艦隊これくしょん  〜第0艦隊、参ります!〜   作:土居内司令官(陸自ヲタ)

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operation.23 第二次サーモン海戦 その3

「SSM一斉射! ってー!」

 こんごう・きりしま・あたご・ふゆづき・きりさめ・ありあけ・あさぎ・ピョートル・モスクワ・アドミラルクズネツォフが一斉に艦対艦ミサイルを発射、牽制する。

「左舷に敵機複数!」

 扶桑が大量の敵機を発見した。

 直ちに迎撃が開始される。

「対空戦闘、EA(発展型シー・スパロー短距離艦対空ミサイル)攻撃始め! Salvo!」

「防空巡洋艦・摩耶様を舐めんなよ!」

「大和、皆を守ります!」

 ふゆづきの発展型シー・スパロー短距離艦対空ミサイルと大和の三式弾をきっかけに、摩耶や高雄、伊勢、きりしま、あたごが対空迎撃を開始する。

「わざわざイージスシステムの死角をつきやがって! ぶっ殺してやる!」

「あたごさん、その口調どうにかなりませんか?」

「うるせー!」

 発展型シー・スパロー短距離艦対空ミサイル、そして127mm単装速射砲MK45 mod4と20mmCIWSで弾幕を張る。

「弾幕が薄いぜ姉貴!」

「私はまだ近代化改修受けてないの!」

 摩耶と高雄が、12.7cm高角砲や25mm対空機銃で弾幕を張る。摩耶は主砲を減らした代わりに25mm対空機銃をこれでもかと増やしたため、それこそアドミラルクズネツォフ並み(にはぎりぎり届いていないが)の弾幕を張れる。

 次々とたこ焼き型航空機が撃墜され、海面に飛び込んでいった。

 

 

 

 艦対艦ミサイルの弾着と共に、砲戦距離である25kmを切った。

「皆さん、ワタシに続いて! 撃ちマス、Fire!」

 金剛を先頭に、金剛型、長門型、扶桑型、武蔵、アイオワ、ウォースパイトが主砲を一斉に撃った。向こうもこちらも、大量の艦がずらりと並んでいるため、着弾観測射撃をせずとも、確実にどれかには当たる。

 勿論敵も撃ち返してくる。大量の砲弾が弧を描き、飛んでくる。

「近接防御実行! 撃ちぃ方始め!」

 こんごうが叫び、きりしまやぐんじょう、あさぎが艦対空ミサイルを発射、迎撃を開始する。

 連続発射された発展型シー・スパロー短距離艦対空ミサイルやSM-2MR中距離艦対空ミサイルが次々と炸裂、敵弾を撃ち落とす。

「さっすが対空カットイン要員!」

 足柄が20.3cm連装砲を構えながら言う。こんごうは一瞬足柄を睨むが、すぐに127mm単装速射砲OTOメラーラ コンバットを撃ち始める。

 

「行っくよー熊野!」

「当然ですわ!」

 20kmを切り、重巡も砲撃を開始する。

「撃てー!」

「くまりんこ!」

 重巡部隊の20.3cm連装砲が次々と唸る。散発射撃により、まるで富士総合火力演習の如く敵艦隊に弾が連続で当たっていく。

 しかし敵も黙っていない。軽巡ヘ級の6インチ連装速射砲の弾幕は、イージスシステムを持ってしても迎撃しきれず、日本海軍 連合艦隊に襲い掛かる。

「Shit!」

「お姉様ー!」

「不幸だわー!」

「んにゃー!?」

 こちらにも損害が出る。

「んぎゃっ!」

「姉様!?」

 ぐんじょうが敵弾を喰らい、左腰のMK26 二連装ミサイル発射機や127mm単装速射砲MK45 mod2が吹き飛ぶ。

「大丈夫よあさぎ! ダメコン用意!」

 ぐんじょうが叫び、彼女の艤装から灰色のライフジャケットを着た妖精達が出てきて修理を開始する。

 しかし、そこへ更なる砲弾が降ってきた。固まるあさぎに対し、ぐんじょうはあさぎを庇うように立ち上がる。

 

 しかし、敵弾が落ちる事は無かった。見れば、アドミラルクズネツォフが2人に向かってグーサインを出していた。

「ロシア空母の全力防空、すごいでしょ?」

 そう、敵弾を全て短SAM・30mm複合CIWS コールチクや30mmCIWS AK-630で撃ち落としたのだ。

 

 

 

 E-2C ホークアイ2000が、更なる航空機攻撃隊を探知した。そして、F-14D スーパートムキャットとSu-33 シーフランカーが迎撃に向かう。

 いつも通り、AIM-54 フェニックス長距離空対空ミサイルとR-27中距離空対空ミサイルで牽制、増槽を捨ててドッグファイトを開始する。

 が、その隙に敵水上機が艦隊に接近する。

「さざなみ様に任せたまえー!」

 さざなみが発展型シー・スパロー短距離艦対空ミサイルを発射、迎撃を開始した。アドミラル56とひゅうがも20mmCIWSで戦う。

「こっち来るなー!」

 きりさめ、ありあけが76mm単装速射砲OTOメラーラ コンパクトを撃ちまくる。

「すごい連射速度……」

「いいなぁ。でも長10cm砲ちゃん程可愛くないなぁ……」

 秋月と照月が呟く。照月はそっと、自身の長10cm砲を撫でた。

 

「くっ!」

 きりさめが、76mm単装速射砲OTOメラーラ コンパクトのみならず、20mmCIWSや12.7mm M2重機関銃を使って弾幕を張る。しかし、76mm単装速射砲OTOメラーラ コンパクトが沈黙してしまった。

「ヤバっ!」

 76mm単装速射砲OTOメラーラ コンパクトの砲身から水が吹き出す。オーバーヒートによる射撃停止だった。同時に、右肩の20mmCIWSも沈黙する。こっちは弾切れだ。

「きりさめ姉さん!」

 ありあけが駆け寄る。が、きりさめは止めた。

「私はいいから、あんたはあんたで戦え!」

「姉さん……」

 ありあけは唇をきゅっと結び、76mm単装速射砲OTOメラーラ コンパクトを構え直した。

 

 

 

「無駄無駄無駄デース!」

 金剛が、迫り来る駆逐艦を15.2cm副砲でなぎ払う。その隣で、こんごうも127mm単装速射砲OTOメラーラ コンバットを撃つ。

「お姉様はやらせない!」

 比叡がまさかの12.7cm高角砲で水平射撃、駆逐艦をやっつける。その上空では、AH-64D アパッチロングボウとMH-60S ナイトホークがAGM-114 ヘルファイア対戦車ミサイルや70mmロケット弾ポッドで駆逐艦や軽巡をキルしまくっていた。

 

「反航戦、右・雷撃用意! 追撃せずにこのまま鎮守府へ!」

 指揮艦・大淀がそう指示し、重巡と軽巡が魚雷発射管を旋回させる。

「射点、針路問題無し! ってー!」

「馬鹿め、と言って差し上げますわ!」

「とぉぉ↑おう↓!」

「熊野ー、それどーにかならないの?」

「し、仕方ありませんわ!」

 端から見ていたきりしまが一言。

「熊野さんのはネタかな? ネタだよね?」

 

 大量に発射された魚雷達は、敵艦隊に命中、大損害を与えた。こちらもそれなりの被害を出しながら、すれ違いざまに砲撃、横須賀鎮守府を目指した。

 

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