ISの調整も無事昨日終わり、今日は遂にクラス代表決定戦だ
本当なら俺は控え室に居るべきなのに、一夏のISが未だ届かないとかで今俺はピットの中にいる
「さあ、Jarvis。
(起動準備完了しました。マスター)
ポケットから待機状態のソレを前に突き出し、
「展開」
その一言で腕部、次いで脚部、そして胸部、頭部の装甲が光とともに展開され、後頭部から顔へ金色のマスクが降りてくるのと同時に全身の装甲が微調整されていく
「FCSとFCRを繋げろ」
(完了)
「INSはどうだ」
(マスター、システム、スラスター他診断終了。異常はありません)
「うっし、じゃあ行きますか」
脚部メインスラスターを吹き、ピットからアリーナへ飛び出した
『両者、所定の位置に着いてください』
「あら、逃げずに来ましたわね」
蔑むような視線で見下げている。試合はもう開始しているのに余裕というやつだろうな
(Jarvisあの銃を検索しろ)
――検索、六十七口径特殊レーザーライフル、スター・ライトmkⅢと一致――
「最後のチャンスを上げますわ」
「チャンスだぁ?」
「私が一方的に勝つのは自明の理。ですから、ここで負けを認め、
謝るとおっしゃるのなら許してあげないこともなくってよ?」
「銃口を向けながら吐くセリフとは思えないね」
「そうですか...残念ですわね。なら――」
――警告!ロックオンされています――
「お別れですわね!」
蒼い閃光が俺を貫かんと迫って来る。普通のISなら回避は難しいだろう。普通のIS、なら
左のメインスラスターを作動。2時の方向へ0から亜音速まで急加速、アリーナのバリアギリギリで右腕のバーニアスラスターを吹き転換――そしてオルコットの真後ろを取り、両掌から青白い光線を吐き出す
「どう、散々馬鹿にしていた男からの一撃は?」
「嘗めないでくださいまし――さぁ、踊りなさい
私、セシリア・オルコットとブルー・ティアーズの奏でる円舞曲で!」
「どうせならベッドの上で踊りたいねっ!」
4つのブルー・ティアーズが遂に動き出した
「第三世代の兵器。イメージインターフェイス…ね。がっかりさせないでよ?」
不規則な動きを見せ、ビームを撃ってくる…が
「当ったらないんだなぁ?それが」
スラスターを吹いて加速。フラップを開いて急停止。それに加えて掌のバーニアスラスターによる左右の移動。
ビットはもう全て叩き落した。
オルコットは完全に錯乱していた。
「ほら、止めだ」
頭を掴み直にリパルサーレイをぶつけようとして――
「掛かりましたわね」
「何?」
「ブルーティアーズは4機だけじゃ無くってよ」
腰の砲身がこちらを向く。
「墜ちなさい!」
「喰らうかよっ」
衝撃波を撒き散らしながら真上に飛びフレアをバラ撒く。
が、依然引っ付いて来る。
「糞っ!もうちょい広けりゃぁ」
「あら?負け惜しみはみっともなくってよ?」
仕方ない。ここは一発もらっとくか
直後閃光と黒煙が観客の目に飛び込んだ