流石に7両を倒すのにノンナ以外の車両は破壊され、ノンナの車両も凄まじいダメージを受けていた。
「5分で修理しますので、近場の洞窟に移動してください。」
豪雨の中で修理作業するのはほむでも厳しかった。
『流石ノンナね!!どう?オットーは役にたったかしら?』
カチューシャから無線が入る
「充分過ぎる活躍でした。」
『なら良いわ。ノンナの車両はボロボロだと思うからトドメは私達でやるわ。ゆっくり後退して防衛に加わりなさい。』
「Да。」
洞窟にて待機するノンナとオットー(ほむ)と2人の3年生の計4人はほむが持ってきていた4つのカップ麺ができるのを待ちながら(ほむは修理中)雑談をしていた。
「オットー様、そういえば西住で御家騒動があったらしいのですが大丈夫なのですか?」
ガチャガチャ
「たぶん・・・大丈夫。お婆様とお母様の争いだからお母様が勝った。相当前の話。」
「ありゃ?すみません。」
「別に・・・。」
「西住家は血族経営じゃないですか。それで大丈夫なのですか?御家騒動が頻発するんじゃ。」
「大丈夫・・・と言いたいけど次が怖い。」
「同志オットー、次とはまほとみほのことですか?」
「そう。まほ姉様は西住ではある程度の戦略眼と並み以上の指揮能力がある。みほ姉様は神憑り的な戦術眼と指揮能力がある。これだけだとみほ姉様の方がよく見えるけど、みほ姉様は私以上のコミュ障で経済センスもない。あと問題を一人で抱える癖がある。まほ姉様も金に対しての意識が疎いけどリーダーシップがちゃんとある。・・・けど、黒森峰10連覇の偉業を成し遂げられなかったから分家からつつかれそう。」
「同志オットーはどうなのですか?」
「欲に眩んだ者が神輿として来るかもしれないけど、普通は名前すら上がらないほど無能と見られてる・・・と思う。自分の考え方と一致してないから今さら・・・。」
「・・・オットーは自信が無いのですね。」
「西住を名乗れるような自信は無い。戦車道の元締めを名乗るくらいなら・・・新しい流派創りたい。」
「楽しみにしていますよ同志オットー。」
どんでん返しも無く防衛に戻ると中でカチューシャ様がフラッグ車を撃破し、試合終了。
「乾杯!!」
「「「乾杯。」」」
カチューシャ様の部屋で、私、ノンナ様、クラーラ様の4人で簡単な祝勝会が開かれた。
「今日の料理はオットーが作ったのでしょ。ボルシチもそうだけどフォルシュマークも美味しいわ。弱冠フィンランド料理もあるけど。」
「お口に合いませんか?」
「いや?そうじゃないけど、フィンランド料理はイギリスの次に不味いことで有名だったから以外と美味しくて驚いてるわ。」
「アレンジされてますね。私でもこれなら食べやすいでーす。」
「クラーラ、本場はやっぱり不味いの?」
「例外はありますが歴史的に香辛料とか塩がない土地なのでとにかく味が薄かった記憶が・・・。」
「ふーん。・・・よくやったわオットー。」
「光栄です。」