ワッフル学院・・・まぁ弱小高校だが、今年は聖グロの期限付き援助により1回戦をなんとか突破したが・・・待っていたのはこの世の地獄であった。
「鳥取砂丘は私達に味方してくれるでしょう!!砂漠戦を想定してないソ連戦車には辛いはずよ!!絶対勝つわ
ドガァン 何事!!」
「隊長!!至近弾です!!自走砲です!!」
「なにー!!」
「砂漠の蜃気楼は厄介ね。敵味方関係なく惑わせるもの。」
八雲紫は現地の軍師であり、曲射の達人である。
当てるのが難しいといわれている曲射で命中率9割代なのは彼女だけである。
これだけならエースとは言われないが、彼女の恐ろしいところは隙間射撃と呼ばれる普通なら射てないところから砲撃をすることである。
例えば建物の隙間、例えば橋の下、例えば砂漠の砂の中・・・計算と直感で砲弾が誘爆しないギリギリを見極め砲撃する職人技である。
「さて、こちらは私ともう1両以外は全部T-44よ。装甲は抜けるかしら?」
「隊長・・・。」
まる1日何も食べない、敵の姿は見えないのに散発的な砲撃でレンタルだというのに戦車が破壊されていく。
損害を減らすために市街地にて戦おうと市街地に向かうと、瓦礫で市街地に入る道が全て封鎖されていた。
「このままでは・・・。」
「紫!!紫!!そろそろ食べたいのかー。」
「頃合いね。ルーミア、幽香とチェンジしたIS-3の威力を見せつけて来なさい。」
「了解なのかー。」
ニパァー
「殺しのルーミア・・・。」
「それは中学までなのかー。今は狂犬の名前をほむからもらってたりするのかー。」
車内ではこんな雑談をルーミアとmobの1年生が話しているが、敵にとってはたまったものではない。
「やめてくれ!!もう白旗は上げてるだろ!!」
バシュ。
白旗を掲げようとキューポラを開いたところに榴弾をぶちこむ。
「安心するのかー。たぶん死なないのかー。」
ワッフルは降伏されることも許されず、26時間目にしてルーミアが全車両を破壊して試合は終わった。
その日・・・ワッフルの戦車道部の歴史は幕を下ろし、残ったのは、聖グロから借りた戦車の損害賠償だけだった。
「経験は積めたわね。・・・まぁ悪の組織みたいだわ。」
「どう見ても悪の組織だろうが!!ニュースで散々喝マークをやられただろ。」
「まぁまぁ慧音怒らないでほしいのかー。」
「行動が行動だからね。僕もやった側だから何も言えないけどさ。」
「もう少しだけ優しく普通の戦車道しませんか?」
「あたいも大ちゃんの意見に賛成ー。」
「・・・次は大ちゃんにやってもらう。幽香と美琴は補佐について。」
「「りょーかい。」」