、助けたい」

 

 

フォルテ「だから、俺は手の届く範囲で彼女たちを不幸な人を救いたい為にこの世界に転生した」

 

 

悠が言い終えると、辺りは静まり返っていた。

 

 

昔、悠に言われた事がある。

 

『拓斗は、転生したら何がしたい?』

 

って、俺は迷いもせずに言った。

 

『ハーレムを作るかな?』

 

俺は同じ質問を聞いたら、悠が言った。

 

『俺もハーレムを作るけど、ヤッパリ不幸な人を可能な限り救いたいな』

 

俺はその時、笑いながら流していたが、本当に思ってたのか…

 

 

ユイリィ「その手の届く範囲に私たちは入ってる?」

 

 

沈黙を破ったのは、悠にゾッコンなユイリィだった。

 

 

フォルテ「ああ。ユイリィやリエラにツカサにマスミは、俺が手の届く範囲だ」

 

 

ユイリィ「そっか、良かった」ニコッ

 

 

可愛い・・・

 

 

フォルテ「・・・・・・・・・」

 

 

タクト「悠?」

 

 

フォルテ「っ!?何でも無い。あと、拓斗。俺の今の名前はフォルテだ」

 

 

タクト「悠ともう名乗らないのか?」

 

 

フォルテ「時が来たら名乗る。それまでフォルテだ」

 

 

タクト「そうか…」

 

 

俺は何か引っかかっている悠が言った。

『時が来たら・・・』

 

 

一体いつその時がくるのだろうか…

 

 

タクト「あ。そう言えば、何でさっき逃げる時、意味不明な所に"幻影写し"をさせたんだ?」

 

 

フォルテ「簡単だ。管理局の奴らが見ていたからだ」

 

 

タクト「そうか・・・あ。フォルテと話し終えた所で改めて自己紹介しようZE☆」

 

 

フォルテ「そうだな。なら、俺からだな」

 

 

そう言うと悠が姿勢を正しくなった。

 

フォルテ「このフェニックス・ハルバードの艦長兼戦闘部隊総隊長を務める。フォルテだ。また、よろしく」

 

 

タクト「ああ。またバカしようぜフォルテ」

 

 

フォルテ「ああ」

 

悠が答えた後、直ぐ横にいたユイリィの番だ。

 

ユイリィ「次は私ですね?」

 

 

ユイリィ「私はこのフェニックス・ハルバードの副艦長兼戦術オペレーター兼フォルテのECリアクターを務める。ユイリィ・シュトロゼックです。よろしく拓斗」ニコッ

 

 

グフッ!!何だあの破壊力のある笑顔は!?

 

 

フォルテ「良かったな。拓斗」

 

 

タクト「何が?」

 

 

フォルテ「ユイリィがタメ口で話してくれるって事は、お前を信頼してるって言う意味がある」

 

 

タクト「マジで!?」

 

 

フォルテ「ああ。そうなんだろうユイリィ?」

 

 

ユイリィ「うん♪」

 

 

めっちゃ可愛い笑顔で答えてくれた・・・

 

タクト「我が生涯に一片の悔い無し・・・」

 

嬉し過ぎて俺は片腕を上に上げて某世紀末覇者の言葉を言ってしまった。

 

 

フォルテ「死んでどうする・・・」

 

 

そんなバカをやりながら、次はユイリィの横にいたツカサの番だ。

 

 

ツカサ「次は僕ですね」

 

 

そう言いながら、一歩前に出た。

 

 

ツカサ「僕は、支援部隊隊長を務める。ツカサです。よろしく拓斗さん」

 

 

タクト「ああ。よろしくツカサ。あと、呼び捨てで良いからな?」

 

 

ツカサ「そうですか?なら、改めて拓斗よろしく」

 

 

タクト「おう」

 

 

てか。戦闘部隊って何があるんだ?

 

 

タクト「なあ、フォルテ」

 

フォルテ「部隊は全部で

強襲部隊(アサルター)

狙撃部隊(スナイプス)

支援部隊(ヘビーガンナー)

偵察部隊(ステルス)

爆破部隊(バースト)

の5つある」

 

 

タクト「まだ、何も言ってない!?そして、何故分かった!?」

 

 

怖っ!?何で分かったよ!?

 

 

フォルテ「感だ」

 

 

タクト「感って・・・まあ、良いや・・・自己紹介を先に終わらせよう」

 

 

次は確か、リエラか

 

 

リエラ「じゃあ、わたしだね~」

 

何て言うか…某女子しか操れないパワードスーツで出て来る。喋り方が、のほほんさんみたいだな。

 

 

リエラ「わたしは、フォルテの使い魔兼偵察兵を務めるリエラだよ~よろしくね~拓斗~」

 

 

タクト「よろしく。リエラ」

 

 

次はマスミか・・・

 

 

マスミ「俺か・・・」

 

 

マスミ「狙撃部隊の隊長を務めるマスミだ。何かあれば言え出来る範囲でやる」

 

 

タクト「おう。その時は頼む」

 

 

フォルテ「終わったな・・・なら、今日は解散だ」

 

 

フォルテ「明日08:00にブリッジに集まれ以上だ」

 

 

そう言い悠は医務室から出て行った。

ユイリィは悠の後を追って医務室から退出した。

 

 

マスミ「ふぅ~。なら、俺は部屋に戻るか・・・」

 

 

あ。マスミの喋り方が変わった。

 

 

タクト「なあ、ブリッジって何処だ?」

 

 

そう、この戦艦には先ほど来たばかりでまったく場所が分からない。

 

 

マスミ「そう言えば、拓斗は初めてだったな」

 

 

ツカサ「なら、明日向かいに行きますよ」

 

 

ツカサのこの喋り方はデフォなのか?

 

 

ツカサ・マスミ「デフォです(だな)」

 

 

タクト「何故分かった!?」

 

 

ツカサ・マスミ「感です(だな)」

 

 

タクト「お前らもか…OTZズーン」

 

 

ツカサ「あ…はははは(苦笑)」

 

 

マスミ「さてと、また明日な拓斗」

 

 

タクト「あっ!!ちょっと待ってくれ!!」

 

 

ツカサ・マスミ「?」

 

 

2人に聞きたい事があったのを忘れる所だった。

 

 

タクト「2人に聞きたい。正直に答えてくれ」

 

 

ツカサ「分かりました」

 

 

マスミ「ああ」

 

 

タクト「正直、悠・・・フォルテや俺の事を話しを聞いてどう思った?」

 

 

ツカサ「・・・・・・・・・」

 

 

マスミ「・・・・・・・・・」

 

 

しばしの沈黙

 

因みにリエラはどこかに消えた。

 

 

ツカサ「正直、フォルテさんや拓斗の話しを聞いた時、有り得ないって思ってました」

 

 

マスミ「俺もだな。だが、フォルテが嘘を言わない事もこの一ヶ月近い時間で分かってる」

 

 

ツカサ「だから、アナタやフォルテさんの話しは信じますよ」

 

 

マスミ「そうだな、例え拓斗が吸血鬼だろうと、フォルテが兵器だろうとな」

 

 

ツカサ「アナタはアナタですし、フォルテさんはフォルテさんですから」

 

 

タクト「そうか、それだけ聞ければ十分だ。すまん。引き止めて」

 

 

ツカサ「気にしないで下さい」

 

 

マスミ「ああ。気にするな」

 

 

そう言い、2人は医務室から出て行った。

 

 

タクト「良い仲間がいるじゃん。悠・・・」

 

 

タクト「俺は、お前を支えてるからな・・・悠」

 

 

俺はそう呟き眠りに落ちた。

 

 

タクトSide out

 

 

フェニックス・ハルバード

通路

 

フォルテSide

 

 

俺は医務室を出た後自室に向かっていた。

 

 

みんなどう思っているかな・・・

 

やはり、俺といたくないかな・・・

 

フォルテ「どうなんだろうな・・・」

 

 

ユイリィ「フォ~ル~テ~」ダキッ

 

 

俺が考えていると、ユイリィが後ろから抱き付いてきた。

 

 

フォルテ「ユイリィ?」

 

 

ユイリィ「どうしたの?」

 

 

何故ユイリィは普通に接してくれるんだろうか・・・

 

 

フォルテ「ユイリィは、俺が怖く無いのか?」

 

 

ユイリィ「うん。フォルテはフォルテだもん。それ以下でもそれ以上でも無いよ」

 

 

フォルテ「・・・・・・・・・だが」

 

 

ユイリィ「それに何で私たちを助けてくれた人を怖がらないといけないの?」

 

 

ユイリィ「フォルテはフォルテだよ」ニコッ

 

 

フォルテ「そうか・・・ありがとうユイリィ」

 

 

ユイリィに礼を言いながら頭を撫でた。

 

 

ユイリィ「どういたしまして♪」

 

 

俺は、一体ユイリィに何を期待していたんだ?

 

 

フォルテ「気が楽になった。もう戻ろう」

 

 

そうか…俺が思ってた以上に優しかったのか・・・

 

 

俺とユイリィは自室に向かった。

 

 

ユイリィ「ねぇ。フォルテは、自分の事が嫌い?」

 

 

自室に向かう途中ユイリィが聞いてきた。

 

 

フォルテ「・・・・・・・・・」

 

 

俺はどう答えたら良いのか分からず、黙ってしまった。

 

 

自分が嫌いかどうか・・・

 

 

フォルテ「分からない・・・」

 

 

フォルテ「俺が生まれた事で不幸になる奴がいるなら、俺は生まれなかった方が良かったのかもしれない・・・」

 

 

俺は下を向きながら、ユイリィに言った。

 

 

その瞬間・・・

 

 

パンッ!!

 

 

ユイリィに頬を叩かれた。

 

 

フォルテ「・・・ユイ・・・リィ・・・?」

 

 

ダキッ

 

 

ユイリィ「・・・そんな事無いよ・・・」

 

 

俺がユイリィに叩かれたことに困惑しているとユイリィに抱き締められた。

 

 

ユイリィ「フォルテがいなかったら、今の私やツカサ。マスミは此処にいないよ・・・」

 

 

フォルテ「・・・・・・・・・」

 

 

ユイリィ「私は、フォルテに感謝してるよ?」

 

 

フォルテ「感謝?」

 

 

ユイリィ「うん。フォルテが助けてくれたあの日・・・」

 

ユイリィ「もし、フォルテが助けてくれなかったらって思う時があるの・・・」

 

 

フォルテ「・・・・・・・・・」

 

 

ユイリィ「もし、フォルテが助けてくれなかったら、私はずっと彼処にいたんだと思う・・・」

 

 

ユイリィ「だから、私を助けてくれたフォルテには感謝してるよ・・・」

 

 

ユイリィは、俺にそう言い、俺慰めた。

 

 

フォルテ「そうか・・・」

 

 

フォルテ「すまん。ユイ」

 

 

ユイリィ「え?」

 

 

フォルテ「ユイリィだと長いからな、愛称だ」

 

 

ユイリィ「え?うん。ありがとう♪」

 

 

フォルテ「ありがと・・・・・・」ボソッ

 

 

ユイリィ「え?」

 

 

フォルテ「いや、何でもない」

 

 

いつの間にか着いていた自室に俺は先に入った。

 

 

ユイリィ「あ。待って~フォルテ」

 

 

俺はそのままベッドに直行した。

 

 

フォルテ(俺は…俺の手の届く範囲で皆を幸せにする)

 

 

俺は新たにそう決意しながら眠りに着いた。

 

フォルテSide out

 

 






では次回会いましょう。
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