落ちこぼれ提督が着任します〜ブラック鎮守府の立て直し〜   作:ティーズ

1 / 7
初投稿です!!

え? なんで今頃、初投稿で艦これか?
今頃ハマったからです!!

では、お付き合いお願いします


プロローグ

海特有の塩の香り、潮風が肌にあたり、カモメの鳴き声が聞こえてくる。

 

(瀬戸 蓮)は今、ある建物の前に立っていた。

建物はボロいとまでは行かなくとも、かなり年季が入っている。

 

鎮守府

 

海底から現れるとされる深海棲艦から世界を守るための砦。

そんな重要な拠点の提督として、今日俺は着任する。

 

今まで大本営で邪魔者、除け者として端っこで書類とばかり格闘していた俺にとっては、とんだ大出世だ。

数少ない軍に所属している友人は自分の事のように喜んでいた。

 

まぁ、傍から見ればその通り誰もが羨む大出世なのだろう。

『軍一の落ちこぼれ』何ぞと呼ばれる俺が鎮守府の提督となったのだから。

 

それ故にいろんな奴から「何をした?」だの「いくら渡したんだ?」だのと好き勝手言われた。

 

だが、俺は特別なことをしたわけでも賄賂を渡したわけでもない。

ましてや、大本営のお偉いさん方に取り入り気に入られたわけでもなけでもない。

 

言わば俺は「生贄」だとか「人柱」とかそういった類いだ。

 

つい最近までこの鎮守府の提督を務めていた男は別にいる。

その男が提督を務めていた、この鎮守府は有名なブラック鎮守府だった。

 

艦娘たちに例え疲労していようが、損傷(けが)をしていようが無理な出撃を強いる。

囮作戦は当たり前、さらには無謀な策や特攻を押し通し実行させる。

作戦の失敗、無視した艦娘に暴力を振るい。

何人かの艦娘にセクハラ、手を出していたという。

 

まぁ本格的に手を出す前に艦娘たちに反撃をくらい、今は病院のベットの上らしいが......。

 

前提督に手を挙げた艦娘については、前提督の所業が引き合いに出されお咎めなしらしい。

 

そんでもって俺の役目は、様子見のための贄。

前提督のせいで艦娘たちに溜まった提督という存在への怒り、恨み、畏怖、ストレスの捌け口になれということだ。

俺なら怪我しようが死のうが、知ったこっちゃないし代替えがきく。

死ねば邪魔者が消えるって意味でもいいんだろう。

さらに俺に手を出すことによって、危険な艦娘の把握もできる一石二鳥だ。

 

俺からしても、嫌味やら嫌がらせやらを毎日くらっていた大本営から離られて嬉しいわけで、嫌なわけでわない。

 

嫌がらせや、罵倒、理不尽な暴力にも大本営の方々のおかげで耐性がついてる。

 

大抵のことだったらたえられるだろう。

 

ヘラヘラしているのは得意だ。

 

艦娘とも出来るだけ良好な関係を築き、大本営に目をつけられないように行動する。

 

そんなわけでーーー

 

「死なない程度に頑張るか......」

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。