凡人は天才を夢見る   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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軍神降臨

祝勝会の後、自室に戻り、かなの育児をしながら次の試合について話し合っていた。

 

『次女様が相手ですか・・・あれは規格外ですよね。倒せますか?』

 

「たぶん無理。今の戦力じゃ。」

 

『来年ならどうですか?』

 

「イレギュラーがなければたぶんやれる。」

 

『・・・まぁ、私がそちらに行くまでにST-1を頼みますよ。』

 

「わかってる。・・・実質IS-4擬きになる。」

 

『電気式変速装置はどうです?造れますか?』

 

「もう作ってある。バレると問題だからバラしてるけど。・・・STP-1ゴリゾーント(砲安定装置)も作った。乗せる予定だけで乗っけて良いのは戦車道ルールの穴なのか?電動砲塔旋回装置や、防水川底渡渉装置、新型換気装置も搭載できる。」

 

『それはそれは・・・すば・・・いや、なんでもないです。姫様、お子さんは元気ですか?』

 

「ん、元気。」

 

アー チュパチュパ

 

『それならいいです。来年から転校してそちらの中学に行きますので、手続きをお願いしますね。』

 

「わかった。用意しておく。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「西住殿?どうしたのでありますか?」

 

「秋山さん・・・えっとね、妹のことを思って。」

 

「みぽりんの妹ってプラウダにいるんだっけ?」

 

「うん・・・。」

 

「でも西住殿の妹殿なら相当な実力者なのでは?それだと次の試合は厳しいような。」

 

「・・・弱いよ。もう何年も会ってないけど、戦車道は凄く弱いよ。」

 

「・・・以外。」

 

「冷泉殿と同じ意見です!!」

 

「ところでみほさん。妹さんのお名前は何て言うのですか?」

 

「池田ほむ。」

 

「「「あっ。(察し)」」」

 

「みぽりん?何で妹ちゃんは池田なの?」

 

「お婆ちゃんが放逐させて・・・。」

 

「「「うわぁ・・・。(絶句)」」」

 

イマイチ理解していない武部沙織を除き、西住の闇の深さに絶句する面々だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試合当日

 

私は試合に出場することを辞退した。

 

「そう・・・良いわ。あなたの姉のみほは去年黒森峰戦で色々あったから楽に勝利してやるわ!!決勝には出なさいよ!!」

 

「はい。」

 

「行くわよ!!ノンナ、クラーラ。」

 

「「Да。」」

 

 

 

 

 

 

 

「ふはははは!!カチューシャを笑わせるためにこんな戦車用意したのね!!」

 

カチューシャは大洗の戦車を見て笑う。

 

「あなた達は全てにおいてカチューシャより下なの!!」

 

それでいて大洗の河嶋桃からノンナに肩車してもらっていることを指摘されると

 

「カチューシャを侮辱したわね!!粛清してやる!!」

 

という。

 

去り際にはみほのことを最初からわかりきった上で

 

「あら、西住流・・・去年はありがと、あなたのおかげで優勝できたわ。今年もよろしく。じゃあねピロシキ。」

 

「До свидания。(さようなら)」

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