久々に投稿させていただきました。
他の作者さんたちの小説を見つつ、勉強の日々です。
いたらないところしかありませんが、どうかよろしくお願いします。
※小説の投稿頻度が、非常に遅い上に、思いつきで書くのでまばらになってしまいます。そこんトコロ、どうかご理解の程よろしくお願いします。
事件解決後、質量兵器の密輸を行っていた者たちを引き渡した後、
地上十三課の隊長陣は、隊舎の執務室にて集まった。
「任務完了だ。ギルバート陸曹長、ヴィルヘルム准陸尉、ご苦労だった」
「ヒャハハハ!全く、もっと骨のある奴らはいねぇのかよ!!
弱っちすぎてあくびが出るぜぇ」
そう言ってギルバート曹長は乱暴に座り込む。
実力は確かなんだが、性格に難があり、以前働いていた隊の隊長と喧嘩して
相手を病院送りにしてしまったらしい。
「……ギル。何もないという事は、平和だと言うことだ」
あ、ちなみにギルってのは曹長の愛称な。ちなみにヴィルヘルム准陸尉の相性はヴィル。
まぁ俺しか言ってねぇけど……
「そうはいってもよぉ、俺はつえぇ奴と戦うためにここに居るようなもん
なんだぜ、俺たちは『脅威』じゃなくちゃなんねぇ。何もなくちゃいる意味ねぇじゃねぇか」
「……お前は隊長としての自覚を持たんかギルバート。
暴れることしか頭にないのか?」
「あ゛あ゛?……うぜぇんだよヴィルヘルム。
てめぇが俺に指図してんじゃねぇよ!トリガーハッピーの分際でよぉ」
「……なんだと?」
「あぁ?んだよ?」
そう言って互いに自身の魔力を練り上げはじめる。
ハァ、こいつらは……
「……ギルバート陸曹長、ヴィルヘルム准陸尉。いいかげんにしろ」
「…………スイマセン」「……申し訳ありませんでした」
うん、聞き分けはいいんだけどね。
コンコンッ
二人が静かになった後、ドアをノックする音が聞こえた。
「八雲三佐、報告をよろしいでしょうか?」
「ドクか……構わん。入れ」
「失礼いたします」
そう言って入ってきたのは、多重レンズ付の眼鏡をかけている金髪の研究員。
自分のことを『ドク』と名乗っており、本名は不詳。
刑務所に入れられていたのだが、研究員としての才能を買って直々にスカウトしてきた人物だ。
「それで、どうだった?」
「はい。総勢23名、全員捕縛完了です
今回、入隊できるレベルの人物はいませんでした」
「ハッ!やっぱり雑魚ばっかだったじゃねーか。
いくらランクが高かろうと扱えなきゃ宝の持ち腐れってやつだな!!」
「む……推定ランクA程度のやつもいたと思うのだが?どうなのだねドク?」
「は、はい。確かにいたのですが……
ギルバート陸曹長のおっしゃる通り、宝の持ち腐れな人物でした。
あの『出来損ない』には期待など持てないでしょう」
「そうか……それで、『アッチ』の方はどうなっている」
「そのことなのですが、思ったよりも順調に進んでおります。
改良型の完成までにはあとしばしといったところでしょう」
「ほんっと、よく考えたよな~、
魔力をカートリッジなんてめんどくさいことをせず、直接人体に打ち込むなんてよ
ウチ以外が黙っちゃねぇだろ?」
「それはそうでしょう。
「人権が~」とか「身体的影響が~」とかおっしゃるでしょうし……
ですが、この研究がうまくいけば世界は一気にひっくり返りましょう!!
魔力がないからといって非難されることもなくなる!!!」
「ハッ、うまくいくといーなぁ。ヒャハハハ!」
「やかましいぞギルバート」
「っんだと!?」
「…………報告は以上です」
「む、ご苦労だった」
「では、食事へと参りましょう。
今日はザゥアークラウトがよく浸かっております故、是非ご賞味を」
「ほぅ、ということはお前お手製か。
そう言えば隊舎裏で菜園を作っていたな」
「はい。春キャベツがちょうど旬でございます」
「それは楽しみだ」
「ハァハァハァ……」
男は空を舞う。
自身の魔力が少ししか残ってないことを知りながら、一目散に、只真っすぐに。
「ハァハァ、何なんだよアイツは!?」
脳裏に焼き付いたのは管理局員と名乗る化物の姿。
女性の悲鳴のような金切り声に、嘲笑うかのような笑い声。
ヒャハハハハハハハ!!!
そう、丁度こんな……こんな……
「うわぁぁぁぁぁ!!」
「ヒャハッ!俺から逃げるなんて十三年早ぇぜぇぇ!!」
「誰か!助けてくれぇ!!」
必死に逃げる男。追いかける化物。
路地裏に逃げ込むが、着いた先は行き止まり。
上に逃げようとも、上には化物がいる。
「チッ、もう鬼ごっこは終わりかよ。つまんねぇなぁオイッ!!
……あ〜、ここはあれか?名乗る場面か?
じくうかんりきょく~じゅうさんかで~す。
連続傷害容疑で逮捕させていただきま~す。ってか!?ヒャハハハハハ!!!」
「このっ!バケモノがぁ!!」
「ヒャハハハ!!化物で結構!
……ってかこんな様ってこたぁこいつは不合格だな。
さっさとぶった切ってぇ!!終わらせるかぁぁぁぁ!!!」
「うわぁァァァァァァァ!!!」
ギィィィンッ!!!!!
「あぁ?」
振り下ろしたチェーンソーを何かがはじく。
気づけばそこには黒服で金髪の人物が立っていた。
(いつの間に……)
男の前に立ち守るように武器を構える人……いや、女。
「時空管理局です!話を聞かせていただきます!!」
フェイト・T(テスタロッサ)・ハラオウン
機動六課と地上十三課の初めての邂逅となった。
主人公とヴィルヘルムの書き分けができない……
名前はヘルシングと同じですが、吸血鬼とかは作ってません。
あくまで同じ名前、格好なだけだと思っていただけると幸いです。
ネタは無理やりねじ込ませていただきましたwww