幼女ルーデル戦記   作:com211

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一気に書かないとやはりぐちゃぐちゃになりますね
でも書き直す時間も気力もないのでこのままで…

そういえば平成最後の更新ですね


16:ノルデンⅡ

レガドニア協商連合。

 

自分が知る前世におけるノルウェーとスウェーデンを統合した国家といえば良いだろうか。

補給線に関して再確認すると、

工業力的に両国の首都たるオスロとストックホルムから前線付近まで接続している高規格複線が海沿いにそれぞれ1本づつ、内陸部には単線の鉄道が経路を考えれば実質3-4本程度、

軽便鉄道がそれにいくらか加わるがこれは短距離輸送用なのでさほど重要ではない。

あくまで馬車の置き換えに過ぎない。

もう少し時代が下るか、若しくは合州国であればトラックを使っているであろう区間だ。

帝国でもそう遠くないうちにトラック主体に切り替わる…と嬉しいのだが。

 

対する帝国側はバルト海の制海権を握っているため港に対する輸送能力は万全で、

港から既設の鉄道と更に仮設の野戦軽便鉄道を数多く前線まで伸ばしている。

 

正直、ライン戦線の"戦線の両側に複線30本づつ"などといった完全に国家の全力で殴り合うことを想定した規模に比べると見劣るが、

物資輸送能力に関して言えば帝国は圧倒的に優位である。

にもかかわらず押しきれないのは地形における不利と、防御側だけが一方的に有利な塹壕戦そのものの性質が原因だろう。

 

制海権に関してはほぼ優勢と見ていいが、スカンジナビア半島の沿岸は氷河由来の複雑な海岸線を持ち、

細長く狭い水道や海峡を複数持っており、主要な都市、拠点等はその水道の奥に存在することが多い。

例えば、ストックホルム。

ストックホルムを戦艦の砲撃圏に収めるには南と北、2つのルートがあるが

どちらも最も狭い所で800mしかない海峡を通り抜けなければならず

そのような海峡の入り口や途中に沿岸砲、沿岸要塞が存在し、

恐らく魚雷艇、水雷艇も多数配置されているため突破は不可能に近い。

 

…まあ不可能と言っても

相手がよりにもよって日本の連合艦隊で、長門型若しくは大和型戦艦が編成に入っていて、

一航戦や二航戦などの空母艦載機と連携して突破を狙ってきた場合は流石に突破される。

 

幸いにしてこの欧州にはそんな化物戦艦共や人殺し長屋、焼き鳥製造機とか、

人殺し多聞丸とか、命中率だけならルーデルとどっこいな艦載機搭乗員共は存在しないので考慮しない。

極東は秋津島にもしかしたらあるかも知れないが、今は全く関係ないな。

 

まあ、そのような感じでストックホルム及びオスロなどには沿岸要塞が存在する。

 

更に言えば、スカンジナビア半島の沿岸は上陸戦にとことん向いていない。

特にノルウェー側は酷い。

 

スカンジナビア半島は古い安定した岩盤の上にあり、植生が少ないため土が蓄積しづらい。

更に氷河が岩盤を削り取って作ったフィヨルドは当然海の侵食を受けにくいため、必然的に断崖絶壁となる。

なだらかに海と接している部分はフィヨルドの奥になることが多く、

当然大規模に出来るような場所なら沿岸砲若しくは沿岸要塞が存在する。

この地質のためにビーチングに適した箇所が他国に比べて極端に少ない。

ビーチング可能な場所があったとしても何かしらの対策を取られていると見るべきだ

 

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2月21日

北方方面軍総司令部 作戦会議室

 

なんて場に引きずり出されたのだろう。

北方方面軍の司令官、ウラーゲリ上級大将を始め、

同参謀長シュライゼ中将や北方方面軍の参謀将校多数に

更に中央の参謀本部からルーデルドルフ准将。

 

その中で、私は階級で言えば一番下の少佐。

…辛い。いつもなら空気をぶっ壊す上官殿も今日に限って真面目な顔をしている。

 

…いや、彼らも辛いかもしれない。

何せ参謀本部から直々に"601大隊の隊員と同室する場合は喫煙を禁止する"

などという指令が回ってきているのだ。

戦力維持のためにそこまでするかと感心する。

 

幸いにしてほぼ全員が開戦からの数週間で制空権をほぼ単独でもぎ取った"守護天使"の恩恵に与っているためか

割と素直に聞き入れてくれたらしいが…

そして皆イライラしているのが丸わかりなほどである。

 

 

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「ルーデル中佐、奇襲効果を狙って雪解け前に攻勢を再開するとして、制空権は問題ないかね」

「北方の魔道師部隊が損耗しています。601を分割して運用すれば全域で優勢を確保できます。ただ、奇襲が成功しても後方まで歩兵が機動できないので効果は限定的です」

「春まで待つべきだと?」

「601ならば確実な突破支援を実現できます」

 

北方方面軍は、去年12月頃攻勢を検討していたらしいが、

同時期に敵の魔導師戦力が一気に増強されて制空権を確保できる見込みが立たず頓挫していて

冬は殆ど動いていないらしい。

 

…まあ、攻勢が実施されなくて幸いだった。

冬季攻勢の無茶ぶりはナポレオンあたりを思い出せば容易に理解できるだろう。

燃料が無ければ死ぬような地域で移動するなんて戦闘する前に凍死のほうが発生する。

そもそも北方はラインに比べれば圧倒的に輸送補給力が弱いのだ。

ここから戦線を北上させれば更に気温が低下し、補給は滞り、兵が戦わずして死ぬ。

 

極端な話、防衛側はこのような低インフラ地域においては冬季は戦わずとも良い。

ただ敵を凍死させるだけの十分な縦深があればそれで十分なのだ。

 

…まあ、それを一番実現しやすいのがソヴィエト、もといルーシー連邦なのだが…先が思いやられる

 

「北に行くほど鉄道が貧弱になる…これでは無理に進むと部隊が補給から孤立してしまいます」

「しかし鉄道を敷設しながら北上となると敵が防衛線を再構築してやり直しになる。

それならばやはり早く終わらせるためにも冬季の間に攻撃を開始したい」

 

鉄道に依存している間は、部隊の機動が鉄道に縛られる。

だからこそ、自動車の運用は機動戦に高い自由度を与えられる。

軍馬での代用には限界があるし、鉄道をトラックで完全に代替するのも、

それはそれで頭がおかしいくらいの数のトラックが必要になる。

帝国なら最低でもオペルブリッツで50万台欲しい。

ちなみに前世の米帝なら民間に注文しただけで一年で用意できる数。クソが!

 

「物資の備蓄自体は十分ですが、無理に攻勢をかけて進軍速度を上げすぎると前線まで物資が届かなくなります

トラックが大量にあれば鉄道の代わりに使えるのですが…」

 

私はその"自動車による自由な機動"を提唱した側としての意見を述べる…が、

モノが無いことにはどうしようもない。

 

「…あるにはある」

 

そう言ったのは我々601を中央軍からから北方に連れてきた張本人、ルーデルドルフ准将。

 

「本当ですか!?」

 

やった。それが本当ならば鉄道をそこまで考慮せずとも進軍できる。

 

「提案されていた機甲師団の自動車化歩兵旅団を編成するため、

ポルシェ社の小型トラックがまとまった数、ヴォルフスブルクで準備されている」

 

「それを使えば…あ」

言ってる最中に気づいた。ヴォルフスブルグからとなると…

「輸送するとなるとかなり時間がかかる。直通で鉄道があれば良いのだがな…」

 

鉄道ならば一度貨物車に載せてしまえば大した手間もなく到着する。

だがここはスカンジナビア。最低でも一度船を使わなければならないし、その積み下ろしの手間がかなりかかる。

 

要するに、今トラックで輸送をするのは現実的ではないのである。

 

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その後思い返してみれば、帝国での自動車運用にはまだ問題が多い。

 

何より最大の問題は「運転手の数が足りない」事だ。

 

"帝国"は一次大戦での経済的消耗がないからか、戦間期の合衆国程ではないものの自動車が普及している。

本来、ナチスによって建設されたはずのヴォルフスブルグが存在するのも、

某P社があちらの世界では一次大戦によって不可能であった、念願の国民車工場を自力で実現したらしく、

旧名のKdF-Stadtに関しては、影も形もない。

 

生産しているのも、"Volkswagen Type 1(国民車 1型)"という徹底ぶり。

 

だが広い国土と低い人口密度故に自動車が必要になる合州国と異なり

帝国で自動車の需要がさほど多くなかったためか国民車はあまり売れず、

"自家用車運転手"という専門の仕事が残る程度には、積み下ろし作業のための運転手も不足している。

 

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2月22日0900

 

ハンナと2人揃って方面軍司令部のルーデルドルフ准将の執務室に呼び出された。

参謀本部から態々出向いて来たとなると、それ相応の理由があるのだろうが…

 

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「一度問いたい、貴官らは北方方面軍の攻勢計画をどう評価する」

ハンナが先に答えた

「先日の制空戦を鑑みれば601は制空戦闘力において圧倒しており、適切な突破支援さえあれば防衛線は何度でも崩すことが出来ます。時間はかかりますし勝てるでしょうが、損耗も大きく共和国及び連合王国の思う壺です」

「601を北方に長期配置する予定はない。長くても2ヶ月、それ以上は他の方面での作戦に支障をきたすと言われた」

 

「短期で、ですか…」

「問いを変えよう。北方方面軍の攻勢計画を陽動として捉えた場合、どう評価する?」

 

陽動…?どういうことだ?北方方面軍とは別の行動を参謀本部、若しくは中央軍は実行しようとしている?

それも北方方面軍に秘密で。

 

普通の方法ではどうやっても補給線がネックになる。

だが我々は陸軍として陸軍の思考をしていたが故に気づかなかったことが一つある。

帝国から見れば北方ノルデン、それもスカンジナビア半島の南端であるスコーネ地域は大陸から切り離された"孤島"であり

対岸の本国から一度何かしらの形で船舶輸送を挟む必要があるということ。

どこからどう輸送するにしても結局船舶への積載の手間が変わらない。

 

逆手に取れば、鉄道輸送区間を削減することで船舶の負担は増えるものの鉄道は補給負担が減る。

幸いにして今、帝国には連合王国の圧力で貿易ができなくなったために仕事を失った商船が多数存在している。

 

あとは、海軍が協力してくれるかどうか。

現存艦隊主義に流れて高価なフジツボ養殖設備に成り下がってたりはしていないはずだが…

 

「…北方方面軍の攻勢計画を陽動作戦とするならば…別途、海軍の協力を得ての上陸作戦は可能でしょうか」

「何!?」

 

…何かまずいことでも言ったか

 

「ゼートゥーアから聞いたのか?」

 

なぜここでゼートゥーア少将の名前が出てくる?

 

「おっしゃっている意味が分かりません」

「いや、気にするな。デグレチャフ少佐、貴官ならば何処にどのように上陸する?」

 

上陸作戦を行うにもスカンジナビアは断崖絶壁が多く、

フィヨルドの奥でない限り上陸など不可能な地形が延々と続き、

フィヨルドの入り口にはもれなく要塞砲もしくは沿岸砲が存在する。

 

空挺で制圧するにも厳しい。降下できそうな場所が少ない。

特にオスロフィヨルドは難しいだろう。

フィヨルド入口にあるオスカースボルグ要塞は島を活用した沿岸要塞であり、

狭くてただ単に降りることすら困難極まる。

 

ヴェーザー演習作戦では要塞を強行突破したものの損害が大きかったし、

敵の主要都市に近い沿岸部となると制海権にかなり不安が残る。

 

あの頃のドイツと比較すると、幸いにして連合王国がまだ正式な敵ではないが、

ノルウェーの置き換えになるはずの協商連合自体がスウェーデンと纏まってしまった結果、

相対的に強力になっており

連中、連合王国製とはいえ2万トン級の海防戦艦を複数保有している上、恐らくその他の艦艇、特に魚雷艇の数が多いと思われる

これをヴェーザー演習作戦のように強行突破するのは難しいかもしれない。

 

…いや?ちょっと待てよ?

あの世界には魔導師なんて存在しない。

魔導師ならばピンポイントに降下できる。短時間だが制圧力もある。

オスカースボルグ要塞であっても降下して制圧可能…

 

「…オスロフィヨルドでしょうか。沿岸要塞を魔導師の空挺降下で先に無力化し、海軍艦艇の援護のもと強襲上陸。

鉄道連接点のオスロさえ抑えてしまえば敵は補給網の半分以上を失います。戦線の再編も難しいでしょう」

 

半島に対する横からの強襲上陸。どこかで見た構図。

仁川に上がったら当然、"スレッジハンマー"も実行するべきだろう

 

「上陸後、機動力のある部隊で東へ行軍すれば、敵の前線に存在する部隊を包囲殲滅することも可能かと」

 

 

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同日 1630

601大隊臨時本部

 

「ヴァイス中尉、オスロ付近の地図を」

「はい」

 

「…やはり沿岸要塞が曲者だな。古めだが帝国製の28cm砲があるのは確実、

更に連合王国から35.6cm砲を購入したという情報…」

 

 

「まさか揚陸作戦でありますか」

 

「そうだ。我々は空挺降下にてこれを支援する」

 

 

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用語解説:沿岸要塞

 

沿岸要塞は、無限の装甲を備えたある種の不沈艦。

基本的に戦艦と同じ砲、若しくは砲塔を備え、接近してくる敵の艦隊と交戦する。

沿岸要塞は事前及び交戦中の正確な観測に加え、海面の揺らぎの影響がないこと、

砲部以外への着弾が無効になるなど戦艦と比較して圧倒的に優位な条件が揃っており、

最低でも沿岸砲より1クラス上の戦艦を複数引き連れないと攻略は厳しい。

オスカースボルグ要塞なら備砲の35.6cm砲に対して41cm砲、日本で言えば長門型が4隻程ほしい。

大和型なら2隻でいいといえば分かりやすいか

 

戦艦ほどではないにしてもやはり沿岸要塞は高価なため、当然建設されるのは要所に限られる。

日本なら対馬海峡要塞、東京湾に浮かぶ海堡を含めた東京湾要塞。

他国ならジブラルタル、ダーダネルス、オアフ島等が代表例と言えるだろう。

 

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用語解説:オペルブリッツ

 

米帝式大量生産技術を取り入れたGM子会社、オペルAGのトラック。

生産速度も米帝並み。生産ライン自体は小規模ながら年間2-3万台程度生産できた模様。

ナチスの力でGMが権利を放棄しドイツ企業となり、言うまでもなく史実ドイツの自動車輸送を支えた。

戦後GM子会社に戻った。

 

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用語解説:ヴォルフスブルグ

ナチスが自動車生産のために作ったドイツの計画都市。

 

旧名はStadt des KdF-Wagens。略称 KdF-Stadt

「歓喜力行団の車を生産する街」の名前の通りKdFワーゲン、ビートルの工場が建設された街。

 

"帝国"においては、ナチスが存在しないため有るはずのない街のように思えるが

一次大戦が発生せず、資本、物資、人的資源の流出及び浪費が発生していないと言う史実との差異から、

ポルシェが何らかの方法で資金調達に成功してしまえば建設される事自体はあり得る都市。

建設時の計画生産数は年産10万台。

 

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用語解説:KdF/歓喜力行団

Kraft durch Freude(喜びを通じて力を)の略。

ナチスがドイツ労働戦線(DAF)の下に設置した組織。

 

旅行を始めとし、コンサート、スポーツなどの余暇活動を提供するために設置され、

国民全体(民族的ドイツ人に限る)に「休暇と旅行と車」を提供する…はずだったが

車に関しては納車開始前に戦争が始まったため行われていない。

 

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用語解説:KdF-Wagen/VolksWagen Type1

「歓喜力行団の車」及び「国民車 1型」の意味。

「フォルクスワーゲン ビートル」と言ったほうが分かる人は多いと思われる。

この2つは同一の車であり、世界で二番目の大衆車である。

 

ナチスはこの国民車の設計を

国民車を長年夢見ていたフェルディナント・ポルシェに委ねた。

 

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用語解説:「ポルシェ車製の小型トラック」

 

ポルシェの小型トラックは出資者からリスク低減策として要求された貨物自動車。

合州国の国民車、モデルTの貨物型モデルTTを参考に、

タイプ1のシャシにフルキャブオーバーのボディを乗せるという至極単純な設計で開発。

結果、「フォルクスワーゲン・タイプ2」に似た設計思想の車両が設計された。

"Lastkraftwagen Type1"(貨物自動車 1型)と呼ばれ、無蓋モデルが軍に納入されている。

 

構造上、エンジンが後部配置でボンネットが無いため大戦時の軍用トラックらしからぬ見た目になると思われる。

 

タイプ1の国民車としての普及は遅いものの、タイプ2は馬車と合州国製の古びたモデルT及びTTからの置き換えとして人気があるそうな。

 

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用語解説:フェルディナント・ポルシェ

スポーツカーメーカー「ポルシェ」の実質的創業者であり、

自動車工学者、戦車設計者、アドルフ・ヒトラーの友人。

 

大戦前後から「安くてタフな誰もが乗れる大衆車」を作ることを夢見て

世界中を奔走するも一次大戦の影響でどうやっても資金を確保できず、

最終的に「ナチスの国民車を設計する」という形で実現した。

"帝国"でも同名の人物が存在するわけだが、

国民車のための資金調達に奔走するなど、

新聞や資料から得られる行動が前世のそれ何も変わらないため、ターニャは転生者ではないと判断している。

 




先回りした質問と回答

Q:そんなに車使って大丈夫?勢力圏内に石油はダキアで取れるだけでしょ?

A:イルドアが南米某国等から買ってきて高値で売りつけて来ます。
高いですけど、そもそもそれ以前に財務大臣がアレなので随分前から必死に備蓄しています。
イルドアが中立で、連合王国と合州国が明確な妨害を始めるまではこの体制が続くかと
(そもそもそれ言い始めたらスウェーデンの鉄鉱石はどうなったという話で泥沼にry)

でもやっぱバクー油田欲しい。

あとは某所で見かけた地図をもうそろそろ入れるべきかどうか…
共和国と連邦相手にする時は必須なので練習がてら次辺り入れるかも知れません


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