艦隊これくしょん  〜第0艦隊、参ります!〜   作:土居内司令官(陸自ヲタ)

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Operation.18 第一次サーモン海戦 その3

 第3次攻撃隊の彩雲が、敵艦隊を発見した。

 護衛のたこ焼き型艦戦に追い掛けられながら、モールス信号で第3次攻撃隊に情報を送る。

 

 

 

「彩雲、敵艦隊と接触!」

「おでましね」

 赤城の報告に、ピョートルは唇を舐める。

「第1波攻撃隊、発進!」

「ここは譲れません」

 赤城と加賀が、弓矢で烈風を飛ばす。アドミラルクズネツォフも飛行甲板を掲げ、Su-33 シーフランカーを発艦させた。

 

 発進した艦戦達は加速する。やがて、Su-33 シーフランカーが南方棲戦姫から発進した艦戦を捕捉した。そして、R-27中距離空対空ミサイルによる先制攻撃を開始する。

 先制攻撃により、深海棲艦戦闘機が減る。やがて、近接格闘距離へ。ヘッドオン(正面)でR-73短距離空対空ミサイルを発射、旋回戦に入る前に敵機を減らす。

 たこ焼き型艦戦が、Su-33 シーフランカーの後ろにつく。が、Su-33 シーフランカーは圧倒的加速力で突き放し、僚機が30mm機関砲でたこ焼き型艦戦を撃墜した。

 

 

 

 先に出ていたKa-25RTs観測ヘリが、敵艦隊を発見、位置情報を第3次攻撃隊に転送する。

「こいつの出番ね」

「ロシアの対艦攻撃、見とけよ見とけよ」

「空母だって、対艦道出来るんです!」

 そして、ピョートル・モスクワ・アドミラルクズネツォフは対艦ミサイルを発射し始めた。ハイメガポンポン砲とも形容される、P-1000艦対艦巡航ミサイル16連射、さらにはアドミラルクズネツォフの飛行甲板から垂直に12発のP-700艦対艦巡航ミサイルが打ち上げられ、ピョートルのと合わせて48発の対艦ミサイルが飛んでいく。

 烈風達が、Ka-31早期警戒ヘリが見つけた南方棲戦姫から発進したたこ焼き型艦爆達を捕捉、次々と屠っていく。烈風達が仕留めきれなかったたこ焼き型艦爆に対し、モスクワが4K33 オサー短距離艦対空ミサイルを発射、迎撃する。

 

 発射された48発の対艦ミサイル達は、艦攻の如く編隊を組んで低空飛行、敵艦隊へ向かう。Ka-25RTs ホーモンが中間誘導し、敵艦隊へ導く。やがて、先頭のP-1000艦対艦巡航ミサイルがパッシブレーダーで敵艦隊を見つけた。アクティブレーダーホーミングでロックオン、その情報を他の対艦ミサイルと共有する。

 Ka-25RTs ホーモンが、戦艦タ級の偵察機に撃墜される中、対艦ミサイル達はポップアップ、敵艦隊へ飛び込んだ。

 

 

 

「あ、観測ヘリがやられた」

 ピョートルが言う。データリンクが突然途切れたからだ。アドミラルクズネツォフは、大和に頼む。

「戦果確認のため、零式水上観測機を貸してもらえますか?」

「分かりました。大和観測隊、発進!」

 大和から零式水上観測機が発進した。

 アドミラルクズネツォフは、武器管理妖精達に、MiG-29K シーファルクラムを爆装待機させるよう指示、Su-33 シーフランカーは燃料が続く限り、戦闘空中哨戒を行わさせる。赤城と加賀も、攻撃隊を準備させる。

 

 その時、モスクワが飛ばしていたKa-27PL対潜ヘリが、潜水カ級を見つけた。対潜魚雷を投下、攻撃を仕掛ける。が、潜水カ級は最後の意地とばかりに22インチ魚雷を発射した。

 

「Ka-27、敵潜を撃破! しかし、魚雷が発射された模様!」

 モスクワが叫ぶ。アドミラルクズネツォフとピョートルは頷き、対潜ロケット砲を準備する。

「対魚雷防御!」

 RBU-1000 六連装対潜ロケット砲やRBU-12000 一〇連装対潜ロケット砲で爆雷を大量に発射、海にばらまく。そして、爆雷の起爆衝撃波で魚雷を自爆させた。

 

 

 

 零式水上観測機が、敵艦隊に近付く、護衛として、2機の烈風がついている。

 残っているのは、輸送ワ級と駆逐ハ級2隻だけだ。零式水上観測機はモールス信号でそれを伝える。

 

 

 

「敵、輸送1、駆逐2! 相当なダメージを与えたようです」

 大和が、零式水上観測機からの報告を読み上げる。アドミラルクズネツォフは、加賀に意見具申した。

「後は艦攻の攻撃で充分じゃないでしょうか?」

「そうね。赤城さん、艦攻だけ発進させます」

「ええ」

 そして2人は弓をつがえ、九七式艦上攻撃機と天山を飛ばした。

 

 放たれた艦攻達は、Ka-31 ヘリックスDに誘導され、敵艦隊に向かう。やがて目視で捉え、照準を開始する。

 勿論敵も黙っていない。高角砲や主砲で弾幕を張り、九七式艦上攻撃機や天山を迎撃する。一部は犠牲になりながら、射点について九一式航空魚雷を投下した。

 

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