凡人は天才を夢見る   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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ほむの金銭事情

戦車道をやっているところは基本的に金がかかる。

 

昔の戦車を今の技術で造るのも、高級車くらいはする。

 

なので、自動車会社や兵器系の会社が戦車道関連のバックに必ずいる。

 

西住でも三のつくグループ2つの企業がスポンサーであったし、島田も日〇とかのバックが弱体化した今もいる。

 

ではほむはモーリシャスでどうしているか?

 

政府からの資金も最近入ってくるが、ほむは補助金程度にしか考えてない。

 

遠征費とかでそんな金額は溶ける。

 

いくら富裕層が多く、国民総中流層と言われるモーリシャスでも大国みたいにバンバン金を渡すわけにはいかないのだ。(そもそも島国で陸軍関連に金は少ししか払えない)

 

スポンサーもいるにはいるのだが、本命の繋ぎ程度で、私に娘を育てる代わりにスポンサーになってもよい等とぬかす人は、私が娘さんが気に入れば入れるが、基本的に突き返す。

 

そもそも大学側から雇われてる身で有るため、そういった金は全て大学に行く。

 

まぁ正攻法でモーリシャス国際大学に入学して戦車道に来るのなら拒むことはしないのだが・・・。

 

何気に大学側からの給料が私の収入の2番目にくる。

 

日本円で月150万と良い大学の教授よりやや多いくらい貰っている。

 

ただ、これは生活費、子供達の教育費、戦車の燃料代、家のローン、私の治療代(両足の義足や車椅子の修理等)で大半が消える。

 

では一番の収入は何か・・・

 

「フレ/ンダ、入団おめでとう。」

 

「フレンダ!!フレ/ンダじゃない!結局いつまで私はからかわれる訳よ!22歳!子供じゃない訳よ!」

 

プロチームからの紹介金(1名約1000万、フレンダみたいな当たりと呼ばれる選手は5000万もある。ちなみに最高は黒い三連星の1人、ララ 8900万)と選手とチームからの謝礼金である。

 

大学チームながらレジェンドリーグまで持ち上げ、育てた選手を惜しげなく放出する。

 

プロチーム、そのバックの国からはとてつもなく有難い行為であり、22歳(23歳)の脂が乗った最高の20代ということもあり感謝され、それが謝礼金である。

 

選手からの謝礼金は全て後輩選手育成のために機材費に使うが、プロチームからの金は貯金及び、スカウトの給料にしている。

 

「スカウトは良いのがいて本当に良かった。・・・花田煌が来てくれれば良かったけど・・・30になるまで表から消えるか。・・・どこにいるかわかるから良いが・・・。」

 

「良いスカウトと呼ばれて嬉しいよ♡」

 

「こいし、また居なくなったと思ったらここにいたの。」

 

「あ、おねーちゃん。」

 

「・・・2人とも・・・30歳?」

 

「あらやだほむさん、アフリカで拾った私たちの歳を忘れたの?」

 

「はぁ・・・どうせ私達は童顔で10歳くらいに見えますよ。」

 

養子候補を見つけたと最初思ったが、実際はアフリカ旅行に来てただけの姉妹で、レイプされそうになっていたところを助けた過去があり、その後私と打ち解け専門スカウトとなり世界を懲りずに飛び回っている。

 

「・・・良いのを見つけた。ターニャ・アルデルト、ソ連に社員全員が玉砕したアルデルト社長の子孫で指揮官としての才能が有るけど戦車道の才能は未知数。どう?」

 

「・・・面白い。育てる。」

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