私ことカチューシャはノンナとクラーラを誘ってゲームをしばしばする。
離れた友人の凛ことダージリンと会話をするのもこのゲームのチャットでするほどハマっている。
・・・んで、自分のクランを作ってノンナとクラーラの3人で小隊を組んだりしていた時、勝率69%、12000戦以上の猛者が入ってきた。
《暇人です。よろしく。》
これが彼女の始めての言葉だった。
そこから3年・・・受験期もズルズルと続けてしまい、高校で忙しくなった今でも自室のパソコンでやっている。
んで、たまにリアルの愚痴を書くことがある。
相手側の性別は戦車道をやっていると言っていたので女性とわかっていたので安心して書ける。
ただ、
《で、体制強化した後、誰がその体制を継ぐの?》
その言葉は私とノンナ(後でクラーラ)に衝撃を与えた。
「ノンナ、今の内部中学生に私の意志を継ごうと思っている奴はいた?」
「いえ・・・。」
カチューシャの天才的な頭脳で戦車道は普通より少し上手いくらいのダージリンがなぜ聖グロリアーナ女学院戦車道部で1年でありながらある程度の権力を持っているかを思い出した。
聖グロの次期隊長ゴールデンルールのアールグレイからの寵愛を受けていることが半分と【中学生のルクリリ、ニルギリ、ローズヒップの育成に成功している実績】、アッサム等の左遷された者達を引き上げた信頼の3つがある。
本人は中学生組は後継者にはなれないから別枠で引っ張ってくると言っていたので約5年間は絶大な影響力が存在することになる。
ダージリンも聖グロの戦車道部の3大派閥構想からの脱却という改革を使用としているので、成功すれば最低でも5年は安心できる。
こちらはどうか。
私はともかく、ノンナやクラーラは戦車道では鬼才の域であり、私も大隊指揮なら並ぶもの無し(これは後で西住姉妹や島田の娘も負けを認めることになる才能である)とだが、このまま改革を私達だけで断行し続ければ・・・
顔が真っ青になる。
「頭(私)や両手(ノンナとクラーラ)が消えたらただの肉片になるじゃない。」
思考の硬直化、次期隊長が間違った思考教育をする可能性、引退後、私を絶対視する生徒とそうでない生徒の内部抗争・・・負の面が出る出る。(ただしほむがいない世界ではこれが浮き彫りになり、暗黒期と呼ばれる低成長、停滞期が約10年近く続くことになる)
「ノンナスカイプの用意をしなさい!!」
「はい。カチューシャ様。」
『あ、あー。聞こえる?』