汝、架の少女円環の理に返り導かんとす。
黒く、漆く、哀く、染められるは陽通さぬ黒漆の滅入りなり。
我、終焉共鳴永久の理外すあるかの聖生なり。
黒く染まる球の眼。光り輝きし時、ーーー世界は、
ーーー理を忘れ、神話との対面を果たすべし。
昔昔ある所に、1人の少女がいました。
特に強い印象も無く、ただ平凡に生涯を生きようとしていました。
しかしそんな時、少女の住む村に、1人の男がやって来ました。
男は、持っていた巨大な剣で、村人達を無残に殺し始めました。
村の人達は、肉片となり、血肉となり、腸をぶちまけられ、首を切断され、両腕両脚をもぎ取られ、分解した身体は、木の枝に綺麗に串刺しになりました。
子供は泣き叫び、大人は自分が生き延びようともがき足掻き、他人を退けても逃げたい欲望が渦巻いていました。
しかし、少女だけは違いました。
日の出とともに、その大きな剣で殺している男に、少女は背中から槍で心臓を一突き。
見事に貫通した槍は、一瞬で男の命を消しました。
無残にも、呆気なく絶命した男を見つめながら、少女はその場で嘔吐しました。
胃から上がってくる胃液は、耐えようとすると喉が焼けるように熱く、痛くなり、鼻からタレ流れる鼻水は、少し胃液を混じりこませながら流れ、目からは自分が殺してしまったという罪悪感から、涙を流しました。
呆気なかった。今までここで人を殺していた男が、あっという間に死んだ。
死んでしまった。
自然と湧き出てくるこの罪悪感は一体何なのでしょうか?
辛い?憎い?悲しい?苦しい?痛ましい?
吐き気は止まりません。
胸を締め付ける痛みは治まりません。
そして、殺してしまった自分自身が、とても醜い。
こうして男は死に、少女は村を人知れず出ていきました。
何も持たず、何も抱かず。
少女は、途方もない放浪をするのでした。
着いた。え?何処にって?モチのロン俺の家さね。
この大量の荷物どーショーかと思ったが、さっき吉田さんが車を出してくれた。
いやー持つべきものは、純潔を奪われる娘の親ってね?
………自分で言ってなんだけど、凄まじい罪悪感が俺にのしかかってくるんですけど。
まぁなんだ。
車に乗ったら吉田さん家の長女、今夜俺に無理矢理抱かれる
ごめんね、無理矢理奪うような事を親と勝手に決めちゃって。
え?怒ってる?それは本当すいませんマジでごめんね。
嫌ならそのプルプル我慢してる拳で俺を殴ってもいいんだよ?
何なら、俺が俺の顔を殴ってやりたい。
と思ってたら、奈々美にこめかみグリグリされた。
あれは地味に痛いんだから勘弁してくれ。
まぁ、何はともあれ、無事に家に帰ることが出来た。
神崎さん、足立さん。ありがとうございます。
もちろん吉田さんが送ってくれたこともあるんだけど、やはりこの量は2人では持ってはいけなかったな。
本当に毎回毎回着いてきてもらってるんだから、何かお礼をしなくちゃな。
「あの、神崎さん、足立さん。毎回毎回言うのもあれなんですけど、何かお礼をさせて頂けませんか?そろそろお礼の一つや二つ、言って欲しいんですが」
「なんだ?そんなにも私達の身体を欲してるのか?」
「私達は女でも、黒崎さんは男。男はいつでも女に手を出してもいいんですよ?黒崎さんは優しすぎますからね。どんな子でもすぐに堕ちそう。あ、ちゃんと了承貰ってくださいね?日本はまだ治安がいい方ですけど、外国じゃあ何処に行っても乱交状態らしいですから」
「お、足立。いいこと言ってくれるじゃねーか」
「え?いいこと?」
全く意味分かんない。
今の足立さんの注意で何処にいい事があったのだろうか?
ニヤニヤしながらなんか俺の方見てるし。
「そろそろ、私達を抱け」
特に何も変わらない願いだったな。
ヒヤヒヤさせないで欲しいわ。
お金とか事情があるから、無理なものは断ろうとしてたけど、これならいいかな。
「はぁ、抱くですか?じゃあ行きますよ」
「え?ちょっ、待て。何でここで抱くんだ!?」
「黒崎さん!!大胆過ぎます!!さっき私が言ったこと、もう忘れちゃったんですか!?」
え?何言ってんの?
たかがギュッと抱きしめ合うだけなのに、何でそんなにも必死に断ってんの!?
誘ったの神崎さんじゃん。
「神崎さん、自分から言っておいてそれは無いでしょ。俺としても恥ずかしいんですから、一緒に羞恥心の中、頑張りましょ?」
正直マジで恥ずい。
こんな公共の場で、しかも観客いる状況で
だが、ここはレディーファーストという言葉がある。
つまり、俺の意志より神崎さんの意思を尊重するべきなのだ!!
「……わ、分かった。ただ、黒崎。私は、その………、初めてなんだ。出来れば、や、優しくしてくれ」
「?はい分かりましたけど……」
一体何を優しくするっちゅーねや。
抱きしめる時の力加減?抱きしめた時の雰囲気?抱きしめる時間?
全く意味分かんない。
まぁあれだわ。とにかく頑張るしかないな。
「じゃあ行きますよ」
「あ、ああ。準備は、出来ているぞ!!」
なんか目を閉じて唇を突き出してるんですけど?
え?え?なになに?何やってるの?
俺普通に
「な、何やってるんですか?」
「な、何って、そりゃ
はい?
そんなにも必死に準備万端のサインしなくても良くない?
まぁ別にいいか。
今は誰もいいから、安心して
俺は近づき、身体を密着させる。
「え?黒崎……何を?」
やっべえ!!
めちゃくちゃ柔けー!!マジマシュマロみたいな感触や!!
ヤベーよ。路上で年がら年中発情中のオスになっちまうよ!!
もうやわっこい。やわっこすぎる!!
おぱーいやぱーい。
そのきゅっと引き締まった腰だの何だのと、なんかいつもと違う神崎さんを感じられてギャップ萌えしちゃう!!
なんか護りたくなっちゃう!!
ああ、ついつい匂いを嗅いでしまいそうだ!!
汗ばんだ首筋やうなじ、それでいて色気を更に醸し出すこのイケナイメス。今度来た時は調教してやるぜぇ。(※ 主人公はとてもとてもヘタレなので、そんな真似は強気の神崎さんに出来ません)
「あ、あのな、黒崎。お前は一体何をしてるんだ?」
「なにって、
「ど、どうしました、先輩」
なんかガクガクプルプルと震えだした神崎さん。
奈々美は奈々美で腹抱えながら笑ってるんだけど。
ねぇ、何が起きてるの?一体何があったの?訳が分からないよ(とある白い地球外生命体感)
「………もう、帰る」
と、いきなり俺を突き飛ばして走り出した神崎さん。
え?え?なになに?何でそんな顔赤めて走ってくの!?てかメチャ足早!!
「せ、先輩!!視察はどーしたんですかー!!いくら黒崎さんは安心だからって、職務放棄は駄目ですよー!!」
そう言えば、そういう理由で家に来てるんだったな。
まぁその、なんだ?また後日でいいんじゃないか?
「そうですね。では、明日また改めておじゃま致しますね」
「視察場所の責任者の前で何言っちゃってんの?もしかしたら、今日何か隠蔽しようとするかもしれないのに、良くも言えますね」
「大丈夫です。黒崎さんなら、子供達に酷いことは絶対しませんから」
「信頼度メチャ厚。まぁ悪い気はしないね」
「ふふ、そうですね。では、失礼します」
一旦お辞儀をすると、神崎さんの後を追うように走っていった。
まぁなんだ?とにかく一件落着だな。
…………と言うか、いつまでこいつは笑ってるんだろうか。
「なぁ、何そんなにも面白がってんだ?」
「ありゃりゃ、こりゃ相当頭硬いね。もっと柔軟性を高めなくちゃね」
柔軟性?全く意味分かんない。
まぁいいかな。とにかく全部運んで掃除開始しないと。
「ほら、奈々美。とっとと持ってくぞ」
「えー。重くて持てなーい」
さっきまで持ってたのは何処のどいつだよ。
口動かすなら足と手を動かせ。
余談だが、この後俺も腰を痛め、結局みんなに手伝って貰った。
夜まで俺は自分の布団で寝転んでいた。
そう言えば、今夜は神奈ちゃんを抱く日か。
神奈ちゃん、何回目の謝罪か分からないけど、とにかく相手が俺でごめんね。
とある家。
「神奈ー!!ご飯だよー!!」
「……えへへ、涼夜しゃーん。涼夜しゃーん」
何処かの少女は準備万端の臨界状態で抱き枕を抱きしめながら転がりまくっていた。
そしてその夜、見事に少女は男のアレに堕とされ、毎晩アレを欲する様な身体に無自覚で調教されたとかされてないとか。
前書きはー特に意味も無いんだよねぇ〜。
何気にまどマギ見てたらー、それっぽいもの書きたくなっちゃったのよねぇー。なんて厨二病〜!!