THE UNSUNG WAR〜ZERO〜(再編集中) 作:B-506
リアル多忙につき遅れました。
本当に申し訳ない。
司令官「ウスティオ及びオーシア合同の大規模な共同作戦計画の実行が決定した。両軍を総称した戦略的軍事機構を『連合軍』と正式命名。本共同作戦計画を、『戦域攻勢作戦計画4101号』と呼称する。本作戦計画の主目的は連合軍の水上輸送路確保である。我々連合軍が輸送路を確保する為にはフトゥーロ運河周辺を占拠しているベルカを一掃せねばならない。諸君らには三作戦のうちの一つを選択して出撃してもらう。どれでも構わない。ゲルニコス作戦、ラウンドハンマー作戦、コスナー作戦の三つだ。それぞれ対空対地、対地対艦、そして公試を目的とした最新型航空母艦率いる空母打撃群の護衛任務だ。何の作戦においてもベルカ軍の激しい攻撃が予想される。参加作戦の決定は各自慎重に行ってくれ。以上だ。」
ラ(最前線で新型空母の公試とか何考えてんだウスティオの頭ハッピーな上層部は.....」
リ「途中から声に出てる。」
ラ「!?」
リ「まあ、確かにおかしいわなぁ。まるで俺らの出身国で昔未完成のまま公試して沈められたシナノとか言う空母みたいだな。」
ラ「沈められないような自信はどこから出てくるのかねぇ....」
リ「全くだ。」
ガルム隊、コスナー作戦への参加を決定。出撃。
〜コスナー〜
今回の機体
RGZX-002A「リゼルS・高機動試作型」
「リファイン・ガンダム・ゼータ計画」より派生したモビルスーツ。RGZ-81「リ・ガズィ」の量産をジェガンに横取りされ、暫く停滞していた本計画を、オーシアがゼネラル・ダイナミクス社より買収し、試作した機体。
リ・ガズィよりもおよそ低コストなムーバブルフレームや、整備性の高さから、次期オーシア、ウスティオのF-Xとして、高額で、整備性の低いデルタプラスの代換えに注目されている。本機は量産前の試作機としてウスティオ空軍所属ガルム隊及びクロウ隊へ、合計8機割り当てられた。尚、本機はコスナー作戦終了後、戦闘データと共にオーシアへ返却される予定である。
リリィ機
兵装
主武装「GPJ試作型連装ビームライフル」
主翼懸架「SAAM対空ミサイル」
主翼懸架「AIM-54フェニックスミサイル」
左腕部「AMJ対ビームコートシールド」
シールド部「ビームサーベル」×2
バックパック直結「AAGR試作型ハイメガキャノン」×2
ラット機
兵装
主武装「AREK試作型連装ビームライフル」
主翼懸架「ASBG対艦/対潜ミサイル」
主翼懸架「PQG対空ミサイル」
左腕部「AMJ対ビームコートシールド」
シールド部「ビームサーベル」×2
バックパック直結「AJMM試作型ハイメガキャノン」×2
オーシアからは「武装は破壊されても構わないが機体は勘弁してくれ」との要請を受けている。そんならそっちで試験しろや。まあいいや。サァ、いくか。(ガルム2談)
〜作戦開始〜
イ《運河を無事通過できるよう、連合艦隊空母打撃群を援護しろ。失敗は許されないぞ!》
ラ《ガルム2了解。》
リ《ガルム1了解。》
?《こちら空母ケストレル艦長、ウィーカー。全乗組員、聞け。但し手は止めるな。制空権は上空の味方機が確保する!我々は前を見て突破するぞ!》
イ《レーダーに反応!アンノウン複数接近!ガルム隊、迎撃せよ!》
ラ《どうしても通らせたくないらしい。いくぞ!》
ラットの機体が機首を上げ、上空へと向かっていく。
リ《ガルム1了解。どうやら上層部は本格的にお花畑なようだ。護衛機が少なすぎる。囮だとしたら、随分とお高い出費だな。小国なら国が傾くぞ。》
イ《ガルム1、私語は慎め。》
リ《了解。イーグルママに怒られないうちに迎撃行動に移る。》
イーグルアイが何か言っているようだが、無視することにしたリリィは、1番近い敵機をロックオンすると、SAAM空対空ミサイルを射出。2発のミサイルがベルカ軍のリ・ガズィを襲う。恐らく鹵獲されたのであろうそのリ・ガズィは、アグレッサー塗装が施されていた。しかもオーシア正規軍のだ。認識ミスを狙ったのか知らないがIFFの前では無意味に近い。
イ《ガルム1が敵機を撃墜。本空域の残り敵機数、14。》
ケストレルCIC《ミサイル水上に着弾!ポイント確認。警告!射程距離内です!》
駆逐艦ベルラーCIC《艦首に直撃弾!ダメだ!沈没する!》
ベルカ空軍兵《一つ沈めたくらいじゃ変わらない。》
ラ《ベルカの狙いは艦隊だ!近付かれる前に落とす!ガルム2、FOX3!》
ラットの放ったPQG対空ミサイルがベルカ特有の塗装を施されたベルカ軍の戦闘攻撃機、F/AMS-800「ツェリヤノク」へ向かって________突き刺さった。憐れテキ=サンは爆発四散!ナムアミダブツ!
ベルカ空軍兵《護衛は少ないはずなのに押されている.....あの機体、まるで悪魔じゃないか...》
連合軍兵《円卓から戻った2機か!流石の戦果だ!》
彼らを見て、絶望する者と歓喜する者。ここで、ベルカの命運は尽きはじめていたのかもしれない。
______『彼』が行動を起こすのはまだ先のお話。
イ《注意!敵にロックオンされている!》
リ《チクチクチクチクと嫌な攻撃だな。ガルム1、FOX2。》
リリィの放ったミサイルがゼータプラスへ向かう。よく見ればそれは練習機のカラーリングをしていた。その機体はろくな回避もとれず、煙を吐いて落ちていった。
リ《練習生まで出すのか....?んなバカな話が....》
ベルカ兵《ドロセル9がやられた!くそっ!仇はとる!ドロセル10、FOX2!》
部隊名ドロセル。間違いなくベルカの訓練飛行隊の名前だ。しかし何故こんな所に彼らが.....?
連合軍兵《ヴァレーの2機か。片羽の妖精に、その相棒の機体。2人で一個師団相手できるんじゃないか....?》
連合軍兵《それを今やってるだろあいつらは....全くとんだ『化け物』だよあいつら。》
ラ《お陰で助かってるだろ?》
連合軍兵《うわぁ!ビックリした!突然無線に割り込んでくるな片羽!》
ラ《すまんな。そこまで驚かれるとは想像していなかった。》
連合軍兵《そんなにお喋りしてるとAWACSにどやされるぞ。》
イ《ガルム2!作戦に集中しろ!》
ラ《ンなこと言われたってあと1機しかいないしそれはリリィが追ってるからな。艦艇もいないし、対地は他の味方がやってるし。暇なんだよ暇。しかし、ベルカは抵抗が激しいな。それだけ重要な拠点なんだろうけどな。》
連合軍兵《だが、ウスティオを取り戻すまでは負ける訳にはいかん。こちらも全力で答えるべきだ。そうだろ?片羽。》
ラ《俺は傭兵だが、雇ってくれた基地が無くなるのは寂しいしな。国境は嫌いだが、ヴァレーは大好きだ。》
連合軍兵《そう言ってくれると助かる。頼むぞ片羽の妖精。》
ラ《護衛任務は心がイジェクトしそうだ。あまり期待されると困るな。》
連合軍兵《イジェクトしたら、拾ってやるさ。》
ラ《何とも頼もしい返答だな。では期待しておこう。》
イ《増援接近!航空機4機、駆逐艦2隻、巡洋艦1隻!それと.....馬鹿にしやがって。戦艦だ。》
ラ《おっと、ようやく出番か。ガルム2、FOX1!》
ラットの機体から対艦ミサイルが放たれる。
旧世代の対空兵器しか装備していない戦艦は、艦橋、主砲にそれぞれミサイルを受け、航行を停止した。
駆逐艦や巡洋艦は最初こそ攻撃を回避していたが、バルカンの弾までは迎撃出来ず、艦橋や、装甲の薄いVLS部などを破壊され、爆沈していった。
ラ《艦隊は何をノロノロしているんだ。また増援が来ない内に突破して貰いたいのだが。》
ウィーカー《すまないねガルム隊。艦隊に1隻被弾した艦がいてね。どうも諸元よりも性能がダウンしているみたいだ。護衛を頼むよ。》
ラ《護衛はするが、ダメコンは急いで欲しいな。こちらはケストレルみたいに原子炉を積んでる訳でもないんだ。》
ウィーカー《それについてはこの艦を利用してくれ。給油体制は整っている。》
ラ《おお、なかなかの厚遇だな。そちらに籍を移すことも検討しておこう。》
イ《ガルム2、私語は慎め。ケストレル艦長、あまりうちのガルム2を喋らせると止まらなくなるぞ。》
ウィーカー《いやはや、これは申し訳ないイーグルアイ。善処するよ。》
ケストレルCIC《っ!ミサイル着弾!狭窄されました!》
ウィーカー《ただの水柱に怯むんじゃない!航行を続けろ。全く、伝統のベルカ空軍とはよく言ったものだ。》
レーダロック無しでやってくる辺り、流石。と言ったところか。しかし、こちらの番犬には敵わないらしいな。とウィーカーは考えた。
ウィーカー《さて、もうすぐ運河を抜ける。助かったよガルム隊。また共に作戦行動できることを祈るよ。》
ラ《こちらもだケストレル。貴艦の幸運を祈る。》
イ《ガルム隊、帰投せよ。暖かいコーヒーが待ってるぞ。》
ラ《了解だ。》
リ《同じく了解。.....ミルクとガムシロはあるのか?》
イ《苦いのは苦手か?ガルム1。》
リ《いや、苦手な訳ではないんだが、大の甘党でね。》
イ《なるほどな。用意しておこう。》
〜mission complete〜
久しぶりだなぁ!兄弟!
今日はラットがよく喋る日でしたね。
今回の兵器紹介
CVN-88「ケストレル」
オーシアの開発した最新鋭原子力航空母艦である。元ネタはニミッツ級。
空母としては最速を誇る37ノットのスピードと90機の艦載機を積めるペイロードに注目が集まっている。
艦載機の種類としては、
戦闘機40、攻撃機15、爆撃機15、輸送機5、電子戦機5、
さらに戦闘攻撃機が10機だ。
あと2年もしたら戦闘攻撃機、戦闘爆撃機でまとまり、艦載機数は
戦闘攻撃機が65機、戦闘爆撃機が15機、輸送機が5機、電子戦機が5機になる手筈らしい。