ではどうぞ。
※追記
9/12 タイトル変更
「何故、城に来ないのだ!?このひとでなし共があぁぁぁあ!!」
「あれからお前の城に爆裂魔法を撃って無いぞ?」
「『撃って無い』だと?何をぬかすか白々しい!そこの頭のおかしい紅魔の娘があれからも毎日欠かさず通っておるわ!」
「いやいや違うヤツだろ?…そうだろめぐみん?」
めぐみんはベジットに呼ばれるが顔を逸らす。
「お・ま・え・なーーー!」
ベジットは両手でめぐみんの頬っぺたを引っ張る。
「痛い痛い違うのですぅ聞いてくだしゃい!…今までならば何も無い荒野に魔法を放つだけで我慢出来ていたのですが城への魔法攻撃の魅力を覚えて以来その…大きくて硬いモノじゃないと我慢出来ない身体に///」
「モジモジすんじゃねぇ!…それでどっちの爆裂魔法だ?」
「両方……です。」
「両方か…だったら大きい方の爆裂魔法は動けなくなるから共犯者が……」
「ヒュー、ヒュー、ヒュー?」
「お前しか居ないよな〜?アクア!」
「痛いイテテテェ〜
「「ん?」」
ベジットとアクアが会話をしている中、紫のオーラが吹き上がる。
「聞け愚か者共。我が名は『ベルディア』。この俺が真に頭にきている事は他にある。貴様らには仲間の死を報い様と気概は無かったのか!?生前はこれでも真っ当な騎士のつもりだった。その俺から言わせて貰えば仲間を庇って呪いを受けたあの
このデュラハンの名はベルディアと言い生前は騎士だったらしく庇ってまで呪いを受けた仲間の死を無駄にした行為に怒りを表すがそれは本当に死んだ事に対してだが……
「相変わらず話の長いヤツだ…それとダクネスは死んでいないぞ。」
「えぇ……?」
「隠れて無いで出てこいよダクネス。」
ベジットは他の冒険者達に隠れているダクネスを呼ぶ。
「や…やあ、その…騎士の鑑などと…。」
「あ?…あ、あれえぇぇぇえぇ!!生き…てる…だと!?」
「あんな馬鹿げた演技に気付かないとは……ふっ…」
「ぷっ!?…もう笑って良い?…くっ…笑って良いよねベジット?」
「くっ…し…師匠…我も限界です?…ぷっ…。」
「そこまで笑わなくても…くっ…くす…。」
アクア、めぐみんは前に『呪いを掛けられた』演技をしてあっさりと騙されていたデュラハンことベルディアを思い出し笑いを堪えるのに必死だった。ダクネスは笑うのを止めようとするが自分も笑っていたのだ。因みにベジットも笑いを堪えているのだ。
「プークスクス、あはははははっは。」
「アクア駄目ですよ笑っ…くす…ぷっ…」
「そうだぞ?お前ら真剣の所…ぶっ!…だっははははは。」
「おい、お前達もう少し真…ふふふ。」
「『演技』だと!?……べ、別に知っていたし!だ、騙されたフリをしていたし!」
フンッ!つまらん下等な幹部め……
ふぁ〜『呪いが掛かった』などとその気になっていたお前の姿はお笑いだったぜ?
わっははははははははははははははは!
種明かしをされベルディアは動揺するも騙されていないと見え見えの嘘を言うベルディアの強がりにベジット達や他の冒険者達は一斉に笑い出す。
「お、俺がその気になれば街の住人を皆殺しにする事も出来る…「などとその気になっている今のお前の姿はお笑いだぜ?」黙ってろ!そこのおっさん!「ファッ!あーう。」皆殺しにする事も出来るのだぞ?」
「アンデットのくせに生意気よ!」
「駆け出しの冒険者の魔法が通用…「ターン・アンデット!」ギィャァァァァァァア!?」
アクアはベルディアの言葉を遮り浄化魔法の『ターン・アンデット』を放ちベルディアの周りには光が発生した。
「ねぇベジット…変よ効いてないわ!」
「今、痛そうな声が聞こえたのだが…?」
煙が消えるとベルディアが立ち上がろうとしていた。
「お前、本当に駆け出しか?駆け出しが集まる所だろこの街は!」
「(仮にも
「まあ良い。わざわざこの俺が相手してやるまでも無い。アンデット・ナイト!!」
ベルディアの足元に黒と紫の空間が発生しそこから大量のゾンビ達が現れる。
「この連中に地獄を見せてやるが良い!!」
「アクアの浄化魔法にビビったか?」
「ち、違うわ!いきなりボスと戦ってどうする!ま、先ずは…「セイグリッド・ターンアンデット!」またかよおぉぉぉぉぉぉ!?」
アクアはまたベルディアの言葉を遮り今度はさっきのターン・アンデットより強い『セイグリッド・ターンアンデット』を放ちベルディアは攻撃をもろに受けあまりの痛さか地面に転がっていた。
「ど、どうしようベジット!あたしの浄化魔法がちっとも効かない。」
「いやいや絶対に効いてるぞ?」
「ぐっ、もう良い。街の連中を皆殺しにする!」
ベルディアが召喚した大量のゾンビ達が迫って来る。他の冒険者達はこの大量のゾンビ達の対策としてもっとアークプリーストをこの場に呼ぶ事や教会から聖水を持って来て欲しいとの声が聞こえる。
「来るなら来てみな!」
「フッハハハハ!お前達の絶望の叫びをこの俺に……」
ん?
迫って来ている大量のゾンビ達は……
「え?…きゃあぁぁぁぁぁ!!」
逃げるアクアを追いかけていた。それを見たベルディアは唖然としていたそれは他の冒険者達も同じくだ。更に迫り来るゾンビ達を倒す為、攻撃の構えをしていたベジットでさえも唖然としていた。
何であたしばっか狙われるのおぉぉ!あたし女神なのに!日頃の行いも良い筈なのに!
「ああズルい!私は本当に日頃の行いが良い筈なのにどうして!」
「このパターンだと絶対にアクアがオレの所に来るから……めぐみんは爆裂魔法の準備…それも今回はどデカいのを頼む。」
「はい!…でも纏まりでないと……」
「そこのトコは問題無い。」
ベジットさーーん!、ベジットさーーん!
「やはりな…行くぞ!」
『アクアが自分の所まで来る』と予想が当たりベジットはアクアの近くまで走って行く。
「ちょっと降ろしなさいよ!///」
アクアに近づいたベジットはアクアを助けてはいたのだがそれは『お姫様抱っこ』の状態で走っていた。アクアは恥ずかしいから降ろしてくれと頬を赤くしながら言うが
「今降ろすとアイツらにやられるから少しは我慢しな。」
「うん…それとあのゾンビ達は浄化魔法をし続けても浄化が出来ないの。」
ベジットは真剣の表情で言いアクアは気迫に押されたのか降ろしてくれと言わなくなりゾンビを浄化出来ないと言う。
「ゾンビはめぐみんに任せるから大丈夫だ。それとしっかり掴まっとけよアクア!」
「え………///」
アクアを『ギュッ』と抱く力を強めるベジット。心なしかアクアの頬は更に赤くなる。
おい!あの2人が消えたぞ!?
「既に闘いが始まってんのに何ボッーとしている!」
「貴様いつの間に…「ハァア!」ウワァアアア!?また不意打ちかアァァァア!!」
さっきまでゾンビ達に追いかけられていたベジットとアクアはその場に消えゾンビ達から十分の距離に居るベルディアの場所にまで一瞬にして移動したのだ。それもベルディアの背後にだ。そしてアクアを抱えたベジットは自分に気づいたベルディアにけりでゾンビ達が居る場所にまでぶっ飛ばす。
「めぐみん!」
「何と言う絶好のシチュエーション!感謝します!深く感謝します師匠!」
めぐみんはいつの間にか少し高めの場所にいた事は置いといて、デュラハンもろともゾンビ達を爆裂魔法で一掃出来るこの状況を作ったベジットに感謝をした。
「我が名ははめぐみん!紅魔族随一の魔法の使い手にして、爆裂魔法を操りし者!我が力、見るがいい!
めぐみんの十八番である
「ウギャアァァァァァア!?」
ベルディアの叫び声である。
「くっくっくっ…我が爆裂魔法を
「(ゾンビ達は消えたが……)」
「はぁあ〜凄く気持ち良かったです……。」
「あの〜そろそろ降ろしてくれないかな?ベジット。」
「ん?ああ。」
ベジットは抱えていたアクアを降ろす。
「今からそっちに行くぞめぐみん。」
「お願いします。」
倒れているめぐみんの所まで向かう。
うおおぉぉぉぉおおおお!!
やった!頭のおかしい紅魔の娘がやりやがったぞぉ!!
名前と頭がおかしいだけでやる時はやるじゃないか!!
見直したぜ!頭のおかしい娘!!
めぐみんの活躍を他の冒険者は褒めるてはいるが余計な一言があり、めぐみんは少々頭にきていた。
「すみませんあの人達の顔を覚えてて下さい…今度ブッ飛ばします。」
「知らんふりでもしときな?他のヤツらがどう思おうが気にするな。だがオレはめぐみんの事を頭のおかしいヤツとはこれっぽっちも思っていないさ。」
「はい…///」
フッフッフッ……面白い。
「流石は幹部と言った所か?」
笑い声が響き、先程のゾンビ達はいなくなったがそこにはベルディアだけが立っていた。
「フッハッハッハッハ面白い面白いぞ!本当に配下を全滅させるとは思わなかったぞ!では約束通り……。」
「ベジット!」
「この俺自ら貴様らの相手をしてやろう。」
「めぐみんを頼むぞダクry「いや此処は私が引き受ける。訓練の成果を見せる時だ!」…行けるな?」
ベジットは背負っているめぐみんをダクネスに背負って貰おうとするがダクネスは短期間だがベジットと修行をして来た成果を見せる為次は自分がベルディアと闘うと言った。
「問題無い。」
ビビる必要はねーえ!すぐにこの街の
ああ!魔王の幹部だろうが何だろうが関係ねぇー!
「(この街の切り札?それにコイツら…まさか!)」
一度に掛かれば死角は出来る。全員でやっちまえぇぇぇ!!
今言った他の冒険者は『めぐみんでさえダメージを与えれたのだから自分が掛かれば倒せる』と勝手に錯覚してしまいベルディアに攻撃を仕掛けるのだ。何かを予想していたベジットはこの油断について見抜いていたのか。
「余程先に死にたいらしいな。」
ベルディアは冒険者達が攻撃をして来るにも関わらず自身の頭を真上に投げたのだ。
「チィ…その場から離れろ!」
ベジットは言うが冒険者達は聞こえていない。それとベルディアが投げた頭の周りには目の形をした赤と黒の空間が発生する。
そして攻撃を放つベルディア。周りの冒険者から見た場合とんでも無い速さの攻撃だがある者はその速い攻撃を見えていたのだ。
「もしもオレが居なかったら死んでいたぞ?」
何とも無いぞ……?
「やはりこの俺の攻撃を防いだか…それに他の冒険者達も
ベルディアは攻撃を仕掛けて来る冒険者達より更に速く攻撃を仕掛けるがそれをベジットが間に入り全て防いでいた事により他の冒険者達は無傷だったのだ。それもめぐみんを背負ったままで。
「へぇ〜中々のスピードだったぜ?まあ、まだまだ鈍いけどな。」
「この俺を散々バカにして来た貴様をいち早く殺したいのだが何時になったら来るのだ?」
「オレを『いち早く殺す』か…悪いがオレはまだお前と闘う気は無い。ダクネスを倒した後なら幾らでも構わないぜ。行けるかダクネス?」
「ああ、任せてくれ。」
「ほぉ…男である貴様が先に行かずクルセイダーだが女に任せるとは何とも情けない…しかしこの闘いでは女だろうと容赦はしない。」
「ダクネスすまねぇがその剣を貸してくれ?直ぐに返すから。」
「あ、ああ。」
ダクネスは自身の剣をベジットに渡した。ベジットは剣を見て直ぐに返したがダクネスは何をしたのかを聞いたがベジットは何もしていないと答えたのでダクネスは納得した。そしてベジットはダクネスにこう言ったのだ。
「一発…全力の一発を
ダクネスVSベルディア
「見ていてくれベジット!訓練の成果を!!」
「ほぅ…ならその成果とやらを見せて貰うか!」
先に攻撃をしたのはベルディアだがダクネスは剣で受け止め、つばぜり合いが発生する。力と守りのあるクルセイダーのダクネスでさえもベルディアの一撃は重く力強い為やや不利の状況である。そしてダクネスは一歩間合いをとった。
「勝負だ!ベルディア!!」
「相手は聖騎士だろうと是非は無し!」
ダクネスはベルディアに連続攻撃を放つ。
「ファッ……?」
「くぅ…………///」
「…………。」
案の定なのかダクネスの攻撃はベルディアに当たらず中くらいの岩が切れただけである。
「これが訓練とやらの成果か…何たる期待はずれだ。もう良い!!」
ベルディアはダクネスに一撃を放つ。ダクネスはまともにくらい所々服が破れていた普通なら胴体ごと切断がやはりクルセイダーの真骨頂って所だ。
「このデュラハンはやり手だぞ。こやつ先ほどから私の鎧を少しづつ…え?」
「ファッ?」
ダクネスは自身の横に何かが通りかかり途中で会話が途切れる。それを見ていたベルディアでさえ疑問が口に出る。
「闘いに集中しろ…ダクネス。」
黙って見ていたベジットが言ったのだ。それも何故か右手の人差し指を前に出した状態で。
「は、はい!!」
ベジットの気迫に押されて返事をするダクネス。
「さて茶番も此処までだ。」
ベルディアは先ほどの攻撃よりも速い連続攻撃をダクネスに放ちダクネスは反応しきれずもろに攻撃をくらいそして地面に叩きつけられた。
「元騎士として貴公と手合わせ出来た事に魔王様と邪神に感謝を捧げよう。さらばだ…勇敢で愚かなクルセイダー!!」
ベルディアはダクネスにトドメの一撃を放とうとしていた。
「今だァ!!」
「ほぉ…トドメを放つ為に近づいたのを逆手に取り攻撃するとは…だが無駄だった様だな?」
「よーく見てみな貴様のその
ダクネスは隙を伺いベルディアに一撃を放つがベルディア何も起こっていない事を言うがいつの間にか2人の近くにベジットが居た。因みに背負っていためぐみんは少し離れた場所に他の冒険者達と居たが小さな岩を壁にしてまだ気を失っていたのだ。そしてベジットに言われたベルディアは自身の鎧を見るとそこには
「何いィィぃぃ!?この俺の鎧に切れた跡があるだとオォオォ!!」
「一撃を…決めたぞ…ベジット。」
「ダクネス良くやった。」
「う、嘘だ!このクルセイダーに一撃を貰うとは…そこのクルセイダーでは無く
「そんな訳があるか正真正銘その切れ跡はダクネスがやったヤツだ。第一オレは剣なんか持ってねぇーし。」
そんな事があってたまるか……
「ん?」
「もうここまでだ!!今すぐ貴様ら全員を殺す!!」
一撃を決められた所為なのかベルディアは完全にキレた。ベルディアは自身の頭を真上に投げその頭は空中で止まりまたもや目の形をした空間が現れた。
「先ずはそこのクルセイダーからだあぁあぁ!!「させるかよ!」何ィィィィ!?」
「ハァア!ん?何だこの気は……?」
ベルディアはダクネスに素早いトドメを刺そうとするがベジットはその攻撃を防ぎダクネスを守る。ベジットは反撃に入ろうとした所で何者かの気を感じた為攻撃が止まった。
「ガラ空きだぞオォォオ!!」
ベルディアは隙が出来たベジットに攻撃をするが簡単に避けられた。
「
「何かが来るぞ!?」
うわあぁあああ!落ちるうぅぅう!!
ベルディアが出した空間、正確にはベルディアの頭から出た空間から何者かがそれも2人が現れた。1人は無事に着地して問題無いがもう1人は叫び声を上げ頭から地面に落ちた。
「おい…大丈夫か?」
1人はターバンにマントを着けた者、一番の特徴は顔が緑色で普通の人間とは程遠い顔色である。
「おいおいお前達まで
「だ、誰だ貴様達はアァァァ!?」
先程地面に落ちた1人は地面に頭が嵌まっていたが『ポンッ』と頭を出した。その者の特徴は両側頭部が紫色で中央部が黒色の逆立った髪型で衣装は黄色と紺色の民族衣装の様な物に緑と水色の混じった腰巻に白色のズボンで見た目から見ると少年である。
「パンパカパーン!ゴテンクスだー!」
続く。
一体、何コロさんなのか? 笑