魔法少女リリカルなのは~世界を破壊せし者たち~   作:暗黒の影

20 / 41

未来を知り、運命を知った少年少女たちは・・・

運命を変える為動き出す・・・

刻一刻と迫る物語の針は、直ぐ傍まで来ている・・・


第18話 第97管理外世界"地球" 上編

 

 

フォルテSide

 

フェニックス・ハルバード

メインブリッジ

 

ハルバードに全員集まる様に言うと直ぐに全員集まった。

 

 

タクト「地球に行くって・・・唐突だな!!おい!!」

 

ツカサ「確かに、いきなりですね」

 

 

リエラ「何にも用意してないよ~」

 

 

マスミ「ちゃんと説明しろよ…」

 

ユイリィ以外が俺に説明して欲しい視線を送ってきた。

 

フォルテ「前々から決まっていた事だ。それに今日行くわけではない」

 

ユイリィ「じゃあ、いつ行くの?」

 

 

タクト「今でしょ!!」キリッ

 

 

フォルテ「拓斗。少し黙れ、行く日は、明後日だ」

 

 

タクト「十分直ぐさゃねぇか!!」

 

 

マスミ「確かにな。あまり変わらない気がするな」

 

 

フォルテ「・・・・・・・・・準備をしとけ…」

 

 

タクト「逃げた!?」

 

 

フォルテ「黙れ。エアーカッター」

 

 

俺は、うるさい親友に風魔法を当てた。

 

 

タクト「痛い!!地味に痛い!!」

 

 

フォルテ「伝えたかったのはそれだけだ。解散」

 

 

俺はうるさい親友を無視して解散した。

 

 

タクト「放置!?俺は放置ですか!?放置するなら、せめて魔法を解いて!?」

 

 

フォルテ「・・・・・・・・・。エアーバーン」

 

 

俺はブリッジを退出する際に拓斗を結界で囲み風属性爆発魔法を当てた。

 

 

タクト「ギャァァァァア!!」

 

 

チュドォォォン!!

 

 

フォルテ「修行するか・・・」

 

 

俺はそのまま戦闘区にあるVRM訓練所に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タクト「マジで放置された」プスプス

 

 

フェニックス・ハルバード

戦闘区

VRM訓練所

 

プシュー

 

フォルテ「『設定場所:ジャングル。敵設定人数:150人。敵使用武器設定:アサルト・ヘビー・ハンドガン・などの実弾兵器。追加設定:所々に魔導師あり』コレ位で良いか…」

 

ザァァァアー

 

設定をし終えると真っ白な空間が一瞬でジャングルの風景に変わった。

 

天気はどうやら雨だったらしい。

 

フォルテ「ふむ。天気は雨か…丁度良い。敵を倒しやすくなる」

 

ジャングルでの雨は、実際問題は幸運であり不幸でもある。

 

フォルテ「まずは、敵の居場所を探らないとな・・・リヴァイブ。補助を頼む」

 

 

リヴァイブ〔分かりました〕

 

 

俺はリヴァイブの補助を受けながら直ぐに探査魔法で敵を探した。

 

フォルテ「見つからないな・・・」

 

俺が敵を探していると、真横から高速で接近してくる魔法弾があった。

 

キュイーーン!!

 

魔法弾が俺に当たる前に反射され発射した本人に返した。

 

すると、ゲームの様に右上に1/150っと現れた。

 

これは、150人中1人を倒したまたは、殺した為カウントされる。

 

フォルテ「残り149人か・・・」

 

 

リヴァイブ〔マスター。此処から、1km先に約100人近く密集している生命を確認しました〕

 

 

待ち伏せでもしているのか?

 

 

フォルテ「魔法は、あまり使わず能力で行くか・・・」

 

 

フォルテ「【イマジン・クリエーター:ツインノズルジェットエンジン×2。MINIMINI軽機関銃×2。MK.23ソーコムハンドガン×2】」

 

俺は能力で腰に2つのジェットエンジンを装着し両腕に軽機関銃を持ち、ホルスターに2つのハンドガンを入れた。

 

 

フォルテ「リヴァイブ。補助魔法頼む」

 

 

リヴァイブ〔了解〕

 

 

 

ドォォォオ!!

 

俺は、腰に装着したジェットエンジンを動かした。

 

まぁ、音が異様にうるさいため、俺の耳周囲を真空状態にしながら、ジェットエンジンを動かしている。

 

まったく、声が聞こえない。

 

フォルテ「リヴァイブ。敵はまだ固まっているか?」

 

 

リヴァイブ〈はい。まだ固まっています。攻撃を仕掛けるなら今です〉

 

 

フォルテ「了解した」

 

俺は腰に装着したジェットエンジンの火が付き炎が見える。

 

フォルテ「出撃(で)る」

 

 

ドォォォオ!!

 

 

俺は、空に上がらず低空飛行で高速移動している。

 

 

リヴァイブ〔体勢制御を調整します〕

 

 

フォルテ「頼む」

 

 

リヴァイブ〔あと、10mで敵を視認します〕

 

 

フォルテ「了解」

 

残り8m

 

残り6m

 

残り4m

 

ダッダダダダダ!!

 

残り3mになった瞬間鉛の弾が大量に俺に迫ってきた。

 

フォルテ「っち!!弾幕は多いが・・・・・・」

 

 

俺は、左右のジェットエンジンを左に変え正面移動から急速で左に体勢を変えて、鉛の雨を避けた。

 

フォルテ「ぐっ!?」

 

ジェットエンジンを最大出力で噴射させると、マッハ1のスピードが出る。

 

そんなスピードで横に急速体勢変更すると、殺人的なGが掛かる。

 

俺もリヴァイブに補助してもらっているが例外では無く、Gが体に掛かる。

 

敵は弾を避けた事に驚き動きが止まった。

 

俺はその隙を見逃さず両腕に持っていた、軽機関銃を敵の集団に向けた。

 

フォルテ「そこぉぉお!!」

 

ダッダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!!!!!

 

俺の両腕にあった軽機関銃が一気に火を吹いた。

 

 

フォルテSide out

 

 

 

タクトSide

 

今俺は、フォルテの後を追ってVRM訓練所の観察室でフォルテの訓練を見ていた。

 

タクト「にしても、反射能力を使わないんだ?反射能力を使えば、弾なんて避けなくても良いのに・・・」

 

 

ユイリィ「何か、『能力に頼り過ぎると敵に自分の手の内を教えてる』って言ってあまり使わない様だよ?」

 

 

タクト「うお!?」

 

いつの間にか、俺の後ろにいたユイリィが俺の質問に教えてくれた。

 

タクト「え!?いつの間に!?」

 

 

ユイリィ「拓斗が入った直ぐ後に来たよ?」

 

ユイリィが首をコテンと傾げた。

 

タクト「グフッ!!・・・可・・・愛い・・・」

 

 

危ない。危ない。吐血しかけた。

 

 

タクト「じゃあ・・・。フォルテは反射能力をここぞっていう時にしか使わないと?」

 

 

ユイリィ「うん、訓練でもあまり使わないよ?だから、フォルテに直ぐ能力を使わせた拓斗は凄いんだよ?」

 

へ~え。昔っからそう言う戦術・戦闘については、慎重そうだったし考えてたと思ってたけど。

此処までちゃんと考えてんだな…

 

 

ユイリィと話しをしている中、フォルテは、次々と敵を倒してうる。

 

タクト「あと、何人なんだ?」

 

 

ユイリィ「え~と。残り50人だね」

 

 

タクト「まだまだ、いるのか・・・」

 

あ。軽機関銃を捨ててハンドガンに変えた。

フォルテは敵の標準に合わない為に変則的な動きをしている。

 

タクト「あんな動きして、体大丈夫なのか?」

 

 

ユイリィ「大丈夫じゃないよ。あんな変則的な動きをしたら、体に多大なGが掛かるよ…それも殺人的な・・・」

 

 

タクト「んなっ!?止めなくて良いのか!?」

 

 

ユイリィ「止めたいけど止められないよ。あんな目を見たら、それにいつもこの訓練法でやって無茶する」

 

 

ユイリィは、フォルテを見ながら言った。

 

タクト「目?」

 

俺は、ユイリィが言ったフォルテの目を見た。

 

その目には、焦り・悲しみ・責任などがグチャグチャに混ざった瞳があった。

 

ユイリィ「あんな目を見たら言うに言えないよ…」

 

 

タクト「・・・・・・・・・。フォルテ」

 

 

そんなに悩んでるなら、何で俺に言わないんだよ・・・

 

 

俺が考えているとフォルテは持っていた、ハンドガンと左右のジェットエンジンを捨てて一筋の長い刀を出した。

 

そう俺と戦った時にも見た長い刀だ。

 

タクト「改めて見ると長いな・・・普通。7歳の子供が持てない長さだよな・・・」

 

 

ユイリィ「あれは、フォルテが持っているデバイス"リヴァイブ"のセフィロスフォームだよ」

 

俺がフォルテの刀に驚いてるとユイリィがフォルテの出した刀を教えてくれた。

 

 

タクト「へ~え。アレがフォルテのデバイスフォームの一部か・・・」

 

俺の場合は、大剣だからな・・・

 

パワータイプだな

 

メアシス〔早いですね・・・〕

 

 

タクト「確かにな・・・」

 

そうフォルテの剣筋のスピードに全体的なスピードが早いのだ。

 

 

ユイリィ「コレでも遅いよ?」

 

 

タクト「マジ!?半真祖吸血鬼な俺でもギリギリ目に見えるのに!?」

 

どんだけスピードがあるんだよ!?

 

生身の状態であのスピードって・・・

 

タクト「じゃあ、能力フル活用したら、見えないだろ・・・」

 

てか、ユイリィがフォルテの事を見えてることに驚き・・・

 

 

ユイリィ「白銀十字に手伝って貰ってるから」

 

 

タクト「心を読まれた!?」

 

 

ユイリィ「声に出してたよ?」

 

 

タクト「マジ?」

 

 

やべ。気を付けよ・・・

 

 

ズガッアァァァ!!

 

俺が考えていると訓練所から只ならぬ音が鳴った。

 

タクト「何だ!?」

 

 

ユイリィ「最後に大技を使ったみたい」

 

 

タクト「は?」

 

 

ユイリィ「カウント数を見て」

 

俺はユイリィに言われた通りカウント数を見ると・・・

 

タクト「ウソだろ!?さっきまで50人いたのに!?」

 

カウント数は、150/150と出ていた。

 

あの一瞬で50人を倒したのだ。

 

タクト「何をしたら、50人がものの数分で倒せんだよ!?」

 

 

ユイリィ「多分、プラズマブラスターを使ったんだと思う」

 

プラズマブラスターって確か研究施設を破壊した時の魔砲か?

 

タクト「そうだとしても、50人を軽く消し飛ばせる・・・わ・・・け・・・」

 

 

・・・・・・・・・あった・・・

 

 

確か研究施設を破壊させた時、フォルテが何か25%どうとか言っていた気が・・・

 

もしそれが出力ならば、100%で放ったらどうなるんだ?

 

25%であの威力・・・

 

当たりたくねぇ・・・

 

タクト「一体何%で放ったんだ?」

 

 

ユイリィ「多分15%じゃないかな?」

 

マジか…15%であの威力・・・

 

タクト「アレに当たった奴。なのはの「スターライトブレイカー」並みにトラウマを植え付けるな・・・」

 

 

ユイリィ「確かに・・・」

 

 

フォルテ「そこの2人。何してる?」

 

俺とユイリィがフォルテの放ったプラズマブラスターの恐ろしさを再実感していると、訓練所にいるフォルテがガラス越しに話しかけてきた。

 

タクト「あれ?バレてた?」

 

 

ユイリィ「みたいだね」

 

 

タクト「丁度良いから会いに行くか」

 

 

ユイリィ「うん」

 

 

俺とユイリィは観察室から出てフォルテがいるVRM訓練所に向かった。

 

タクトSide out

 

 

フォルテSide

 

 

俺は、最初に軽機関銃で牽制しながら、敵の殲滅をし、残り50人近くになり、軽機関銃からハンドガンに変え少々敵を減らし、残り少なくなった所に長刀モードにしたリヴァイブで必殺技に近い大技。

 

拓斗と合体砲撃より威力とパワーを下がるが、プラズマブラスターを十分に残りの敵を殲滅出来る為、出力15%近くを敵集団の所に放った。

 

その結果、残りの敵を倒した。

 

俺は、先ほどから俺の訓練法を見ていた2人の人物に向けて言った。

 

フォルテ「そこの2人何してる?」

 

 

俺がそう言うと気配が近づいてきた。

 

プシュー

 

その気配が訓練所に入った瞬間、ジャングルの背景が元の白い部屋に戻った。

 

倒した敵も自動的に消えている。

 

フォルテ「俺の訓練法を見ても意味は無いと思うが?拓斗」

 

 

タクト「確かに…見ても意味なかった」

 

入ってきた人物は、拓斗にユイリィだった。

 

ユイリィ「お疲れ様。はい、サイダーとタオル」

 

 

フォルテ「ああ、いつもありがとう」

 

俺はユイリィから受け取ったタオルで顔を拭きながら、ユイリィにお礼を言った。

 

ユイリィ「ううん。私に出来るのはコレ位だから・・・」

 

 

フォルテ「それでも、ありがとう」

 

俺はそのまま、キンキンに冷えたサイダーを飲んだ。

 

タクト「体に悪く無いか・・・それ」

 

 

フォルテ「まぁ。普通ならスポドリだろうが、俺はサイダーなんだ」

 

 

タクト「そうか・・・まぁ。前々から炭酸系が好きだったからなフォルテは・・・」

 

 

フォルテ「ああ」

 

 

ゴクッゴクッ

 

 

タクト「体は大丈夫なのか?あんな変則的な動きをしたら多大なGが掛かったんだろ?」

 

 

フォルテ「ああ、平気だ。ECB能力のおかげで体が徐々に進化し始めてGに耐えられる様になった」

 

 

タクト「進化って、俺と同じなのか?」

 

 

フォルテ「いや、俺の方が劣化してる」

 

 

タクト「どれくらい?」

 

 

フォルテ「RPGで言うなれば、拓斗は常時モンスター5体倒せばレベルアップする」

 

 

タクト「フォルテの場合は?」

 

 

フォルテ「俺の場合は、モンスターを20体倒せばレベルアップする」

 

 

タクト「15の差があるのか・・・」

 

だが、俺は自分の脳を使用し戦闘・戦術などの戦い方を把握し補う。

 

タクト「そうだ。フォルテ」

 

 

フォルテ「何だ?」ゴクッゴクッ

 

 

タクト「回復魔法を俺持って無いんだよ」

 

 

フォルテ「つまり?」

 

 

タクト「このVRM訓練所でヒーラを出してくれないか?」

 

 

フォルテ「お前の進化はこのVRM訓練でも使えるのか?」

 

 

タクト「ああ」

 

 

フォルテ「わかった。此方もヒーラは、リエラしかいなかったからな。欲しかった」

 

 

タクト「丁度良かったみたいだな」

 

 

フォルテ「ああ、今やるか?」

 

 

タクト「そうだな。どうせ明後日には地球に行くんだし。早めに習得した方が良いか…」

 

 

フォルテ「どうする?」

 

 

タクト「ああ、やる」

 

 

フォルテ「丁度良いから、少し戦い方を学べ」

 

 

タクト「別に良いんじゃね?やらなくても」

 

 

フォルテ「今のお前の戦い方だといずれ強敵が現れた時に苦戦するのは拓斗。お前だぞ?」

 

確かに拓斗は強い。

 

だがそれは、能力を頼り過ぎていて本来の強さが出せていない。

 

俺と初めて戦った時も初っ端から幻写音を使っていたが、アレがもし見えていたら拓斗は一瞬で死んでいる。

 

 

そうならないため、いざという時に対応出来る様にVRM訓練で戦い方を学んだ方が良いのだ。

 

タクト「あ~何かフォルテが言いたい事が分かった」

 

 

タクト「分かった。ヒーラを学ぶと同時に戦い方も学ぶとするよ」

 

 

フォルテ「訓練法はお前のデバイス"ナイシス"にインプットさせる」

 

 

ナイシス〔わたしにですか?〕

 

 

フォルテ「お前は拓斗のデバイスであり一緒にいるからだ」

 

 

フォルテ「リヴァイブ。ナイシスに俺が作り出した戦闘教訓データを送ってくれ」

 

 

リヴァイブ〔分かりました・・・・・・インプット完了しました〕

 

 

ナイシス〔インプットしました。ありがとうございます〕

 

 

フォルテ「気にするな。それじゃあ、拓斗。VRM訓練を始めるぞ?」

 

 

タクト「おう!!」

 

 

フォルテ「『場所設定:廃墟街。敵設定:ヒーラを中心とした魔導師集団。敵設定数:6人』良し。俺たちは観察室に行くぞ」

 

背景が変わり、俺とユイリィは観察室に向かう途中に拓斗に言った。

 

フォルテ「俺たちが退出した瞬間始まるからな。今の内に戦闘準備をしといた方が良いぞ。拓斗」

 

 

タクト「あいよ。【マスターコントロール:血塗られた短刀(ブラッディーナイフ)。重力軽減(グラビティーライト)】良し」

 

 

フォルテ「準備は整ったらしいな。ユイリィ行くぞ」

 

 

ユイリィ「うん。頑張ってね拓斗」

 

 

タクト「おう!!」

 

VRM訓練所から出て横に設備されている観察室に向かった。

 

フォルテSide out

 

 





では次回会いましょう。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。