4月のこの時期は1年生を鍛えつつ、レギュラーだったり補欠だったりした者達が1年の姿を見てやる気を出す季節でもある。
普通の学校なら先輩のパシりになる季節でもあるが、プラウダでは実力主義なため、下手に1年を先輩風をふかせて潰そうものなら制裁もしくは私刑もしくはポストに手紙が入っていたりとシベリアよりも恐ろしいものが出来上がっている。
勿論1年生でも実力が無いのに調子に乗っていたら、翌日ほむから
「戦車道に今後一切関わらないことを誓えるならプラウダ高校の退学だけは許すけどどうする?」
と言われる。
そのため皆必死であり、その姿を見たほむはゴールデンウィークまでの期間(1か月ちょっと)学校で泊まり込み(普段寮を使っている人はそのままだが、そこに自宅から通っている人を入れたり、使っていない寮の部屋に入れたりした)合宿を開催した。
目玉はゴールデンウィークに予定されている準プロ戦車道チーム(アメリカ2チームとロシア3チーム)との試合である。
勝てば1勝につき食事や部室の中に娯楽が増えるが、負けたら合宿の延長と言われた。
2、3学年はガタガタと震えだしたが、無知の1年生はポカーンとしていた。
~そして時間は過ぎていく~
佐藤と安部はコーチングをする際にはサングラスをかけ、髪を下ろすようになり、今回の合宿終了後その姿を見ると
「ボス(佐藤のこと)」
「コーチ(安部のこと)」
と敬礼されながら言われるようになる。
勿論アル中楓もする。
3時間の睡眠、6時間の学校以外はシミュレーター内か戦車の中で生活し、大破フラッグを取り払い、極限状態戦車戦(車内火災がヤバくなる、修理が大変、運が悪いと重症になる、車内の金属がカーボンを突き抜けてパンツァージャケットが無い部分に刺さる危険あり)をおこない、死ぬ気で集中力を鍛え、連携を鍛え、ドイツのスポーツ医を招いて実験させたり
「成功させなきゃ沈めますよ。すばらっ。」
「セイコウデース。・・・部長サンダケ失敗デース。」
とやはりほむは失敗したが、地獄の練習は続き、筋トレとして魚釣り(釣れなければその晩飯抜き)をさせたり(ほむ飯抜きである)陸に上がれば山登り、ロードワーク(ほむどちらも吐きながらもゴール)等過酷を極めた。
ゼヒューゼヒュー
「あ、明日は紫頼む・・・。花田、紫の補佐として通信手に・・・。」
「わかったわぁ。」
「すばらです!!」
「これから5日間50台毎日出すから・・・補欠やベンチ外も・・・チャンスを掴め。」
ガク
「はぁ~い、トイレはこっちだぞ☆」
「ほら、無理しないでくださいよ。」
ウプ
【見せられないよ】