バカとテストと召喚獣~友情男と優しい少年の物語~ 作:へもそな
雄二SIDE
ゼシカ「やったね、二人共!」
ミコノ「かっこよかったよ!」
弦太郎「おう、あんがとな!」
明久「ふう、まさかあんな卑怯な真似されるとは思ってなかったよ。」
見事優勝した明久と弦太郎。正直パワーアップするとは思ってなかったがな。だけどますます謎は深まるばかりってところだな。ただ変身するだけならともかく姿がさらに変わるなんてな。
雄二「で、常夏とはダチになれたのか?」
弦太郎「…………いや、お前らのせいで推薦状がぱあだって悪態つかれてそのすぐあと入場口で西村先生に捕まってた。多分今回の件でだろうな。暫くはこっちからダチになろうとしても無理そうだ。」
まあそりゃそうだな。推薦状が目的ってことらしいが今回の妨害の件、おまけに試合中の反則行為とかはもちろん内申に響くだろうしな。こいつらのことを逆恨みしてそれどころじゃないな。
雄二「さて、お前ら。ババアのところに行くぞ。腕輪と交換で設備購入の権利を手に入れなきゃならないんだからな。」
ゼシカ「あー雄二?実はさあ……」
ミコノ「初日あの先輩の妨害のせいでお客さんほとんど来なかったでしょ?それでね、言いにくいんだけど……」
そういって鈴城姉が差し出してきたのは……明細票?
ゼシカ「えーっと、それが今回の儲けです。」
どれどれ?…………嘘だろ?
雄二「おい、これじゃあシステムデスク一個も買えやしねえぞ!」
なんとまあ結構稼いだと思ったら昨日の妨害が相当響いていたのか今よりもうちょっとましなちゃぶ台と座布団が買えるぐらいというものだ。
明久「僕たちが頑張ったのって…………」
弦太郎「ま、まあさっきの大会で姫路の親父さんには結構いい印象与えたと思うぜ?」
雄二「はあ、まあこれでもゼロよりかはましだからな。おら、とっと行くぞ!」
雄・明・弦「失礼します!」
学園長「やっと来たね、あんたたち。」
学園長室に来たがやはりこのババアは見てて不快にしかならないな。
明久「腕輪を持ってきました。」
雄二「さて、これで交換条件は満たしただろ?」
学園長「ああ、だけど修理が終わったら腕輪もあんたたちに返してやるよ。どうせモニターが必要で商品にしたんだからね。」
明久「本当ですか!やった!」
弦太郎「あ、じゃあひとつお願いあるんすけどいいすか?」
学園長「なんだい、いってみな?」
なんだ、弦太郎のやつ。急に頼みだなんて。
弦太郎「俺の代理召喚型の腕輪、雄二にやってもいいすか?」
雄二「はあ?」
何急に言い出してんだ!?
雄二「おい、それってどういうことだ?」
弦太郎「いや、明久がもらった同時召喚は完全前線タイプの明久向きだけど俺のはどっちかって言うと雄二みたいな前線で指揮をしながら戦闘をするタイプな奴に向いてるからな。俺は戦術とか立てられねえし雄二ならうまく使ってくれると思ってな。」
学園長「ふむ、まあ受け取った奴が渡したいと言ってるからね。坂本さえ承諾すればあたしは文句ないよ。」
雄二「いいのか?ただでさえチケットもくれるっていうのに……」
いくらなんでもな……
弦太郎「気にすんなって!お前には借りも結構あるからな。それを返させて欲しいってことなんだよ。」
明久「うん、僕も賛成だよ。」
雄二「……わかった。ありがたくいただく。そして完璧に使いこなしてやる!」
学園長「話はまとまったみたいだね。じゃあ腕輪をよこしな。修理はそんなに時間もかからないだろうさ。」
明久「あ、すいませんバ……学園長、弦太郎の召喚獣が決勝戦で……」
学園長「ああ、あれのことだろ?正直言って原因は一切不明。これからも起らないとは限らないさね。」
弦太郎「そうすか……」
雄二「あ、そういえば竹原のやつはどうなるんだ?」
学園長「ああ、今日はどうやら逃げられちまったみたいだけど今日早速ガサ入れして明日にでも捕まえてクビにするさね。」
まあ、当然の話だな。
明久「あ、雄二!もうすぐ打ち上げの時間だ!」
雄二「そうか、じゃあ学園長。俺たちはこのへんで。」
学園長「ライダー関係でもわかったことがあったら言うから必ず来るんだよ。」
さてと、あたりはもうなかなかくらいな。うちの奴らはどこに……っておい!
雄二「なんでお前らがここにいるんだ?」
なんとFクラスの打ち上げをやっている公園に一部のAクラスメンバーがいたのだ。
愛子「やっほー三人とも!」
優子「おじゃましてるわよ。」
リーメイ「迷惑だったかな?」
翔子「……待ってた。」
雄二「いや、迷惑ではないが……」
弦太郎「Aクラスの方はいいのか?」
明久「うん、そっちだって打ち上げあるんでしょ?」
翔子「……今日は雄二と一緒に居たかった。」
全くコイツは……
愛子「で、僕たちも代表についてきたわけ。」
優子「こっちのほうが面白そうだし。」
リーメイ「Aクラスの方は久保君に任せてきました。」
ゼシカ「細かいことはいいじゃん!」
ミコノ「またゆっくり話ししたいし。」
どんまい、久保。
姫路「あ、あの、すいません。」
明久「どうしたの、姫路さん?」
姫路「吉井くんと如月くんが大会に出たのってもしかして私の転校の話を知ってたからですか?」
明久「え、どうしてそれを!?」
姫路「さっきお父さんが決勝戦を見てあれほど優秀な成績をもつ子がいればFクラスにいても大丈夫だから転校のことは忘れてくれって。」
弦太郎「ほんとか!よかったあ!」
雄二「これで目標は達成だな。」
姫路「本当にありがとうございます!」
明久「いいって、気にしないでよ。」
弦太郎「ああ、、俺たちはダチだからな。当然のことだ。」
雄二「そういうことだ。」
こいつらにとってはこれが当たり前だからな。
明久(ほら、雄二。霧島さんのところに)
雄二(ああ、本当にすまない。)
明久(いいって、友達でしょ?)
全くこいつらは本当にお人好し以外の何ものでもないな。ま、それがいいところなんだがな。
雄二「翔子、ちょっといいか?」
翔子「……?わかった。」
そしてふたりっきりになれる場所に来て……
雄二「あ、あのな翔子実は明久たちがこれをくれたんだが……」
おれはプレオープンチケットを出す。
翔子「……雄二、これ……」
雄二「もらいもんだけどお前がいいなら、一緒に行かないか?」
翔子「……うん、雄二。一緒に行こう。」
……いいきっかけになるかもな。
おれはあるひとつの覚悟を決めた。
NOSIDE
ここは竹原の家の前。
竹原「ふん、腕輪の暴走は引き起こせなかったがこの召喚獣のデータを渡せば問題なくその高校に移れるだろう。どうせクビになるだろうし、データをコピーした痕跡は残ってないからな。」
???「そうですか、それは好都合。」
ビシ!
竹原「う!」
バタ!
謎の人物に気絶させられた竹原。そして竹原の持っていた召喚獣の資料を奪う謎の人物。
???「これは頂いていきます。私の計画に必要なので。それに私の仮説が正しいこともわかるかもしれないので。」
そう言ってさる謎の人物。翌日竹原は文月学園をクビになった。本人も覚えていないコピーした資料の行方は誰にも知られずに……
さて、最後に出てきた人物の正体は?まあ、だいぶ先ですがね。わかるのは。
では、次回は清涼祭編座談会!エレキステイツは文字数が足りるようになったので前回のフォーゼ紹介とまとめて独立させますので。
では、失礼します。