バカとテストと召喚獣~友情男と優しい少年の物語~   作:へもそな

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さて、いよいよ召喚大会決勝戦!ついにあれが……!


十三問目

弦太郎SIDE

 

 

雄二のやつ、学園長を呼び出して何を話してもらうつもりだ?

 

 明久「ねえ、雄二。どういうこと?」

 

 雄二「いいか、最初に学園長室に盗聴器を仕掛けられていただろ。あの時はそこまで深くははなさなかったがあれは竹原が仕掛けたものだったろ?」

 

 明久「あ、そういえば!」

 

たしかにそうだったな。あの時は交渉のことで頭がいっぱいだったからな。

 

 雄二「しかも、俺たちが妨害を受けたときの何回かは竹原が関わっているか近くにいた。翔子達がさらわれたときや、明久が襲われた時もな。恐らくあのチンピラと最悪常夏コンビもやつの差金だ。あの時腕輪の欠陥について言っていたから俺たちが回収するのを防ぎたかったんだろうがその理由がわからん。自分がいる学校なのにデメリットにしかならんからな。」

 

 学園長「ご名答だよ。竹原のやつは実は最近うちに生徒を取られたよその高校に出入りしているみたいなんだよ。うちの情報を内通していたんだろうね。腕輪が暴走してうちが潰れれば、その高校も万々歳だろうし竹原もそれなりの見返りをもらえるからここまで妨害してきたんだろうね。自分からぼろを出すと思ったんだけど、あんたたちには迷惑をかけた。済まなかったね。」ペコッ

 

 弦太郎「学園長、何もあんたが頭下げなくても……」

 

 雄二「しかし、明日はお前ら絶対に負けられないぞ?」

 

 明久「え、どういうこと?」

 

 雄二「なんたって決勝戦の相手が例の常夏だからな。教頭側のあいつらのことだ。こっちが事情を説明しても嬉々として腕輪を暴走させるつもりだ。」

 

 ゼシカ「なんだか知らないあいだに姫路さんの転校を阻止するための大会出場が、学園存続のためになってたのね。」

 

 ミコノ「もし腕輪が暴走して学園がなくなっちゃったらそれこそみんなバラバラに!」

 

 弦太郎「んなことさせるか!絶対に俺たちが勝って俺たちの学園を守ってみせる!」

 

 明久「うん!あんな奴らに負けるもんか!」

 

あいつらも絶対俺のダチにしてやる!

 

 

 

 

 

 

そのあと助け出した女子組と一緒に家まで帰って(姫路、島田についてはムッツリーニと秀吉に学園長の話の前に送ってもらった。)朝一番にテストを受けるため俺と明久は決勝戦の科目をもう一度勉強し直した。(俺とミコノ、ゼシカはその日明久んちに泊まった。)

 

 

 

そして次の日……

 

 

 島田「アキ、昨日はありがとう!」

 

 姫路「本当にありがとう御座……あれ、吉井くんに如月くん大丈夫ですか?」

 

 弦太郎「あ、ああ、大丈夫だ。」

 

 明久「これくらい大丈夫だよ。」

 

 ゼシカ「その二人昨日徹夜して勉強した挙句、今日の朝一でテスト受けてたからね。」

 

 ミコノ「だから無理しないでってあれだけ言ったのに。」

 

たしかに、ねみいぃぃぃ!目がしょぼしょぼしやがる。

 

 雄二「おいおい、お前ら本当に大丈夫か?」

 

 島田「そんなんで勝てるの?」

 

 姫路「相手って三年生なんですよね?」

 

 明久「まあ、でも大丈夫だよ。」

 

 ゼシカ「はあ、二人共時間の少し前まで寝てたら?それじゃあ集中力持たないだろうし。」

 

 ミコノ「私たちが起こしてあげるから、休んでて?」

 

 弦太郎「わりい、みんな。絶対勝つからな。じゃあ、明久。ちょっとばっかし眠りに行くか。絶対常夏先輩をぶっ飛ばすために!」

 

 明久「うん、ふわぁぁぁぁ。」

 

そして俺たちは屋上に行ってしばらくのあいだ眠った。そして決勝戦の少し前……

 

 

 

 雄二「お前ら、ヘマすんなよ?」

 

 ゼシカ「絶対勝ってよ!」

 

 ミコノ「応援しに行くからね。」

 

 秀吉「抜かるでないぞ」

 

 康太「…………優勝。」

 

 島田「負けたらただじゃ置かないわよ!」

 

 姫路「頑張ってください。」

 

 明久「うん、絶対常夏コンビをぶっ倒す!」

 

 弦太郎「おっしゃあ!行くぜ明久!」

 

 

 

 

 先生1「あ、二人共。もうすぐ入場ですから急いでください。」

 

 先生2「さて、お待たせしました。いよいよ決勝戦です!」

 

ワァァァァァァァァ!

 

すげえな。一般公開してるとはいえ、観客席ほとんど埋まってんじゃねえのか?

 

 先生1「さ、入場してください。」

 

 先生2「さて、なんと決勝戦に進んだのは二年Fクラスの如月弦太郎くんと吉井明久くん!これはFクラスが最下位という認識を改める必要があるとしか言い様がありません!」

 

あの司会の先生いいこと言ってくれるじゃねえか!

 

 明久「これなら姫路さんのお父さんにも好印象だね。」

 

 先生2「さらになんと如月くんの召喚獣はあのヒーロー、仮面ライダーに変身するのです!その名も、仮面ライダーフォーゼ!」

 

そう先生が言ったあとモニターに映ったのは……あれってAクラス戦の時のか!

 

 

 弦太郎『ライダーロケットドリルキィィィィィィック!』

 

その映像が写った瞬間会場は一気に盛り上がった!

 

 

 子供『うわあ!ねえ見てお母さん、仮面ライダーだ!かっこいい!』

 

 母『あのリーゼントのお兄ちゃんの召喚獣ていうのが変身したみたいよ。なら、あのお兄ちゃんを応援しないとね』

 

 子供『うん、がんばれぇぇぇ!』

 

 

応援してくれた子におれは手を振った。やっぱりすげえよな、仮面ライダーって。

 

 明久「すごい人気だね。」

 

 弦太郎「俺がっていうよりもフォーゼの方じゃねえか?」

 

 先生2「そして、対するは三年Aクラスの常村勇作くんと夏川俊平くんです。三年生というだけあってきっちり決勝戦に食い込んできました!では、ルールを簡単に……」

 

先輩たちが入場してきて先生は召喚獣の説明を始めた。それじゃあ、今のうちに……

 

 弦太郎「先輩、教頭に協力してる理由はなんすか?」

 

 夏川「へっなるほど。だいたい知ってるわけか。おれたちはなあ、今回の件が成功したら推薦状を書いてもらえることになってんだよ!」

 

 明久「そっちの常村先輩も?」

 

 常村「まあな。そうすりゃ受験勉強ともオサラバだ。」

 

そんなことのために!

 

 常村「まあ、おしゃべりはここまでだ。どうせお前たちじゃ俺たちには勝てない。仮面ライダーに変身してもなあ!」

 

 明久「それは、どうでしょうか?」

 

 先生2「それでは、選手の皆さん。召喚してください!」

 

 4人「サモン!」

 

 『如月弦太郎 日本史 465

 

  吉井明久 日本史 448

 

  常村勇作 日本史 354

 

  夏川俊平 日本史 348』

 

 常夏「な!」

 

見たか!昨日徹夜で勉強したんだ。今までで一番点取れたぜ!

 

 弦太郎「全力で行くぜ!変身!」

 

ワアァァァァァ!

 

俺の召喚獣がフォーゼに変身するとまた会場が盛り上がった。

 

 弦太郎「宇宙キタァァァァァ!タイマン張らせてもらうぜ!」

 

 明久「もう突っ込むのやめるね。」

 

 常村「くそ、Fクラスのくせに!」

 

 夏川「なめんじゃねえ!」

 

突撃してくる先輩たち。でも、……

 

 弦太郎「そんなんじゃ喰らわないぜ!ロケット!ライダーロケットパァァァンチ!」

 

ドガ!

 

常村先輩の攻撃を避けたあとロケットを装備して殴りつけた!

 

 常村「こんなわけわからんやつに!」

 

 明久「はあ!」

 

ガ!ガガガ!

 

 夏川「くそう、二年生ごときに大人気ないが経験の差ってやつを教えてやる!」

 

明久とつばぜり合いをしてた夏川先輩が急に離れた。あんな遠くに離れてなにする気だ?

 

 常村「よそみしてていいのか?」

 

ブン! ヒュッ!

 

くそ、何するかしらねえが今はこっちに集中しねえと……

 

 夏川「……そら、引っかかった。」

 

 明久「え、うわあ!」

 

明久!一体何が!?

 

 子供『ママ!今あの髪の毛ない人向こうのお兄ちゃんになにかかけたよ!」

 

なに?どういうことだ。よく見てみると明久の周りに砂みたいのが散らばってる。まさかあいつ、目潰しするために!

 夏川「くらえ!」

 

ザシュ!

 

 明久「ぐあ!」

 

バキ!

 

 明久「ぐ!」

 

まずい、脇腹切られた挙句顔面にパンチくらったぞ!このまままじゃ……

 

 夏川「くたばりがれ!」

 

 明久「く、くそ。」

 

まずい!

 

 弦太郎「明久ァァァ!」

 

俺はロケットで加速して明久をかばいロケットモジュールで夏川先輩の攻撃を受け止めた。

 

 夏川「てめえ!」

 

 弦太郎「卑怯なことしやがって。みんなのためにもここで絶対あんたたちをぶっ飛ばす!」

 

…ビ、ビビビ、ビリビリビリ!

 

 弦太郎「な、なんだ一体!」

 

急に電気みたいなのがフォーゼを囲み始めた!

 

シャキィィン!

 

電気エネルギーがフォーゼにぶつかったと思ったらそこにいたのは……

 

 弦太郎「まさか、フォームチェンジか?」

 

金色のフォーゼがロッドのような武器をもってそこにいたのだ!

 

 夏川「な、なんなんだ一体!」

 

 子供『す、すごい!』

 

俺は頭に浮かんだ言葉を叫んだ!

 

 弦太郎「仮面ライダーフォーゼ、エレキステイツだ!一気に行くぜ!チェーンソー、シザース!」

 

左腕にハサミ、右足にチェーンソーを装備して斬りかかる!

 

ジョキン!ジョキン!チュイィィィィィン!

 

 夏川「くそ、これじゃあ!」

 

 弦太郎「止めだ、チェーンソー、シザース、解除。リミットブレイク!」

 

ガシャン 『LIMIT BREAK』

 

 弦太郎「ライダー100億ボルトブレェェェェイク!」

 

電気エネルギーをまとったロッドを相手に叩きつけた!

 

 『夏川俊平 DEAD』

 

 夏川「う、うそだろ!」

 

 弦太郎「大丈夫か、明久!」

 

明久を助け起こしたけど、大丈夫か?

 

 明久「うん、なんとかね。弦太郎、それって?」

 

 弦太郎「ああ、フォーゼの新しい力だ。明久、いきなりで悪いけど俺の召喚獣をブン投げてくんねえか?」

 

 明久「…………わかった。全力で行くからね!」

 

ガシ!ブンブンブンブン!

 

うお、さすがに俺も目が回ってくるな。

 

 常村「な、なんだ!?」

 

 弦太郎「よし、明久今だ!」

 

 明久「行っけえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

 

フルスピード状態で投げられたフォーゼは常村先輩の召喚獣に向かって行く!

 

 弦太郎「よし、ドリル!」

 

ガシャン 『RIMIT BREAK』

 

 弦太郎「ライダー電光ドリルキィィィィィック!」

 

ガガガガガガガガガガ!ギュン!

 

 常村「ば、ばかな!」

 

 『常村勇作 DEAD』

 

 先生2「勝者、如月吉井ペア!」

 

ワアァァァァァァァァ!

 

 弦・明「よっしゃあああああああ!」

 

俺たちは見事、優勝することができた……

 




さて、出ましたエレキステイツ!紹介は前のフォーゼ紹介と合わせて座談会からは独立させて書いておきます。
さて、次回は清涼祭編最終回。お楽しみに!
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