宰相就任して、葬式の次にやった事が精神病院からの人材確保と狂気の沙汰をやったかなに分家、マスコミ問わず批判が殺到した。
が、これをかなとしほは黙殺した。
「これでよかったのですか?」
「はい。家元。これでいいし。」
「しかし、なぜ人を殺した経験がある同じ年がいれば私の乗務員にしたいなどと・・・日本の西半分の人材なら集め放題だったのに。」
「孫には甘いだし。」
「・・・ほむには苦労しか与えられなかった。才能が乏しく孤立した幼少期も私が庇うことができず、池田家に単独で送り出し、高も反ほむ連合を許してしまい、最後には両足を失った。理解者だった友人の自殺か事故死かわからない死に方、レイプ被害であなたを産む為の苦労・・・安全と思ったモーリシャスでも戦闘に巻き込まれて未亡人に・・・」
「・・・モーリシャス国際大学の戦闘は1000人規模の敵がいたし。偶々敵の侵入した場所が日本人が住む区画に近くて巻き込まれて、幼稚園に行っていた私達幼児と、戦車道の訓練でその区画にいなかったほむ、佐藤さん、安部さんだけが生き残り、佐藤さんと安部さんが訓練用のT-54に乗って鎮圧に乗り出した。」
「・・・。」
「菜々さんが腹部を被弾して、代わりに私が乗って、百数十人を殺して・・・。」
「・・・。」
「死を経験したかしないかで、選手としても変わることに私は気がついたし。」
「ほむはどうなのですか?」
「そこだけは絶対に曲げなかったし。あくまでも天才を倒す凡人を創のが母であるほむの育成方針だから。」
「・・・そうですか。」
「さてと、私はこれからどうすればいいし?私は一応飛び級で大卒だし。」
「拾って来た子をどうするかですが・・・」
「私が勉強教えるから高校までみっちり仕込ませてほしいし。」
「まぁ下手な中学に通わせるよりは良いでしょう。それで、高校はどうするのですか?」
「西住流にとって私は異分子だし。だから次期家元を高校に入学したら決定して西住流対私という構造にしてほしいし。」
「今は孫達を区別しません。くじらとめだかも今の段階でかな、あなたが教育しなさい。」
「・・・わかったし。ただ、将来的に島田を潰して西住流で日本を統一して世界の池田流と戦うことになると思ってほしいし。今はアフリカとフランスを池田流に染めたけど、英独露米日中と一部独裁国家を除いて全て染め上げるし。」
「私が生きている間に達成しなさい。」
(まほ、私はどうすればいいか。本当なら西住流など潰してしまいたいがあなたが西住流を守ろうとしている姿を見てきたから・・・こんな母親でごめんなさい。あなたの子供はあなたの姪に自由を学ばせるから。)