色々ありましたね?ベジータの嫁さんが……クソッタレ!!
『超』が終わるとか…『改』みたいに一時的に終わるのか?或いは別枠になるとか?私は後者を選びますね。映画はサイヤ人の原点
後ドッカンとかドッカンとかドッカンですね 笑。
さあ続きを見ようぜ!!
「ベジットさん…ようこそ死後の世界へ。」
「(だから死んでいないって。)」
「私は貴方に新たな道を案内します女神
この少女?の正体は女神様で名前はエリスと言い異世界の管轄している女神だ。アクアとは違い落ち着いた雰囲気で気品のあるようだ。因みに日本から来た転生者が異世界で死んだ場合は本人が望むなら日本に転生して貰えるのだそれも裕福な暮らしが待っていたりとか。
「転生の事だろ?それは少し置いといて幾つか聞きたい事があるのだが良いか?」
「え…?あ、はい。聞きたい事ですね…ではどうぞ。」
本当に死んだ事を告げられてもなお微動だに動揺しないベジット更に転生する事までも平気言っているが何故そこまで余裕なのか。そんな中ベジットは女神エリスに質問をする。
「ああ。先ず1つ目は冬将軍を倒す際『殺さずに浄化してくれ』と言ったのはエリス様…アンタだろ?」
「……はい。ですが何故そこまで確信をしているのですか?」
もう少し隠すかと思いきや呆気なく白状した女神エリスは少し驚くベジットに何故分かったのかを聞いた。ベジットが言うには『声だけですぐに分かった。』と言うシンプルな答えと1番は自身が冬将軍を消そうとすれば光る玉ごと確実に消せるのを浄化しろ(結果的に出来たが自身や他の仲間がやった訳では無い。)と頼みその後すぐに女神と会うのは偶然にも可笑しいと思ったからだ。それに付け足して……
「自分で言うのも変だが結構タフの方でな?そう簡単に死ぬなんて有り得ないと思っているオレが死ぬ以外ではこの空間に来れないのに来れた……その理由はコイツだろ?」
ベジットはある物を女神エリスに見せる為握っていた右手を開くとその手には冬将軍が残していった光る玉があったのだ。
「エリス様アンタにとってコイツは必要なんだろう?気のせいとは思うがオレの
「!?…はい、その通りです。ベジットさんが言う様にこの光る玉は私にとって重要な物なのです。」
余程必要だと言うエリスの答えにベジットはふ〜んと頷き納得したのか光る玉をエリスに渡したがその直後ベジットは妙な事を言い、その言葉にエリスは驚愕の表情へと一変したのだ。その言葉とは………
「おめぇやっぱり……盗賊の
「え?……人違いでは?…って近いです!!///」
ベジットが言うクリスとは1度だけギルドでダクネスと共に出会い、スキルの
「お?悪りぃ悪りぃ。それでオレは‘‘気’’と言う…まぁ内に秘めたパワーを感じとるもしくは読みとる技を出来るのだが今のアンタから‘‘気''を感じないんだ。」
「その‘‘気’’と言うモノを大体分かりましたがそれで?」
「しかし1つ妙な事に‘‘気’’を感じない女神の筈のアンタから
「気のせいでは?それとそのクリスと言う方とは関係が––––「あるんだよ。」…っ!?」
一方その頃アクア、めぐみん、ダクネスの3人は…
〜雪山〜
「ちょっと〜、ベジット〜!アンタ何処に行ったのよーー!」
–––––アクアーー!見つかりましたかーー!––––––––
「全然見つからなーーーい!」
–––––こっちも居ないぞーーー!––––––––––––––––––
「えぇ!分かったわーーー!」
3人は突如行方不明になったベジットを捜している模様だ。そんな中アクアはある事に気付く。
「(
何かに気付き声を上げたアクア。それとは別にベジットを捜している3人は気付いていなかった。
上空でそれも宙に浮いた状態でその様子を見ている『ローブで姿を隠している怪しい人物』に。
ベジットside
「1つ、オレの知り合いにも‘‘気''を感じないヤツが居てソイツと同じ事から女神の類は‘‘気’’と言うモノが『存在しない』……が何か不思議な気配ってのを感じる。」
「2つ、オレの知っている女盗賊のクリスは逆で人間の‘‘気''を持ちながら今のアンタと同じ気配ってのを持っているのが偶然にも一致しているからだ。」
「そして3つ、隠すのなら徹底的に隠すんだな。明らかに『その通り』って言ってるようなモンだぜ?今のアンタの
ベジットが言うにエリスは気付かない内に図星を突かれた驚きの表情であった。少しの沈黙が続くがそれはエリスによって破られた。
「フッフッフッ…私の正体を知ったからには消えry––「
エリスいやクリスにとって
「はぁ〜…で何故アンタは光るソイツを必要なんだ?まぁ、アンタが言いたく無いなら言わなくても構わないけどな。」
「いえここまでして貰って話さない訳にはいけません。でもこの事は他言無用でお願いします。」
先ずは女盗賊であるクリスは下界つまり地上での仮の姿だ。然しどうして仮の姿になってまで地上にいるのかそれは【神器】即ち
『ダクネス』と友達になりたかったから。も有るがこれは言わなかった。
「……仮に魔王の連中が
やはり戦闘民族の血を流れている所為なのか何処かワクワクしている様に見えるベジットにエリスは冒険者達を見守っている女神だからかあたかもベジットを知っているかの様な発言をする。
「やっぱ名前の通り女神って所だな?」
「ええ!勇敢な戦士達の活躍に
とベジットはある事に閃く。
「そうだ!アンタの話を聞いたからにはそのお返しとしてオレもその神器っての回収を協力して良いか?」
「その…お気持ちは嬉しいのですがこれは女神である私の目的であってベジットさんに協力は…ちょっと。」
『ここまで話を聞いたからにはオメェだけの目的では無い。探すだけなら
「え?今なんと言いました?」
何故もう一度言わせるかを疑問に思うベジットはもう一度同じ事を言う。
「だから『ここまで話を聞いたからにはアンタだけの目的では無い。探すだけならオレにも出来るしな?頼む。』って言ったんだよ?」
「そ…その…本当にお気持ちは嬉しいのですが…あれ?…私…何で……?」
「おいおい…何でそうなるんだ〜?エリス様。」
ベジットが言うように如何してかは分からないが
エリスは
声も震えた声になっていた、それはエリス本人も気付かない内にだ。
「あーもう!分かった。この事は聞かなかった事にするからさっさと泣き止め!」
「わ…分かっています!…で…ですが……!」
異世界に来てからなのか涙を流す者には弱くなったベジットであった。さっさとこの場から解放されたいと思っていた矢先に空間の上空から光と聞き覚えのある声が響いて来た。
–––さあ、帰って来なさいベジット!!––––––––––––
「え?この声…アクア先輩!?まさか…本物!」
「先輩?…あ、思い出した。前にアクアが『エリスは後輩の女神。』って言ってたな。」
エリスですって?ちょっとエリス!何でアンタが
そっちにベジットを呼んだのわよ!
「そ、それは……。」
何よ黙って…もしかして!アンタまさかベジットに変な事をするんじゃないわよね!良い?ベジットはねぇ!
「理不尽な先輩が思うような事は決してしません!!///」
ほぉ〜理不尽ですって?この世界でちょっと国教として崇拝されているからって調子こいてお金の単位にまでなった上げ底エリスが先輩に対していい度胸をしてるわね?
「やめて下さい!理不尽先輩!!」
また言った!ちょっとベジット、そこの上げ底エリスの胸からパットを奪い取りなさい!!
「相変わらずうるせぇな…もうその辺にしな?アクア。もう少ししたら戻るから待ってて来れ。」
分かったわよベジット。ちゃんとベジットを戻しなさいよエリス!!…それとベジットにちょっかいを
「しません!ちゃんと帰します!」
ベジット「こ」
エリス 「の」
アクア 「す」
???? 「ば」
ベジット「最後誰だよ?」
「これで現世と繋がりました。」
とエリスが言う様にベジットの足元には地上と
繋がる魔法陣が展開された。
「先程断っていたのにも関わらず勝手な事ですがその…私の目的をベジットさんも協力していただけませんか?」
「ああ良いぜ。」
その言葉を待っていたかの様にニヤリと笑い返事をするベジット。
「ありがとうございます!それとこの事は内緒ですよ。」
シッーと可愛らしいポーズを決めたエリスにベジットは少しだけドキッとした…かもしれない。
「今度もし死んだらまた会おうなエリス!じゃあなバイバイーー!!」
自分で簡単に死なないと口語したのにも関わらず軽いジョークらしきモノを言いながら別れの挨拶をして消えたベジットであった。
「もう変な冗談はやめて下さい……ベジットさん、いいえ………
エリスの頬に一粒の涙が零れ落ちた。それといつの間にかその手にはオレンジ色の半透明で中には四つの赤い星が刻まれた球【
「懐かしいわね〜ココは…それと久しぶりエリス!」
「正真正銘エリス様だ!なあ!?こんな事があって良いのか!!///」
「嬉しい気持ちは分かるが少しは落ち着いてくれないか?」
とエリスに声を掛けた少女?らしき人物。エリスに会えた事に少々興奮している女性。その女性に落ち着けと言う青年。それにエリスは少々興奮している女性を会った事のある表情をしていた。
「女神エリス様。突然ですみませんが今からボクが話す事はとても重要な事です。」
と青年は真剣な表情になり話を始める。そしてこの青年の話がこの物語の後に大きく繋がる事は誰も知らない。
–––師––––––匠!!–––––––––––––––––師匠!!––––
この声は……フッ………戻ってこれたか……………
「やっと気が付いたわね。」
ベジットはゆっくり目を開けるといつもの3人が居て今の状況はアクアに膝枕をしてもらい、無事だった嬉しさにめぐみんとダクネスは涙目でベジットに抱き着いていた。そしてアクアが言うようにどうやらベジットは今まで気を失っていたらしい。
「お前達すまないな…寒っ!?……しかし…オレは何で気を失っていたのか分からないがお前達は分かるか?」
「実はですね師匠……………」
めぐみんに加えてダクネスとアクア曰くベジットは
「然し良く無事でいたな?あっ……そうか!」
「ダクネスそれはそうですよ?何せ……」
「「「ベジットだからね。(だからな。)(師匠だからです。)」」」
「お前らな〜…まぁ良いか。さてと
「「「はーい。」」」
ー 討伐クエスト ー
《雪精たちを討伐せよ!》
討伐成功!
ー 特別指定モンスター討伐 ー
《冬将軍を討伐せよ!》
討伐成功?
クエストクリア!!
ーギルドー
「今回の報酬は以上になります。」
「サンキューな
ベジットは受付嬢のルナから今回の報酬金を受け取っていた。先ず雪精は1匹につき10万エリスで17匹を討伐したから170万エリスだ。次に冬将軍は3000万エリスだがベジット達が倒した事にはならなかった。然し討伐寸前だった為その半分の1500万エリスを撃退と言う形で貰えた。それに加えて前に受けたクエストである《マンティコアとグリフォンの討伐(其ノ八を参照)》の報酬金も貰えていた。その理由は元々マンティコアとグリフォンが喧嘩?をしていた場所の近くに偶然にも小さな村があったらしくその2匹に前から様々な被害に遭われていたのだがベジットの介入により2匹は周りに被害が出ない場所で喧嘩?をしろと約束した事から村は平和になり、その御礼金と言う意味で15万エリスの報酬金を貰えたのだ。全て合わせて1685万エリスだ。
「少し前に貰ったベルディア討伐の報酬金を含めるともうクエストを受けなくても良いような気がする……がそれだと面白く無いか。」
それからベジットはアクア、めぐみん、ダクネスを待ちながら今日の出来事について考えていた。冬将軍が突然変異を起こした事。その冬将軍を一体誰が浄化させたのかを。そしてクリス…いや女神エリスが言っていた神器とその回収について。本当に濃い一日とベジットは実感していたがそれはまだまだほんの一部である。
「……って!お前らいつの間に帰って来たんだ?それとどんだけ注文してんだよ!」
「ちゃんと呼んだけどアンタがボッーとしていたからよ!」
「我ほどの大魔法使いになれば活動の為に大量の贄が必要なんです。」
「要するに腹が減ったって事だろ?」
「万が一お金が無くってもまたクエストを受ければ良い話だ。」
「そりゃそうだが…まぁいいか。オレにも食わせろ!……フンッ!」
「「「……………早っ!?……」」」
ベジットは置いていた料理を一気に平らげた事に唖然とする3人。そして3人は思った『能力の無駄使い』と『ちゃんと噛めよ…』と……。
「
「「「か…可愛い……///ってまだ食うんかい!!」」」
「ボクの名前は
「先程は取り乱して申し訳ありません。私は
「そんであたしは…まぁ知ってるし良いわ。」
青年の名はトランクス。トランクスと言えばまだ幼い筈のベジータの息子と思うがこの青年の名前も偶然にも同じだ。意味深な発言をする女性はベジットの仲間であるダクネスとこれも青年トランクスと同じく名前が同じである。最後に少女?とエリスは知り合いの素振りが見られる。
果たしてこの3人組は一体何者なのか?
エリスが持っていた四星球とカカロットもとい孫悟空を知っていた事。怪しい人物。そしてトランクスとダクネスとロリB…謎が謎ですね! 笑