先ほど授業は終わったが俺はまだ教室にいる
理由は簡単、オルコットだ
あんなことを言ってしまった手前絶対に勝たないとなぁ…
どうしようかな…
「おーい!」
「なんだ?一夏」
一体コイツはどうするつもりなんだろうか
訓練とかすんのかね?一週間でどうにかなるとは思えないけど…
「雪無、頼む。ISの戦い方、教えてくれ!」
ええ、俺に頼るのかい…あ、篠ノ之さんがすげー見てる…
「一夏、ほら、箒さんとかに頼んだらどう?」
あ、よくやったみたいな顔してる
俺は別に君のためにやった訳じゃないんだけどな…
めんどいからね訓練に付き合うとか
そんなんやるくらいなら整備するね
「そうだな。箒に頼んでみるよ」
「おお、そうしろ。面倒臭いからな」
「ははっお前らしいな」
そりゃどうも
「ああ、織斑くん。犬塚君。まだ教室に居たんですね。よかったです」
何だろうか、やまちゃんが大量の書類を抱えながらこっちに来ていた
「二人の寮の部屋が決まりました」
と、部屋番号の書かれたカギを受け取る…
1026番ね
「おい、一夏。お前それ…」
「あ?どうした…」
「番号が1025ってい見えるんだけど、コレは俺の目が腐ってるからなのか?」
「何いってんだ---」
そこでようやく一夏も気がついたらしい
「部屋の番号が違う…?」
「あれ?山田先生。部屋を2つも確保出来たんですか?確か部屋割りの関係で一週間ほど自宅から通えと言われてたんですけど…」
「ええ、ですが事情が事情なので一時的な処理として無理やり部屋割りを変更したそうです…ふたりともその辺政府から聞いてます?」
「少なくとも俺は…」
と言いながら首を横に振る
一夏は?
「俺も聞いてませんね」
「そう言う訳で一ヶ月ほどは相部屋になるみたいですね」
オイ…どういう事だ
一人部屋じゃないのか?
「あの?ってことは女子と同室ってことですよね?大丈夫なんですか?いろいろと」
一夏は何故か何の疑問も持っていないようなので代わりに俺が聞く
「ええ、その様ですね…はぁ」
どうやら色々あったらしい事をやまちゃんの表情が物語っていた
「それで、荷物は一回帰らないと準備できないので一回帰ってもいいですか?」
「私が手配してやった。ありがたく思え」
一夏は先生が準備してくれたみたいだ
…俺はまぁいいか。どうせISの拡張領域に最低限のモノはしまってるし
この後、やまちゃんが事務的な話をして解散となった
「おい、雪無。一緒に寮まで行こうぜ?」
「わり、俺パス」
「何で?」
「整備室覗いてから行く」
ちょっと設定弄っとかねぇとな
「あ、じゃあ俺も行く」
「見ても面白く無いと思うぞ?」
つー訳で二人一緒に整備室まで来たんだけど…案の定一夏はつまらなそうにそこらに落ちていた機材で遊んでいる
「つまんないだろ?先に部屋に行ってたら?」
「いや、いる」
「あっそ」
(set up sequence...)
と、俺のISの設定画面を投影する
「さて、ココからは本格的に暇になるぞ?暫くこっちに没頭するからな」
「分かった…んじゃ、先行くわ」
さて、面倒臭い設定も終了っと…げ、消灯時間まで後十分しかねえ
誰か言ってくれよ全く…こりゃ夕食抜きだな
さて、途中で先生に会うこともなく何とか部屋の前までたどり着いた
「失礼しまーす…」
返事がない…
まぁ着替えに遭遇なんてことは無いだろ、一夏じゃあるまい
「…おぉう」
着替えに遭遇はしなかった、でもベッドの上、裸エプロンで仁王立ちしてこっちを見てくる変人に遭遇した
同居人が誰だかわかりましたか?