魔法少女リリカルなのは~世界を破壊せし者たち~ 作:暗黒の影
魔法が無く技術だけが進んだ世界…
そんな世界に現れた、アドベンドカード…
異世界にあり、全く関係ない世界の物…
そんな、物が現れ徐々に崩れ行く世界…
物語の針は、動き始めた…
レイ「行ったか…」
拓斗達は、そのまま廃倉庫から出て行った。
レイ「ギガース…」
ギガース…
それは、王道RPGゲームの"白騎士物語"に登場する。大型モンスター。
ボス(ギガース)『逃げたか…まぁ、貴様を殺したらアイツ等も殺せば良いか』
レイ「残念だが、それは無理だな…」
ボス(ギガース)『何!?』
ギガース。
アイツには少し難点がある。
それは…
ボス(ギガース)『ギガッ!?ガギガガァァァア!?』
ボス(ギガース)『ナンだ!?キサマハ!?ヤメロクルナギャア゛ァァア』
ギガース『ガァァァァァア!!』
レイ「お前の自我があればな…」
アドベンドカード…
それは、術者自身の命を生け贄にし魔獣を肉体に宿らす事で強大な力を発揮出来る…
だが、ギガースとの契約は徐々に肉体を蝕み、最終的には契約者の自我は失われギガースに乗っ取られる…
その為、"白騎士物語"でも、知られているのは極僅かしかいなかった。
レイ「どうやって、そのアドベンドカードを手に入れたかは、もう聞けないからな…」
そうコイツがどうやってアレを手に入れたか、気になっていたのだが、自我が無いんじゃまぁどうしようも出来ない。
レイ「まぁ、人外だし殺して大丈夫だろう」
レイ「リヴァイブ!!セットアップだ!!」
リヴァイブ〔分かりました。stand by ready set up〕
俺が変身した瞬間、ギガースが腕を振りかざしてきた。
ギガース『ギガァァァア!!』
レイ「ちっ!!空気を読めっ!!」
キュイィーン!!
避けれないと判断した俺は自身の能力の反射を使かい、ギガース自身の体重と拳のスピードを反射させた。
ギガース『ギガッア!?』
ドゴォォン!!
案の定、ギガース自身に全てが反射した為、ギガースは吹っ飛び先ほど出て来たコンテナに逆戻り。
レイ「たく。知能が無い奴は…」
何とかバリアジャケットを展開出来たな…
今の俺の姿は、バリアジャケットに刀状態のリヴァイブを右手に左手にはMINIMINI軽機関銃一丁に両腰には、ノズルジェットエンジンを1つずつ着用している…
つまり、戦闘態勢万全である。
ギガース『ガァァァァァァ!!』
ガァァァン!!
俺が装備を確認するとボロボロなコンテナからギガースが出て来た。
レイ「終曲の乱舞と行くか…」
ゴォォォォォォ!!
魔力をエネルギーにしているノズルジェットエンジンを吹かせ、高速でギガースに近付きながらMINIMINI軽機関銃の引き金を…
ダッダダダダダダダダダダダダダダダダダタダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!
引いた…
だが…
カンッカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカンッ!!
レイ「っち!!装甲が硬すぎる!!」
ギガースの装甲が思ったより硬すぎ、軽機関銃では意味が無い…
レイ「装甲が堅いなら!!【イマジンクリエーター:バレットM82A1対物ライフル】貫ける武器を出すまでだ!!」
俺は、MINIMINI軽機関銃を消して新たに作り出した。
狙撃銃。
バレットM82A1
口径:12.7mm
使用弾薬:12.7×99mmNATO弾
発射速度:32発/分
銃口初速:853m/s
有効射程:2000m
と言うモンスターライフルを作り出した。
レイ「コレならどうだ!?」
ダンッダンッダンッダンッダンッダンッダンッダンッダンッダンッダンッダンッダンッダンッダンッダンッダンッダンッダンッダンッダンッダンッダンッダンッダンッダンッダンッダンッダンッダンッダンッダンッ!!
俺はノズルジェットエンジンを使いながら高機動移動しながらカートリッジに入っている弾を全てギガースに打ち込んだ。
すると…
ギガース『ギギャァァァァァア!?』
全弾命中し苦しむギガース
レイ「っち!!アンチマテリアルライフルを使っても死なないってどういう装甲してんだよ!!ギガースは!!」
そう。確かにギガースに全弾命中した…
だが、傷が少し付く位である。
アンチマテリアルライフル…
実際に人間の体に向けて発射すると上半身と下半身が分離する程の威力を持つ…
レイ「クソッ!!あまり魔法は使いたく無いが…リヴァイブ!!カートリッジロード!!」
リヴァイブ〔了解しました。load cartridge〕
そう言うと、一個の薬莢がリヴァイブから排出された。
すると、体の内から大量の魔力が現れた。
ギガース『っ!?ガァァァァァァ!!』
ギガース自身も本能的に危険だと思ったのか、魔力を纏った拳で俺を殴ろうとし拳を振り上げる。
レイ「参ノ型:秘剣…」
俺は焦らずにリヴァイブを鞘に戻し腰を捻り刀を持つ腕に力を入れ、カートリッジで上げた魔力を刀に圧縮した。
ギガース『グォォォォォ!!』
ドゴォォ!!
俺はノズルジェットエンジンを利用してギガースの拳を避けて真後ろに移動した…
レイ「終わりだ。燕返し(狂乱)!!」
俺は、燕返し(嵐)を強化した(狂乱)を放った。
参ノ型:秘剣。燕返し狂乱…
これは、光速で嵐の様に斬るのではなく、狂乱の様に斬る技。
上下左右に上斜め下斜めの全てに光速の斬撃を飛ばす、乱心の様に切り刻む技。
ギガース『ギガァァァァァ!?』
そんな技をギガースに向けて切り刻むと流石のお堅い装甲してるギガースでさえ無傷では、済まず満身創痍だった。
レイ「まだ、死なないか…」
どう倒す?
拓斗が来てくれれば『あの作戦』が出来るが…
俺がそう思っていると今、一番聞きたい声が掛かった。
タクト「零!!大丈夫か!?」
そう親友の拓斗だ…拓斗は出て行った入口から戻ってきた。
レイ「ああ。みんなは?」
タクト「安心しな。外で待ってもらってる。彼女達の周りに一応は不可視の結界を放ったから大丈夫だろ」
レイ「分かった。拓斗、ギガースを倒す『ある作戦』がある」
タクト「どんなのだ?」
レイ「―――が――で――こうする―」
俺は耳元で作戦を伝えた。
タクト「良いぜ。面白そうだ!!」
レイ「5秒後に行くぞ!!」
タクト「あいよ!!」
レイ「5」
ガラガラ。ドォォン!!
ギガースが埋もれたコンテナが吹っ飛んだ。
レイ「4」
ギガース『ギガァァァァア!!』
ギガースが怒り、活性化した様だ。
レイ「3」
ギガースが何処からか、歪な剣?の様な物をいきなり現れた魔法陣から取り出し、振りかぶってきた。
タクト「おっと!!」
レイ「甘い…2」
俺達は避けながらチャンスを窺った。
ギガース『グォォォォォ!!』
ギガースが魔法陣を展開し始めた。
タクト「何だ?」
レイ「攻撃魔法陣だな…俺達を攻撃する気なんだろう……1」
俺はノズルジェットエンジンに魔力を注ぎ込んだ。
タクト「まぁ、攻撃出来る無いがな(笑)」
拓斗はHAV状態+いつの間にか展開していたナイシスで脚力を強化する。
レイ「行くぞ……0」
カウントが0になった瞬間、俺達は動いた。
タクト「おらぁぁぁ!!」
ガギッン!!
俺より先に着いた拓斗が魔力で強度を上げた大剣状態のナイシスをギガースに斬り掛かった。
やはり、対物ライフルすら無傷のギガースの装甲には、やはり傷が付かない。
ギガース『グォ!?ガァァァ!!』
だが、傷は付かないが拓斗のHAV状態+魔力で上げた脚力で繰り出されたスピードでぶつかった大剣の衝撃はギガースの体内に伝わったらしく、攻撃魔法陣がギガースの前から消えた。
タクト「まだまだぁぁぁ!!」
驚異的スピードでギガースを翻弄する拓斗。
俺は、後方でギガースを斬り刻む為に魔力を溜めている。
俺が考えた作戦…
それは案外簡単な事である。
HAV状態の拓斗がギガースの足止めもしくは、体力を減らさせ、その間に俺がギガースを切断が可能なまでに刀の切れ味を魔力で上げて俺がギガースを切り落とすと言う簡単な作戦だ。
レイ「リヴァイブ。リミッターを03まで解放」
リヴァイブ〔マスター。お体は…〕
レイ「大丈夫だ。問題無い」
俺の体の症状は魔力で体を無理させ過ぎると症状が悪化し危険になる。
その為、光のスピードで移動する"瞬光"を使用せず、ノズルジェットエンジンで補っている。
その事を知っているリヴァイブは、俺の事を心配してくれた様だ。
だが…
レイ「Sランクでは危険にならない」
リヴァイブ〔分かりました。RIMITTA-01。02。03ANROKKU〕
リヴァイブがリミッターを解除した瞬間、先ほどより比較にならない程の魔力が体に溢れ出た。
レイ「ふぅ~魔力を刃に収束開始…」
俺は刀に魔力を集める。
タクト「おらぁぁ!!そこぉぉ!!」
ガンッ!!ギンッ!!
拓斗が時間を稼いでいてくれている間に終わらせないとな。
レイ「……ダメだ。これじゃ跳ね返される…もう少し鋭くて切れ味を高く…」
鋭く…切れ味の高い物…
斬鉄剣…コレしか無いか…
俺は、自分が知っている剣を考えイメージした。
すると、魔力がイメージに沿いながらリヴァイブに纏い始めた。
レイ「魔力を固定…完了…魔力を研ぎ澄ます…完了」
リヴァイブ〔マスター。いつでも行けます〕
レイ「分かった。拓斗!!3秒後に後退しながらギガースの両目にナイフを刺せ!!」
タクト「了解!!」
レイ「ノズルジェットエンジン。リミット01解除」
俺は腰に着用しているジェットエンジンのリミットを一つ解除しながら、魔力をエンジンに注いだ。
残り2秒
レイ「身体強化(雷属性)」
体の周りにバチバチ電流が流れ始めた。
残り1秒
タクト「おらおら!!」
拓斗は、大剣で腹を殴りつけた。
残り0
レイ「今だ!!拓斗!!」
タクト「おらよ!!」
俺が言った瞬間、瞬時にブラッディーナイフを作り出してギガースの目に投げた。
ザシュ!!ザシュ!!
ギガース『っ!?ギガァア゛!?』
拓斗が投擲したナイフは綺麗にギガースの目に刺さり、流石の知能が無いギガースも痛かったらしく目を押さえながら悶えていた。
タクト「チャンスだ!!零!!」
レイ「ああ。コレで終わりにする…」
ゴゴォォォォオ!!
俺はリミットを外したノズルジェットエンジンで目が見えないギガースに即座に近付いた…
レイ「居合い――」
鞘を腕を体を動かし一気に戻すと同時に刀を抜いた…
レイ「――斬瞬撃!!」
ブワッ!!ザシュ!!
刀を引き抜いた瞬間、周りに強烈な風圧が現れ、刀の刃から大きな魔力の刃が現れ斬った。
ギガース『ギガッ!?ギギグガァ――』
ブォォ!!スチャ
俺はノズルジェットエンジンを前に吹かせスピードを落とし地面に着地した。
ブンッ!!ビチャッ!!
スッ…シューー
刀を斜め下に向けて振り刀に付いた血を地面に飛ばし刀を鞘に完全に入れずに言った。
レイ「眠れ…」
チャキ――
そう言った瞬間、刀を完全に鞘に収めた。
すると…
ブシャァァァ!!
ズゥン!!ドチャァ!!
ギガースの上半身と下半身が綺麗に分離していた…
レイ「終わったか…」
リヴァイブ〔その様で〕
俺は腰に着用していたノズルジェットエンジンを消してリヴァイブもいつものネックレス状態に戻した。
レイ「ゴフッゴフッ!!ゲホッ!!」
その瞬間、体の内から込み上げて来た気色悪い感じ…
大量の吐血レベルには達しなかったが、少量の血が出てしまった。
リヴァイブ〔マスター!?〕
レイ「大丈夫だ…ゴホッゴホッ!!心配すんな」
タクト「おい!?大丈夫か!?零!!」
流石にいきなり、咳き込んだ事に心配した2人。
レイ「ゴホッゴホッ!!薬を飲むか…」
俺は、内ポケに入っている小さな箱を取り出した。
レイ「【イマジンクリエーター:天然水(ペットボトル)】」
能力で水を作り出し小さな箱から4つ薬を出して口に含み水を飲んだ。
レイ「しばらくゲホッ!!咳き込むなゲホッ!!」
タクト「本当に大丈夫か?」
拓斗が聞きに来るが…
レイ「ああ、大丈夫だ」
そう言った瞬間、体に力が入らず俺は地面に倒れた。
タクト「お!?おい!?ちょ零!?」
ヤバッ意識が…
遠のく…
俺はいきなり襲ってきた眠気に負け寝てしまった。
レイSide out