魔法少女リリカルなのは~世界を破壊せし者たち~   作:暗黒の影

40 / 41

規格外な兵器は、大魔導師と出会う。

大魔導師は大罪を犯す…


第弐章 動き出す者たち
第37話 大魔導師との邂逅 上編


 

HDDメンバーを救出して早くも2ヶ月がたった。

 

この2ヶ月であった事を話すなら、HDDメンバーについてだな。

 

驚く事にHDDメンバーの元学生達は、此方に来たことにより体が俺と同じ様に縮んでしまったのだ。

 

その時は色々と大変だった。

 

オカ研メンバーと生徒会メンバーの一部が暴走仕掛けたんだが、その話しは置いといて。

 

丁度良いから、俺は学校と裏取引をしてHDDメンバーを学校に編入させたんだ。

 

その時に作った部活があり、名前は新装オカルト研究部兼生徒会室である。

 

無理やり感がハンパないが、此方の方が皆集まりやすいからな…

 

まぁ、表では楽しく学校生活もしているが、裏では違法研究所潰しである。

 

今日も違法研究所潰しの日であり、現在輸送ヘリのCH-47で向かっている途中だ。

 

今回は、とある世界のメガフロートにできた研究所潰しである。

 

OP(ユイリ)〈後20秒後に目標ポイントに到達します。総員準備して下さい〉

 

どうやら、目標ポイントに到達するみたいだな。

 

レイ「良いか!!今回の目標は、敵拠点であるメガフロートに設立されている研究所のデータ及び動力源の破壊だ!!」

 

俺は、今回の出撃メンバーに再確認する。

 

出撃メンバー

夜月 零(義兄)

闇乃 拓斗(義兄)

夜月 司(義弟)

闇乃 真澄(義弟)

リエラ(義姉)

黒歌(義姉)

 

今回は、この6人の少数で敵拠点であるメガフロートに侵入する。

 

レイ「動力源を破壊した瞬間、メガフロートは海に沈む。良いか!!動力源を破壊したら総員直ちに撤退しろ!!良いな!!」

 

 

『了解!!』

 

カッカカカカ!!

 

全員の返事と同時にヘリの外から複数の銃声が鳴り響き、このヘリの狙っているのか、ヘリの装甲に銃弾が当たる音が機内から聞こえる。

 

OP(ユイリ)〈目標ポイントです。総員出撃して下さい。敵の攻撃に注意して下さい〉

 

そう言うと機体が着陸し後部ハッチが開いた。

 

レイ「時間か…総員出撃だ!!敵の攻撃に注意しろ!!」

 

 

『了解!!』

 

俺が反射能力を使いながら先頭にでた。

 

ダッダダダダダダタ!!

 

俺が先頭に出た瞬間、俺に弾丸が飛ぶ。

 

レイ「甘い…」

 

キュゥィィィン!!

 

ダスダッダダ!!

 

俺に飛んできた弾丸は、反射能力により発射した本人達に戻っていった。

 

数人が弾を避けたみたいだな。

 

俺は、M-4で敵に牽制しながら、場所を確保し、ヘリの中で待機してる全員に通信した。

 

レイ「Aチームは俺に着いて来い。Bチームは拓斗に着いて行け」

 

その言葉と同時に黒歌と司が俺の所に真澄とリエラは拓斗の所に移動した。

 

レイ「良いか?コレから2チームで研究所に向かう」

 

 

レイ「研究者とデータは全て消すんだ。良いな?」

 

俺は、一端銃の発砲を止めて全員に確認する。

 

『了解!!』

 

Bチームは左側の道を進んだ。

 

レイ「黒歌、司、俺が突撃し囮役をする。影から出て来た敵の排除を頼む」

 

 

クロカ「任せて欲しいにゃ」

 

 

ツカサ「分かりました」

 

さて、反射能力を使うか…

 

俺は、能力を使用しながら敵に見えやすい場所に移動した。

 

ダッダダダダダダタ!!ダッダダダダダダタ!!ダッダダダダダダタ!!ダッダダダダダダタ!!

 

俺が、歩き始めた瞬間、銃声と共に鉛の雨が飛んできた。

 

キュゥィィィン!!

 

反射能力で弾を弾き返すが、敵に当たらない。

 

バスッ!!バスッ!!

 

すると、後ろから銃声が2つ聞こえ後ろを見ると、ライフルを構えていた。

 

レイ「ナイスショット、2人とも。研究所に向かうぞ」

 

 

クロカ「了解にゃ~」

 

 

ツカサ「分かりました」

 

俺達は、急ぎ研究所の場所に向けて足を運んだ。

 

 

メガフロート

違法研究所

裏門前

 

レイ「よし、着いたな…」

 

俺は、裏門前の様子を窺う。

 

すると、裏門前に銃を持った4人の兵士がいた。

 

レイ「警備兵か…」

 

 

クロカ「どうするにゃん?」

 

 

ツカサ「僕たちが狙撃しても2人が残りますし…」

 

それに、監視カメラもあるか…

 

レイ「めんどくさいが…リヴァイブ。"ミラージュミスト"を使用だ」

 

 

リヴァイブ〔分かりました。"Mirage mist"〕

 

すると、白く濃い霧が敵警備兵達を見えなくさせた。

 

丁度良く、監視カメラもミラージュミストの中に入った。

 

ミラージュミスト。

 

俺が作った魔法であり、この霧を食らうとその名の通り蜃気楼の様な幻覚を見る。

 

レイ「奴らが幻覚を見ている間に先に進むぞ」

 

俺は、後ろの2人に向いて言った。

 

クロカ「分かったにゃ」

 

 

ツカサ「分かりました」

 

俺は、幻覚を見ている兵士を置き裏門を抜けて研究所の中に侵入した。

 

此処からは簡単だった。

 

見掛けた研究員は、ゆっくりと静かに後ろからステルス・キルをしたりして簡単にデータベースに辿り着いた。

 

現在、データベースからデータを削除及び俺の体について調べるが、意味が無かった。

 

だが、良いことが分かった。

 

それは、大魔導師ブレシア・テスタロッサの情報があった事だ。

 

どうやら、今週中に大型魔力駆動炉の開発が行われるそうだ。

 

全ての元凶だ。

 

この開発でアリシアが死にブレシアが狂乱しフェイトを作る…

 

このミッションを早めに終わらせるか。

 

データベースからのデータは削除した。

 

次は、メガフロートの動力源の破壊だ。

 

と言ってもこの研究所の真下に動力源があるみたいだ。

 

レイ「俺が、動力源を破壊する。全員屋上で待機だ」

 

 

クロカ「危険にゃ!?」

 

 

ツカサ「零兄さん。流石に危険だよ…」

 

 

レイ「この中で一番生き残り易いのは俺だ」

 

 

クロカ「でも!!」

 

 

レイ「それに、何も死に行く訳じゃないんだ、大丈夫だ」

 

もしもの時は、転移札を使えば何とかいけるしな…

 

タクト「戻って来いよ…」

 

 

レイ「ああ。行ってくる…」

 

そう言い俺は、最下層に作られている試作大型魔力駆動炉がある場所に向かった。

 

 

メガフロート

違法研究所

最下層

 

プシュー

 

自動ドアが開き、部屋に入ると部屋のそこら中に精密機器が大量にあり、真っ正面の大型ブルーディスプレイには、動力源の試作大型魔力駆動炉が映し出されていた。

 

レイ「コイツをオーバーフローさせて動力源の大型魔力蓄積タンクをオーバーヒートさせれば、コイツは自爆する…」

 

俺は、動力源を動かす精密機器を操作するパネルを動かした。

 

魔力蓄積タンクのセーフラインを越えるレッドラインに行かせる様にパネルを動かす。

 

すると、室内に設備された警報機が鳴り響いた。

 

『警告。警告。魔力駆動炉がレッドラインに突入しています。直ちにセーフラインに戻して下さい』

 

 

レイ「コレでラスト…」

 

プシュー

 

ダッダダダダダダタ!!ダッダダダダダダタ!!

 

俺は、警告を無視してパネルを限界までいかせる為に操作しようとした瞬間、後ろの扉が開き鉛の雨が飛んできた。

 

レイ「っちぃ!!」

 

ダッダダダダダダタ!!

 

パリン!!バチバチ!!ドカン!!

 

俺は、反射的に銃弾を避ける為、前転をして物陰に隠れた。

 

その際に敵兵が放った流れ弾がコントロールパネルに当たり壊れてしまった。

 

レイ「っち。コントロールパネルがやられたか…」

 

 

レイ「直接壊すしか無いか…」

 

ダッダダダダダダタ!!

 

レイ「邪魔だ!!」

 

俺は手元にあった、M-4で迎撃しながら手榴弾を扉の方向に投擲した。

 

手榴弾が扉の向こう側の壁にぶつかり丁度自動ドアが閉まった。

 

ドゴォォォォン!!

 

閉まったと同時に手榴弾が起爆した。

 

レイ「動力炉の入り口はどこだ?」

 

俺は物陰から出て敵がいないか確かめ、管制端末を弄るがセキュリティーが高い。

 

レイ「セキュリティーが無駄に高いな…」

 

 

リヴァイブ〔マイマスター。私に任せて下さい〕

 

俺が手間取っているとリヴァイブが声を掛けてきた。

 

だが、コレはありがたい。

 

元々リヴァイブは、潜入から工作までの全てに対応しているからな。

 

事実上リヴァイブは、アメリカのファイヤーウォールを1分でハッキング出来る程の暗算能力がある。

 

レイ「頼む」

 

 

リヴァイブ〔はい。………終わりました〕

 

 

レイ「流石だ。いつも通りだな」

 

 

リヴァイブ〔簡単過ぎます。何秒でしたか?〕

 

 

レイ「きっかり5秒だ。早いな」

 

 

リヴァイブ〔アナタのデバイスですから〕

 

 

レイ「そうだったな。なら、道を頼む」

 

 

リヴァイブ〔分かりました〕

 

リヴァイブにハッキングさせたデータベースから動力炉への侵入口を得た為、その道筋の案内を頼んだ。

 

俺は、そのナビゲーションに従い進んでいく。

 

リヴァイブ〔マスター〕

 

 

レイ「何だ?」

 

 

リヴァイブ〔動力炉を直接壊しますと、マスターの生存率がほぼ0%に近いです〕

 

 

レイ「何が言いたい…」

 

 

リヴァイブ〔マスター。死に行くつもりですか?〕

 

 

レイ「良いや、それにいざという時は反射能力をフルで使用するから大丈夫だ」

 

 

リヴァイブ〔……本当ですね?〕

 

 

レイ「ああ」

 

 

リヴァイブ〔分かりました。私も全力でサポートします〕

 

 

レイ「頼む」

 

そう言い俺は、侵入口に向かった。

 

 

最下層動力炉

 

レイ「コイツか…」

 

俺の目の前に巨大な球体がある。

 

リヴァイブ〔はい。マスター〕

 

 

レイ「そうか…。にしても暑いな…」

 

動力炉に近付くにつれて、動力炉から放出されている熱が上がる。

 

レイ「コイツに魔力の塊をぶつけて壊すしかないか…」

 

レイ「リヴァイブ。プラズマバスター準備」

 

この動力炉の外殻が堅くただの魔力弾じゃあ効果が無いため、砲撃魔法で外殻を壊す。

 

リヴァイブ〔了解。plasma bastar stand by〕

 

俺はケロベロスフォームのリヴァイブを動力炉に向けた。

 

レイ「外殻の一番脆い場所…そこを狙い撃つ!!」

 

サーチを使い一番脆い場所を見付ける。

 

リヴァイブ〔マスター。あの大きな排出口が一番脆い場所です〕

 

俺は、その言葉を聞き改めて双銃を排出口に構え直した。

 

レイ「プラズマバスター」

 

俺は、引き金を引き発射した。

 

ドォォォォオン!!(発射音)

 

ドガァァァン!!

 

白銀色の魔力の塊が、動力炉の排出口にぶつかった。

 

それにより、動力炉の排出口に大きな穴が開いた。

 

レイ「突入するぞ」

 

 

リヴァイブ〔了解〕

 

俺は、排出口に開いた大きな穴に飛び込んだ。

 

※この時既に反射能力を使用

 

そこには、真っ赤に染まった魔力が∞表示に動いていた。

 

レイ「コレか…」

 

レイ「リヴァイブ。コイツの最大破壊数値はどれくらいだ?」

 

 

リヴァイブ〔マスターなら、プラズマランサーで充分です〕

 

 

レイ「了解。なら、プラズマランサー」

 

 

リヴァイブ〔了解。plasma lancer〕

 

すると俺の真横に白銀色の槍状の魔力弾が現れた。

 

レイ「発射…」

 

 

リヴァイブ〔shoot〕

 

シュン!!

 

俺の真横に現れた魔力弾は一直線に∞表示に動く動力炉に向かった。

 

ドガァァァン!!

 

プラズマランサーはそのまま動力炉にぶつかった。

 

『警告。警告。動力炉コアが損傷しています。このまま起動すると誘爆の恐れがあります。直ちに電源を切って下さい』

 

目的通り、プラズマランサーがぶつかった事で魔力制御装置が壊れたみたいだな。

 

ゴォォォオ!!

 

魔力制御装置が壊れた事でコアの制御がとれなくなり、オーバーヒートし始めた。

 

レイ「あとは、脱出するだけだな…」

 

俺が、動力炉から出ると増援に来た敵兵が外で俺を待ち伏せしてた。

 

レイ「邪魔だ!!」

 

俺は、反射能力をフル使用しながらM-4を構え発射した。

 

ダッダダダダダダタ!!

 

ガッガガガガガガガ!!

 

キュゥィィィン!!

 

レイ「っち!!邪魔過ぎる!!」

 

俺は、敵をM-4で倒していくが、増援がまだ出て来る。

 

その所為で外に出れない。

 

このまんまだと、爆発に巻き込まれる。

 

レイ「あまり時間を掛けたくないんだ!!どけぇ!!」

 

ダッダダダダダダタ!!

 

『警告。警告。動力炉の制御不能。この区画から至急退避して下さい』

 

 

レイ「っちぃ!!どけと言っている!!」

 

俺は敵に近付きそのまま敵を殴り飛ばし、周りの敵をM-4で攻撃する。

 

全ての攻撃は急所を外している。

 

ここで俺は、ある事に気付く。

 

レイ「何かが可笑しい…」

 

俺は、絶えず出て来る敵兵に疑問を持ち始めた。

 

レイ「コイツ等、なんで声を出さないんだ?それに皮膚の感覚は人間なのに動きが機械的だ…」

 

俺は、敵に近付き攻撃を与える際に敵の顔を見た。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。