凡人は天才を夢見る   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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これから安部菜々視点に変わります


7年後

「ミミミンミミミンウーサミン!!」

 

27歳独身1ヵ月前に346プロで私・・・安部菜々は入社しました。

 

日本に帰国しはや6年・・・地下時代を積み重ね、ファンも日に日に減っていってもうダメかなと思った日も多々・・・

 

「しかーし!!ナナは永久の17歳!まだ運命の女神からは見捨てられてませんでしたよ!ほむさん!」

 

『・・・おめでとう。』

 

モーリシャスに私は3年間居ましたが・・・激動な時期でした。

 

ほむさんが監督をしてから2年でアフリカリーグ制覇、3年目には不可能と言われたフランスとイギリスに勝利してワールドリーグに大学チームが入る異例の事態を引き起こしました。

 

アイドルやってますがウサミンではなくナナ・アベと海外戦車道関係者に言うと握手やサインをねだられるくらいには知名度がありますよ。

 

私が居たのはここまでですが、佐藤はもう1年残ってから帰国したらしいですね。

 

・・・今どこにいるかしりませんが・・・。

 

たまに連絡はしているので案外近くにいるかもしれませんね。

 

そんな私はテレビ電話を使ってモーリシャスにいるほむさんに定期連絡をしています。

 

日本の情報が入りづらいモーリシャスだと認知に齟齬が発生してしまいますからね。

 

・・・ほむさんは今未亡人です。

 

一時は泉姓を名乗っていましたが、死別後姓を池田に戻しています。

 

なぜ未亡人になったかは・・・来るべき時まで胸に閉まっておきましょう。

 

そのなんやかんやあって私は帰国した訳ですが、今ほむさんはなんやかんやで養子や里子を

 

「7人でしたっけ?」

 

『ん・・・今9人。』

 

「増えてるっ!!」

 

まぁ元気なら良いです元気なら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

346プロに入社してからの初ライブ・・・プロデューサーさんに拾ってもらったこの身・・・頑張って成功させますよ!!

 

「・・・げ!?」

 

ステージから出ようとした時見えてしまいました。ステージ袖の逆側にスイカの妖精の姿が・・・。

 

何とか気持ちを建て直し、コアなファン3人、見物人4人の7名という空席が凄まじく目立つ大型ショッピングモールでの初ライブは終わり控え室に戻るとスイカの妖精が私の控え室で堂々とお茶を飲んでいました。

 

「久しぶりだな。」

 

凄く低い声が聞こえてきました。

 

カポ

 

「・・・!?!?」

 

「お前の祖父のシックスだ。お年玉の2000万有意義に使えた様で結構。」

 

今ならわかります。

 

あれは私の人間性を見るためのテストでしたか。

 

「・・・フー。」

 

電子タバコを咥え、私は祖父に聞く。

 

「で、何のご用で?」

 

「いや、ただのファンだよ。孫を応援するな。(実に良く育ってくれた。これは面白い。)」

 

初日のライブから私は祖父(シックス)と関わっていく・・・。

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