凡人は天才を夢見る   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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全国戦車道大会優勝記念杯

12月・・・抽選会には隊長に行ってもらい・・・

 

「2番か。良し、黒森峰とは別ブロック。ってあれ?」

 

初戦大洗。

 

隊長に運は無かったようだ。

 

んで、ほむは参謀本部にて作戦会議をしていた。

 

・・・といっても、現時点で使えるのが両さんとマックスのデブ少佐だけなのが心許ないので、オブザーバーという名のお茶汲み要員で菜々、佐藤も召集した。

 

「初手大洗・・・か。情報が少なすぎて打つ手があまり無いぞ。」

 

「KV-3、KV-2以外の主力重戦車に誰も乗れないのが辛い。」

 

マックスは頭を抱え

 

「何で乗れないの?」

 

と今一理解していないのび太が聞く

 

「あのなのび太、戦車をしっかり扱えないなら100%扱えるT-34の方がIS-3より強いこともあるし、中隊単位行動になると車両がバラバラなだけで指揮官の負担が跳ね上がる。しかもISシリーズは車内が狭いから練習が必須だが、時間が圧倒的に足りてないんだ。」

 

「「ジャ・・・ジャイアン?」」

 

「なんだよ悪いか!!」

 

「「い、いや。」」

 

(こいつ・・・使える。)

 

ジャイアン改め剛田武・・・自身の妹が入学してくるにあたり、何とかして美術部、可能ならば漫画研究部を創部させようと2年間奔走し、ほむの無名革命により叶えられたことで後に120%のホムニスト、池田絶対主義者と呼ばれるようになるが・・・今は勉強中である。

 

「脱線したから戻すぞ・・・T-44の配備は完了したんだから今回は85mm砲でいこう。」

 

「不安ばかりだがそれしか無いだろう。」

 

「僕ちんも反対しないよ。」

 

参謀本部は作戦を隊長に伝え、隊長はそれを受諾した。

 

「カチューシャ様からドクトリンは教えられたけど、普通の人に超人的な勘を要求する作戦は、私の胃袋から血が吹き出すだけなので、ほむ様の作ってくれた参謀本部の意見に従います。従わせてください。」

 

なぜこんな人を隊長にカチューシャが選んだかすごく謎だが、頭が良くて世渡りも上手い、そして美人で絡みやすいため男女共に人気が有るからカチューシャは選んだのだが、中が残念過ぎて、先輩であるにも関わらず、ほむ以外からはタメ口で話されていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・久しぶり。聖。」

 

「お久しぶりですね。どうですか?順調ですか?」

 

「順調。」

 

「それはよかったです。ほむさんと私の理想が現実になるのですね。」

 

「弱者救済・・・。」

 

「私の専用機の製造もお願いしますよ。」

 

「・・・わかってる。」

 

目の前にいる聖は確かに強いし、宗教関係者のこともあり集団心理に働きかけることが得意だが・・・

 

(理想と現実のどちらかを取らなければならないときに理想を取る。・・・制御しないと危険。)

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