魔法少女リリカルなのは~世界を破壊せし者たち~   作:暗黒の影

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―――少女は自分が生まれてきた事を悔やんだ。


―――少年は自分が生まれてきた事を悔やんだ。


少年少女が会う時、世界が動き出す。


『魔法少女リリカルなのは~世界を破壊せし者たち~"零章"』始まります。




第7話 ユイリィ・シュトロゼック

 

 

???Side

 

 

―――何のために私は、生まれてきたんだろ。

 

 

―――私は作られた存在。

 

―――私はひたすら周りにいる人達が連れてきた人に触れられる。

 

 

―――その度(タンビ)に触れた人は死んでいった。

 

 

―――私は何なの?何のために生まれてきたの?

 

 

―――私は周りにいた人達に訪ねた『私は何のために生まれてきたの?』と周りにいた人達は、笑いながら私に言った。

 

 

―――貴様は私達にとって研究のモルモットだ。

 

 

―――私はそれを聞いた時、自分が生まれてきた事を悔やんだ。

 

 

―――生まれてきて、ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。

 

 

―――私はずっと謝っていた。

 

 

―――私は思った何でこんな目にあっているんだろう。

 

 

―――私に触れ苦しみながら体が爆発して死んでいく人達。

 

 

―――私は見るに耐えなかった。

 

 

―――だから、私は助けを望んだ。

 

 

―――私を苦しみから解放して助けて、痛い、苦しい、おねがい、誰か助けて

 

 

―――私はひたすら助けを待っていた。

 

 

―――そんなある日研究施設が慌ただしくなり始めた。

 

 

―――何が起きてるだろう?

 

 

―――そう思いながら誰かは分からないが助けを呼び続けた。

 

 

―――だが現れはしなかった。私が諦めた時、研究施設の扉が×印に斬れ扉が吹っ飛んだ。

 

 

???「お前か…俺を呼んだのは…」

 

 

―――そこには、ウルフカットになった銀髪と真っ赤な真紅の瞳を持った私と同じ位の男の子がいた。

 

 

???Side out

 

 

フォルテSide

 

 

俺は、今までの事を考えていた。

 

 

俺が今まで戦ってきた合成獣、キメラの中には人間も混ざっていた奴もいた。

 

 

合意の元、実験に参加した奴もいれば連れ去られた奴もいるだろう。

 

 

そんな奴らの人生を消してしまった俺は生きていて良いのか?

 

 

俺は…

 

 

〔……タ!!…マ…タ!!マスター!!〕

 

 

リヴァイブ〔マスター!!〕

 

 

フォルテ「っ!?何だ?」

 

 

考え過ぎていたか…

 

 

リヴァイブ〔何だではありません。どうしたんですか?〕

 

 

リヴァイブは感が良いからな、悟られない様にしないと感づかれるからな。

 

 

フォルテ「……何でもない」

 

 

俺は素っ気なくリヴァイブに返した。

 

 

リヴァイブ〔マスター……ご自分が生まれてきた事を悔やんでいるんですか?〕

 

 

フォルテ「………」

 

 

リヴァイブ〔そうなんですね?〕

 

 

フォルテ「なあ、リヴァイブ…俺は生きていていのか?」

 

 

リヴァイブ〔マスターは何故生まれてきたのですか?〕

 

 

フォルテ「…は?何を言って…」

 

 

リヴァイブ〔良いから答えて下さい(`ヘ´)〕

 

 

何の為って、そりゃあ…

 

 

フォルテ「そりゃあ、不幸になる奴らを幸福にしてやりたい」

 

 

そう…母親と姉を亡くす奴を幸福に変えたり、ずっと自分を見ていてくれた奴が消えて亡くなった奴を幸福に変えたりなどにする為に俺はこの世界に転生した。

 

 

リヴァイブ〔マスターはご自分がどうなっても良いと?〕

 

 

俺は、リヴァイブの問いに不意に脚が止まった。

 

 

フォルテ「分からない…もしかしたらそうなのかもしれない…」

 

 

リヴァイブ〔ならば、マスター。アナタは人生を終わらせた人達の為に生きたらどうですか?〕

 

 

フォルテ「俺が人生を消してしまった奴らの代わりに生きる?」

 

 

リヴァイブ〔はい〕

 

 

フォルテ「やってみるか…」

 

 

まさか、リヴァイブに励まされるとはな。

 

 

フォルテ「リヴァイブ」

 

 

リヴァイブ〔何ですか?〕

 

 

フォルテ「その…あぁ…なんだ…ありがと///」

 

 

リヴァイブ〔ふふ、どう致しまして〕

 

 

フォルテ「///行くぞ!!さっさと反応があった所に行って研究施設を消さないといけないからな///」

 

 

リヴァイブ〔ふふ、分かりました〕

 

 

くそぉ。リヴァイブの奴笑いやがって…

 

 

俺はそう思いながら、反応があった所に向かった。

 

 

フォルテ「ここか…さっき反応したのは…」

 

 

俺達は反応を確認した場所に着いた。

 

 

そこには、『EC生体兵器研究室』と書かれていた。

 

 

フォルテ「リヴァイブ。此処で良いのか?」

 

 

リヴァイブ〔はい。此処から反応しています〕

 

 

フォルテ「それじゃあ、入るか…」

 

 

ビーービーービーービーー

 

 

リヴァイブ〔ロックが掛かっています〕

 

 

フォルテ「開かないなら、開けてしまおう、ホトトギス」

 

 

―――一ノ型:居合い弐殻斬り(辻)

 

 

先ほどドゥガチの部屋を壊した時と同じ技を使い部屋をこじ開けた。

 

 

部屋の周りには所々にカプセルがあり、中には肉塊が入っていた。

そんな不気味な部屋の中の中央には、真っ裸の女の子が張り付けられていた。

 

 

フォルテ「お前か…俺を呼んだのは…」

 

 

俺は張り付けられていた。女の子に話し掛けた。

 

 

―――私に近づいたらダメ

 

 

フォルテ「何故だ?」

 

 

―――私に近づいたら死んじゃうよ?

 

 

フォルテ「死にはしない」

 

 

そう言い女の子に近づいた瞬間、左目に激痛が走った。

 

 

フォルテ「…ぐっ!!づ…っっ!!」

 

 

―――それ以上近いちゃダメ

 

 

フォルテ「安心しろ、俺は死なない」

 

 

俺がそう言うと女の子の張り付けられていた台が壊れ女の子が俺の方に倒れてきた。

 

 

フォルテ「っな!?」

 

 

俺は何とか女の子をキャッチした。

 

 

真っ裸の状態で。

 

 

真っ裸の状態で。

 

 

重要なので二回言いました。

 

 

フォルテ「///イマジンクリエーター:ロングローブ(女の子用)」

 

 

俺は直ぐに能力で服を作り出して女の子に着させた。

 

 

フォルテ「ふぅ」

 

 

リヴァイブ〔マスター。早めに脱出した方が良いかもしれません〕

 

 

フォルテ「どうした?」

 

 

リヴァイブ〔管理局が接近してきています〕

 

 

フォルテ「分かった」

 

 

女の子がさっきから俺を見ているな

 

 

フォルテ「何だ?」

 

 

―――アナタは何者?

 

 

女の子は首をコテンと傾げ俺に聞いてきた。

 

 

フォルテ「俺か?」

 

 

―――うん(コクリ)

 

 

フォルテ「言うなれば、お前と同じ者だな」

 

 

―――私と同じ?

 

 

フォルテ「ああ、俺もお前と同じ、作られた存在だな」

 

 

―――っ!?そうなんだ…

 

 

フォルテ「お前の名前は何だ?俺はフォルテだ」

 

 

―――私の名前はユイリィ。ユイリィ・シュトロゼック

 

 

フォルテ「そうか、ユイリィだな?」

 

 

―――うん。フォルテ

 

 

フォルテ「さて、ユイリィ。お前は行く宛あるか?」

 

 

―――ううん。ない、私一人で何処かひっそり暮らすつもりだよ?

 

 

フォルテ「なら、俺と来ないか?」

―――え?

 

 

フォルテ「俺も行く宛が無かったからな。ユイリィ一緒に来ないか?」

 

 

―――良いの?

 

 

フォルテ「別に構わない」

 

 

俺が素っ気なく答えた瞬間。ユイリィが涙を流し始めた。

 

 

フォルテ「ちょ!?何で泣いてんだよ!?」

 

 

リヴァイブ〔ああ~マスターが女の子を泣かした~〕

 

 

フォルテ「ちょ!?違うし!?」

 

 

 

フォルテ「何だ!?どっか痛いのか!?」

 

 

―――ううん。違う

 

 

フォルテ「んじゃあ、何で泣いてんだよ」

 

 

―――嬉しくて

 

 

フォルテ「は?」

 

 

―――こんな化け物と"一緒に来ないか"って言ってくれた事が嬉しくて

 

 

フォルテ「嬉しくて泣いたのか?」

 

 

―――うん

 

 

フォルテ「ふっふははははは!!」

 

 

―――どうしたの?

 

 

フォルテ「お前は化け物じゃないさ」

 

 

―――え?

 

 

フォルテ「ユイリィはユイリィだ。それ以上でもそれ以下でもない」

 

 

フォルテ「だから気にするな。それにユイリィと契約(エンゲージ)したとしても俺は死なない」

 

 

―――ううん。死んじゃうよ

 

 

フォルテ「安心しな、俺の体は特殊なんだ。契約(エンゲージ)した所で俺は死なない」

 

 

―――でも…

 

 

フォルテ「俺を信じてくれ。ユイリィ」

 

 

―――分かった

 

 

フォルテ「ありがとう」

 

 

―――じゃあ行くよ?

 

 

フォルテ「ああ」

 

 

フォルテ「『契約(エンゲージ)』」

 

 

ユイリィと俺が言うと俺の体が光り初め、その光りは輝きを増し眩い光りを放った。

 

 

光りが収まると俺は右手に真っ黒な大型拳銃を持っていた。

 

大型拳銃の下には剣の様な刃が付いており、横の峰部分に"DIVIDER-000"と彫られている。

 

 

フォルテ「これが、そうなのか?」

 

 

俺は自分の姿をマジマジと見ていると不意に後ろから声が聞こえた。

 

 

ユイリィ「うん。それがフォルテのディバイダー『ゴースト』だよ」

 

 

俺は、声が聞こえた方を向くとそこには、純白のエンゲージスーツを着て左手には真っ白な本を持ったユイリィがいた。

 

 

フォルテ「ユイリィ。声出せる様になったのか?」

 

 

ユイリィ「うん。フォルテのおかげで」

 

 

フォルテ「そうか、良かったな」

 

 

ユイリィ「うん」

 

 

さてと、研究施設を破壊しないとな。

どう破壊するか…

 

 

ユイリィ「フォルテ」

 

 

フォルテ「ん?」

 

 

ユイリィ「これにはもう一つの姿があるんだけど試す?」

 

 

フォルテ「そうだな、試すか」

 

 

ユイリィ「うん。分かった。"白銀十字の書"」

 

 

『ダイレクトコネクト作動』

『リンケージシステム動作開始』

 

 

ユイリィ「エンゲージ・スタンバイ」

 

『エクリプスコントロール正常範囲』

 

ユイリィ「システムゼロ」

『スタート・アップ』

 

 

そう言うとユイリィは丸い光の塊になり俺中に入り込んだ。

 

 

「ディバイダー000シュトロゼック・リアクテッド『須差之御(スサノオ)』」

 

 

ユイリィと融合し終えると俺の体は漆黒の服装を纏っており、右手で握っていた大型拳銃は太くて長い大剣に変わっていた。

 

 

フォルテ「コレがもう一つの姿か?」

 

 

ユイリィ『うん。それがゴーストのもう一つの姿』

 

 

フォルテ「まさか、ユイリィは俺の中か?」

 

 

ユイリィ『うん』

 

 

フォルテ「そうか、ユイリィこのまま空に行けるか?」

 

 

ユイリィ『うん。行けるよ』

 

 

フォルテ「分かった。それじゃあ、白銀十字の書俺に力を貸せ」

 

 

『了解』

 

 

フォルテ「んじゃあ、ラストミッションだ。この研究施設を破壊する」

 

 

そう言い俺は外に向かった。

 

 






では次回会いましょう。(^_^)/~
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