黄金の伝説
それは遥か彼方の神話の時代から続く戦い、この戦いもその一つ・・・・・・
空に時計が浮かび、三日月の中に大陸があり、暗雲が空を覆い隠し、地上には戦士達が倒れ正に地獄絵図がそこにあった。
黄金の鎧を身に纏う二人の青年の前にその者はいた。黒曜石のように輝く鎧を纏い六枚の漆黒の翼を広げその手に剣を握るその者の名は・・・・・・
“冥界の神ハーデス”
「これで長い間戦女神<アテナ>と争ったこの地上を余のものとなるまずは地上にはびこる全ての汚れた人間どもを一掃し暗黒のエリシオンとする全ての人間どもは余の治める冥界で永劫に苦しむのだ!!!」
そうはさせまいと敢然と立ち向かう二人の戦士達だが相手は“神”、人間の敵う相手ではなく二人の戦士達は追い詰められていく。だが一人の戦士が最後の策を出す。
「ハーデス・・・・・・お前は太陽の光を最も忌み嫌っていると聞く・・・浴びてみるか?黄道十二宮の光・・・太陽の光をな!!!」
そして戦士が呼び寄せたのは黄道12星座の鎧、遥か神話の時代から太陽の光をふんだんに浴びてきた鎧には膨大な歴史・光・エネルギーが蓄積されていた。
「受けろハーデス!!!黄金の光を!!!」
だが、それでもハーデスの魂が宿った少年の肉体の薄皮一枚を焼くのが精々だった。そしてハーデスの闇が二人を飲み込もうとしたその時、光が溢れ奇跡が起きた。
「いいや この光は閉じさせん‼」
そこには既にその命を散らせた盟友達が鎧を纏って現れた!
雄々しい“金牛”が!
「そうだ次代のために」
気高き“双魚”が!
「誇りのため」
神に近い“乙女”が!
「理のため」
荒々しい“巨蟹”が!
「生のため」
熱き“天蠍”が!
「熱のため」
聖剣を宿す“魔羯”が!
「大義のため」
叡智の“宝瓶”が!
「夢のため」
自由の“若獅子”が!
「可能性のため」
光と闇を抱く“双子”が!
「己のために」
仁・智・勇を兼ね備えた“人馬”が!
「天馬星座<ペガサス>の切り開いた道とお前たちの作る大いなる未来のために!!」
猛々しい“天秤”と凛々しき“白羊”と共に戦うために彼等は来た!
「・・・お前たち・・・死してなお魂となってここへ・・・!?」
「「盟友よ!!!」」
ハーデスが。
「なん・・・だと・・・?死人が余の目の前で蘇るなどありえぬ・・・!!」
“神“が戦慄する。
「しかもこの光・・・先程より数段熱いとは・・・!!」
“人馬”は言う。
「そうだ我々もまた天馬星座<ペガサス>や同胞らの声に呼ばれてここへ来た!!!お前という闇に一筋 光明を刺すために!!!未来へとな!!!」
黄金の十二人の光が“神”を呑み込んだ!!!
そして、戦士達は光の中に消えた、“この世界から”
「~♪~♪~♪」
歌が聞こえた・・・その少年の耳に歌が聞こえたのだ。
「・・・ん・・・あぁ・・・!!ここは?俺は確か“ラダマンティス”と戦って・・・なんだこれ?」
少年は上半身が裸でズボンを穿いた状態だった。少年は辺りを見回すと夕暮れ時少年は近くにあった“レリーフ”を持って辺りを見回すとそこには見たこともない“摩天楼”が幾つもあった!
「なんだよこれ・・・ここは・・・ここは一体何処なんだーーーーー!!!」
少年は“レリーフ”を持ちながら叫ぶ、“獅子座”が描かれた“レリーフ”を。
ー???ー
ビービービー
端末から音が鳴り響くとその青年は瞑想から目を開ける。年の頃は18~20位の青年だ。黒髪を逆立たさ鋭い目を開け端末から連絡を受ける。
「俺だ、・・・“ノイズ”が?分かったすぐに向かう、”翼”とは現地で・・・了解」
ピッと端末からの連絡を切ると青年は懐から写真を出す、赤い長髪の少女と蒼い長髪をサイドテールにした少女と茶髪の髪をした男性と自分が写る写真を見て青年は呟く。
「行ってくるぞ、“シジフォス” “奏”」
“山羊座”が描かれた“レリーフ”を持って青年は戦いの場へ向かう。
ー某所ー
その青年は紛争地帯で夜空を眺めて呟く。
「星が動いた、日本か・・・、君はそこにいるのか“クリス”?」
緑の髪を腰まで伸ばし、18~19才位の青年は民間人を攻撃しようとしたゲリラを“氷漬け”にし、“水瓶座”が描かれた“レリーフ”を持って日本に向かう。
“絶唱”の戦姫達と“最強の黄金”の闘士達が今、新たな伝説を生み出す!
ー聖姫絶唱セイントシンフォギアー
気まぐれ投稿なので続くかどうかは作者にもわかりません。