暗殺教室~もし渚が転生者で女だったら~   作:スモモ

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入学式の時間

 新しい制服に身を包み家を出て最寄りの駅まで歩いていく、そこから電車で椚ヶ丘中学校の近くまで行きまた歩く。明日からは自転車でアパートから学校まで通う、だから今日のうちに通学路を確認しとかないといけない。

 学校に付くと正門にある受け付けで名前を言いクラスを教えてもらいコサージュを貰う、コサージュは色事でクラスを表してる。

 教えてもったクラス(勿論A組)に行くと殆どの生徒が教室にいた、あと来てないのは浅野君だけだ、浅野君は多分代表挨拶の打ち合わせみたいなのをしてるんだろう。

 黒板に張られていた紙を見ると席が、書いてあり指定された席に座る。すると知らない人が話しかけてきた。

 

「始めまして、私高梨 伽凛(タカナシ カリン)って言うんだ宜しくね」

「始めまして、私は潮田 渚、こちらこそ宜しく」

(やっぱり見たこと無いまあ、A組の生徒は少ししか出てこないし見たこと無いのは当たり前か)

「渚ちゃんって言うんだ、どこの小学校だったの?私は〇△小学校」

「私は〇〇小学校だよ」

「そうなんだねえ、なぎ『新入生の皆さんは廊下に並んで下さい』あ、それじゃあ後でね」

 

 坂梨さんと話していると放送が入ったので一旦そこで会話を止めて廊下へ出て、男女別で並ぶと前の方に浅野君がいた。

 並び方は何でもいいらしいので無難にあいうえお順になった(当然のように浅野君が決めた流石)。

 入学式の会場は体育館だが私が前世通っていた高校の体育館より広い、ここ中学校だよね?と聞きたくなった。

 

「それではこれより入学式を始めます」

 

 D組から順に入場していき、約10分くらいで入場し終えた、そこから校長式辞、PTA会長の式辞、来賓式辞、新入生代表の挨拶、在校生代表歓迎の挨拶、最後に保護者代表挨拶で終わった。

 新入生代表の挨拶をする浅野君は誰よりも堂堂としていて流石だなと思った、途中で誰かが、浅野君の事を理事長の息子だから試験で満点が取れたと言っていたが即座に否定されていた。否定したのは高梨さんだった、高梨曰、中学2年までの範囲を終えてるとか。

 入学式が終わって最後に担任の教師が発表された。私達A組の担任は高藤 洋一(タカトウ ヨウイチ)先生になった、そのまま先生の後について教室に行く。

 

「俺は高藤 洋一だ、これから3年間お前らの担任をしたいと思ってる。早速だが今日中に決めなければいけないことがある、それは学級委員だ最初だから浅野と潮田がいいな」

「強制なんですか?立候補とかはしないんですか?」と高梨さんが聞いた。

「ああ最初だから入試の時の成績で決めようと思う、何か文句あるか」

 

 有無を言わさない物言いにこの先生には好意的に成れないと思った。

 

「いえ」

「そうか、それなら学級委員の二人前に来て自己紹介をしろ」

 

 浅野君は何も言わず前に出ていったので私も後に続いた。

 

「僕は浅野 学秀学級委員に成ったからにはきちんと役目をはたすつもりだ、得意教科は数学、苦手科目は特にない、馴れ馴れしいのは好きではないので僕の事は名字で読んで欲しい」

「えーと、私は潮田 渚頼りないかも知れないけど役に立てるように頑張るよ、得意教科は英語と理科、苦手科目は特にないかな?私の事は気軽に渚って呼んで」

 

 私達の自己紹介が終わると先生は解散と言ったが浅野君が互いを知るために自己紹介をしようと言った。

 先生は直ぐに教室を出て行った。

 

「出席番号順で良いよね?僕はさっきしたから石崎(イシザキ)君から始めよう」

 

 順調に自己紹介を終え小数が帰宅の準備をしているなかで大多数の人が浅野君の周りに集まっているのに気付いた。

 

「あっ、渚ちゃん、さっきは放送が入ったから紹介出来なかったからいま紹介するね、渚ちゃんと同じ学級委員の浅野君だよ、同じ小学校だったんだ」

「そうなんだ、同じ小学校の人がいて良いなー」

「浅野君!知ってると思うけど渚ちゃんだよ」

「潮田さん、同じ学級委員同士宜しく」

 

 浅野君は笑顔で手を出してきた握手だろう、しかし笑顔が嘘臭い、もう少し笑顔の練習をした方が良いだろう。

 

『笑顔が嘘臭いよ』

 

 私はフランス語でそう言った、浅野君の意識の波長が少し揺れた。

 

「少し時間良いかな?学級委員同士仲良くした方が良いと思うんだ」

「勿論良いよ、私もそう思うし」

 

 内心では自転車取りに行かないといけないけど帰り道かな?と変なことを考えていた。

 

 

 

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