中川さんや秋山さんに説明しているとあっという間に日付を越えそうになっていたのでお開きとなりました。
「寝る前に明日の仕事の確認っと。」
まぁ来る仕事は糞爺・・・祖父のシックスの会社関連か、近場で地下アイドルと似たり寄ったりの仕事だけですが・・・。
(お金だけだったら戦車道のコーチとしての実績だけで年収5億は軽く超えますが・・・それは夢を諦めるのと同じ。・・・声優の仕事・・・こないかなぁ~。)
実際アパートを2部屋借り尚且つ1部屋改造している時点で蓄えは一般人の何十倍もある。
これはさっき酒を飲んでいたアイドル3人も同じで、余裕が有るからゆっくりでも着実に仕事を貰えるよう頑張っていける自信の源でもある。
少なくとも346プロにいる成人を越えたアイドル達は貯蓄が少なからず有るから仕事ができるという事情もある
閑話休題
確認を終えるとゆっくり眠りにつく菜々であった・・・。
数ヵ月が過ぎた頃、シンデレラプロジェクトが始動したと小耳に挟んだ。
私は相変わらず小さい仕事か祖父の仕事しかありませんが・・・。
まぁ上も私にはあまり期待していなかったようですので、逆に祖父の会社から仕事が継続して受けれるのは予想外で当たりだったとかなんとか・・・。
祖父と私の関係を知っているのは心とほむぐらいで、モーリシャス時代に軽く呟いたくらいなので、ほむは忘れてるかもしれませんが・・・。
仕事が無い日に346プロ内部のカフェでバイトをしていると、シンデレラプロジェクトの子達がたまにやって来ます。
特に前川みくちゃんは私の事を純粋に尊敬していて嬉しくなりますね。
中等部のプラウダ戦車道部の天才隊長も居ました・・・。
グデー
「なんでここには先輩達が一杯いるのさ。ねぇ、安部コーチ。」
「ウサミンですよーキャハッ!永遠の17歳!」
「・・・じゃあ菜々さんでいい?」
「えぇ、良いですよ。」
「戦車道辞めちゃったの?」
「コーチとしては続けてますよ。ただ、昔からの夢が声優アイドルだったので。」
「ならいいや、杏は菜々さんのファンだから・・・。」
「杏ちゃんはどうしてアイドルに?中等部の試合を観てましたが才能が有るのでもったいない気もしますが?」
「疲れたんだー。車内のギスギスした雰囲気が苦手で・・・まぁアイドルの方が良いかなーって思ったから。アイドルとして成功すれば印税で暮らせるってのもあるけど・・・働いたら負けだよね。」
言い方を変えれば専業主婦でも良いのではないかと菜々はとらえる。