魔法少女リリカルなのは~世界を破壊せし者たち~   作:暗黒の影

30 / 41
第27話 救出 下編

 

 

ミカエル「ありがとうございます」

 

 

イリナ「あの。ミカエル様?この子達は?」

 

ブリーフィングルームにいた全員が、大天使ミカエルが膝を着いた事に疑問もあるが、膝を着かせた子供達に、つまり俺と拓斗が何者か、知りたい様だ。

 

ミカエル「彼らは、私たちとはまったく、関係ない世界の人たちです」

 

 

『え!?』

 

 

イッセー「どういう事ですか?」

 

まぁ。そりゃ、いきなり現れた子供が大天使を呼び捨てにしては、いきなり異世界人です。

 

何て言われたら驚くな。

 

ミカエル「それは…」

 

 

レイ「そこから、俺と拓斗が言おう。すまんサーゼクス」

 

 

ミカエル「分かりました」

 

 

サーゼクス「構わないよ」

 

 

レイ「今ミカエルが言ったように俺と拓斗は別の世界から来た」

 

 

ソーナ「別の世界とは?」

 

この女は確か…

 

ソーナ・シトリーだったか?

 

タクト「神や悪魔・天使・堕天使のいなく、魔法があり次元を越えて別世界に行く世界だな」

 

俺の代わりに拓斗が答えた。

 

イッセー「え?でもさっき関係ない世界って…」

 

 

 

レイ「ああ。まったくの別世界だ」

 

 

『?』

 

分からないか…

 

レイ「詰まる所、平行世界だ」

 

 

イッセー「パラレルワールドってヤツ?」

 

 

レイ「ああ」

 

 

イッセー「じゃあ、何でパラレルワールドのヤツらが?」

 

ガチャ。ギィィイ…

 

???「すまん。遅れた」

 

一誠が質問したと同時に入ってきたのは、甚平を着たオヤジが入ってきた。

 

ミカエル「遅いですよ。アザゼル」

 

 

アザゼル「わりぃわりぃ。おっ!!さっきの坊主じゃねぇか。おかげで治ったぜ、ありがとうな」

 

 

レイ「ああ」

 

 

レイ「じゃあ本題に入ろう」

 

俺は先ほど地上で見た画像をスクリーンにアップした。

 

イッセー「これって、地上の…」

 

 

レイ「その通り、皆も知っていると思うが現在、魔界と地上は非常に危険な状態だ」

 

 

レイ「それに、先ほど『プレデター』で航空偵察したら、転生者組が此方に向かってきている」

 

プレデター

 

MQ-1無人偵察機

 

主に航空支援や偵察をする時に使われる機体。

 

俺はプレデターで移した進行中の転生者組をリアルタイムでスクリーンに移した。

 

 

ザワザワ

 

レイ「今、お前等に選択肢をやる」

 

 

リアス「選択肢?」

 

 

レイ「ヤツらが此処に来るまで、通算でたった4日だ」

 

 

ソーナ「4日後には、あの人たちが…」

 

 

レイ「プラス。この世界が崩落するまで、4日後の3日までだ。つまり、タイムリミットまで一週間だ」

 

 

ミカエル「世界が崩落する?」

 

 

リアス「待って、零くん、どういう事?」

 

 

レイ「今、お前等の一番の敵対関係は誰だ?」

 

俺が聞いた事にブリーフィングルームにいた、全員が顔をしかめた。

 

すると、一人の男子が立ち上がって言った。

 

イッセー「んなもん!!転生者組に決まってるだろ!!」

 

 

レイ「そう、転生者組だ」

 

 

アザゼル「勿体ぶらないで教えろよ」

 

 

レイ「転生者組は、3人の強者によって出来上がった組織だ」

 

 

イッセー「んなもんわかってるわ!!」

 

 

リアス「落ち着きなさい。イッセー」

 

 

イッセー「あ、すみません部長」

 

 

リアス「良いわ。で、もしかして世界崩落に関係あるのは、その3人なの?」

 

 

タクト「大~正~解」

 

 

レイ「世界崩落原因は、あの3人の転生者だ」

 

そう言いながら、スクリーンに映し出していた、映像を隅にやり、転生者たちのプロフィールをスクリーンに映し出した。

 

イッセー「コイツ等!!」

 

 

スクリーンを見た瞬間イッセーが席から立ち上がった。

 

前にいた、リアスが宥めているが、その眼には、憎しみや恐怖が移っている。

 

良く見たら、全員リアスと同じだ。

 

レイ「選択肢は、2つある」

 

 

リアス「一つ目は?」

 

 

レイ「一つ目は、全員この世界から脱出して俺たちの世界で暮らすか」

 

 

アザゼル「逃げるって事か?」

 

 

レイ「ああ」

 

 

リアス「ふざけないで!!同胞を殺されて何もせずに逃げる何て!!」

 

俺の答えにリアスが激怒する。

 

周りのヤツらも納得していない様子だ。

 

レイ「はぁ、ご勝手にどうぞ」

 

 

レイ「転生者たちに挑んで無駄死にになれば、良いさ」

 

俺の一言で空気が凍った。

 

リアス「何ですって?」

 

 

レイ「聞こえなかったか?無駄死になれば?って言ったんだが?」

 

 

リアス「私たちが無駄死にになるですって?」

 

俺の言った事に周りが殺気立った。

 

レイ「ああ」

 

俺がそう言った瞬間、木場・兵藤・塔城が動いた。

 

木場は魔聖剣を作り出して斬り掛かり、兵藤は、【赤龍帝の籠手】を出し塔城と2人同時に殴りかかってきた。

 

レイ「はぁ」

 

 

レイ「遅い…」

 

俺は、常時手首に着けているアサシンブレードを手首の袖から出し、斬り掛かって来た木場の聖魔剣を地面に左手のブレードで受け流し、そのままの斬り掛かって来たスピードを利用し、聖魔剣を受け流した右手で木場の腹を殴った。

(ブレードは引っ込めたからな?)

 

ユート「ぐぅ…」

 

端から見たら、ブレードで木場を刺した様に見えるが、構わない。

 

俺の目的は…

 

イッセー「木場!!てめぇ!!」

 

 

コネコ「祐斗先輩!!よくも…!!」

 

 

リアス「祐斗!!」

 

 

アーシア「祐斗さん!!」

 

全員を怒らせる事だ…

 

アケノ「………」

 

一人だけ、冷静な奴がいるが…

 

まぁ、良いさ。

 

 

イッセー「ブースデッド・ギア!!」

 

『Boost!!』

 

神器で倍加した、拳で殴りかかってきたが、拳を左手で受け流してそのままスピード生かし肘を鳩尾にぶつけた。

 

イッセー「がふっ……」

 

スピードを殺さずそのままぶつけた為、兵藤は後方に吹っ飛んだ。

 

コネコ「イッセー先輩!!」

 

兵藤が吹っ飛んだ事に驚き塔城は動きを止めてしまった。

 

レイ「よそ見してて良いのか?」トン

 

 

コネコ「しまっ……うっ…」バタリ

 

動きが止まったその瞬間を俺は、逃さず直ぐに塔城の後ろに回り、首筋を手刀で叩き脳震盪をさせて気絶させた。

 

リアス「イッセー!!祐斗!!子猫!!」

 

 

リアス「アナタ!!良くも!!」

 

家族同然の眷属3人が倒された事にご立腹の様子のリアス。

 

レイ「落ち着け、今のは貴様の判断ミスだ」

 

 

リアス「私の?どういう事かしら?」

 

 

レイ「貴様の眷属なら、ちゃんと手綱を持っとかないと、殺しかねんぞ?」

 

 

リアス「祐斗を刺したくせに、よく言うわね…」

 

 

レイ「良く見て見ろ」

 

俺は木場に近づいてうつむけから仰向けにすると、結構なパワーで殴ってしまった為、腹を抑えて少し顔を歪めていた木場がいた。

 

リアス「生きてる?」

 

 

ユート「勝手に殺さないで下さいよ…部長」

 

部長の言葉に苦笑いし腹を抑えながら、答える木場。

 

レイ「分かったか?今の貴様等が奴らに挑んだ所で、無駄死にになるだけなんだ」

 

 

リアス「そうね…」

 

 

レイ「それを踏まえてだ。2つ目の選択肢だが…」

 

 

『………』

 

 

レイ「残り4日まで、俺と拓斗の地獄の特訓をして、奴らと挑む…」

 

 

『え?』

 

俺が上げた2つの選択肢は、簡単だよな…

 

1つ目は、転生者組に怖じ気づいて俺と拓斗が生活するリリカルの世界に後味が悪い状態で住む。

 

2つ目は、必死に特訓をして、転生者組を倒して喜びの状態でリリカルの世界に住む。

 

この2つの選択肢だ。

 

リアス「特訓?」

 

 

レイ「ああ。今の貴様等が挑んだら、それこそ今此処にいる全員は死ぬ」

 

 

俺が言った事に皆自覚していた様で頭を伏せた。

 

しょうがない。

 

レイ「だが、俺と拓斗の地獄の特訓をするのならば、奴らには勝てるだろうな」

 

俺がそう言った瞬間、皆伏せていた頭を上に上げて俺を見た。

 

皆『それは、本当か?』って顔で見て来る。

 

俺は頷きならがら言った。

 

レイ「断言しても良い。俺と拓斗の地獄の特訓を耐え抜いたら、奴を倒せる実力を持つが?」

 

 

リアス「その特訓方法を教えて頂戴」

 

どうやら、此処にいる奴ら全員が、アイツ等に挑むらしいな。

 

レイ「簡単さ。今からこの『ダイオラマ魔法球』に入って貰う」

 

ダイオラマ魔法球

 

水晶玉の中に構造物があり、特殊な魔法陣を使い中に入る。

 

中は広く、魔法球の強度も高く俺が、リミッターフル解除しても罅すら入らない。

 

一回入ると中で1日外では1時間経たないと魔法球から出れ無い。

 

リアス「ダイオラマ魔法球?」

 

 

レイ「ああ」

 

能力で葱魔で出て来る。魔法球を見せた。

 

イッセー「だけど、それ小さくないか?」

 

復活したか。

 

リアス「イッセーの言う通りよ。いくらなんでも小さすぎると思うのだけど?」

 

 

周りは何も言わないが、疑問に思っている様だな…

 

レイ「聞くより、見た方が良いか…」

 

 

レイ「拓斗」

 

 

タクト「あいよ!!『瞬間集団転移魔法陣』展開!!」

 

拓斗が言った瞬間、ブリーフィングルームにいた、全員の足下に紫色の魔法陣が展開された。

 

リアス「何!?」

 

 

タクト「転移!!」

 

シュン!!

 

拓斗が、そう言った瞬間、ブリーフィングルームにいた、全員の姿が消えた。

 

残ったのは、結界が張られ教卓の上に乗ったダイオラマ魔法球だけだ。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。