「人は誰かを頼らないと生きてはいけない・・・昔から思っていた。今はもっと思う。」
西住に産まれてからずっと考えてきたけど、西住しかり、島田の天才しかり、他人を頼らなさすぎる。
私は足が無いから誰かにつくってもらった車椅子を階段や坂道を誰かに押してもらわないと動けない体であり、家事も娘達の協力が有って初めてできる。
娘を増やすのも戦車道の研究もあるけれど、娘達の負担を減らす意味もある。
人数が増えればそれだけ負担も減る。
世間からどうと言われようと、私は頼ることの大切さも教えてきたつもりだ。
「・・・性格がネジ曲がってるのが多いけど・・・良い子ばかりで楽。・・・本当の親を無くすと辛くても自力で何とかしようとする。・・・他人の力を借りることができるようになった今、彼女達は一人前。・・・はぁ、駄作だなんだは人間性も言ってるのに・・・。」
あのフランスとイギリスの特権階級娘はイライラした。
なまじ才能が有るから話を聞かないし・・・。
その分黒い三連星は良くできた子だった。
年は私とそこまで変わらないが、私の指示をしっかり聞いた上で、さらに効率良くしようと努力していた。
あれこそ私が求めているものだった。
まぁかなは私の教えより独力で完成した軍用戦車戦術だから手があまり出せないから最高傑作であり、私が教えることができないから未熟な私の手腕を駄作と言ったけど、なんでかかなが駄作に扱いになたったんだよなぁ。
「・・・今年の良作はフレンダ・・・か。あの子はシャルル関連で苦労をかけた。・・・ルーミアがいるチームに拾われたからレギュラーで黄金時代を作るだろう。あとはボチボチ(世界だと一流と呼ばれ、レジェンドリーグでも通用するかしないかレベル)。」
ガチャ
「ほむ、ごはんだしー。」
「わかった。」
「・・・何時からかなはお母さんと呼ばなくなったっけ?」
「こなたが父親を亡くした日だし。」
「・・・そう。・・・かな、今は流派云々より私個人で池田ほむの価値で池田が形成されてる。・・・かな。正式に池田流の後継者として署名して欲しい。後見人は私とモーリシャスのお偉いさんがしてくれる。」
「別に良いし。・・・本拠地はどうするし?このモーリシャス国際大学のある学園艦シウサガルに置く訳にはいかないし。」
「・・・融資をどこかに頼むかも・・・。」
「はぁ・・・プラウダを離れてから責任感が緩くなって行き当たりばったりに最近なってるし。ばんばか養子や里子を取って。」
「・・・まだ取るよ。」
「家族が増えるのは嬉しいから良いし。」
家族仲は良好である。