凡人は天才を夢見る   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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「〇〇〇、あれ頼んだぞ。」

 

「〇〇〇、これどこに置くんだっけ?」

 

「〇〇〇、声が小さいんじゃないか?」

 

「〇〇〇先輩、あ、呼んだだけです。・・・無言でトンボを渡さないでくださいよ!!え?グランド整備2人でやる?そんな無茶な!!」

 

「〇〇〇先輩、僕もやりますよ!!」

 

あぁ、・・・懐かしい。

 

前世の夢か。

 

「・・・。」

 

お前もいるのか・・・〆〆

 

「お前は平だろ?キャプテンの俺に従えよ。」

 

「嫌だね。先輩から教えてもらったことに従う。それにお前はこのポジションやったこと無いだろ。」

 

「〆〆、お前なんなん?外野なめてんの?」

 

「いえ・・・覚えてろよ。」

 

 

 

 

 

グサ

 

「あ、わりい。スパイク当たっちゃった。」

 

シュ

 

「チィ、避けるなよ。ボールをさ。」

 

・・・背後から硬球を投げやがって・・・。

 

 

 

「監督、止めます。」

 

「〇〇〇!?思い直してくれないか!!」

 

「無理です。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガバ

 

「嫌な夢だった。」

 

 

 

 

 

 

 

南は重戦車に乗ってると本当に生き生きとしている。

 

狭い車内よりも比較的空間に余裕がある車両は彼女にピッタリだな。

 

「美琴、まずやること。」

 

「はい。」

 

「戦車の整備と食いトレ。」

 

「え?」

 

「戦車の整備は戦車の性能を把握するのに一番良い。例えば運転手ならレバーのグリップを自分なりに馴染む物にするだけで0.5秒近くの変化があったりする。食いトレは筋肉をつける段階だから脂肪まずつけてそこから絞る。私もしてる。」

 

「太るんですか?」

 

「太るけど身長や胸にくるから最終的には完璧な女性の体型になる。」

 

「が、頑張ります。」

 

「うん。・・・料理は栄養学の練習もしてるから私が作る。必ずプロテイン飲ませる。」

 

「小学生くらいにプロテイン飲ませると背が止まるとか聞いたことがあるんですけど・・・。」

 

「それは迷信。」

 

「そうなんですか。」

 

「そう。」

 

 

 

 

 

 

 

全国大会までにイージーエイトの改造を終わらせた私は美琴用に改造して良いとされたシャーマンをM26パーシング擬きにした。

 

もちろん戦車道には出せないが、後々乗ってもらう車両運用に近いので燃料が無くなるまで戦車を走らせた。

 

南は戦車道の試合を観てもらうために会場に行かせた。

 

私はその間に2人の夕食を作るために寮の食道でレシピ本とにらめっこしたり、戦車の整備をしたりした。

 

その中でふと思う。

 

なぜアメリカは戦車道ルール変更を認めたのだろうか・・・と。

 

(アメリカが勝つには審議中のTシリーズが認められないと話になら無い。不気味だ。)

 

後々特殊なルールの戦車戦がアメリカより提案されることになるとはほむは知らない。

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