聖姫絶唱セイントシンフォギア   作:BREAKERZ

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マリアの決意

ー弦十郎sideー

 

弦十郎と緒川は、ウェルを確保すべく『FRONTIER』の通路を駆ける。

 

「急ぐぞ緒川、ウェル博士を俺達が確保しなければならん!」

 

「レグルス君達にこっちに回ってもらっても良かったのでは?」

 

「嫌、恐らくたが、レグルス君もエルシドもデジェルも、ウェル博士を見つければ抹殺するかもしれん」

 

「そんな・・・!」

 

「アイツら聖闘士と、俺達二課とでは根っこの部分が微妙に違う。俺達は“罪を憎んで人を憎まず”が信条だが、アイツら聖闘士は“悪は決して許さず”を信条としている。聖闘士達は、ウェルを“殺す”事に躊躇をしないだろう・・・」

 

「・・・・・彼等聖闘士には、私達のやり方はとてつもなく“回りくどく”、そして何よりも、“甘い”と感じているでしょうか?」

 

「だろうな。交渉の時に、蟹座のヤツにも言われたよ。“テメェらの性分は知ってるが、俺がお前らの性分に従う理由は無い”ってな」

 

「アレはかなり堪えましたね・・・」

 

マニゴルドのその言葉は、ある意味、弦十郎達は聖闘士達に“自分達の性分を聖闘士に押し付けている”と言ったのだ。

 

「だがそれでも、俺はこの性分を曲げる積もりは無い。例え聖闘士達から“甘い”と断じられようともな・・・!」

 

「はい・・・!」

 

何を言われても自分の“意志”を曲げない弦十郎に緒川も同意するように頷く。

 

「だが今回はひっこんでいて欲しいものだ・・・!」

 

「「ッ!!」」

 

弦十郎と緒川を追い抜いて、いつの間にか、黄金聖衣を纏ったアルバフィカが先頭を走っていた。

 

「魚座<ピスケス>っ!」

 

「いつの間にっ!?」

 

「生憎だが、私はこれ以上あの愚か者<ウェル>の好き放題にさせるつもりはない。君達の性分は分かるが、戦場では“優しさ”と“甘さ”を履き違えた者から死んでゆく」

 

そう言ってアルバフィカは弦十郎と緒川に一瞥する事もせず、通路の先へ駆けていった。

 

聖闘士として、世に“災いをもたらす者”を排除する為に。

 

 

 

ージェネレータールームー

 

薄暗くあらゆるモニターが表示されたジェネレータールームでウェルは、黄金聖闘士達と奏者を忌々しげに睨む。

 

「人ン家の庭を土足でゾロゾロと走り回る“ドブネズミ”と“野良ネコ”め! 『FRONTIER』を喰らって同化した“ネフェリム”の力を!! 思い知るがいぃいっ!!」

 

完全に『FRONTIER』を自らの牙城と言わんばかりに、ウェルがジェネレーターに組み込んだ“ネフェリムの心臓”を起動させた! すると、“ネフェリムの心臓”が赤く発光する!

 

 

ー黄金星闘士&奏者sideー

 

着地した一同の目の前の地面が突如動き出す!

 

「な、何・・・!?」

 

「何か来るっ!」

 

戸惑う響とレグルスが構えると、地面の土が盛り上がる!

 

「今更何が来たって!」

 

盛り上がった土は徐々に形を整え、巨大な“異形の怪物”の姿へと変貌した!

 

ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!

 

“異形の怪物”が縦に裂けた口から雄叫びを上げると、背中から刺々しいミサイルをレグルス達に向けて発射した!

 

『っ!!』

 

「まさか、あれが“ネフェリム”・・・!?」

 

「あの時<カ・ディンギルでの戦闘>の“自立型完全聖遺物”なのかっ?!」

 

回避したデジェルと翼が、更におぞましくその姿を変えた“自立型完全聖遺物 ネフェリム”を睨む。

 

ボッ!

 

“ネフェリム”が縦に裂けた口から火炎弾をクリスに向けて吐き飛ばした!

 

「『フリージング・ウォール』!!」

 

すかさずデジェルが氷の防壁で防ぐが、防壁の外の大地は焼け溶けてしまった!

 

「これが、“ネフェリム”の力か・・・!」

 

「いくらなんでも張り切りすぎだっ!」

 

 

ージェネレータールームー

 

「喰らい尽くせ! 僕の邪魔をする何もかもを! “暴食”の2つ名で呼びれたその力を! 示すんだ! “ネフェリイイイィィィィィィィィィィィィムゥ”ッ!!」

 

喚き始めるウェルの金切り声しか響かないジェネレータールームに涼やかな声が響く。

 

「随分と、好き放題だな・・・」

 

「ヒィィッ?!」

 

突然ジェネレータールームに響いた声にウェルがビクッと震えて、振り向くと。

 

「・・・・・・・・」

 

冷徹な瞳で自分を見下ろすアルバフィカがいた。

 

「ピ、ピピピピピピピピピピピピスケスゥウウウウウウウウウウッッ!!!???」

 

仰天したウェルは飛び退くが、直ぐに下卑た笑みを浮かべた。

 

「ウェヘヘヘヘヘヘヘ、もうお前に邪魔なんかさせないぞ! 僕は英雄になったんだ! 今更お前ごとき毒薔薇頼みの耽美野郎に臆すると・・・!」

 

「情けないな・・・!」

 

「あぁあ~ん?」

 

「この期に及んでこんな薄暗い部屋に閉じ籠って戦いは他の者に任せて隠れる、相も変わらず卑劣な男だ・・・!」

 

「ハッ! ブゥワ~カがっ! 正面きって戦うなんて単純思考の人間が考えること! 真の勝利とは危険を最小限にし、博打を避け、バカな手駒を手のひらで転がして踊り狂わせ動かす! それこそ“支配者”かつ“指導者”である“英雄の戦い”だぁっ!!!」

 

舌を出して嘲弄の笑みで吼えるウェルをアルバフィカは冷めた目で見る。

 

「くだらない英雄持論だな・・・」

 

「何・・・?」

 

「自身を“英雄”だのとほざいているが、お前の今持っている力は何だ? “借り物の力”嫌、借り物ですらない“盗んだ力”で自らを“英雄”と評するとは・・・!」

 

「(ピクッ)“盗んだ力”だと・・・」

 

嘲弄の笑みを浮かべていたウェルの頬がピクッと震える。

 

「お前が今まで振り回していた“力”など、所詮“盗んで得たモノ”だ! “ソロモンの杖”を二課からチョロまかし、“ネフェリム”をFISから奪い、“ネフェリムの細胞”を盗み出し、その細胞を使って『FRONTIER』を奪い、そして本来魔星に“選ばれてすらいない”、 ただ盗んだ細胞で冥衣を操り、自らの力のように振り回す安ッぽい“人間”だっ!!」

 

「・・・だ、だまれ・・・!!」

 

徐々にウェルは興奮し、目を血走らせ顔を更に醜悪に歪め、歯をギギギギギと噛み鳴らす。

 

「“盗んで得た力”で、自らを英雄と嘯く! お前は英雄などではない! 盗んだ“王冠”や“宝石”で自らを飾り立て着飾り、王様気分で有頂天になってハシャイでいる、ただの“小汚ない卑劣なコソ泥”だっ! 貴様と言う小悪党はなぁっ!!」

 

「だまれェェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエッッ!!! だまれ! だまれ! だまれ! だまれ! だまれ! だまれ! だまれ! だまれ! だまれ! だまれ! だまれ! だまれ! だまれ! だまれ! だまれ! だまれ! だまれ! だまれ! だまれ! だまれ! だまれ! だまれ! だまれ! だまれ! だまれ! だまれ! だまれ! だまれェェエエエ、エ、エエ、エ、エェェェェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエッッッッ!!!!!!」

 

アルバフィカの一喝に逆上し、ヒステリックに喚き始めたウェルは、冥衣に装備された背中の腕で攻撃するがアルバフィカは苦もなくかわし続ける。

 

「“小汚ないこそ泥”なだけではない! 貴様は“駄々をこねる幼稚な子供”と同じだっ!!」

 

「だまれよ! 僕は英雄だ! 僕は英雄だ! 僕は英雄だ! 僕は英雄だ! 僕は英雄だ! 僕は英雄だ! 僕は英雄だ! 僕は英雄だ! 僕は英雄だ! 僕は英雄だ! 僕は英雄だ! 僕は英雄だ! 僕は英雄だ! 僕が英雄だ! 僕のみが英雄だ! 僕だけが英雄だ! 僕こそが真の英雄!! 僕だけが真のスーパーヒーローダアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!」

 

逆上したウェルの攻撃でジェネレータールームの壁が破壊され、アルバフィカはそこから外に出ると、ウェルも後を追った。

 

少しして、漸く来た弦十郎と緒川は、ほとんど破壊されたジェネレータールームに唖然としていた。

 

 

 

ーマリアsideー

 

マリアは今目の前で起きている事が“夢”では無いかと思った。だが、“夢”なら醒めないで欲しいと切に願った、今自分の目の前にはーーーーーーー。

 

[マリア姉さん・・・!]

 

「セレナ・・・・・!!」

 

亡くなってしまった“最愛の妹 セレナ・カデンツァヴナ・イヴ”が現れた。

 

「あの子が・・・?」

 

「ウム、マリア・カデンツァヴナ・イヴの妹、セレナ・カデンツァヴナ・イヴだ」

 

「アスミタさんは、あの子を知っていたんですか?」

 

「イヤ、私はマリア・カデンツァヴナ・イヴの近くで、彼女に寄り添うようにいた妹の“魂”を“見えるように”しただけだ」

 

「“見えるようにした”?」

 

「セレナ・カデンツァヴナ・イヴはずっとマリアの傍にいた。だが、霊的存在が見えないマリアは当然気づく事がなかった。マニゴルドなら気づいていた筈だが・・・」

 

マリアはセレナに近づき触れようとするが、その手はセレナの体をすり抜けてしまった。

 

「っ! セレナ・・・!」

 

「ごめんなさい、姉さん。私は・・・」

 

「そんな・・・! 漸く、会えたのに・・・!」

 

セレナは既に“死んでしまった身”、現世に生きるマリアが触れる事は出来ない。嗚咽を洩らしながらマリアは涙を流す。

 

「セレナ・・・! ゴメンね・・・私は、貴女を助けられなかった・・・! 貴女の“意志”も継げなかった・・・本当に、ゴメンね・・・!」

 

[姉さん・・・]

 

「セレナ・・・!」

 

[マリア姉さんの“本当にやりたい事”は何・・・?]

 

セレナからの問いに、マリアは涙を拭いて答える。

 

「・・・・・歌で、世界を救いたい・・・月の落下がもたらす“災厄”から皆を助けたい・・・!」

 

[・・・・・アスミタさん・・・]

 

「・・・・・・・・(コクン)」

 

アスミタは、セレナに小宇宙<コスモ>を送ると、セレナはマリアの手を取る。アスミタによってマリアに触れる事が出来るようにしたからだ。

 

[生まれたままの感情を、隠さないで・・・]

 

「セレナ・・・!」

 

[♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪]

 

セレナは優しくマリアに微笑むと歌を歌う、マリアとの“絆の唄”を。

 

「♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪」

 

マリアも続いて歌う。

 

「[♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪]」

 

二人の歌声が共鳴すると、世界中の人々にその歌が届いた。イギリス、ロシア、日本、中東、インド、多くの人々がその歌を聴き、その身体から“光”の粒子が舞う。

 

「(・・・・あれは、“カシオペア座”に“イルカ座<ドルフィン>”か・・・!)」

 

そして、アスミタは気付いた、マリアに浮かぶ“カシオペア座”とセレナから浮かび上がった“イルカ座<ドルフィン>”の“守護星座”を。

 

 

 

 

 

ー地球近海の宇宙空間・オペレーター区画ー

 

そして、マリアとセレナの歌声は、ウェルによって宇宙に発射されたナスターシャ教授がいたオペレーター区画に届いていた。

 

「っ!!」

 

宇宙空間に出たにも関わらず、区画内部は無重力の影響を受けずにいた。そして崩れた天井の下敷きになっていたナスターシャ教授は、座っていた車椅子をまるでパワードスーツのような形態に変形させ、瓦礫から出てきた。

 

「世界中のフォニックゲインが、『FRONTIER』を経由して此処に収束している・・・!」

 

結晶のモニターで計測結果を見る。

 

「これだけのフォニックゲインを照射すれば、“月の遺跡”を再起動させ、公転軌道の修正も可能・・・!」

 

 

ーマリアsideー

 

「《マリア! マリアっ!》」

 

「ハッ・・・マムっ!?」

 

「《貴女の歌に、世界が共鳴しています! これだけフォニックゲインが高まれば、月の遺跡を稼働させるには十分です! 月は私が責任を持って停めます!》」

 

「あっ・・・マム!」

 

それは、ナスターシャ教授の“死”を意味している事であった。マリアは涙を流しながら両手で口をおさえる。

 

「《もう何も貴女を縛る物はありません・・・行きなさい、マリア・・・行って、私に貴女の歌を聴かせなさい・・・!》」

 

「・・・マム・・・」

 

「《それとマニゴルドに、“報酬”は某所の貸金庫にあると、伝えておきなさい・・・!》」

 

「・・・OK、マム!」

 

涙を拭い振り向いたマリアはその顔は、毅然とした“絶対者”の威光を持って、宣言した!

 

「世界最高のステージの幕を開けましょうっ!!」

 

迷いが無くなったマリアのその姿勢を、セレナとアスミタと未来はにこやかに見つめていた。

 

 

 

 

 

ーレグルスsideー

 

その頃、ネフェリムと交戦していたレグルス達黄金聖闘士が“気配”を察して上を見ると。

 

「ありゃ?」

 

「ぬ?」

 

「アルバフィカ・・・?」

 

レグルス、エルシド、デジェルが見つめる先には、冥衣を纏ったウェルの攻撃をヒラリヒラリとかわしているアルバフィカが映った。

 

「グワアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!」

 

ネフェリムがレグルスに向かって火球を放とうとするが。

 

「『グランカリツォー』!」

 

「『ジャンピングストーン・剛』!」

 

デジェルの氷結の光輪で拘束すると、空かさずエルシドがドロップキックで脳天に叩き付けられ、地面にめり込んだ。

 

「おーーーーーーーーい! アルバフィカーーーーーーー!!」

 

「ん? レグルス・・・」

 

「余所見してんじゃねえぞ! ピスケスゥウウウウウウウウウッッ!!!」

 

「っ!」

 

ウェルの攻撃をかわすが被っていたマスクをかすってしまい、マスクが外れる。

 

「えっ・・・・・・・・・・・・!?」

 

「なっ・・・・・・・・・・・・!?」

 

《『ウッソ・・・・・・・・・・・!?』》

 

「(まぁそうなるよな・・・・・)」

 

戦闘中であるにも関わらず、響と翼や司令室にいた友里達は露になったアルバフィカの素顔に呆然唖然とし、クリスだけは苦笑いを浮かべた。

 

「『ダーツローズ』!!」

 

「グギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! また! 目エエエエエエエエエエエエエエエッッ!!!」

 

ウェルの両目に黒薔薇の『ピラニアンローズ』が、ダーツの的当てのように突き刺さり、汚ならしい悲鳴を上げるウェル。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

ヒラリと見事に着地したアルバフィカをマジマジと見る響&翼。

 

ウェーブがかかった水色の長髪、美麗の一言では片付けられない、まるで芸術品がそのまま動いたかのように美しくすぎる顔立ち、口にくわえた薔薇が気障ったらしさを感じさせず、彼の美しさを引き立てるアクセサリー程度にしかならない。“薔薇を武器に使うのだから耽美で気障な顔しているのでは?”と考えていた響やオペレーター達は見惚れていた。

“美形”・“イケメン”と言う基準が良く分からない翼ですら、アルバフィカの“美貌”に見惚れてしまっていた。

 

「「(ぼ~~~~~~~~~~~~~・・・・・)」」

 

「オイオイ、バカに“先輩”。気持ちは果てしなく分かるけど、今戦闘中・・・!」

 

「あ、あぁそうだったね!!」

 

「雪音、今“先輩”って・・・」

 

「“先輩”なんだから、“先輩”って呼ぶのは当然だろう・・・////」

 

「そ、そうだな・・・////」

 

顔を赤らめてはにかみながら答えるクリスに翼も照れ臭そうに顔を赤らめる。

 

「イヤでもだってクリスちゃん! アルバフィカさんがまさかあんなに綺麗な「ヒュン!」うわぁっ!」

 

響の顔の近くを『ピラニアンローズ』が掠めた、響がおそるおそるアルバフィカを見ると。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

 

とてつもなく冷徹な目で響を睨むアルバフィカがいた、唯でさえ超が付く程の美形のアルバフィカのその目線は、迫力が凄まじかった。

 

「あ、あの・・・アルバフィカ、さん・・・」

 

「響、響、一応言っておくけど、アルバフィカは自分の顔を褒められるのスッッッゴク嫌がるから、褒めない方が良いよ」

 

「そ、そう言う事はもっと早く言ってよぉ、レグルス君・・・・・」ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ

 

情けない顔になりガタガタと震える響をレグルスはあやしていた。

 

 

ーマニゴルドsideー

 

現世に戻ったマニゴルドは、切歌と調を先行させて、“連れてきた魂”を“本来の肉体”に戻す。

 

「たくっ、気分はフランケンシュタイン博士だぜ・・・!」

 

ビキビキビキビキビキビキ、ガッシャーーーーーーーーーーーーンッ!!

 

マニゴルドが見据える先には、“氷付けにされた戦士”が自身を包んでいた氷を砕いて現れた。

 

「んで、どんな塩梅よ?」

 

ゆっくりと起き上がる戦士は、“好戦的な笑み”を顔に浮かべる!

 

「カルディア・・・・・!!」

 

「あぁ・・・・・悪くねぇな・・・・!!」

 

赤く輝く“闘争のアンタレス”が、再びその燃えるような紅玉の輝きを放つ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回でウェルを完全敗北させます。
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