魔法少女リリカルなのは~世界を破壊せし者たち~ 作:暗黒の影
タクト「零」
俺は、歩み寄って零の肩を揺らそうとすると目を開けて此方を見た。
レイ「話しは終わったか?」
タクト「ああ」
サーゼクス「零くんのおかげで」
レイ「そうか…なら、ブリーフィングルームを案内してくれ。サーゼクス」
サーゼクス「わかったよ。付いて来たまえ」
そう言い部屋から出た俺たち。
向かった場所は、みんなが集まるブリーフィングルームだ。
アレ?そう言えば…
タクト「どうやって、俺の場所がわかったんだ?」
俺は歩きながら零に聞いた。
レイ「『タカの眼』を使ったんだよ」
タクト「ああ~納得したわ」
タカの眼…
ある暗殺者に備わる特殊技能であり、見た者や物を色で識別が出来る優れもの。
人なら
味方→青色
敵→赤色
目標→黄金色
物なら
足跡→黄色
罠→赤色
目標→虹色
その他→銀色
になっているらしいよ?
俺は持ってないからわからん。
今回は足跡だから、黄色だった様だな。
ただ足跡を映し出す訳じゃなく、足跡に残った残留思念を人に具現化しソイツが何をしようとしたのかを見れる。
便利だな~
タクト「なぁ。サーゼクスさん」
サーゼクス「呼び捨てで構わないよ」
タクト「いや、流石に魔王様を呼び捨ては…」
サーゼクス「気にしなくても良いのだが…それで、何かな?」
タクト「何故こんな地下に?」
周りを見ると、何処かの地下特有の感じがする。
サーゼクス「そうだね。まずは、私たちの置かれている状況を教えないといけないね」
そう言えば、そうだな状況を理解しないとな…
タクト「お願いします」
サーゼクス「うん。私たちは今、悪魔・天使・堕天使の和平組を集めた集団と転生者組に屈した集団と人間の集団の3つの勢力があるんだ」
タクト「サーゼクスさん達は最初の和平組ですね?」
サーゼクス「うん、今この3つの勢力で抗争しているんだ」
タクト「………」
サーゼクス「最初の犠牲は魔界でね。抗争したのは、私たち和平組と転生者組で、結果地上より酷くなってしまってね…」
タクト「そうか…」
レイ「抗争の発端は?」
歩きながら、聞いてくる零。
サーゼクス「転生者組が下級悪魔を大量虐殺した事だね」
タクト「っな!?大量虐殺!?」
おいおい、大量虐殺って…
レイ「っち…胸糞悪いな…」
零も大量虐殺に機嫌を悪くした。
サーゼクス「ありがとう。そう言ってくれて…」
『……………』
沈黙が重い…
サーゼクス「…着いたよ。此処がブリーフィングルームだよ」
重い沈黙が続いていると、ブリーフィングルームに着いた。
サーゼクス「私が先に入っているよ。呼んだら入って来たまえ」
レイ「ああ」
タクト「分かりました」
ガチャ
バタン
タクト「なぁ。零」
レイ「ん?」
タクト「どうやって転生者組を潰す?」
流石に大量虐殺は、やり過ぎだ。どうやって潰すかな?
レイ「……肉体と精神を完膚無きまでに叩き潰す」
零も気に食わなかったのか、少し不機嫌だ。
タクト「そうだな」
レイ「シュネル曰わく『既に輪廻転生の理から外され、永遠の地獄行きです♪』らしいから、好きにして良いらしい」
タクト「まあ、自業自得だな」
レイ「ああ」
んじゃあ、どう肉体と精神を壊すかな~
サーゼクス「入って来たまえ」
あれま、考えてたらサーゼクスさんに呼ばれちゃった。
タクト「んじゃ、入りますか」
レイ「ああ」
俺と零は扉を開けて中に入った。
タクトSide out
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一誠Side
よう!!俺は、リアス・グレモリーの兵士(ボーン)兵藤 一誠だ!!
今、部長に呼ばれてブリーフィングルームに集まってるんだ。
イッセー「なあ。木場、部長、何で俺たちをブリーフィングルームに呼ばれたんだ?」
隣に座っている同学年でリアス先輩の騎士(ナイト)の木場 祐斗に話し掛けた。
ユート「う~ん。部長が言うには、大事な話しがあるらしいよ?」
イッセー「ふ~ん。にしても、ここ最近大変だなぁ~」
ユート「確かにね…」
フェニックスと戦って、木場の聖剣事件も終わったと思ったら、『あいつ等』の所為(セイ)で、地上の街は廃墟と化したし…
イッセー「はぁ」
ガチャ
リアス「みんな、いるみたいね」
俺がため息を付いていると、部長が入ってきた。
???「リアス。どういう事なの説明して」
向かい側に座っていた眼鏡を掛けた女性が部長に近付いて聞いた。
リアス「私にも分からないわ。ソーナ」
ソーナ・シトリー
元駒王学園生徒会長を勤めていた美少女。
にしても、ソーナ先輩も綺麗だよなぁ~
何か清楚で清潔なイメージが似合う。
ん~!!でも胸が…
ソーナ「どういう事?」
リアス「お兄さまが、皆を此処に集めてくれって頼まれたから…」
お兄さま…
って事は、サーゼクスさんか…
何なんだろ?
まさか…また『アイツ等』が問題を!?
リアス「まずは、お兄さまを待ちましょ」
ソーナ「そうですね…サーゼクス様を待ちましょう」
部長は此方にソーナ先輩は先ほど座っていた向かい側の席に座った。
リアス「どうしたのイッセー?そんな怖い顔して…」
俺が『アイツ等』の事を考えていると部長が話し掛けて来た。
おっと、顔に出ちゃったか…
イッセー「大丈夫です。少し『アイツ等』の事を考えていました」
リアス「そうね。こんな事になるなんて…」
あ。重い空気にしてしまったぁぁあ!!
???「イッセー先輩…」
後ろに座っていた美少女から冷たい視線を感じる…
イッセー「こ、子猫ちゃん…」
俺は後ろを向くと、元駒王学園の萌えアイドルで部長の戦車(ルーク)の塔城 子猫ちゃんが、冷たい視線を向けていた。
コネコ「空気読んでください」
イッセー「う…はい」シュン
ガチャ。ギィィイ…
重い空気を破るかの様にドアが開いた。
サーゼクス「みんな、集まっているね?」
入ってきたのは部長のお兄さんで、魔王ルシファーの名前を持っている紅色の男性。
サーゼクス・ルシファーさん。
って!?
よくよく考えたら、サーゼクスさんって『アイツ等』と戦って重傷負ってなかったけ!?
ソーナ「サーゼクス様!?動いて大丈夫なのですか!?」
流石のソーナ先輩も驚いてるよ。
いや、まぁブリーフィングルームに集まっていた皆が驚いてるよ…
サーゼクス「ああ、とある人間に助けて貰ったんだよ」
とある人間?
と言うか、治せたの!?
アーシアの神器【聖母の慈愛(トワイライト・ヒーリング)】でも、治せなかった傷を!?
アーシア「ふぇ~会ってみたいですぅ~」
木場とは逆に座っている少女。
部長の僧正(ビショップ)で元駒王学園の癒し系アイドルで元聖女のアーシア・アルジェント。
因みに、俺はこの2人と…
部長とアーシアの2人と…
付き合っています!!
念願のハーレムまで、あとちょいだ!!
因みに、匙。あ、元駒王学園生徒会の書記担当していた男子な?
まぁ、俺が2人に告白されて商談した事を匙本人に教えたら、血の涙を流したwww
サーゼクス「まぁ、その事についても含めて紹介したいしね」
紹介?
来てるって事?
美少女に期待満点!!
サーゼクス「入って来たまえ」
ガチャ。ギィィイ…
俺が考えていると、入り口のドアが開いた。
必然的に皆、入り口に目を向けた。
『え!?』
入ってきたのは、美少女では無く、小学生位の男の子2人だった。
容姿は、最初に入ってきた子は、髪が黒ベースに所々にピンク髪であり、首に掛かる位の長さで基本癖毛で顔は、少し幼さがあり可愛く少々イケメン、になる。
次に入ってきた子は、髪は、銀髪でウルフカットになっていて、瞳は、真っ赤な真紅だった。首には、真っ赤なマフラーを巻いていた。
イッセー「子供?」
コネコ「あ、あの子…」
子猫ちゃんが最初の男の子を見て固まっていた。
イッセー「子猫ちゃん?」
コネコ「何でもありません」
ソーナ「サーゼクス様?」
ブリーフィングルームにいた全員が、疑問視した。
サーゼクス「まぁ、待ちたまえ。零くん、拓斗くん自己紹介してくれるかな?」
???「はい」
???「ああ」
サーゼクスさんが2人に言うと、2人はブリーフィングルームの一番前の真ん中に移動した。
???「まずは、俺からだな…」
癖毛の男の子が一歩前に出た。
タクト「俺の名は、闇乃 拓斗って言います、一応は君達の救出で異世界から来た存在だよ」
『はぁ!?』
異世界?
俺たちの救出?
イッセー「何言ってんだ?」
レイ「すまんが、ふざけている訳でも無く、事実だ」
イッセー「お前は?」
レイ「拓斗と同じく、異世界から来た存在の夜月 零だ」
イッセー「っ!?」
零の瞳を俺は見た。
それは、負の感情でいっぱいだった…
この年でどんだけ、試練を乗り越えているんだよ…
普通の子供が持つなんて…
ユート「イッセーくん」
イッセー「何だよ…」
突然声を掛けてきたのは木場なのだが、木場はずっと零くん?を見ていた。
ユート「彼ら、残念だけど徒者じゃないよ」
イッセー「はぁ?どうみたってガキだろ?」
ユート「いや、彼ら…全く隙が無いよ」
イッセー「嘘だろ?」
俺は驚き隣の木場を見た。
木場も此方に向いて言った。
ユート「残念だけど、本物だよ」
おいおい、マジか!?
レイ「話しは終わったか?グレモリーの眷属2人」
イッセー「あれ?」
ユート「え?」
いつの間にか、俺たちの前に現れた銀髪の子供。
俺たちは反射的に席からバックステップで離れた。
いつ現れた!?
全く気配が無かったぞ!?
〔大変そうだな〕
っ!?ドライグか!?
〔ああ、にしてもまた奇妙な事になっているな〕
なぁ。ドライグ…倍加で、アイツに攻撃出来るか?
〔いや、止めといた方が良い。相棒たちがどんなに頑張っても、そのガキには傷一つ付かないぞ〕
マジで?
〔ああ、禁手化(バランス・ブレイカー)しても無理だな〕
嘘だろぉ…
レイ「ドライグとの会話は終わったか?」
コイツ何処まで分かってんだ!?
読心術でも持ってんのか!?
レイ「さて、サーゼクス。全員に説明してやってくれ」
ちょ!?元魔王様を呼び捨て!?
サーゼクス「そうだね。じゃあまず、リアス達は座りなさい。大丈夫、彼らは信用して大丈夫だよ」
まぁ、サーゼクスさんがそう言うなら大丈夫だろう。
俺たちは、椅子に座り直した。
イッセーSide out
レイSide
サーゼクス「まずは…」
レイ「サーゼクス。すまんがストップだ」
サーゼクス「どうしたんだい?」
レイ「すまないが、天使サイドで何か俺たちについてミカエルから聞いていないか?」
???「ちょっと!!ミカエル様を呼び捨てにしないで!!」
栗色のツインテールの少女が叫んで止めた。
レイ「煩い」
レイ「で?何か聞いてないか?」
俺は天使サイドにいる奴らに質問したが意味なしか…
???「キミ!!」
俺が、どう説明するか悩んでいると、先ほどの栗色のツインテールが現れた。
レイ「何だ?」
???「キミには、宗教心が無いみたいね」
レイ「はぁ」
???「キミ。ミカエル様を呼び捨て何て…」
ガチャ。ギィィイ…
???「イリナ構いません。私が許しました」
俺が面倒くさがっていると、扉が開き一人の金髪の男性が入ってきた。
レイ「ミカエルか…」
ミカエル「はい。お待ちしていました、我らが救世主よ」
そう言い、膝を付く大天使ミカエル。
『え!?』
大天使ミカエルがただの子供に膝を付き頭を下げた事にざわめきが起きた。
レイ「はぁ、そういう固いのは苦手だ。いつも通りで良い」