この素晴らしい世界に合体戦士!   作:ターレスさん

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後編ですどうぞ。

※追記
9/12 タイトル変更


其ノ三 一撃炸裂!?爆裂魔法のめぐみん

グゥ〜……

 

 

「冒険者カードは偽造できないし。

彼女はアークウィザードで間違い無いわ。

強力な攻撃魔法を使える上級職だよ。」

 

「確かにこのチビの能力値は高い……(のか?わからん…)」

 

「それに彼女が本当に爆裂魔法を使えるなら

凄い事よ!最上級の攻撃魔法だもん!」

 

「う〜…おい、このチビとか彼女では無く

ちゃんと名前で読んで欲しい。」

 

 

グゥ〜……

 

 

「フッ…取り敢えずなんか頼みな?めぐみん。」

 

 

 

 

 

ー討伐クエストー

《3日間で『ジャイアント・トード』》

《5匹討伐せよ》

 

 

 

 

 

「爆裂魔法は最強魔法。その分魔法を使うのに

準備時間が掛かります。準備が整うまで

あのカエルの足止めをお願いします。」

 

 

とめぐみんは杖を遠くにいる紫色の

ジャイアント・トードに指し説明した。

 

 

「足止めだな…ん?……」

 

「ベジット、あっちにも!」

 

 

とアクアはさっきめぐみんが指した方向とは違う

方向に白色のジャイアント・トードが

接近してくる事に気づいた。

 

 

「2匹同時だな?遠い方に魔法を撃て。」

 

「わかりました。」

 

「近い方は…行くぞアクア。あの時言った通り

オレがサポートにまわる。だから元なんたらの力を見せな?」

 

「サポートはありがたいけど…元って何!?

ちゃんと現在進行形で女神よあたしは!」

 

「女神?」

 

「を自称している大変お笑いで可哀想な奴だ。偶にこんな事言うが気にするないつもの事だから?……(馬鹿か爺さんの時と同じじゃねぇか。)」

 

「可哀想に…」

 

「ぐす…な、何よ〜!打撃系は聞き辛い

カエルだけど今度こそ…!」

 

「おい、まさか…?」

 

 

アクアは白色のジャイアント・トードに

向かって走っていた!

 

 

「見てなさいベジット!今日こそは女神の力を

見せてやるわ!震えながら眠るが

良いわ!ゴッド・レクイエム!」

 

 

とアクアは持っていた花の蕾が付いた杖に魔力を

込めた。そして蕾が開き回転し黄金と紅蓮の

エネルギーが発生する。

 

 

「(ほぉ〜この前のパンチより気が大幅に

デカくなっている。今度こそ…決まるか?)」

 

「ゴッド・レクイエムとは女神の愛と哀しみの鎮魂歌(ちんこんか)!相手は死ぬ!」

 

 

パクッ…

 

 

「流石は女神…それに『相手は死ぬ』じゃなくて『自分が死ぬ』技だろ……ん?めぐみんの気が

どんどん上がって行く。」

 

 

とベジットはめぐみんの魔力の上昇に気がつく。

周りは薄暗くなり様々な色の光が発生し輝く。

 

 

「中々の気だ。」

 

「黒より黒く闇より暗き漆黒に我が深紅の混淆を

望みたもう。覚醒のとき来たれり。無謬の境界に

落ちし理。無行の歪みとなりて現出せよ!踊れ踊れ踊れ、我が力の奔流に望むは崩壊なり。並ぶ者なき崩壊なり。万象等しく灰塵に帰し、深淵より

来たれ!これが人類最大の威力の攻撃手段、

これこそが究極の攻撃魔法、爆裂魔法(エクスプロージョン)!」

 

 

とめぐみんは魔法を唱えた!ジャイアント・トードから火柱ととてつも無い爆発が発生する!

そしてジャイアント・トードは跡形も無く消えた。

 

 

「結構やるじゃねぇか?めぐみん。

…でも前置きが長い。」

 

 

とベジットは爆発地まで行き、感想を言った。

 

 

「ん?今ので仲間が起きたか。

めぐみん!一旦離れ…ろ……はぁ?」

 

 

ベジットが見た光景は地面に倒れていためぐみんである。

 

 

「ぷっ…我が奥義である爆裂魔法はその絶大な威力ゆえ消費魔力もまた絶大。要約すると限界を超える魔力を使ったので身動き1つ取れません。」

 

「はぁあ〜(まるで界王拳(・・・)天津飯(・・・)気功砲(・・・)と一緒じゃん?一か八かに関してだが…)」

 

 

ドンッ…ドンッ…ドンッ…

 

 

「近くからカエルが沸き出すとか予想外です。

ヤバいです喰われます。すいません助けてry…くぱっ………」

 

 

 

 

 

 

「お前ら…なぁ〜…仕方ない。」

 

 

とベジットは溜め息を吐きながら宙に浮きアクア、めぐみんを咥えている2匹のジャイアント・トードに向かって飛んで行った。

 

 

「今助けるぞ〜(力を抑えて…抑えて…)」

 

 

ベジットの右手の5本指から黄色と白色が混じった球状のエネルギーが発生した。

 

 

「そらぁ、受け取りな!」

 

 

その5本指に溜まっていたエネルギーを前へと突き出しそれはエネルギー波となり放出した。コレは

ベジットの技の1つ『拡散フィンガービーム』

である。そして5本の内の2本は2匹のジャイアント・トードに当たり、残り3本は当たらず真っ直ぐと何処かに飛んで行く。遠くから爆発した様な音が鳴った。

 

 

「カエルの腹に風穴…絵面的には気色悪い…な?」

 

 

 

 

 

ー本日の成果ー

《ジャイアント・トード》

《3匹を討伐》

依頼達成!!

 

 

 

 

 

夕方…街

 

 

「くっうう…生臭いよ…生臭いよ!」

 

「カエルの中って臭いけど良い感じに温いんですね…」

 

 

今の状況、ベジットはめぐみんを背負っていた

その後ろにアクアは歩いていた…泣きながら。

 

 

「そんな事…知るか気色悪い。それと爆裂魔法は

ヤバい時以外は禁止な?他の魔法で何とかしろ

「使えません。」はい?…まさか…」

 

「そのまさかです。私は爆裂魔法しか使えないんです。他には一切魔法は使えません。」

 

「本気で…か?」

 

「マジです。」

 

「え?爆裂魔法が使えるレベルなら他の魔法だって使えるでしょ?あたしなんか宴会芸(・・・)スキルを習得

してからアークプリーストの全魔法を習得したし。」

 

「宴会芸スキルってなんだよ?……それに爆裂魔法だけを使いたい為に他の魔法は使えんのでは無く使わんのだろ?」

 

「その通りです!私は爆裂魔法をこよなく愛する

爆裂魔法しか愛せないアークウィザード。たとえ

1日に1回でもです!だって私は爆裂魔法を使う為にアークウィザードを選んだのですからぁ!!」

 

「素晴らしい!素晴らしいわ!非効率ながらも

ロマンを追い求める姿にあたしは感動したわ!!」

 

「(あっちゃ〜前向きに関しては褒めたいが…よりによってアクアと同調するとは…毒されていくぞ?めぐみん…今なら間に会う。)」

 

「我が望みは爆裂魔法を撃つ事のみ。そう、アークウィザードの強力な力が今なら食費と残費だけで!コレはもう長期契約を交わすしかないのではないだろう…か?」

 

「いやいや、それだと折角の強い力があるのに最弱のチームでは勿体無いだろ?(なんとしてもめぐみんをアクア菌から離す。)」

 

「いえいえ、最弱だろうと駆け出しでも大丈夫

です!私も上級職ですけどレベルは6ですから!」

 

「はいはい…よっと。」

 

「ち、ちょっと…持ち上げて?…は、離して

下さい!降ろして下さい!ふ、服が破けます!」

 

 

ベジットはめぐみんの後ろの

襟元を掴み身体から離す。

 

 

「ギャアギャア五月蝿いな〜?」

 

「荷物持ちでもなんでもします

から私を捨てないで下さい!」

 

「人聞きの悪い事を……」

 

 

やだあの人小さな子を捨てるの?

 

隣には粘液まみれの女の子を連れてるわよ!?

 

あんな小さい子を持て遊ぶとはとんだクズね!

 

見て女の子は2人ともぬるぬるよ!

一体どんなプレイをしたのあの変態!

 

 

「オレがそんなどうでも良い事を気にすると

思うか?それにわかりやすい罠だったぞ?チビ。」

 

「何……だと…」

 

「別に捨てるとは言ってないだろ?お前の事は大体察したし。仕方ない…仲間になっても良いぞ?」

 

「ありがとうございます!師匠(・・)!」

 

「「師匠?」」

 

「はい!今日から私が弟子で貴方が師匠です!」

 

 

めぐみんは何故ベジットの事をいきなり師匠と

言ったのか?それはベジットがジャイアント・トードに放った技『拡散フィンガービーム』の爆発音をめぐみんはキャッチし同じ爆裂魔法の使い手だと

トンデモナイ勘違いをしている事からと自分以上に強いと感じ『師匠』と呼んだのだ。

そして新たな二つ名を習得したベジットである。

 

 

 

 

ベジットの二つ名一覧

1、天下無敵の合体戦士

2、期待の冒険者

3、感動師

4、爆裂娘の師匠

 

 

 

 

 

 

 

ベジット、めぐみん「このすばーっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

そして夜…ギルド

 

 

「クエストの完了を確認しました。

ご苦労様でした。」

 

「えーと、レベルは9っとまだまだだな。本当に

モンスターを倒すとレベルアップするんだな?」

 

「初心者の冒険者ほど成長は早いですよ。では

ジャイアント・トードの買い取りとクエストの

達成報酬を合わせて11万エリスとなります

ご確認下さいね。」

 

「サンキュー。」

 

 

 

 

 

「今貰った11万エリスと最初に貰った15万エリスだったのが今は7万エリスを合わせて18万エリス

だな?三等分で1人6万エリス。はあ〜チチやブルマはこんな面倒な事をしていたのかぁ。」

 

 

「(ずっと気になっていたがオレがいた世界は

今どうなっているのだ?ブウは今でも破壊を

繰り返しているのか?悟飯やピッコロ、それに

チビ達や仲間達はどうなっているのか?

ブウを倒す為にベジータは…アイツはプライドを

捨ててまでカカロットと合体をしたのに…無駄に

なっちまうのか?もしかしたらブウがこの世界に

来るとも限るからな…なんせオレがこの世界にいるからだ。)」

 

 

とベジットは目を瞑りながら自分がいた世界や仲間そして魔人ブウはどうなっているかをふと思う。

 

 

「ん?…ココは…それにアイツら(・・・・)は!?」

 

 

とベジットは目を開けると突然背景が真っ暗な場所に何故かはわからないがいた。それと目の前には山吹色の道着に紺のアンダーシャツ、リストバンド、ブーツの様な靴で特徴的なハネのある黒髪の者とノースリーブ状になっている濃紺(のうこん)のアンダーシャツに白のグローブにブーツで頭の上に天使の輪があり

逆立った黒髪の者が対面し何か話していた。

 

 

カカロット(・・・・・)…オレ様は気に喰わないがブウを倒す為に嫌々キサマと合体したのに…さっさと元の世界に戻りブウを消さなければならないのに何故呑気にしていやがる!!」

 

「確かにおめぇの言う通り早く元の世界に戻りブウを倒さなきゃいけねぇ…だがよ、オラ達がこの世界に来たのは何かがあるからだと思うんだ?それにオラ達で元の世界に戻る事は簡単かもしんねぇが…それはしちゃ駄目だとオラは思う…ベジータ(・・・・)。」

 

 

そう今話をしているのはベジットが誕生する前の

2人の戦士、ベジータとカカロットである。

 

 

「そんな事はどうでも良い!こんなくだらない世界に何時までもいやがって…それにカズマって言う奴は確か…魔王とやらを消せば元の世界に戻れるのだろ?だったらその魔王を今直ぐに消して元の世界に戻るぞ!」

 

「 それも駄目だベジータ。オラ達がその魔王ちゅうのを倒すのは簡単だがオラ達は…この世界(・・・・)の人間

じゃねぇしこの世界を守るのはオラ達では無く

アクアやめぐみんにこれから仲間になる奴…それも魔王を一緒に倒してくれる奴やこの世界の冒険者がしなければならねぇ。だからオラ達はあくまで補助するだけだ。」

 

「全然戦力にならないアイツらをか?それにキサマは悔しく無いのか!その……家族が殺された事を!」

 

「アイツらは絶対にでぇじょうぶだベジータ。それによオラも悔しいさ悔しくてたまんねぇ…ブウはチチや仲間達を殺し吸収された悟飯やチビ達、ピッコロ…オラが悔しくねぇ訳があるか?」

 

「当たり前だ。」

 

「それでも殺された皆んなには悪いしブウを倒す為だけにプライドの高いおめぇが合体してくれたのに悪いが魔王を倒すまで待ってくれねぇか?……頼む!」

 

「またそれか…チィ……良いだろう…だが次も

こんな事になってみろもう二度と御免だからな?

良いか!」

 

「すまねぇベジータ…それにおめぇは最高だぜ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

とそこで会話が途切れベジットは目を開く。

 

 

「(すまねぇなベジータとカカロット…そしてありがとな。)」

 

 

 

 

 

 

とそこで………

 

 

 

 

 

 

 

「募集の貼り紙見させて貰った。」

 

 

ベジットに話し掛けて来たのは金髪の

ポニーテールで騎士の様な格好をした女性である。

 

 

「何か用か?(やっとマトモな奴…と言いたい所

だが貼り紙の事についてだから…碌な奴では

無いと予想する。)」

 

「まだパーティメンバーの募集はしているだろうか?」

 

「ああ、募集しているがあまり

オススメはしない。」

 

「そうか良かった。貴方の様な者を私は待ち望んでいたのだ。はぁ…私の名はダクネス(・・・・)

クルセイダーを生業としている者だ。」

 

「ん?」

 

「はぁ…はあ…是非私を……是非この私を……

パッパパパ、パーティに!///」

 

「(予想的中……か?)」

 

 

 

このダクネスは一体何者なのか?

 

 

 




今回はめぐみんの仲間入りとダクネス登場
それとこの世界に来てからのベジットになる前の2人であるカカロットとベジータが思っている事を書きました。
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