凡人は天才を夢見る   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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リヴァイアサン2

カチューシャとの和解・・・これは反ほむ派が結成して、ほむを倒してカチューシャの正統後継者はニーナもしくはアリーナにしようと画策していた行動力ある一部の生徒にとって大打撃となった。

 

「・・・警告。今後私の足を引っ張り、プラウダの改革を邪魔をする戦車道部員はシベリアに行かす。・・・意見なら聞く。感情なら容赦しない。」

 

新聞部、報道部でこれを発表したことも反対派の一部は脅しに屈して活動は沈静化していった。

 

そして一気に外側を作る。

 

戦車道部幹部専用の赤の寮を現在カチューシャが使っている寮をカチューシャ卒業後に寮丸々1つ占拠している状態を解消し、幹部制・・・正確には1軍のトップレベルによる部の運営により部長の負担軽減を狙ったり、稼働し始めたコンピューター部や技術研究部、ゲーム研究部は今年度の部費が無いため、戦車道部の協力をすることで、余っていた部費を全てシミュレーター製造費として渡し、外部から買った1台のシミュレーターを彼らに渡して量産を依頼した。

 

「このシミュレーターのようにリアルにしてほしい。・・・部を名乗るならこれぐらい作ってほしい。」

 

ある意味踏み絵であり、本当にいるかあやしい部なら成果をまず先に出せと言う生徒会からの圧力もあり、彼らは必死に解析して作り上げていく。

 

ただ、今は外部から購入したシミュレーター6台を必死にローテーションを組んだり、まだ残っている訓練所で演習したりしながら練度の向上をおこなった。

 

・・・そして、ほむの中で本命である作戦協議会を生徒会承認させようとしていた。

 

「作戦協議会・・・どのようなものなのだほむ君。」

 

「戦車道にいきなり男性を参加させることはできない。けれど戦車道に参加したい男性はたくさんいる。・・・シミュレーター越しに毎回練習試合をおこない、参謀本部と実動隊の車長が反省点を話し合ったり、作戦を立案したりする場。」

 

「今のままじゃダメなのかね?」

 

「今のままでは戦車道の発展は限界をむかえる。この行為が後で失策でも良策でも何かを始めないことには発展はない。やるなら早くやる方が良いと考える。」

 

会長の新田は警戒しながらも風紀委員の数名が組織がしっかり動いているか監視することを条件に許可を出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏休みも終盤に入り、カチューシャの部屋に聖グロのダージリンが来ていた。

 

「紹介するわ。ほむよ。」

 

「加藤先輩から部長職を譲り受けた。若輩ながら頑張る。」

 

「・・・オレンジペコが警戒するわけがわかったわ。」

 

「ダージリンどういうことかしら?」

 

「ほむ、貴女にこんな言葉を贈るわ。たえず喜びを求めながら生きている。そのための苦労には精一ぱいに耐える努力を惜しまない。(本田宗一郎)そんな目をしているわ。」

 

「凡人の私にはそんな天才の言葉は重すぎる。」

 

「本当に凡人なのかしらね。」

 

ティーカップを置いたダージリンはカチューシャに手紙を渡す。

 

合同練習会をしませんか?大洗も来ますよ。

 

カチューシャは私を見る。

 

私は首を縦に振る

 

「行かせてもらうわ。」

 

 

 

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