聖姫絶唱セイントシンフォギア   作:BREAKERZ

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ストーリーが思った程進まない・・・。


それぞれの動き

遡ることアスミタが未来の前に現れる少し前ーーーーーーー

 

未来がクリスの『MEGA DETH PARTY』を浴びて甲板に陥没し倒れていた時の二課本部。

 

「(未来がこんな事になっているのに、何してるんだよアスミタ!!)」

 

《だからこうして来たのだ・・・》

 

『っ!?』

 

突然ブリッジに響いた声に、レグルスと響、弦十郎と友里と藤尭、そして他のオペレーター達も驚き、出入口を見ると。光が現れ、その光の中からアスミタが現れた。

 

「・・・・・・・」

 

「アスミタ、お前今まで何を・・・!」

 

レグルスの問いに答えず、アスミタはモニターに映る未来を見据える。

 

「どうやら、私は見誤ったようだ・・・」

 

「見誤る? どういう事だ?」

 

「スカイタワーで、小日向未来をFISに預けた事をだ・・・」

 

『っ!!』

 

アスミタの言葉に全員を驚く。未来がFISにいるのは、アスミタが未来をマリア達に預けたからだと。

 

「ど、どうして・・・」

 

「・・・・」

 

声を僅かに震わせた響をアスミタは冷たく見る。

 

「どうして未来をマリアさん達に預けたんですか! そのせいで未来はあんな風になったんですよ! どうして!!「響、落ち着いて・・・」だってレグルス君!」

 

「落ち着いて・・・!!」

 

「っ!」

 

『っ!!』

 

響がアスミタを責めるように声を上げるが、レグルスから発せられる威圧感に響だけではなく、弦十郎達すら黙った。それは、以前響の腕を噛み千切った『ネフェリム』に発した時と同等な圧力があった。

 

「アスミタ、何で未来をマリア達に渡したんだ?」

 

返答しだいではただではおかないと言うレグルスの威圧感に、アスミタは冷淡に応える。

 

「あのままガングニールの傍にいても、小日向未来にとって辛いだけと判断したからだ」

 

「響といる事が未来にとって辛いだって・・・?」

 

「ガングニールよ・・・」

 

「えっ・・・・?」

 

アスミタの有無を言わせない迫力に一瞬気圧される響。

 

「君は何故、小日向未来がああなったか分かるか?」

 

アスミタの目線がモニターに映った、倒れる未来に向けられた。

 

「それは・・・FISの人達に・・・」

 

「確かにFISの者達が小日向にあの聖遺物を授けた。だが、あの聖遺物の求めたのは小日向自身だ・・・」

 

「えっ・・・・?」

 

アスミタの言葉に響は呆然となり、レグルスと弦十郎達も驚く。

 

「君は考えた事があるのか? 戦場に向かう君を見送る小日向の“気持ち”を?」

 

「・・・・・・・・・・・」

 

「君は小日向の“言葉”に耳を傾けたのか?」

 

「・・・・あ・・・・・・・」

 

『響に戦って欲しくない!』

 

『何処にも行かないで!』

 

『私だって、響を守りたいのに・・・・!』

 

アスミタの言葉で、未来の言葉が脳裏に甦った。

 

「あ・・あぁ・・・・・!!」

 

「君は小日向は自分の気持ちを全て“分かってくれている”と都合良く考え、小日向の“心の内”を少しでも考えた事があったのか?」

 

「う・・・うぅ・・・!!」

 

「彼女がどれ程君の身を案じていたか? 死ぬかもしれない君の事をどんな気持ちで共にいたか? そんな君に何も出来ない自身の無力感にどれ程苦しんだが? 君は彼女の事を欠片でも考えた事があったのか? 小日向未来と本当に向き合っていたか?!」

 

「あ、あぁ、ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

 

アスミタの言葉に響は膝から崩れ落ち、慟哭を上げる。

 

『・・・・・・・・』

 

レグルスと弦十郎達も何も言えず響を見つめる。

 

「考えて無かった・・・私、未来の気持ちを考えて無かった・・・未来は私の気持ちを“理解してくれてる”って勝手に思い込んでて・・・自分が死ぬかもしれない現実に頭がいっぱいで・・・未来の気持ちを考えて無かった・・・!!」

 

ポロポロと涙を流す響にアスミタはトドメを刺す。

 

「自分の事すら満足に面倒見切れない君ごときが、“誰か”の為に行動するなど、烏滸がましい・・・!」

 

「アスミタ!!」

 

思わず弦十郎が声を荒げるが、アスミタは冷淡な態度を取る。

 

「風鳴弦十郎、はっきり言って君達は“甘い”のだ・・・!」

 

「何・・・!」

 

「君としては厳しくしているつもりなのだろうが、私から言わせれば、君達は奏者達を“甘やかしている”」

 

言い淀む弦十郎達にアスミタは更に言葉を紡ぐ。

 

「“二年前の事件”で君達がガングニールに対して“後ろめたさ”があるにしても、君達は“甘い”。その“甘さ”がルナアタック事件でフィーネ<櫻井了子>に先手を取られ、リディアン襲撃を引き起こしたのだ・・・!」

 

『っ!!』

 

痛い所を突かれた弦十郎達は押し黙る。

 

「でもさ、アスミタ・・・」

 

アスミタの説教にうちひしがれる響と押し黙る弦十郎達を見かねて、レグルスがアスミタと対峙する。

 

「確かに響は未来の気持ちを考えて無かったかもしれないし、弦十郎達は“甘い”かもしれないけど、今未来がああなったのは、お前にも“責任”があるよ・・・!」

 

モニターに未来が二発目の『流星』をデジェル達に放とうとする姿が映し出された。

 

「無論承知している。だからこうしてやって来たのだ。自分の不始末は自分で拭う」

 

ブリッジを去ろうとするアスミタはうちひしがれている響を冷たく見つめ吐き捨てる。

 

「君は友の為に何が出来るガングニール?」

 

「・・・・・・・・」

 

ほぼ茫然自失する響に構わず、アスミタは言う。

 

「そのまま蹲っているつもりならそうしているが良い。だが、小日向未来は君の為に我が身も省みず戦った。君が誠に彼女の“友”ならば、自分が今何をすべきか、もう一度良く考えてみろ。それが出来ないのならば、二度と彼女の“友”だと囀ずるな・・・!」

 

そう言ってアスミタは光と共に消えた。

 

『・・・・・・・・・・・・』

 

誰も何も言えず、重い雰囲気がブリッジを包んだ。

 

「響、どうすんの?」

 

「・・・・・・・・」

 

レグルスが響に問うが、響は何も応えず蹲る。

 

「アスミタの言うとおりそのまま蹲っているつもりなの?」

 

「・・・・分からない・・・どうしたら良いのか、分からないよ・・・」

 

「・・・・俺が、自分の世界で聖戦をしていた時にさ、ある『青銅聖闘士<ブロンズセイント>』がいたんだ」

 

「・・・・??」

 

レグルスは響に話す、黄金聖闘士からアテナを託された一人の『青銅聖闘士』の事を・・・・。

 

「彼はさ、戦闘力で言えば響達とそんなに大差無い位だったけど、冥王軍に奪われ戦う事になってしまった“友達”を取り戻す為に、傷だらけになってでも戦い抜いた。どんなに辛い思いをしても、その過程で多くの仲間達が死んだとしても、彼は諦めずに戦ったんだ。俺はさ、彼を見て思ったんだ、本当の友達って言うのは、どんな事が合ってもどんなに辛い思いをしても、友達の為に本気で戦う事が出来るのが本当の友達なんじゃないかってさ・・・」

 

「・・・・・・・・」

 

レグルスの話を聞いて、響の瞳に光が宿る。

 

「響、未来を本当の友達だって言うなら、今自分がその友達に対して何をすべきか、分かるだろ?」

 

「・・・・・・・・うん」

 

立ち上がった響の瞳には、“決意”が込められていた。

 

 

 

 

ーアスミタsideー

 

「小日向未来、何をしている? 君は何をしている・・・!」

 

「・・・っ!」

 

機械のように佇んでいた未来はまるでアスミタから逃げるように甲板を飛び出し、海の上を滑空する。

 

「アスミタから逃げたのか・・・?」

 

未来の行動に切歌とつばぜり合いをしていた翼は首を傾げた。

 

 

 

ーウェルsideー

 

「ひぃっ! ひぃいっ! あひぃいいいいいいいっ!!」

 

因みにウェルは現在アスミタにへし折られた左腕をヒィヒィ喚きながら治療していた。

 

 

ー響sideー

 

滑空する未来の近くに二課本部が海面から出てきた。

 

「未来ちゃん、交戦地点より移動! トレースします!」

 

「未来・・・!」

 

「ノイズはアスミタにより殲滅された! 俺たちは人命救助に専念するぞ!」

 

アスミタによってノイズは殲滅されたが、ノイズ達が暴れた事で損傷し航行不能になった護衛艦の船員達の救助にあたった。

 

 

ークリスsideー

 

「逃がすかよ!」

 

クリスが未来を追おうとするが。

 

「そりゃこっちの台詞だぜ!」

 

「っ! クリス、危ない!」

 

デジェルがクリスを引き寄せ後ろに跳ぶとクリスのいた地点に“黒い薔薇”が突き刺さった。

 

「不本意だが、ここから先へは行かせない・・・!」

 

「アルバフィカ、カルディア・・・!」

 

獰猛な笑みを浮かべたカルディアと薔薇を構えたアルバフィカが降り立つ。

 

「(えっ?・・・・魚座<ピスケス>のアルバフィカってこんな顔だったのか・・・・?)」

 

クリスは戦闘中にも関わらず思わず唖然となる。今まで聖衣のマスクを目深に被って見えなかったアルバフィカの素顔に目を奪われた。

 

靡くウェーブがかった水色の長髪、芸術品がそのまま動いたと思わんばかりの美麗過ぎる顔立ち、構えた薔薇はまるで耽美や気障ったらしさを感じない、むしろ薔薇の方は彼の美しさを際立たせるアクセサリー程度にしか感じない、美形の基準を良く理解していないクリスでも(次いでに翼もである)、アルバフィカの素顔には呆然となった。

 

 

 

ー翼sideー

 

クリスがアルバフィカの素顔に唖然となっている頃、切歌とつばぜり合いを続けていた翼は。

 

「(振り切る事は不可能ではない、だがそうする訳には・・・・!)」

 

翼の後方では、エルシドに拘束されたマニゴルドと切歌を悲しそうに見つめる調がいた。

 

ドヒュウウウウウウウウウウウウっ!!

 

『っ!?』

 

すると、翼達の近くで水柱が上がり、そこから緒川!が現れた。緒川は調を抱えた。

 

「調!」

 

「緒川さん!?」

 

「人命救助は僕達に任せて、翼さんはアスミタさんと、未来さんの補足を・・・・!」

 

「緒川さん、お願いします!」

 

「(コクン)エルシド、蟹座<キャンサー>は任せます!」

 

「了解した。行くぞ、マニゴルド」

 

「へいへい・・・・」

 

緒川とエルシドは調とマニゴルドを連れて戦線を離脱した。

 

「っ!」

 

「うわっ!」

 

翼はつばぜり合いを外すと、空かさず切歌の脇腹を蹴り飛ばし距離を空けた。

 

「ハアアアアッ!!」

 

「くっ!」

 

翼はそのまま切歌の横を素通りすると、未来を追った。

 

「調・・・マニゴルド・・・!」

 

調とマニゴルドを心配する切歌だが、翼の後を追った。

 

 

ー調sideー

 

「切ちゃん・・・!」

 

「お~お~、ただのマネージャーじゃねぇとは思っていたが、まさか水面走りができるとはなグエッ!」

 

「無駄口を叩くな」

 

エルシドはマニゴルドな首根っこを引っ張り、緒川は調を抱き抱えて水面を走りながら二課本部に向かった。

 

 

ー切歌sideー

 

「(アタシが消えて無くなる前に、やらなきゃいけない事があるデス!)」

 

切歌は背面からブースターを吹かせ空を飛ぶ。

 

 

ー翼sideー

 

翼も足のブースターで空を跳び護衛艦に着地した。

 

「マストォ、ダアアアアアアアイ!!!」

 

「くっ、うあっ!!」

 

着地した翼に切歌は鎖のような紐を投げ飛ばし翼を絡めとり拘束する。

 

「くっ!」

 

呻く翼の左右に二本の棒が突き刺さり、棒の先を見ると、“ギロチン”のようなモノとその刃の上に立つ切歌がいた。

 

「殺るデス・・・!!」

 

刃の上に乗った切歌がブースターを吹かせると、“ギロチン”の刃は真っ直ぐに翼の首めがけて降りてくる。

 

『断殺・邪刃ウォ††KKK』

 

「くっ・・・!!」

 

だが、翼の頭上から青い剣の雨『千ノ落涙』が振り、拘束していた鎖を切り裂き脱出した。

 

「お前は何を求めて・・・!」

 

「アタシがいなくなっても! 調やマニゴルド達に忘れて欲しくないんデス!!」

 

再びにらみ合う翼と切歌。

 

 

ー響sideー

 

翼と切歌の様子と、護衛艦に逃げた未来の目の前に再びアスミタが現れ、そのままにらみ合う両者をモニタリングしていた響の耳に藤尭の報告が入った。

 

「未来ちゃんの纏うギアより発せられたエネルギー波は、聖遺物由来の力を分解する特性が見られます!」

 

「それってつまり、黄金聖衣やシンフォギアでは防げないって事?!」

 

「この聖遺物殺しをどうやったら止められるのか・・・!!」

 

苦い顔する弦十郎。

 

「・・・・ハッ! 師匠!」

 

「ん? どうした」

 

「・・・・・・・・」

 

「(決めたようだね、響・・・)」

 

弦十郎を見つめる響の見て、レグルスも腹をくくる。

 

 

 

ーウェルsideー

 

左腕を包帯で固定して、再びブリッジに戻って来たウェルは、未来の様子を見てまた下劣な言葉を並べる。

 

「少女の歌には血が流れている、フフハハ、人のフォニックゲインにして出力を増した神獣鏡の輝き、これを『FRONTIER』へと照射すれば・・・! フゥッ♪」

 

「それよりもドクター、その腕はどうしたのですか?」

 

「・・・・どうやら、新しく現れた黄金聖闘士によってこうなったようですね・・・!!」

 

「あの聖闘士が、ルナアタック事件の折り、たった一人でリディアン襲撃の人的被害を0にした、“地上で最も神に近い聖闘士”ですね・・・」

 

「フン! 神に近いねぇ? だったらそのお力で是非とも月の落下をどうにかしてみて貰いたいですね! 所詮あの男も、その程度なんでしょうよ・・・!!」

 

自分の腕をへし折ったであろうアスミタにウェルは憎々しげに睨んだ。そんなウェルにマリアが本題の質問をする。

 

「今度こそ『FRONTIER』に施された封印は解除されるの・・・?」

 

「ゴホッ!ゴホッ!ゴホッ!」

 

「マムっ!!」

 

ナスターシャが咳き込むと口元を押さえた手に血が付着していた。

 

「・・・・・・・」

 

「っ! ドクター! マムを!」

 

「いい加減お役御免なんだけど、仕方が無い・・・」

 

ナスターシャに処置を頼もうとするマリアをウェルは興味無いと言わんばかりの態度で嫌らしい笑みを浮かべてナスターシャと下の階へと向かった。

 

「・・・・私がやらねば・・・! 私が・・・!」

 

自分に必死に言い聞かせるようにマリアは呟いた。

 

 

ーデジェルsideー

 

「『ダイヤモンド・ダスト』!!」

 

「『ピラニアンローズ』!!」

 

対峙するデジェルとアルバフィカはそれぞれ氷雪と黒薔薇が空中でぶつかるが、黒薔薇は凍結し、氷雪がアルバフィカを襲うが、間一髪で交わすも肩が少し氷る。

 

「聖衣を纏わずに戦うとはな、舐めているのかアルバフィカ?」

 

「生憎と、この艦を制圧するのに聖衣は必要無かったのでな・・・」

 

「・・・・お前とマニゴルドとカルディアだけでこの艦を制圧したのか? 何故そんな事を・・・?」

 

「そうでもしなければ、ウェルは躊躇無くノイズをけしかけ、無用な犠牲が生まれていたからだ・・・」

 

「やはりあの男か・・・!」

 

アルバフィカの言葉から、下劣な高笑いを上げて“ソロモンの杖”を玩具のように振り回しながら、罪無き命を面白半分で踏みにじるジョン・ウェイン・ウェルキンゲトリクスの歪みきった邪笑<よこしまな笑み>がデジェルの頭を過り、不快そうに毒づく。

 

「アルバフィカ、このままFISのやり方をお前は黙認すると言うのか?」

 

「・・・・“約束”・・・」

 

「“約束”・・・?」

 

「そう、私は“約束”の為に戦っている・・・! 『ダーツローズ』!」

 

『デモンローズ』をダーツのようにデジェルに放つアルバフィカ、デジェルも気を取り直して応戦した。

 

 

 

 

 

 

 

ークリスsideー

 

デジェルがアルバフィカと交戦している中、クリスはカルディア(聖衣無し)と交戦しながら既に避難が完了した護衛艦に跳び移った。

 

「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ(聖衣を纏っていないってのに、こんなに強いのかよ! 黄金聖闘士ってのはっ!)」

 

“発作”の後で本調子とは程遠いカルディアに何とか粘り食らい付いてはいる。カルディア自身も内心の疲弊を隠すように余裕の態度を取り、小指で耳をほじりながらクリスを値踏みするように見つめる。

 

「(本調子じゃないとは言え、中々粘るねぇ。だが、やっぱコイツ<クリス>じゃ“爪”が疼かねぇな・・・そう言えばコイツはデジェルのお気に入り・・・使えるな・・・)それなりに戦るみたいだな、だがよ俺らには“ソロモンの杖”がある内は、こっちの優位性は動かねぇぜ? アスミタがいたから今回は被害は無くて大丈夫だったが、“ソロモンの杖”があの野郎<ウェル>の手にある内は、また同じ事が繰り返されるぜ? お前が起動させた“ソロモンの杖”を野郎が使い続ける限りよ・・・!」

 

「っ!!」

 

カルディアの言葉にクリスは息を呑み、足元に落ちている、避難した船員が落としたであろう『娘との写真』が入ったロケットが目に入った。

 

「(分かっている! これは、アタシが背負わなければならない十字架だ・・・!)おい、蠍座<スコーピオン>! 話がある・・・!」

 

「あん?(お、掛かったか♪)」

 

気だるそうな態度で内心ほくそ笑むカルディアはクリスの話に耳を傾けた。

 

 

 

ー未来sideー

 

未来の目の前にいるアスミタは、無言のまま未来を見つめる。

 

「・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・」

 

お互い無言のまま向き合う二人、だが、アスミタが沈黙を破った。

 

「・・・・良いだろう、それが君自身が決めた事ならば、君がそうしたい事ならば好きにすれば良い・・・だが、いざとなれば私は君を止める。これは私自身が決めた事だからな・・・」

 

「・・・・・・・・」

 

未来はまるで会釈するように僅かに上体を前に倒し、すぐに護衛艦の操舵室の上に跳び立つと、目の前に二課本部の潜水艦の上に立つ響がいた。

 

 

今、二人の親友はそれぞれの“想い”をぶつける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




書いていて思ったのですが、もしかしたら私は『アンチ響』かもしれません、シンフォギアの主人公なのに・・・。
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