ソードアート・オンライン 仮面ライダー SAOvsEX-AID 作:仮面ライダー ダーク
色々ありましたが続ける気ではいるのでよろしくお願いします。
8月のある日、僕はナーブギア専用の、バーチャル・リアリティ・マッシブリー・マルチプレイ・オンライン・ロール・プレイング・ゲーム略してVRMMORPGのゲーム、【ソードアート・オンライン】のβテストの抽選に当たり、【ソードアート・オンライン・クローズド・ベータテスト】を2ヶ月やれる様になった。
「父さんは
英斗はにっこりと笑っているが、嫉妬している時の顔だ。眼を瞑って笑っている時は怒っていて、眼を見開いて笑っている時は本当に嬉しい時だ。
「英斗はまだ13歳になってないから、後一年待たないとね」
英斗の誕生日は分からないけど、木綿季ちゃん達が誕生日の時に「じゃあ一緒の誕生日にしようよ!」と言ってくれ、英斗の誕生日は5月23日になった。
「……良いもん良いもん。【タドルクエスト】クリアしてやるから。2ヶ月で残り2つも終わらしてやるんだから」
「冗談に聞こえないから怖いんだよな」
というか【タドルクエスト】とかは飛彩さんの性格になるんだよなぁ。面倒くs
「なんか失礼な事考えてるでしょ?」
「そんな訳ないじゃん僕は英斗の事凄いと思っただけだよ」
ホントかなぁと言いながら英斗は黎斗神さんの所に行った。黎斗神さんがいつもの[私が神発言]してニコちゃんにキモいと言われると
「YAROUBUKKOROSITEYARUU!!!!」
と言って大我さんのとこに行き、ニコちゃんを泣かすまでゲームに勝つらしい。恐ろし過ぎる。というかどうやって泣かすんだろう?
「さて、始めようっかな「楽しそうだな、永夢」……パラド、怖いから黙って背中に立たないでって言ったでしょ?」
振り向くとパラドが真っ黒エプロンを着て立っていた。
「英斗が頰膨らましてゲンムのとこに行ったぞ。まだ怒ってるのか?」
「中々機嫌を治してくれなくて……【タドルクエスト】も【タドルファンタジー】も【タドルレガシー】も攻略するって」
「英斗はソードアート・オンラインに最も近いゲームを選んだかー。やっぱりお前の子、だな」
「どうかな、もっと別の理由だと思うよ?」
どう言う事だよ?と質問にパラドなら分かるよと言っておいて、自分の部屋に戻り、やっとナーブギアを手に取り、小さなROMカードをスロットに挿入する。
「やっとナーブギアが使えるよ」
英斗と2人でマイティアクションXをやった時、ナーブギアの感想を聞いてみた。
「やっぱりゴーグルみたいなそっちが良い!」
それ以降、英斗はナーブギアを使わなかった。ゲーム売り場でナーブギア用を買おうとしたり、ダウンロード版とか探したけどどれも幻夢コンポレーションのゲームより楽しく無さそうだった。結果、今の今まで使う事は無かったという事だ。
ナーブギアを被り、電源を入れ、ベッドに寝転がる。シールドを降ろして目を閉じる。
「リンク、スタート!」
完全な闇になったと思ったら虹色が弾けた。視覚接続、聴覚接続、その他各種感覚接続テストをされ、アカウント情報登録に移った。IDとパスワードを入力し、性別は男性でキャラクター名は『M』にする。
「アバターの設定か………適当でいいや。早くやりたいし」
適当にそれっぽく作る。さて、決定と。すると突然景色が変わって、街の様な場所になる。マップを確認すると、《はじまりの街》となっている。
「おぉーーー!これがVRMMOなんだー!」
1人で興奮していると、周りの人も同じ行動をとっていたり、騒いでいる僕を睨んでいる人もいる。
「あ…………すみません……」
僕はその場から離れる事にした。まずはこの街を攻略する事にしよう。思ってたより広いから、1日目はこの街を見るだけで終わりそうだな……
次回予告
ソードアートオンラインのβテストに参加した宝生永夢は始まりの街を探索することに。そこでは仲間を作るのかソロなのか……
次回はいつになるかは分かりません。申し訳ありません。