魔法処刑人りりかるまじにっ!   作:スピデル

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お久しぶりです。
久々に投稿させていただきました。

他の作者さんたちの小説を見つつ、勉強の日々です。
いたらないところしかありませんが、どうかよろしくお願いします。

※小説の投稿頻度が、非常に遅い上に、思いつきで書くのでまばらになってしまいます。そこんトコロ、どうかご理解の程よろしくお願いします。


第六話

事件解決後、質量兵器の密輸を行っていた者たちを引き渡した後、

地上十三課の隊長陣は、隊舎の執務室にて集まった。

 

 

「任務完了だ。ギルバート陸曹長、ヴィルヘルム准陸尉、ご苦労だった」

 

「ヒャハハハ!全く、もっと骨のある奴らはいねぇのかよ!!

 弱っちすぎてあくびが出るぜぇ」

 

 

そう言ってギルバート曹長は乱暴に座り込む。

実力は確かなんだが、性格に難があり、以前働いていた隊の隊長と喧嘩して

相手を病院送りにしてしまったらしい。

 

 

「……ギル。何もないという事は、平和だと言うことだ」

 

 

あ、ちなみにギルってのは曹長の愛称な。ちなみにヴィルヘルム准陸尉の相性はヴィル。

まぁ俺しか言ってねぇけど……

 

 

「そうはいってもよぉ、俺はつえぇ奴と戦うためにここに居るようなもん

 なんだぜ、俺たちは『脅威』じゃなくちゃなんねぇ。何もなくちゃいる意味ねぇじゃねぇか」

 

「……お前は隊長としての自覚を持たんかギルバート。

 暴れることしか頭にないのか?」

 

「あ゛あ゛?……うぜぇんだよヴィルヘルム。

 てめぇが俺に指図してんじゃねぇよ!トリガーハッピーの分際でよぉ」

 

「……なんだと?」

 

「あぁ?んだよ?」

 

 

そう言って互いに自身の魔力を練り上げはじめる。

ハァ、こいつらは……

 

 

「……ギルバート陸曹長、ヴィルヘルム准陸尉。いいかげんにしろ」

 

「…………スイマセン」「……申し訳ありませんでした」

 

 

うん、聞き分けはいいんだけどね。

 

コンコンッ

 

二人が静かになった後、ドアをノックする音が聞こえた。

 

 

「八雲三佐、報告をよろしいでしょうか?」

 

「ドクか……構わん。入れ」

 

「失礼いたします」

 

 

そう言って入ってきたのは、多重レンズ付の眼鏡をかけている金髪の研究員。

自分のことを『ドク』と名乗っており、本名は不詳。

刑務所に入れられていたのだが、研究員としての才能を買って直々にスカウトしてきた人物だ。

 

 

「それで、どうだった?」

 

「はい。総勢23名、全員捕縛完了です

 今回、入隊できるレベルの人物はいませんでした」

 

「ハッ!やっぱり雑魚ばっかだったじゃねーか。

 いくらランクが高かろうと扱えなきゃ宝の持ち腐れってやつだな!!」

 

「む……推定ランクA程度のやつもいたと思うのだが?どうなのだねドク?」

 

「は、はい。確かにいたのですが……

 ギルバート陸曹長のおっしゃる通り、宝の持ち腐れな人物でした。

 あの『出来損ない』には期待など持てないでしょう」

 

「そうか……それで、『アッチ』の方はどうなっている」

 

「そのことなのですが、思ったよりも順調に進んでおります。

 改良型の完成までにはあとしばしといったところでしょう」

 

「ほんっと、よく考えたよな~、

 

 魔力をカートリッジなんてめんどくさいことをせず、直接人体に打ち込むなんてよ

 

 ウチ以外が黙っちゃねぇだろ?」

 

「それはそうでしょう。

 「人権が~」とか「身体的影響が~」とかおっしゃるでしょうし……

 ですが、この研究がうまくいけば世界は一気にひっくり返りましょう!!

 魔力がないからといって非難されることもなくなる!!!」

 

「ハッ、うまくいくといーなぁ。ヒャハハハ!」

 

「やかましいぞギルバート」

 

「っんだと!?」

 

「…………報告は以上です」

 

「む、ご苦労だった」

 

「では、食事へと参りましょう。

 今日はザゥアークラウトがよく浸かっております故、是非ご賞味を」

 

「ほぅ、ということはお前お手製か。

 そう言えば隊舎裏で菜園を作っていたな」

 

「はい。春キャベツがちょうど旬でございます」

 

「それは楽しみだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハァハァハァ……」

 

 

男は空を舞う。

自身の魔力が少ししか残ってないことを知りながら、一目散に、只真っすぐに。

 

 

「ハァハァ、何なんだよアイツは!?」

 

 

脳裏に焼き付いたのは管理局員と名乗る化物の姿。

女性の悲鳴のような金切り声に、嘲笑うかのような笑い声。

 

 

ヒャハハハハハハハ!!!

 

 

そう、丁度こんな……こんな……

 

 

「うわぁぁぁぁぁ!!」

 

「ヒャハッ!俺から逃げるなんて十三年早ぇぜぇぇ!!」

 

「誰か!助けてくれぇ!!」

 

 

必死に逃げる男。追いかける化物。

路地裏に逃げ込むが、着いた先は行き止まり。

上に逃げようとも、上には化物がいる。

 

 

「チッ、もう鬼ごっこは終わりかよ。つまんねぇなぁオイッ!!

 ……あ〜、ここはあれか?名乗る場面か?

 

 じくうかんりきょく~じゅうさんかで~す。

 

 連続傷害容疑で逮捕させていただきま~す。ってか!?ヒャハハハハハ!!!」

 

「このっ!バケモノがぁ!!」

 

「ヒャハハハ!!化物で結構!

 ……ってかこんな様ってこたぁこいつは不合格だな。

 

 さっさとぶった切ってぇ!!終わらせるかぁぁぁぁ!!!」

 

「うわぁァァァァァァァ!!!」

 

 

ギィィィンッ!!!!!

 

 

「あぁ?」

 

 

振り下ろしたチェーンソーを何かがはじく。

気づけばそこには黒服で金髪の人物が立っていた。

 

(いつの間に……)

 

男の前に立ち守るように武器を構える人……いや、女。

 

 

「時空管理局です!話を聞かせていただきます!!」

 

 

フェイト・T(テスタロッサ)・ハラオウン

 

機動六課と地上十三課の初めての邂逅となった。

 




主人公とヴィルヘルムの書き分けができない……

名前はヘルシングと同じですが、吸血鬼とかは作ってません。
あくまで同じ名前、格好なだけだと思っていただけると幸いです。

ネタは無理やりねじ込ませていただきましたwww
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