ダンジョンに元最強ファミリアの生き残りがいるのは間違っているだろうか 作:天海空
最近は色々忙しく書けてなかったのでまた書いていこうと思います今度ともよろしくお願いいたします
sideグレン
「少し寝過ごした」
いつもどうりの時間に街へ出てきたつもりだったがどうやら今朝の悪夢で寝過ごていたらしい
「さっさと行かないと席とれなそうだしな」
入り口を目指しながら近くの出店で焼き鳥を購入をしていく
「鳥うめぇ」
呑気に食べていると周りの様子が慌ただしくなっていることにようやく気がついた
近くの冒険者に聞いたところガネーシャファミリアが捕らえていたモンスターの一部が逃げ出したらしい
「ヘスティア達が巻き込まれていなけりゃいいけど、心配だし見に行くか」
乗り気にはなれないがファミリアの主神が死なれても困るので探しにいくことにした
移動は屋根の上を行く上手くやらないと目立つが15年以上前に暗殺者・賞金稼ぎ狩りを行っていたグレンには造作もないことだった
ドゴーーーン
一際大きい爆発音が近くでした
「?こんな破壊力のあるモンスターをテイムしていたのかガネーシャのところも強くなったな」
音が近くでしたためヘスティア達がいないか確認に向かうそこではロキファミリアとモンスターが戦っていた
「何だ、あのモンスター?ヘビいや植物の蔦に近い気がするなだがロキファミリアが苦戦しているのが気になるな」
屋根の上からロキファミリアの戦闘を見ていた途中で剣姫も参戦してきただがそれでも状況は変わらず防戦を強いられているようだった
「ロキファミリアもこんなものか。この程度だったら潰せるだろう」
早くヘスティア達を探すためにその場を立ち去ろうとしたが魔法の詠唱の声が聞こえて足を止める
戦いでの情報は優位に立つのに必要だだからロキファミリアの情報はグレンにとって必要だった
「【ウィーシェの名のもとに願う森の先人よ、誇り高き同胞よ。我が声に応じ草原へと来た繋ぐ絆、楽宴の契り。円環を廻し舞い踊れ至れ、妖精の輪どうか──力を貸してほしい エルフリング】」
詠唱が終わると山吹色の魔法陣が翡翠色に変化したしかしそれだけでは終わらなかった
「【終末の前触れよ、白き雪よ。黄昏を前に風を巻け閉ざされる光、凍てつく大地吹雪け、三度の厳冬──我が名はアールヴ ウィン・フィンブルヴェトル】!!」
放たれた魔法は植物のモンスターを凍らせ粉砕された
「…マジかよ」
ようやく開いた口から発せられたのはその一言だけだった
しばらく動けないでいたがようやく元の使命を思いだし移動をするそしてようやくヘスティア達を発見したそのときはちょうどシルバーバックにとどめが刺されるときだった
「…マジかよ」
先ほどと同じリアクションベルの経緯を知っているからこそより驚きが大きい
「一ヶ月足らずでシルバーバック討伐って俺でも出来ねえよ」
ふつうに考えればソロでのシルバーバック討伐はどんなに早くても一年近くは腕を磨かなければいけない例えパーティーでも全員が師事された上で半年はかかるはずだしかし彼はそれを一ヶ月で成し遂げたのだ
しかしグレンは最初こそ驚いていたが次第に驚きは希望へと変化していった
「ベル・クラネル…お前は大した奴だよ。それでこそ俺の未来を託すのにふさわしい」
誰にも聞こえない声で彼は呟いた。