超次元ゲイムネプテューヌ Origins Interlude 作:シモツキ
LMG-04(A/S)/F 【ラァエルフ】
所属・ラステイション国防軍
設計開発・ラステイション国防軍/ラステイション工業団
生産形態・量産型
生産仕様・A型(一般機)、S型(指揮官機)
主推進器
脚部内臓中型スラスター×2(主器)
背部スラスター×2(副器)
武装
58㎜携行重機関砲×1〜2
42㎜携行軽機関砲×1〜2
30㎜ラックライフル×1〜2(砲身下部に片刃ブレード、4連装グレネードポット、アンカーショット等を装備可能)
大型両刃重剣×1〜2
脚部5連装ミサイルランチャー×2
21㎜頭部機銃×2
コンバットナイフ×2
中型シールド×0〜1
特殊機構
脚部ローラー×2
視線誘導式マルチロックオンシステム
BMR(身体動作反映)システム
ラステイション国防軍MG部隊の主力量産機。パッセが主導しラステイション工業団が開発した試作機『MG-03 エミカル』をベースとした機体であり、初の軍正式採用型MG。メインカラーは国色であるブラック。ベース機であるエミカルに比べ装甲が増え、武装の幅も大きく広がった。またスラスターも外付けから脚部内臓、背部への増設などかなりの変化が見られ、各種実験やテストも兼ねていた試験機から戦闘用の実戦機へと変わっている事が見受けられる。また変化は外部だけでなく、新たに開発された操縦支援システムやプラネテューヌとの共同開発であるロックオンシステムなどの採用により、ソフト面含めた機体性能は大幅に向上した。
重厚な外見を持つ本機だが、これはFタイプと呼ばれる装備群を纏った姿であり、素体はエミカルと同様かそれ以上にスリム。動力炉やコックピット、メインスラスター等は素体の方にある為素体のままでも稼働可能だが、装備群を纏った状態で運用する事を前提とした機体である為そのままでの運用は望ましくない。
脚部内臓中型スラスター
本機の主推進器(主器)。エミカルでは脚部を覆う形で装備されていた物を脚部に内蔵したもので、出力こそ大きな違いはないが、脚部の可動性向上と脚部への追加装備の余地を生む事に成功した。
背部スラスター
副器。Fタイプ装備群の一部である為素体にはない。出力は脚部の物より低いが、主器副器を合わせた推力は長時間のブーストや大跳躍を可能としている(パイロットの技量次第では短時間の滞空も可能)。
58㎜携行重機関砲
左右どちらかの腕部で保持する携行火器。エミカルの物を発展させた武装で、元の性能は据え置きで大口径化及び火力と射程の向上を果たしている。但しその分反動も大きい為、不安定な体勢からの運用は難しい。後述の軽機関砲と本火器のどちらかがメイン火器となる場合が多い。
42㎜携行軽機関砲
左右どちらかの腕部で保持する携行火器。重機関砲をベースに、メイン火器としての最低限の威力を保ちつつ軽量化と反動軽減を図った装備。その為空中でも目標へ向けての連射が可能だが、当然ベースより威力は落ちている。出撃時は基本本火器か重機関砲を腕部で保持している。
30㎜ラックライフル
左右どちらかの腕部で保持する携行火器。機関砲より小型でメイン火器とするには役者不足だが、砲身下部に専用の各種武装を装備出来る為に幅広い運用が可能。
・片刃ブレード
接近戦用装備。取り回しは重剣に劣るが遠近両用で斬り結びながらの発砲も出来る為、評価は良い。
・4連装グレネードランチャー
中・長距離用装備。単発でも十分な威力を持ち、ライフルとの同時発射も可能。但し撃ち切り型である事は注意が必要。
・アンカーショット
アームクローとワイヤーにより敵を捕縛出来る武装。だが捕縛を続ける為にはラックライフルを保持し続ける必要がある事と、確実に捕縛出来る状態ならば大概ライフルを撃つ方が速い事があり改善が望まれている。
大型両刃重剣
左右どちらかの腕部で保持する近接格闘武装。持ち手に若干の改良が加えられた事以外はエミカルの物とほぼ同型。因みにエミカルの機関砲と重剣は本機でも使用可能。
脚部5連装ミサイルランチャー
左右脚部に一基ずつ装備する武装。格納型ミサイルの中では比較的大型で、ハッチは一門ごと分かれている為放つ部分のハッチのみ開ける事が可能。グランディザストスライヌ戦時は脚部への影響の実践試験中であり、S型のみが装備した。
21㎜頭部機銃
メインカメラ両端に一門ずつ搭載される火器。固定火器の為即座に撃て、頭部を稼働させる事で射角も確保出来るが、砲身は極端に短く威力も射程も低性能故に牽制や迎撃などを行う補助武装として扱われる。
コンバットナイフ
腰部背面に二本が装備される近接格闘武装。頭部機銃同様素体に標準装備されており、一目では装備している事が分かり辛い為予備武装としての運用や奇襲に向いている。だが重剣に比べ刀身が短く軽い為攻防共に劣り、メイン装備としての運用には難がある。
中型シールド
左右どちらかの腕部で保持される防御兵装。防御範囲と取り回しを可能な範囲で両立させた装備で、重剣と共に殆どの機体が装備している。ただ、腕の立つパイロットやS型乗りは盾での防御より回避か近接格闘武装での迎撃を優先する為、装備しない事も多い。
脚部ローラー
エミカルから引き継いだ装備で、Fタイプ装備群に搭載されている。基本的には同じだが、機体の重量増加と若干の大型化に合わせて調整がなされている。
視線誘導式マルチロックオンシステム
視線の動きに合わせてロックオンを行うシステム。プラネテューヌとの共同開発であり、パイロットの能力次第では機械頼りのロックオンより緻密且つ高速で捕捉する事が可能。これはパイロットの瞳の動きに合わせて移動と捕捉を行なってある為、逆に力不足の場合はロックオンレクティルの移動速度低下、誤った対象へのロックオンを起こす事もあり得る。
BMRシステム
試験も兼ねて装備された最新鋭の操縦支援システム。これは機体動作と身体動作の一部をリンクさせる事で、操縦桿を利用した通常の操縦よりも素早い機体操縦を可能とするもの。システムのポテンシャルは高く、最大出力を発揮した場合は機体を自身の身体の様に動かす事も可能となるが、このシステムは心身共に負荷が大きく、最悪自身と機体との境界が崩壊する危険性もある為に30%以上は発揮出来ない様リミッターが設定されている。
バリエーション
A型
隊長以外が乗る機体。但しパイロットごとのチューニング具合は違う為、中隊長二人に次ぐレベルの実力者と配属されたばかりのパイロットとではそれなりに性能差がある。
S型
隊長用の指揮官機。各種性能がA型より強化されている他、通信性向上の為のブレードアンテナが増設されている。
シュゼット機(S型)
シュゼットの専用機。メインカラーがダークグレーとパープルとなり、ブラックのラインが引かれている。後方ではなく前方に伸びたブレードアンテナが特徴的で、重機関砲とブレード装備のラックライフル、重剣の3セットが装備される事が多い。限界ギリギリまでチューニングしてある為、A型とはかなりの性能差が生まれている。
クラフティ機(S型)
クラフティの専用機。ブラックとバーミリオンのツートンカラーが特徴的。テストも兼ねて姿勢制御用の小型ウイングが改良されており、滞空性能が他のS型よりも高い。二丁の軽機関砲と重剣を装備する事が多く、シュゼット機同様限界ギリギリのチューニングが施されている。
PMG-01(A/S) 【ルエンクアージェ】
所属・プラネテューヌ国防軍
設計開発・プラネテューヌ国防軍/プラネテューヌ企業連盟
生産形態・量産型
生産仕様・A型(一般機)、S型(指揮官機)
主推進器
脚部大型スラスター×2(主器)
フレキシブルスラスター×2(副器)
武装
右腕部荷電粒子砲(ビームライフル)×1
左腕部40㎜機関砲×1
26㎜フレキシブルスラスター内蔵機銃×2
対空対地ミサイル×4
脚部12連装マイクロミサイルポッド×2(火力強化ユニット装備時)
特殊機構
変形機構
脚部選択型ユニット×2
視線誘導式マルチロックオンシステム
プラネテューヌ国防軍MG部隊の主力量産機。メインカラーは国色であるパープル。ラステイションとの技術交流の際に得たエミカルの情報を利用してはいるものの、プラネテューヌの最新技術と独自発想をふんだんに盛り込んだ結果、エミカルやラァエルフとはかなり外見の違う機体となった。ラステイション製MGより幾分細身の本機の最大の特徴は二点。言うまでもなく一点目は変形機構。これは技術の粋を集めたと言っても過言ではないものであり、直線機動と飛行能力を重視した航空形態と汎用性の高い人型形態の二つを有している。その上変形には電磁加減速を利用している為戦闘中に変形機構を駆使する事も可能となっている。二つ目は遠隔操縦システム。基地及び一部施設に設置されたコックピットからの遠隔操縦で機体を動かす事により、AIの暴走を防ぎつつコックピット分のスペース増加とパイロットの安全確保のリソースを不要とする事を実現させている(但し状況理解の為に振動や慣性に合わせて簡易な衝撃をコックピット内部に発生させる様にしている)。…が、変形機構は操縦難度上昇と機体剛性の低下を引き起こし、遠隔操縦システムはパイロットに一定の適性を必要としてしまうなど問題点も存在する。
上記の二要素は勿論、ビーム兵器の標準搭載や元々の科学技術力もあり本機の総合性能はラァエルフを上回っている。しかし装甲強度や整備性など下回ってる点も幾つかある上、一機辺りのコストもラァエルフ以上である為、高性能である事は事実だが一概にこちらの方が優秀とは言えない。
脚部大型スラスター
本機の主推進器(主器)。両形態共にこれがメインスラスターで、後述のフレキシブルスラスター無しでも飛行可能なだけの推力を有している(人型形態では空力的な問題から長時間の滞空は不能)。
フレキシブルスラスター
副器。背部から伸びるアームによって保持される、楔状のスラスター。推力こそサブスラスター程度だが、フレキシブルの名の通り可動範囲が広く、人型形態での素早い位置変更や航空形態での逆噴射にも使われる。
右腕部荷電粒子砲(ビームライフル)
右前腕部に固定装備されているビーム火器。機関砲系には劣るものの一応の連射は出来る上、出力を上げる事で高威力射撃も可能。動力直結型の為動力炉が動く限り弾切れはないが、機体全体でのエネルギー不足からの出力低下や短期的な射撃不能状態に陥る事はある。
左腕部40㎜機関砲
左前腕部に固定装備されている火器。連射性の高い本火器で誘導や足止めをしつつ上記の荷電粒子砲で仕留める、というのが本機の基礎戦闘コンセプトだが、本火器も軽機関砲程度の威力を持つ為メイン火器としても使用可能。
26㎜フレキシブルスラスター内蔵機銃
左右のフレキシブルスラスターに一基ずつ内蔵されている火器。そこそこの火力を持ち航空形態では正面を向かないメイン火器の代わりとなる装備だが、エースからはドッグファイト時(フレキシブルスラスターを逐一可動させる様な戦闘)に射角がフレキシブルスラスターの向きに左右されてしまう為使い辛いともされている。
対空対地ミサイル
主翼下部に左右二基ずつ装備される武装。大型の為射程が長く、装備時は若干ながら空気抵抗に悪影響がある為、戦闘開始と同時に一斉発射される事が多い。
変形機構
上部の機体解説を参照。
脚部12連装マイクロミサイルポッド
後述の火力強化ユニット選択時に装備される武装。対空対地ミサイルより威力と射程で劣るが誘導性と総弾数に優れ、他の武装との連携使用や高機動戦闘時に複数発まとめて撃つ事で真価を発揮する。
脚部選択型ユニット
出撃時両脚部に選んで装備されるユニット。スラスターと増槽で構成された機動強化ユニットとマイクロミサイルポッドとその弾薬で構成された火力強化ユニットがある。どちらを選ぶかは基本パイロットに委ねられている他、あくまで追加装備の類いの為装備せずとも出撃可能。
視線誘導式マルチロックオンシステム
ラステイションと共同開発された、視線の動きに合わせてロックオンを行うシステム。ラステイションのものより視線追従速度は速いがその分ロックオンミスの危険性の高い、高性能だが安定性に欠けるというプラネテューヌらしいものとなっている。
バリエーション
A型
隊長以外が乗る機体。単眼タイプの頭部が特徴的で、プラネテューヌ初の機体ながら多機能過ぎる点から多くの機体はパイロットごとにデチューンが成されている。
ノーレ機(A型)
ノーレの専用機。パープルとスカーレットのツートンカラーで構成されており、頭部がツインアイタイプに換装されている。機動強化ユニットを選ぶ事が多く、チューニングも限界近くまで行っている。
副会長機(A型)
副会長の専用機。明るいパープルとホワイトのツートンにライトブルーのラインが引かれている。ノーレ機同様高性能なツインアイタイプに換装されており、こちらも同じく機動強化ユニットを選ぶ事が多い。チューン具合はエース二人に僅かに劣るが、それでもかなり限界寄り。
S型
隊長用の指揮官機。ツインアイタイプの頭部が標準で、通信性能も一般機より高い。しかし他の性能は一般機とほぼ同様で、差は技量とチューニングでのみ現れる。
リヨン機(S型)
リヨンの専用機。パープルとライトグレーのツートンカラーを採用している。火力強化ユニットを装備する事が多く、マルチロックオンシステムの使用頻度も高い。チューニングも完璧で、特に火力関連のチューンが徹底的に行われている。
AVT-07(B/P/G) 【パンツァー・リバヴ】
所属・ラステイション国防軍/プラネテューヌ国防軍/リーンボックス国防軍
設計開発・ラステイション国防軍/国営社アヴニール
生産形態・量産型
生産仕様・B型(ラステイション仕様)、P型(プラネテューヌ仕様)、G型(リーンボックス仕様)
主推進器・小型バーニアスラスター×6
武装
高硬度伸縮型アーム×2
65㎜ガトリングガン×2(B型)
マルチリボルトランチャー×2(P型)
16連装マイクロミサイルポッド×2(G型)
重粒子砲(ビームブラスター)×1
アヴニール社が開発した量産兵器の系列に該当する機体。パンツァーシリーズ及びキラーマシンシリーズはどれも廃棄が想定されていたが、パンツァーシリーズは生産機数も多く生産ラインも確立されており、廃棄にはかなりの資金が必要となった。そこで教会は廃棄ではなく改修し、拠点防衛用兵器として各国へ販売する事を考案。ソフト面及び武装の変更の結果完成した本機は他国からは勿論本国でも高い評価を得、マジェコンヌによる軍国化とそれが引き金となった大規模戦闘が原因の、機械兵器への嫌悪が強いルウィー以外の三国で正式採用される事となった。その際各国で多少の改造を行った為、若干外見に差がある。
パンツァーシリーズは元々、与えられた命令を元にAIが独自に判断し行動するというキラーマシンと同様の自立稼働システムを載せていたが、本機は指揮者が逐一命令を出す従来の遠隔操作システムを採用している。これは自立稼働と違い命令しなければ動けない、命令通りにしか動けないという短所があるが、その分暴走の危険性が低い。そしてその上で本機には『一定時間命令が無い場合強制停止する』『強制停止状態からの起動には機体側のコンソールから操作する必要がある』というプログラムが設定されている為、万が一暴走した場合や奪取された場合にも無力化出来る様になっている。
小型バーニアスラスター
四本の脚部にそれぞれ一基、背部に二基の都合六基が搭載されている推進器。だが推力重量比はMGやキラーマシンシリーズよりかなり低く、あくまで補助的な物とされている。
高高度伸縮型アーム
シリーズ通しての武装の一つ。本機も機能自体は残っているが、各国ごとの武装は全てこのアームに装備されている為、近接迎撃はそちらに任せ本武装は射角確保がメイン運用となっている。
65㎜ガトリングガン
B型、所謂本国仕様の武装。接近した敵を威力と連射性で迎撃する。口径からも分かる通りラァエルフの重機関砲以上の火力を持つが当然その分反動も大きく、四脚故の高安定性を持つ本機でなければ扱いきれない武装となっている。
マルチリボルトランチャー
P型仕様の武装。グレネード、フラッシュグレネード、捕縛用ネットなど多彩な装備を搭載している為対応力が高い。しかしその分一つ一つの残弾は少なめである点には注意が必要。
16連装マイクロミサイルポッド
G型仕様の武装。高い誘導性と一斉発射による面制圧は高い迎撃能力を有する。これは本機が近接迎撃をする必要が出来る相手は小型の敵、高い機動性を持つ敵であろうと推測した事による武装とされている。
重粒子砲(ビームランチャー)
シリーズ通しての武装でありメイン火器。拠点防衛用に小改修が加えられ、元の性能はそのままに射程距離の向上を果たした。また最大出力であればかなりの射程を持つが、カメラアイがその距離に対応出来ないという欠点がある。
バリエーション
B型
試験運用の結果、想定以上の性能(特に信頼性)を見せた為に当初の予定を変更して採用された本国仕様。製造元で採用されている為にデータが豊富で、細かな性能の部分は他二国よりも高いとされている。
P型
採用の後に独自改造が施されたプラネテューヌ仕様。プラネテューヌで主に使用されているビームは荷電粒子砲の為重粒子の整備には苦労しているらしく、荷電粒子砲への換装が進められている。
G型
採用の後に独自改造が施されたリーンボックス仕様。当然殆どの機体は拠点防衛用として配備されているが、完成度の高さを見込み、一部の機体はリーンボックスで開発されている新型動力炉のテスト機として運用されている。